第六感(シックスセンス)とは?診断方法と鍛える方法を紹介!

あなたは『第六感』と聞いてなにを思い浮かべますか?第六感とはシックスセンスともいいますが、シックスセンスといえば、特殊な能力を持った少年が次々と問題を解決していく海外の映画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?そして、そのイメージから、何か特別な、選ばれた人間だけがもっている才能のようにとらえている方がほとんどだと思います。

しかし、実は『第六感』とは誰にでも備わっている人間の能力なのだそう…。そう聞くと、さっそく自分の第六感を試したくなったのではないでしょうか?今回この記事では、第六感についての情報をご紹介していきます!

第六感とは一体何か?

第六感とは、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感以外の感覚で、この五感では説明できない感覚のことを第六の感覚、つまり『第六感』と呼びます。霊感や超能力などの、誰もがもっていないような感覚をはじめ、直感力やインスピレーション、勘の鋭さなども第六感とされています。

ですので、第六感は何も特別な人だけではなく、誰にでも備わっている能力であるといえます。そしてこの感覚は他の五感と同じく、研ぎ澄まし、磨いていくことができるものであると言えます。

そして、第六感はまだまだ科学的には証明されていない部分も多く、第六感自体が存在しないという意見もあります。色んな見解がありますが、基本的に男性よりも女性の方が優れている感覚と言われています。いわゆる、‟女の勘”というものですね。

女性の勘が鋭い理由とは?

では、なぜ同じ人間であれば、誰しも持っているはずの第六感が女性のほうが鋭いと言われるのでしょうか?その秘密は脳科学的研究で明らかになった、脳の処理能力にありました。

コミュニケーション能力の高さ

一般的に見ると、男性よりも女性の方が、コミュニケーション能力が高いですよね。人と群れて行動する傾向にありますし、協調性や柔軟性、調和する能力が高いのは言わずと知れたことですが、その理由は脳自体に男と女の違いがあったからなのです。

脳には、右脳・左脳がありますが、その間で左右の連携をとっている「脳梁」といわれる部分があることを聞いたことがあるでしょうか。この脳梁といわれる部分は、いくつもの事を同時進行できるような機能なのですが、この部分が男性よりも女性の方が太くなっていて、発達しているからだそうです。女性が、別の事をしながら、全く違う事を考えていたり、次々と先の事を計画したりできるのは、これが原因だったようです。

ウェルニッケ野(知覚性言語中枢)の発達

私たちの脳には、ウェルニッケ野とブローカ野といって言語の理解や発音に関係する脳の部分がありますが、女性の場合、このウェルニッケ野といって、相手の話を理解する部分が発達しており、円滑なコミュニケーションを図ることができるといわれているのです。

そして、女性は噂話や他人の服装に興味を示すことも多いですよね。周りのちょっとした変化にも気づき、あらゆる情報を集める事を得意としますので、それが勘の鋭さにつながっているようです。

危険を察知する能力に長けている

女性は男性に比べ、身体的にも大きな違いがあります。それは「力の強さ」です。この力が男性よりも弱いという事が理由で、狙われてしまったり、危険な目に合うことを避けるため、自分の身を守るための術が必要になります。その危険をいち早く察知する能力が自然と本能的に身についているということになります。この虫の知らせといった嫌なことや予知する力は、第六感に通じるものです。そして、ウソを見抜く力もこの第六感が関係していそうです。

第六感の診断方法

女性の方が第六感のある人が多いと述べましたが、男性の中にも、勘の鋭い人や第六感のある人はたくさんいますよね。あなたは第六感があるのかを調べるために、簡単な方法をご紹介していきます。

コイントスやトランプで診断

簡単でおすすめの方法は、コイントスといって、コインを上へ投げてみて手でつかみます。そのコインの裏と表、どちらが向いているのかをあてるゲームです。これを何度もやってみて正解である場合、あなたの第六感は冴えているという事になります。トランプに比べて2択しかないので診断の精度は落ちてしまうのが特徴です。

トランプを使う場合は、神経衰弱の要領で、全て裏向きに状態からはじめ、答えを知らない状態で何のスートや数字が書いてあるのかを当てていきます。どちらもゲーム感覚で気軽にできるものですので、やってみてはいかがでしょうか。

まだ経験していないことが鮮明にわかる

これは、まだ答えのわかっていないことなのに、なぜかピンとくる感覚があって、答えが分かってしまったり、映像として具体的に見えてしまったりすることを言います。あなたは、周りからの相談話を聞いていたりする時に、その相談相手の予知夢をみたり、勘でわかってしまったりすることはないでしょうか?

本人しかしらないような事やオーラが分かってしまったり、アドバイスが妙に的確であったりと、なぜか先のことが見えているような感覚に陥ったりする場合、第六感がある人です。

手相でわかる第六感の有無

自分の手を見てみて、手相でも第六感が備わっているのかどうかを判断することができます。いくつかありますので、ご紹介していきます。

【仏眼】親指の第一関節に、まるで目のような手相があれば、それは「仏眼」といって、第六感が強い証です。これは強い霊感が備わっていることを意味しますが、記憶力が高いことや、危機回避能力も同時に高い事を暗示しています。守護を表す「仏眼」はその相が大きければ大きいほどその力が強いとされています。

【神秘十字線】手のひらに十字の線があることをいいますが、この十字線がある場合も第六感が強い証拠です。仏眼と意味は同じですが、こちらも強い霊感と危険を回避するための強い守護霊がついていることを意味しています。

【ソロモンの環】人差し指の付け根のところを囲むようにして、弧を描いた手相を「ソロモンの環」といいます。別名、カリスマ線とも呼ばれるこの環は、第六感が強い事を意味しています。優れた直感力とカリスマ性の持ち主に現れ、古代の王であるソロモン王にこの手相があったことからこの名が付きました。ソロモン王にも優れた直感力で人々を導く第六感をもっていたと考えられています。

3つの手相の中で、特に第六感が強いとされるのは「ソロモンの環」が手にある人です。そのひとは特に強い感覚を持っているようですので、チェックしてみましょう。

第六感を鍛える方法

第六感のある人の特徴をみて、あなたは「自分には当てはまらない…。」とがっかりしていませんか?冒頭でも述べたように、第六感はそのレベルはあれど、誰しも本来備わっているものですので、実は鍛えていく方法があるのです。

これからその方法をご紹介していきますので、実践してみてはいかがでしょうか。

瞑想をする

第六感は、霊感のような力ですので、その力を最大限引き出し活用するためには、座禅を組んだり、瞑想をしたりして精神統一をし心を落ち着ける必要があります。瞑想や座禅は、心を落ち着けるだけではなく、自分との対話であるため、自身の内面と向き合い、見つめ直すことができます。その結果、自分の潜在能力や可能性を引き出すことにつながるのです。

また、第六感は閃きやインスピレーションの力も含まれますので、その力を引き出すためには強い集中力が必要となります。瞑想や座禅といった精神統一は集中力を鍛えるためにも役立つ方法ですので、生活の中に取り入れてみましょう。

情報の遮断

現代は物にあふれていて、便利で豊かな暮らしができるようになりました。その反面、人間の本能的な部分は、弱まってきている傾向が見られます。危機管理能力にしてもそうですが、五感や第六感までも備わっていても最大限に引き出している人は少ないでしょう。昔の人は、匂いや肌の感じでこれからの天候を察知できたり、安全な地形にお墓を建てることができたりと、五感が自然と鍛えられていました。

現代でできることは、意識的に情報を遮断することです。第六感を鍛えていくためには集中力が必要ですので、そのために不要な情報が流れ込んでくると、意識が散漫し、高い集中力を発揮することは難しいのです。

情報を遮断するためには、まずは五感を奪うことです。味覚でも視覚でも聴覚でも構いませんので、ひとつづつ遮断してみましょう。例えば、真っ暗闇の中で視覚を奪った状態での生活をしてみたり、テレビを見ない日を作ったりと色々試してみてください。

五感を研ぎ澄ます

第六感を鍛えるには、やはり他の感覚である、五感を鍛えることです。五感が鋭いと小さな情報も見逃さず、それをもとに判断していることもあります。先ほども述べたように、五感を遮断する方法と、逆に五感を強く意識して強めていくことの両方を行えば潜在能力を発揮できるようになっていきます。

やり方としては、普段何気なく聴いている音楽、何気なくみている景色、感じるのも忘れてしまっているような匂いなどに、意識を強く集中させてみてください。そうすることで、より強く五感を使うようになりますので、景色であれば、一度で遠く、広く見渡せるようになったり、音に対して過敏になったり、微妙な匂いもかぎ分けることができるようになります。鋭い五感を手に入れることが、第六感の力を引き出すためには一番有力な方法ですので、体の感覚に意識して生活していきましょう。

まとめ

第六感は、存在するのか否か?まだまだ解明されていないことも多いようでした。

この広い世界では、宇宙や脳の機能のことも含めてまだ解明されていないことも多いようです。そう考えると、今回お話した第六感の力の実態も分からないのも納得がいきますよね。

あなたも第六感を使った意識の活性法を取り入れることで、今までとは違った人生の扉が開くかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする