ベゴニアの花言葉や品種を紹介!色で意味が変わる?

ベゴニアという花を知っていますか?花壇に植える事ができ、可愛らしい可憐な花びらが特徴の花です。品種や色もいくつかあり、種類別に特徴もあるので幅広い人たちから人気の高い花の一つでしょう。

種類によってはハート型の花びらや葉っぱが咲いているので、バレンタインなどのイベントでも飾っているだけで華やかな印象をもつことが出来ます。そんな可愛らしいベゴニアには花姿に合っている花言葉も存在します。

今回は「ベゴニア」の基本情報に加えて品種や種類別、花言葉について解説していこうと思います。

ベゴニアってどんな花?

どれでは具体的にベゴニアとはどのような花なのでしょうか。ベゴニアという花を知らないという方も多いと思いますが、とてもポピュラーな種類の一つでもあります。

まずは基本情報に加えて、ベゴニアという名前の由来について解説していこうと思います。

ベゴニアの基本情報・特徴

ベゴニアの基本情報・特徴は以下の通りとなっています。種類や色が豊富であるのも特徴の一つであり、可愛らしい見た目から女性に人気の高い花でもあります。

  • 花名 ベゴニア
  • 別名 四季咲きベゴニア(シキザキベゴニア)
  • 英語名 Begonia Semperflorens
  • 科名属名 シュウカイドウ科ベゴニア属
  • 色別 赤色 ピンク色 白色 オレンジ色 青色 紫色 緑色 等
  • 誕生花 10月18日 11月29日
  • 開花時期 周年
  • 原産地 ブラジル

以上がベゴニアの基本情報・特徴となっています。花持ちが良いという点においても、人気が高い理由です。可愛らしい見た目から、鉢植えなどの観賞用から栽培用としてオススメの花です。

ベゴニアの花名由来

ベゴニアという花名はフランス領アンティル諸島総督の「ミッシェル・べゴン」の名前を由来として、植物学者シャルル・プリュミエがつけました。なぜ「ミッシェル・べゴン」に由来したかというと、植物学者シャルル・プリュミエを当時のフランス王であるルイ14世に植物採集者として推薦した人物だったからです。

植物学者シャルル・プミュレによってベゴニア属もできたといわれています。のちの1700年に出版した書物にベゴニア属を紹介をしています。

ベゴニアの種類とは?

ベゴニアには大きく3つの種類があり、現在ではさらに約7種類のベゴニアが存在しています。

次に、ベゴニアの主な3つの種類と共に7種類の特徴を解説していこうと思います。

木立性ベゴニア

木立性ベゴニアの特徴としては、球根(根茎)がないという点と茎が直立するという事です。南米が主な分布地であり種類だけでも約600以上存在しています。園芸品種も豊富なため人気の高い種類でしょう。

成長すると原種や球根によって変化しますが、草丈は3m以上になります。そのため、観葉植物としても普及しており、色も豊富なため沢山の種類から選ぶ事ができます。開花時期も周年なため、栽培に向いている種類でしょう。

根茎性ベゴニア

地を這うように根茎が成長しているという点が特徴の根茎性ベゴニアは、根が地中深くにあります。そのため、地面から茎ではなく葉っぱがはえてきます。

役2cm~30cm程の大きさの葉をつけ、形は様々です。その種類の多さから、花姿よりも葉姿が人気の高い珍しい植物ともいわれています。

球根性ベゴニア

根を張らずに球根を作って成長するタイプの植物です。色の種類も豊富であり、様々な色の花びらを咲かせるため人気の高い品種です。

一方で、アンデス山脈の高地という寒冷地にある球根性の野生の植物の種をもとに交配育種された植物なため暑さに弱いという難点があります。一年草の様なタイプではありますが、栽培には向いていないので注意しましょう。

冬咲きベゴニア(クリスマスベゴニア)

12月から3月ほどが開花時期であり、花色が赤色・白色・ピンク色といったクリスマスカラーでもあるのでクリスマスベゴニアともいわれています。

一方で夏の暑い期間や、梅雨といった湿気の強い時期には栽培は向いていません。暖かい地域や地方での栽培は難しいでしょう。

センパフローレンスベゴニア(四季咲きベゴニア)

基本的なベゴニアの種類の事を表しています。四季咲きベゴニアという名前の由来としては、季節が変わるごとに花が開花していくという点からきていると言われています。花もち期間も長いため、長期間楽しむ事ができる花でしょう。

また、栽培方法も簡単であるため初心者の方にもオススメできる花です。暑さに強いという特徴もあるため日本での栽培には向いているでしょう。

レックス・ベゴニア

根茎性ベゴニアの種類の一つでもあり、原種のベゴニア・レクスと色々な種類のベゴニアを交配して作られたタイプの事を表します。

見た目では判断しにくく、葉っぱや花姿が特徴的なであるという特徴があります。レックス・ベゴニアという説明がないとなかなか見分けがつかないでしょう。

エラチオールベゴニア(リーガスベゴニア)

9月中旬~6月下旬が開花時期であり、真夏期間は開花しないという特徴があります。西ドイツの育種家である「オットー・リーガー」が、暑さに弱かった元来のエラチオールタイプを改良して作られた種類なため、リーガスベゴニアともいわれています。

改良により、暑さだけでなく病気などの耐性も強くなっているため花芽をつけやすいです。

ベゴニアの園芸品種とは?

ベゴニアには約2000以上の原種と約10000以上園芸品種が存在すると言われています。ハート型の花姿・葉っぱ姿が魅力的な品種などもあり、沢山の人から人気の高い花です。

次に、特に人気の高い園芸品種をいくつか紹介していこうと思います。

「ピンクミュージアム」

木立性ベゴニアタイプの一種であり、数あるベゴニアの種類の中でも特に人気が高い園芸品種となっています。

理由としては、可愛らしいピンク色の花色に加えて葉っぱと花びらの形がハート形になっているということがあげられます。元々、ベゴニアは可愛らしくて女性から人気の高い花ではありますが、特にピンクミュージアムの分類はメルヘンチックな印象を与えるでしょう。

「アンバサダー・ローズフラッシュ」

センパフローレンスベゴニアタイプの一種であり、華やかさや気品を感じるという点では得点の高い品種となっています。このタイプは、沢山花が開花するととても華やかでバラの様に見えると評判です。

特徴的なのは、ツヤ感がとてもある葉っぱに加えて一重咲きの花びらです。花びらの色はピンク色ですが、縁が濃いピンクであるためより一層美しい花姿となっています。

「ラブ・ミー」

冬咲きベゴニア(クリスマスベゴニア)の一種であり、クリスマスベゴニアの中ではとても人気の高い品種となっています。ピンク色の可愛らしい花びらは4枚あり、一重咲きになっています。

その可愛らしく可憐な花姿から「ラブ・ミー」という可愛らしい名前が付けられたともいわれています。開花時期も丁度クリスマスに重なっているため、イベントなどで観賞用に購入するのもオススメします。

ベゴニアの花言葉

ベゴニアの基本情報に加えて種類、品種について解説してきました。とても美しく、可愛らしい見た目のベゴニアですがそんな可憐な花姿にぴったりな花言葉を持っています。

次に、ベゴニアの花言葉について紹介していこうと思います。

全般に共通する花言葉

ベゴニアには色別によっていくつか花言葉がありますが、全般に共通花言葉は以下の通りです。もしも大切な相手にベゴニアをプレゼントしようと考えているのならば、花言葉がふさわしいのか一度考えてみると良いかもしれませんよ。

  • 「片思い」「片想い」
  • 「親切」
  • 「幸福な日々」
  • 「愛の告白」

以上がベゴニア全般に共通する花言葉です。

片想いや愛の告白という花言葉の由来としては、ベゴニアの花姿からきていると言われています。ベゴニアは葉っぱや花びらがハート形であり、色もピンクや白といった可愛らしい色が多いです。そんな可憐で可愛らしい花姿とハートの花びら、葉っぱ形から「片想い」「愛の告白」という花言葉がついたのでしょう。

また、「幸福な日々」や「親切」という花言葉もベゴニアの美しい花姿から想像する事ができるためつけられたのでしょう。愛する相手や大切な人への贈り物にはぴったりの花でしょう。

白いベゴニアの花言葉「親切」

なぜ白いベゴニアの花言葉が「親切」なのかは、はっきりと分かっていないですが、可憐で可愛らしいベゴニアの中でも特に白色のベゴニアは純真で誠実なイメージを持ちやすいです。そんな花姿から「親切」という素敵な花言葉がつけられたのでしょう。

いつも自分自身に対して優しく接してくれる人や、感謝している人に自分の気持ちと共に贈ってみるのをオススメします。鉢植えなどでも購入する事が可能なので、母の日といった感謝の気持ちを伝えるイベントでベゴニアを贈ってみてはいかがですか?

赤いベゴニアの花言葉「公平」

ベゴニアの中でも人気が高く、また一般的によく知れ渡っている色が赤です。赤色のベゴニアはバラの様な華やかさには欠けてはいますが、気品があり情熱的な赤色の花のなかでも落ち着いた印象をもつことができます。

そんな赤色のベゴニアの花言葉は「公平」です。誰に対しても平等に接する事が出来る人に対しての贈り物にぴったりです。全般に共通する花言葉もありますので、「公平」という花言葉と共に自分の感謝の気持ちを伝えてみるのも良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。ベゴニアはその美しい花姿の通りの花言葉があり、恋をしている人にとっては味方の様な存在になってくれる花でしょう。ハート形の花姿や葉っぱ姿であるという点などから、女性の人気が高くて栽培にも向いているでしょう。

ベゴニアという花を聞いた事がないという人は多いと思いますが、栽培方法の難易度もそこまで高くはないのでオススメします。日常生活の中でベゴニアを取り入れるだけで、普段の生活がパッと明るくなりますよ。

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