年の差婚で後悔したことを男女別に紹介！年の差婚って何歳差くらいのこと？

男性も女性も、幸せを求めて結婚します。いろんな人生を歩み生涯を共にしたいと誰もが思うはずなのです。初めは…きっと結婚の時は後悔するなんて誰も思わないでしょう。もちろん何十年たっても幸せだ、この人で良かったと思っているご夫婦もいるとは思います。

しかしながら大半の人は結婚生活に後悔を抱いている人が多いのも現実です。現代の日本では、離婚率も上昇しています。その原因は様々ですが、その原因の一つに年の差婚があります。今回は、年の差婚で後悔した事、失敗した理由などをご紹介していきます。

年の差婚について

あくまでも年の差だから離婚が多くなっていると言うわけではありません。もちろん理由は様々です。ただ、年の差があると、話題が合わなかったり、体力的に違いがでたり、少なくともジェネレーションギャップは出てきます。

その感覚の違いから意見が合わなくなり夫婦の距離が離れてしまう事があるのです。

年の差婚とは

年齢に大きな差がある結婚の事を年の差婚と言います。しかし、どのくらいの年齢差があるのかなどの明確な基準はありません。日本においては憲法で婚姻可能な年齢の下限はありますが、上限はありません。

また年齢差の規定は特に決まっていないので、お互いが婚姻可能な年齢であれば年齢差がどれだけあっても結婚する事は可能です。

とは言え大体の年の差っていくつなのか

特に法律でも年齢差についての規定は無いですが、そもそもどれくらいを年の差婚と指しているのでしょうか。2～5歳差くらいであまり年の差とは言わないかもしれません。

世の中の芸能ニュースなどでは10歳以上の結婚において年の差婚と呼ばれることが多いです。

年の差婚の芸能人

芸能界を見てみますと、年の差婚をしている人が多いようです。近年ダントツで年の差婚で話題になったのはドリフターズの加藤茶さんと妻の綾菜さんの45歳差婚です。そして同じドリフターズの仲本工事さんも演歌歌手の三代純歌さんと27歳差婚、ラサール石井さんも一般女性と32歳差婚でした。

他にも市村正親さん篠原涼子さんの24歳差婚、EXILE HIROさんと上戸彩さんの16歳差婚と多くの芸能人が年の差婚をするのはやはり年齢を重ねても素敵な方が多いからなのでしょうね。

また年上男性は経済力もあり包容力もあるので安心して側に居られると言う事もあるのでしょう。しかし一般の方で45歳差や32歳差はなかなかいませんよね。身近な人でもせいぜい10歳～15歳差くらいでしょうか。

年上女性の年の差婚が増えつつある

最近は年上女性との結婚が増えてきているようです。年下の男性からみた年上の女性は自立していて自分には無い人生観や価値観などにも魅力を感じるのです。男性は20代で結婚するにはまだ収入も少なく、その収入もまだ自分の為に使いたい思いが強いのでしょう。

30代頃になると男性も安定した収入を得ていて、更に自立して働いている年上の女性との結婚は頼りがいを感じるのかも知れません。そんな男性が年上女性に熱烈にアタックして年上女性も戸惑いつつ受け入れて結婚する年の差婚が増えているようです。

年の差婚の後悔について

年上の男性は経済力や包容力がある、年上の女性は自立していて魅力的などの理由で年の差婚が増えてきているとお伝えしましたが、良い事ばかりではないようです。今現在の年の差カップルは男性も女性も悩みを抱えている人が多いようです。

「年の差婚」ではどんな後悔や失敗した思いがあったのでしょうか？この記事を参考に、年の差婚をしている人も離婚を回避する事が出来るかも知れません。男女別にそれぞれ解説していきます。

年上男性と結婚して後悔した事

まずは年上の男性と年の差婚して後悔した理由をご紹介していきます。年上の男性としてははるかに若い綺麗な女性と結婚する事ができ、問題は無いでしょうが、若い女性、年下の女性からしてみれば、後悔はたくさんあようなのです。どんな理由があるのか見ていきましょう。

加齢臭

男性がかなりの年上で一番後悔した理由で多かったのが加齢臭です。長年連れ添った夫婦関係であれば我慢ができたり、もう慣れたという人も多いでしょう。しかし、年の差から始まった結婚生活の場合は、結婚してからその加齢臭に気が付く人が多く、いきなり出だしから「後悔した」と思う人が多いようです。

一つ気になり始めると、二つ三つと増えていき、結果離婚へと繋がってしまうようなのです。すでに年の差婚をしている人は妻として臭いのケアをしてあげるのと、その臭いに慣れるしかないようです。

これから年の差婚を考えている人は、長めの旅行へ一緒に行く事がおすすめです。数回のデートでは気が付かなかった体臭がわかります。その体臭が気にならない程度なら大丈夫でしょう。気になるほどの体臭だけど、大好きな相手ならば結婚してからの覚悟と、妻としてのケアを心得て結婚しましょう。

体力の差

これは仕方のない事ではあるのですが、当然年上の男性との体力の差は出てきますよね。若い女性はアミューズメント施設などへ行きたがり、遠出のドライブへ行きたがったりもします。最初は女性に合わせる為に頑張りますが、次第に体力がなくなり、疲労感から無口になり機嫌が悪くなる事もあります。

結果、近場で買い物、家でダラダラ過ごす事が多くなり、女性の不満が高まってしまうのです。男性も若い女性をお嫁さんにするなら体力的な事も考えなければいけないという事ですね。年上男性としては日々の体力維持、若い女性からしたら年上男性を気遣い、ペースを合わせる心の余裕が必要なのです。

また夫婦生活でも女性は不満が高まる人が多いようです。男性と女性ではもともと性欲旺盛の時期が違い、女性が性欲旺盛になっている時期に年上男性がぜんぜん相手をしてくれないそうなのです。

夫婦生活の不満から女性が不倫や浮気に走り離婚してしまう事もあります。とてもデリケートな事ですのでなかなか話すことは難しいかも知れませんが、今後待ち受けている体力の差について少しでも話し合う事が大切でしょう。

経済面

年上男性と結婚するメリットで多いのが経済的に余裕があるとのことでしたが、実際結婚当時は女性と同年代の男性に比べたらはるかに収入もいいでしょう。その時は周囲より余裕がある生活に結婚の幸せを感じていたかもしれません。

しかし、それ以上の収入を見込めるかと言うと少し違うようで、若い頃に比べたら思うように収入も上がらなくなるようです。周りの女友達の会話で「やっと旦那の収入が上がったのよ～」とか「昇進が決まった」と聞くと、すでに昇進している旦那さんが居るにもかかわらず、自分の代わり映えのしない生活に不満を感じてしまうのだとか。決して損しているわけでは無いのですが、周囲と比べてしまう女性の特徴から、そのような不満が出てきてしまうようなのです。

また、年上男性の年齢的にリストラ対象となってしまい、無職になってしまう旦那さんもいるようです。若い旦那さんならばまだまだこれからなので会社側もリストラ対象にはならないですが、そこそこの年齢の男性はリストラ対象にされやすいです。

仕事を失って、こんなはずじゃなかったと後悔する女性が多いのです。小さいお子さんが居るとなおさら不安になりますよね。こういった理由で離婚をしてしまう年の差婚もあるのです。

上から目線

年上の男性と結婚して良いところは、社会経験や知識も豊富でなんでも教えてくれる、頼りがいがあるところでしたよね。結婚当初はそんな頼りがいのある年上男性に魅了され、素直に聞き入る事が出来たでしょう。付き合っている時は年の差も気にならず、そんな年上男性を心から信頼していたのに、結婚して毎日一緒に居るとそれが後々ネックになってしまうのです。

慣れもあるのですが、尊敬していた言葉が、いつのころから鼻につくようになり「考え方が古臭いな」や「また上から目線かよ」と思ってしまうのです。女性は基本共感を求める生き物ですが、男性は理論的に説明して解決したがります。その時、年上男性と年下女性とで衝突が生まれ、こんなはずじゃなかったと後悔してしまうのです。

年上男性もそれが普通のことだと勘違いしている場合がある為、お互い衝突が生まれるようになったら、年上男性も年下女性も自分自身の言動を見直すことが必要です。

モラルハラスメント

年の差婚で年上男性は「自分が仕切らなければ」「しっかりしなければ」との思いが強くなり張り切りすぎてどうしても女性を支配してしまう傾向にあります。それは良く言えば頼れる存在なのですが、度が過ぎてしまうと支配になり、女性を束縛してしまうのです。年下女性は知らず知らずのうちに自由が無くなる状態になってしまいます。

同年代の人と結婚した場合は同等の立場で物事を捉える事が出来るのに対し、年上男性との結婚は知識も人生経験も優れているので何も言えなくなってしまうのです。初めのうちはこれに気が付かない女性が多いのですが、友達から指摘され、それがモラルハラスメントと気付くことが多いようです。

夫婦は対等な立場で支え合っていくものなのです。年上男性はそれに気が付かず、どんどん女性を追い込んでしまい後悔へと繋がるのです。

モラハラをしている男性は自分が悪いと思っていないので、なかなか年下女性の気持ちに理解を示しません。女性は一人で抱え込まず、身内や友人に相談して離婚に向けて第三者を交えながら話し合いすることが必要です。

介護

介護と言えば自分の親の事でいろいろ大変な思いをしている人も多いと思いますが、年の差婚をする事で、旦那の介護も早いと言えます。親の介護と共に自分の配偶者の介護をしなければならない現実があるのです。そしてずっと介護が続く可能性があるのです。

今はまだ元気でも後々後悔を感じる事が多くなるでしょう。結婚する時にあらかじめ今後の事も含めしっかりと話し合う事が大事です。施設に入れてもよいのか？家で介護して欲しいのか？もちろん自分の事も含めて老後の意向をちゃんと話し合う事が大事でしょう。

年上女性と結婚して後悔した事

近年増えつつある年上女性との年の差婚。彼氏彼女として付き合い、あんなに情熱的に恋愛して結婚までしたのに、年下の男性はどんな事に後悔しているのでしょうか？

老いを感じる

年上女性と結婚して、どうしても降りかかってしまう老い。これは女性としては仕方がない事ですが、年上女性としてもそれなりに努力はしています。年下男性もそれをわかって結婚しているので、普段からその愛情に変わりはありませんが、どうしても後悔したと思ってしまう時があるのだそうです。

お酒が入って同僚の若い奥さんを見た時は、老いて行く妻と比べてしまうようです。また、若作りを頑張り過ぎて引いてしまう男性もいるようです。ありのままの年上女性を愛していたのに、過剰に若作りをしてしまうと魅力を感じなくなって後悔してしまうのです。年上女性も年下男性に無理して合わせず、適度な清潔感を保てるようにすることが必要です。

そして安心し過ぎて美容に関して何もしないのはどんどん老けてしまうので注意が必要なのです。バランスを上手くとる事が年下男性を飽きさせないポイントかも知れません。年下男性も愛があるのであれば言葉で上手にその気にさせてあげましょう。

上から目線

年上男性との年の差婚でもありましたが、年上女性との年の差婚でも「上から目線」は後悔の理由のひとつにあります。年下男性が年上の女性と結婚した理由に「自分より年上なのに立ててくれるんです」と言う男性が多いのです。

もちろんリードしていって欲しいという男性もいますが、男性の本能はやはり主導権を握りたがり、自分を立ててくれる女性に魅力を感じるのです。年上の女性から見てみて年下の男性に対してついつい口出しをしてしまいたくなるものです。そして知識が未熟だと感じる事もあり、上から目線的な発言をしてしまうのです。

年上女性はここで少し我慢をして相手の言動を尊重する事が後悔させない秘訣かも知れません。ふてぶてしい偉そうなおばさんだと思われないよう可愛げのある言動を心がけましょう。

周囲からの反対

二人がどんなに燃え上がり気持ちもラブラブで結婚したとしても、周囲の反対は多少あるでしょう。その時は自分が納得して愛した人だから！と思っていても現実的な問題に直面したときに後悔する場合があります。例えば妊娠出産の問題です。

年上女性の年齢にもよりますが、女性は年齢を重ねるごとに出産のリスクが高まります。年下男性の両親も孫の顔が見たいと思うでしょう。しかし年齢的に難しい場合もある為、親御さんや周囲の人たちの反対があるわけなのです。もしも年下男性が将来子供との夢を抱いていたら、高齢出産の為子供が出来ないかもしれないと分かった時に、後悔してしまう人もいるのです。

もちろん子どもはいらないと言う男性もいるでしょう。子どもだけが結婚生活ではありません。また年上女性側の家族からももちろん反対があるでしょう。年下の男性と結婚しても結局若い子に行ってしまうなどの偏見もあります。そんな話を散々聞いて後悔してしまう人もいます。

世間や周囲からの反対を乗り越えられるメンタルがあれば大丈夫です。結婚するのは周囲の人ではありません。周りの意見に惑わされずお互い自信をもって前向きな気持ちで結婚生活を送る事が上手くいく秘訣でしょう。

奥さんの友達関係

結婚すると奥さんの友達と会う機会も多くなります。奥さんの友達関係は勿論ほとんど男性より年上が多いでしょう。そんな時、年上女性の友達と会う時に、話が合わなくてなかなか仲良くなれず、ずっと気を使ってしまい疲れてしまいます。

同年代の友達であれば会話も弾むのにな…と後悔してしまうようです。そして年上女性も気を使い友達との距離が遠くなって孤立してしまう事も。一人で外出する事が気楽になり、お互いの気持ちも離れて行ってしまう事があるのです。

嫁姑関係

年上の女性と結婚して、男性のご両親から反対されて結婚する人が多いでしょう。もしかしたら、男性のお母様と年齢が近い可能性もあります。ただでさえ可愛い息子をとられてしまったと言う感情があるのに自分と年齢が近いだなんて嫁姑問題につながらないわけがありません。

そんな険悪なムードから、男性は結婚しなければよかったと思ってしまうようです。また男性は義両親の味方になってしまう事が多く、そのうち年上女性は孤立してしまい不満がたまり離婚を考えてしまうのです。せめて年下の男性が年上女性の味方になってくれれば良いのですが、なかなか難しいのが実情です。

まとめ

いかがでしたでしょうか？後悔してしまう理由も様々でしたね。確かに年の差婚はリスクが高いかも知れません。介護の事など考えるとそれは本当に大変な事で後悔してしまう事が多いでしょう。その為にもお互いしっかり話し合う事が大切です。

本当に愛し合って結婚したならば最後までその愛情を注ぎましょう。ただし、モラハラなどで悩んでいる人は無理をしてはいけません。人格否定までされて心が病んでしまう前に別れましょう。

この記事をきっかけに年の差婚をする予定の人は、後悔しない為にも参考にしてみて下さい。また年の差婚をしている人は今後の自分を改めて、相手を後悔させないよう対策の参考にして下さい。素敵な結婚生活ができるよう願っております。