《手相占い》手相の中で珍しい線を紹介!基本線や補助線をチェックしてみよう!

占いがお好きな方でしたら、一度はご自身の「手相」にも注目したことがあるのではないでしょうか。

私たちの手のひらに刻まれているいくつもの線は、生まれてから亡くなるまでの間に増えたり減ったりを繰り返すと言います。これは、手は脳や神経と深い関わりがあり、その人の生活環境や思考の変化によって、線の濃さや本数が変わっていくと考えられているためです。

しかし、変化が起こりやすいとはいえ、中には数百人に一人、数万人に一人といったような、非常に珍しい手相も存在します。そうした線は、思いがけない出来事の予兆として現れることも多いようですよ。

そこで今回は、手相占いの中でも特に出現率が低いとされる「激レア手相」についてご紹介したいと思います。過去に手相を診断したことがある方も、改めてチェックしてみましょう。気付かないうちに、意外な線が現れているかもしれませんよ。

4つの基本線に見られる激レア手相

手相占いでは、生命線、頭脳線、感情線、運命線の4つの線を基本の掌線としています。まずは、この基本の線の付近に現れる珍しい手相についてご紹介いたしましょう。

【二重生命線】心身ともにたくましさが自慢

「生命線」とは、親指と人差し指の間から手首の方向にカーブを描きながら伸びる線のことで、その人の生命力や体力の有無などを教えてくれます。

生命線が太くくっきりしていて、切れ目なく手首の付け根付近まで伸びている人は、体が丈夫であったり体力があると言われています。さらに、このような力強い生命線が2本見られる手相は「二重生命線」と呼ばれ、人並以上にバイタリティが強くスタミナ旺盛であることを示します。

二重生命線は、アスリートなど体を鍛えている人に現れることが多いようです。丈夫なうえに、生まれつき運動神経が優れている人も珍しくありません。「霊長類最強女子」の異名を持つレスリングの吉田沙保里選手は、なんと3本の生命線をお持ちなのだとか。

また、これまで一本だった生命線が、突然2本になる可能性もあります。この場合は、これまで以上に体力を必要とする、多忙な生活が訪れることの前触れだと考えて良さそうです。現在取り組んでいる仕事や趣味の活動などに、何らかの活発な動きが出てくるのかもしれませんね。

【二重頭脳線】何をやっても人並み以上

人差し指と親指の中間あたりを起点として、手のひらを横切るように伸びている線は「頭脳線」あるいは「知能線」と呼ばれ、思考傾向や才能などを表します。

頭脳線は通常1本ですが、稀に平行した2本の線が現れることがあります。こうした「二重頭脳線」がある人は、まさに頭脳が人の2倍。思考力や学習能力が非常に優れていて、何をやっても人並み以上の結果をさらっと出してしまうようなタイプです。

仕事で素晴らしい成果を上げて成功するほか、様々な分野の特技を持っている多芸多才な人も多いでしょう。起業家や経営者によく見られる相でもあります。

日本人にはレアな「KY線」

頭脳線の起点が生命線と離れた手相は欧米人に多く、日本人に現れるのは非常に珍しいのだそうです。手相芸人としてお馴染みの島田秀平さんは、この相を「KY線」と呼んでいます。

KY線を持つ人は、オープンな性格で自己主張がはっきりしています。そのため、周囲から「空気が読めない人=KY」だと誤解を受けやすいのでしょう。しかし、何事に対しても積極的で、多少のリスクにも尻込みすることなく行動するので、チャンスを逃すことなく成功を勝ち取れる人とも言えます。

こうした性格の特徴から、KY線の持ち主は、調和を重んじる日本を飛び出して国際的な活躍をすることも夢ではありません。留学や国際結婚にも向いています。

歴史的な大人物にもあった「マスカケ線」

マスカケ線とは、感情線と頭脳線が合体して、真っ直ぐに手のひらを横断している相のことです。手のひらに平仮名の「て」が刻まれているような感じですね。この相の持ち主は、掴んだ運は絶対に離さないほどの強運に恵まれているとされています。

豊臣秀吉や徳川家康などの歴史的な大人物にもあったと言われ、「天下取りの相」としても知られています。現在活躍されている有名人では、以下の方々がマスカケ線の持ち主です。

  • 明石家さんまさん
  • 森田一義(タモリ)さん
  • 志村けんさん
  • イチローさん
  • アントニオ猪木さん
  • 広末涼子さん
  • 芦田愛菜さん

この顔ぶれからも、マスカケ線の持ち主には一時代を築くほどの力が備わっていることがわかりますよね。中でも芦田愛菜さんは、なんと両手にマスカケ線があるそうですよ。

また、マスカケ線の人は波乱万丈な人生を歩む傾向があるとも言われています。非凡な能力が備わっているがゆえに、普通の環境ではどうしても生き辛くなってしまうようですね。

「ラッキーM」の持ち主は総合力が強い

手のひらの中央にある、中指に向かって伸びる縦線を「運命線」と言います。生命線や頭脳線、感情線に比べて、運命線は薄い場合も多いため、見つけにくい人もいるかもしれません。

もし、この運命線がくっきりとしていて、さらに生命線、知能線、感情線と繋がってアルファベットの「M」のような形を描いていたならば、それは「ラッキーM」と呼ばれるレア相です。

4つの掌線が結びついたラッキーMは、それぞれの掌線が持つ意味を強めるとされています。つまりラッキーMの持ち主は、強い生命力と精神力、優れた思考力、バランスの取れた感情、成功を掴み取る強さが備わっており、それらの総合力で開運できる人なのです。

自分の信じた道を迷わず進むことで夢を現実にできる、非常に良い相です。どんな選択をしても、明るい未来が待っているでしょう。

補助線に見られる激レア手相

手相占いの基本となる4つの線(生命線、頭脳線、感情線、運命線)以外の細かな線は、すべて「補助線」と呼ばれています。

補助線は持っていない人の方が多く、1つでもあれば珍しいそうです。その中でも、特に出現率が低いと言われている相をご紹介いたしましょう。

【情愛線】運命の人と出会うかも?

生命線の1~3mmほど内側で、生命線と寄り添うようにして伸びる細い線は「情愛線」と呼ばれています。二重生命線がくっきりとした線であるのに対して、情愛線はごく薄い線として刻まれるのが特徴です。

情愛線からは、人生に大きな影響を与える人物、つまり恋愛や結婚のパートナーに関わることがわかります。これまで恋愛のチャンスに恵まれなかったという方も、この情愛線があるならば悲観することはありません。運命の相手との出会いを楽しみに待ちましょう。

また、情愛線は長ければ長いほど熱愛状態が長く続くことを示しています。長い情愛線をお持ちの方は、結婚しても恋人同士のようなラブラブ夫婦になれるかもしれません。

【努力線】努力は必ず報われる!

生命線上を起点として、各指に向かって伸びる縦線はすべて「努力線」と呼ばれており、いずれも自分の努力によって開運することを示す線ですが、どの指に向かっているかで得られるものが異なります。

  • 人差し指:夢の実現に対して努力する力に満ちている。
  • 中指:努力することで仕事運や社会運が上昇する。
  • 薬指:努力することで幸福や名声を獲得する。
  • 小指:努力することで金運が上昇する。

いずれも長いほど吉相とされていますが、反対に短い場合は志半ばで挫折してしまう傾向があるようです。また、本数が多い場合も大変良い相です。惜しまず努力することで、様々なものを手に入れることができるでしょう。

持ち主の運気が上向きであることから、手相芸人の島田秀平さんはこれらの線を「ベンチャー線」と名付けていました。「希望線」や「上昇線」と呼ばれることもあるようですね。

【千金紋】人生の一発大逆転

生命線の起点から中指の付け根に向かってカーブしながら伸びている線がある手相を「千金紋」と言います。「成り上がり線」や「はい上がり線」という名前でご存知の方も多いでしょう。

その名のとおり、貧乏から一気に大金持ちになったり、どん底からはい上がって成功を掴むなど、人生大逆転のチャンスを秘めた相だと言われています。現在苦しい状況にある方にとっては、非常に嬉しい線と言えますね。

ただし、この千金紋も先ほどご紹介した努力線の一種なので、「果報は寝て待て」というわけにはいかないでしょう。嬉しい結果を得るためには、努力が大切であるということを決して忘れてはなりません。

【玉の輿線】結婚が人生の転機に

小指の付け根から感情線の間に現れる短い横線を「結婚線」と言います。その名のとおり結婚運を占う線なので、女性の方でしたら一度は注目したことがあるのではないでしょうか。

また、結婚線とも近い小指の付け根のあたりに現れる縦線を「金運線」あるいは「財運線」と言い、こちらも名前のとおり金運や財運を占う線です。

この金運線を横切るほど結婚線が長い場合は、結婚することによって金銭的にも恵まれることを示しており、別名「玉の輿線」としても知られています。玉の輿と言うと何となく女性をイメージしてしまいますが、男性が持つ場合も同様で、いわゆる「逆玉」を意味します。

また、結婚する段階では裕福でなくても、結婚を機に金運が上昇して、夫婦で財を成す可能性も高いようです。

【神秘十字線】スピリチュアルな力の持ち主

感情線と知能線の間で、運命線と交差する十字線を「神秘十字線」と言います。運命線を介さない、小さな十字線が複数ある人もいるようです。

この神秘十字線が現れている人には、霊感や直感力といった神秘的な力が備わっていると言われています。スピリチュアルな分野に興味を持ったり、そういった職業に就いて活躍する人も多いでしょう。

また、神仏やご先祖様など目に見えない力に守られているとも言われており、窮地に陥っても不思議と助けられる運命にあるようです。両手に神秘十字線を持つ人は、その傾向がより強いとされています。

【健康線】体調の変化に注意

生命線上または生命線付近から水星丘の方向に伸びる薄い線を「健康線」と言います。ここまでご紹介してきた手相は、いずれも持ち主に幸運を予感させるような嬉しいものでしたが、この線だけは少々注意が必要です。

健康線が一本のきれいな薄い線であれば問題ないのですが、線が濃かったり乱れや島が見られる場合は、健康状態があまり良くないことを示唆しています。特に、胃腸、循環器、呼吸器系などの不調が多いようです。

また、多忙な生活や性格的な問題で過度なストレスを抱えている時にも、この線が現れやすいと言われています。心身ともに思い当たることがある方は、早めの対処を心掛けましょう。

丘(手のひらの凹凸)に見られる激レア手相

手相占いでは、各指の付け根などにある手の凹凸を「丘」と言います。

手のひらには全部で9つの丘があり、それぞれのふくらみ具合や血色などからも運勢を読み解くことができます。丘の上に現れる線にも、それぞれ特別な意味がありますよ。

【ソロモンの環】リーダーの素質抜群

人差し指の付け根のふくらみ部分は「木星丘」、そしてこの部分に人差し指を囲むにして現れるアーチ状の線は「木星環」と呼ばれています。

こちらは「ソロモンの環(ソロモン線)」の別名が知られていますね。ソロモンとは、巧みな政治力で古代イスラエルの最盛期を築いたソロモン王のことです。

この相の持ち主は、まるでソロモン王のように賢く、人の心を惹き付けるカリスマ性が備わっていると言われています。統率力にも優れており、組織のリーダー的な立場で力を発揮することができる人です。

【土星環】オタク気質で成功する

中指の付け根のふくらみ部分を「土星丘」、この部分に現れるアーチ状の線を「土星環」と言います。この土星環を持つ人は、こだわりが強く自分の世界観をしっかり持っている傾向があることから、かつては他人との衝突や孤独に陥ることを示す不運の相とされていたようです。

しかし現在では、探求心が旺盛で一つの物事に対してひたむきに情熱を注ぐ、いわゆる「オタク気質」の持ち主として解釈されるようになっています。個性を活かせる分野を見つけたら、とことん極めてその道のスペシャリストになれるかもしれませんね。

【金星環】異性がメロメロに?

人差し指と中指の間から薬指と小指の間にかけて伸びるアーチ状の線は「金星環(金星帯)」と呼ばれています。手相芸人・島田秀平さんが名付けた「エロ線」としてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

その名の通り、この線の持ち主にはセクシャルな魅力が備わっているとされています。本人にその気はなくとも、自然と異性の心を惹き付けてしまうのです。そのため、何かと引き立てや援助に恵まれることが多く、若くして地位や名誉を獲得する人も少なくないようです。

【太陽線】モテ期到来!

薬指の付け根のふくらみ部分を「太陽丘」と言います。この太陽丘が他の指の付け根のふくらみと比べて艶があり、血色の良い状態であれば、恋愛運と人気運が高まっている証拠です。現在恋人がいない人には、近いうちにモテ期が訪れるかもしれませんね。

また、起点を問わず太陽丘に向かって伸びる縦線を「太陽線」と言います。別名「成功線」や「人気線」とも呼ばれており、生まれつきある人はまさに天性の人気者と言えるでしょう。他人からの引き立てや援助を受けて成功する運勢ではありますが、線の状態があまり良くない場合はかえって人間関係に苦しむ可能性も考えられます。

また、今までなかった太陽線が現れたり、線がはっきりとしてきた場合は、人を惹き付ける魅力が増していることを示します。仕事でも恋愛でも、自信を持って積極的に行動することが吉となるでしょう。

さらに、3本以上の短い線が交差した星のような線は星紋(スター線)と呼ばれますが、これが太陽丘や太陽線上に現れるのは、人の縁から思いがけない幸運がもたらされる大吉相です。

【直感線】一攫千金も夢じゃない!

小指の付け根にあるふくらみを水星丘、さらにその下にある手首側のふくらみを月丘と言います。この二つの丘を繋ぐように現れる縦線は「直感線」と呼ばれ、はっきりとした線が出るのは稀だとされています。

名前のとおり直感力が優れていることを示す線ですが、非常にレアな線ということで、その力も並大抵のものではありません。直感線の持ち主は、まるで特殊能力を秘めているかのように物事の本質を感覚的に見抜いたり、先々を予見することができると言います。霊感が強く、目に見えないもののエネルギーを感じる人も多いようです。

また、予感が的中しやすく勝負事にも滅法強いことから、別名「ギャンブル線」とも呼ばれています。この線を持つ人は、大穴を当てて一攫千金なんて話も夢ではないのかもしれません。

 【聖職紋】愛情深さの証

人差し指の下の木星丘に現れる、「井」の字のような四角い紋を「聖職紋」と言います。この紋の持ち主は、人を指導するような立場で能力を発揮できる人です。

特に、はっきりと濃い紋が現れている場合には、自分の考えや理想を伝える才能が備わっているとされており、教職などでの活躍が期待できそうです。

反対に紋が薄い場合は、人を指導するというよりも、助けや癒しの存在になりたいという気持ちが強いと言われています。奉仕の精神が旺盛で、そういった活動に熱心な人も多く見られることから、この聖職紋は「ボランティア線」と呼ばれることもあるそうです。

指に見られる激レア手相

お次は「指」の部分に見られるレアな手相をご紹介します。

【俵紋】一生食べ物に困らない

指の第一関節と第二関節の間、第二関節と付け根の関節の間の部分の肉付きが良くふっくらとしていて、さらに縦線が3~4本ほど刻まれているものを「俵紋」と言います。加齢によって指にシワが見られるようになりますが、これとはまったく異なる非常に珍しい線です。

俵紋の「俵」とは、もちろん米俵のことを指します。つまり、俵紋は「生涯にわたって食べ物に苦労しない」ということを示す相なのです。金運にも恵まれているとされているので、衣食住すべてにおいて満たされた人生を送ることができるでしょう。

【仏眼相】ご先祖様に守られている

親指のちょうど第一関節のところに現れる、まるで目がうっすら開いたように楕円形に交わる線を「仏眼(ぶつがん)」と言います。その名は「仏様の目」が由来です。

この手相を持つ人は、霊感が強いとされるほか、神秘十字線と同じように神仏やご先祖様のご加護を受けていると言われています。困難に直面した時にはスピリチュアルな存在からの助けによって救われる運勢で、九死に一生を得るような体験をする人もいるようです。

まとめ

今回の記事では、出現率がきわめて低い「激レア手相」についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

珍しい相というのは、多くの場合が幸運の証です。その相の意味を知ることで、ご自身が幸せな人生を送るためのヒントが得られることでしょう。

実は筆者も激レア手相の持ち主で、右手にはマスカケ線、左手には二重頭脳線とラッキーMがあり、手相に詳しい人を驚かせたことが何度かあります。しかし自分自身では、強運や才能らしきものが備わっていると実感したことはありません。マスカケは大器晩成の相とも言われますから、まだまだこれからなのかもしれないですね。密かに期待しています。

最後までご拝読いただき、ありがとうございました。

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