グラジオラスの花言葉や意味、品種を知ろう!

まず、グラジオラスという花についてですが、原産地は地中海沿岸から南アフリカ、小アジアなど世界各国で生成しております。約250以上の原種が認定されていて、その内の163種類が南アフリカに棲息しています。多年性の球根植物で、細長い剣形の葉を数枚ほど伸ばしてスラっとした茎の上のほうに、片側に偏って漏斗状の花を咲かせます。

日本でグラジオラスが栽培されるようになったのは、明治時代の初期頃だったとのことです。夏から秋にかけて咲く爽やかな花、グラジオラスは赤、紫、白、ピンク、緑、黄、オレンジなど、様々な色があって非常に美しい花です。このグラジオラスには、それぞれの花の色単位で花言葉があるのも魅力の一つでしょう。

グラジオラスという名称の発祥源と花言葉!

始めに、グラジオラス各種全般の花言葉は勝利、満足、用心、忘却、情愛、密会、思い出となっています。一つ一つの単語だけを見渡せば、関連性があるようには見受けられません。ですが、古代ヨーロッパにおいて人目を避けながら会っていた恋人たちに由来しているそうです。グラジオラスの花の数によって、密会の時間を報せていたことから、密会や用心という花言葉が名付けられたようです。

それから、グラジオラスという名称の由来はラテン語で剣を意味する、グラディウスから来ています。葉の形が剣に似ていることから、そう呼ぶようになったそうです。それで、戦いの準備が整ったようで危険な云われを持つ花として知られ、戦いに勝利するという意味も持っています。あと、グラジオラスはアヤメ科の植物で、トウショウブやオランダアヤメとも呼ばれています。

グラジオラスの魅力と花言葉を色別で解析!

グラジオラスという花の最も魅力的な部分は、各色ごとに存在する花言葉でしょう。それぞれの色のグラジオラスに花言葉が在るというのは、何かしら歴史的な神秘を感じさせられる気がします。それから、グラジオラスは観賞用として申し分ありませんが、根の部分は湿布薬の材料にも使われるほどの薬効もあります。ちなみに、開花時期は7月~10月で最盛期は7月と言われています。

グラジオラスは種類が多く、主に春咲きと夏咲きの2種類に大別されています。春咲きは、花が小さく全体的な姿も引っ込み思案的な品種が多いと思われます。夏咲きは、花色、花型、大きさの全てが品種も多く一般的には夏咲きのほうがポピュラーであると言えます。さて、ここではグラジオラスの花言葉を色別に分けて、各々解析していきます。

白色のグラジオラスの花言葉

白いグラジオラスの花言葉は、密会です。先述しました古代ヨーロッパの恋人達が密会の時間を知らせ合うために、グラジオラスの花を用いた逸話に由来しております。この密会という言葉尻だけを取れば、背任行為的な印象があり、まるで秘密裏に会っている様子を想像されるかも知れません。

ですが、この場合は例えば、戦時中で男女が逢瀬などしている場合ではないという空気が、周り全体に広がっている状況だとします。それでも、人目を忍んで会いたいという一途な恋人達の強い意志が生んだ密会です。何にも染まらない真っ白な心のままの愛に因んで、白いグラジオラスの花言葉になったのでしょう。

赤色のグラジオラスの花言葉

赤いグラジオラスの花言葉は、用心です。この色のグラジオラスが付けられた花言葉の由来も、やはり古代ヨーロッパの恋人達に纏わる逸話からとされています。密会を続けている恋人達が、お互い日増しに相手を思うボルテージが上昇して、情熱的になっている様子から定められた色でしょう。

赤という色は恋愛のイメージが強く、相手を愛する気持ちが炎の如く熱いところをチョイスして、名付けられたのかも知れません。そして、その熱い心情のままヒートアップして勢いにのってしまうと、取り返しのつかないことにもなりかねないため、用心が必要という意味合いだと存じます。

ピンク色のグラジオラスの花言葉

見た目から華やかで可憐な色合いで、日本国内でも人気度の高いピンク色のグラジオラスです。この色の花言葉は、たゆまぬ努力と満足となっています。この花言葉は、贈り物としても十分に活かせられると感じます。あと、ひたむきな愛というのも花言葉だそうです。

それらの花言葉の由来も、古代ヨーロッパの恋人達の風習からきているとのことです。その当時は、身分や地位などの格差が激しく、平等で自由な恋愛や結婚が難しい時代背景が在りました。そんな状況でも、お互いを想う恋人達の心模様を示した色と言葉ではないでしょうか。

紫色のグラジオラスの花言葉

大人っぽくて上品で高貴な印象が強く、またミステリアスなイメージもある紫色のグラジオラスの花言葉は、情熱的な恋です。この花言葉も、古代ヨーロッパの恋人達の逸話からが由来です。しかし少し紫は、これまでのグラジオラスの花言葉とは異なる流れがあります。

お互いに愛し合い、情熱的ではありますが相手を求めすぎるあまり、愛情表現や愛を示す行動などが極端だったり、狂気じみているように映る時があることを示しています。ようやく恋人達が会えた暁には、尋常ではないほど心も体も求めすぎてしまうので、クレイジーラブを表す紫色に名付けたのでしょう。

緑色のグラジオラスの花言葉

グラジオラスにまつわる逸話ですが、話しはギリシャ神話に遡ります。大地の女神で五穀豊穣の女神でもあるデメテルは、とある地の神木を愛していました。神を信じない地方の領主は、その神木を薪に使うため切り倒してしまいました。領主は止めようとした神の崇拝者達まで切り倒してしまいました。

デメテルは、崇拝者から流れる血で剣先を持つ植物グラジオラスへと変えることに、怒りや悔しさの全てを注ぎ捧げました。時が経ち、領主の住む辺り一面グラジオラスの花となり、領主は狂乱し自分で自身を食べて消滅しました。その悲しい過去の出来事を、忘却の中へ過ぎ去らせるための花言葉なのでしょう。

グラジオラスの形態と栽培について

グラジオラスは、3月下旬から7月まで時期をズラして球根を植えることができます。植えてから大体、3~4ヵ月で花を咲かせます。長めの穂先で花経10cm前後の花を、たくさん縦に咲かせるのが特徴です。花が咲き終わると果実ができて、熟すと実の下部分が裂けて種が散布される仕組みがあります。

栽培においては、霜や凍結に弱く最低気温15℃以上になってから植えたほうがいいでしょう。また、乾燥には強いものの、成長期は多くの水分が必要ですので、定期的に水を与えて下さい。痩せた土地でも成長するため、肥料はあまり必要ありません。葉っぱの形が剣のようになっているので、格好いいと思います。

グラジオラスの特徴と品種について

基本的にグラジオラスは、温暖な気候である地域が原産の植物でもありますので、どの品種や種類でも多少の暑さや乾燥には耐性があります。ですが、反対に日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所は活力が減少します。あと、グラジオラスは首腐病という病気と、ハダニという害虫には要注意です。

さて、グラジオラスという植物は、春に咲く花と夏に咲く花の2種類の品種に分類できます。グラジオラスは品種によって、花の色具合や大きさなどが異なりますが、真っ直ぐに伸びた花茎に整列した形で花を咲かせます。それでは、春と夏に咲く品種を幾つかずつピックアップしまして、下記の通り記しましたので御覧下さいませ。

【春咲きのグラジオラス】

「ナナス」

この品種は、咲いた花そのものは小さい印象がありますが、他の品種と比較すれば耐寒性が非常に強いという利点があります。また、奇抜な色彩の花や花の真ん中に現れる色模様が入ったものもあります。

「トリスティス」

春咲きのグラジオラスとして、最も知名度が高いと思われる花です。クリーム色の花を付けて、花の中心部に黄緑色の線が入っているのが特徴です。それと、独特の強い香りがする部分も特徴です。

「リリアセウス」

この花の特徴は、花の色が黄色や茶色である部分です。それから、花びらが途中で裂けていますので、見る人にとっては豪華なイメージを与える、非常に珍しい品種と思われます。

「セッション」

春に咲く花々の中で最も早く開花する花です。花そのものも草丈60cmほどあり少し大きめです。端も結構な鋭さがあり、茎も真っ直ぐに立っている姿は、まさに剣のような勇ましささえ感じます。

【夏咲きのグラジオラス】

「トパーズ」

夏咲きのグラジオラスでは、最も有名な花であると存じます。グラジオラスの花には黄色の花を咲かせる品種が多く存在します。その中でも極めて発色が良く、安定した人気を誇ります。

「コロラド」

この花はサイズが小さいので、もし育てるのであれば、プランターで栽培したほうが良いでしょう。この花は白い花の真ん中に、赤色の模様が入っている部分が特徴的です。

「トラベラ」

この花の特徴は、ラベンダー系の花の色で、成長が早い性質を持っています。これまでの人生で、植物を育てたことが一度もないという人には、うってつけの品種と言われています。

「ツルーラブ」

グラジオラスの花の中でも、とても丈夫なほうで造りやすい品種と言われています。花穂が長く花が蜜に付き、ボリューム感もあります。やや晩成の品種です。

まとめ

数々の国で名称を持ち、諸説や逸話が詰まった歴史のある植物、グラジオラスについて記述いたしました。原種だけで250種類以上も各国で点在していて、品種だけで数えれば5,000種類以上もあるという植物です。特に、ヨーロッパでは昔から知られていて、馴染みの深いグラジオラスという花の魅力の多さには感服です。

古代ギリシャの人達は、グラジオラスの鋭い花の形や見た目の球根などの特徴から、戦場では縁起の良い象徴の花として重宝されていたそうです。グラジオラスの花言葉の一つである勝利は、戦場で活躍した戦士達の必勝祈願や、戦地での加護を期待して用いた名残なのかも知れませんね。

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