第二チャクラの特徴と活性化させる方法を把握しよう！

「チャクラ」という言葉を知っていますか？スピリチュアルやヨガの世界でよく使われる言葉ですが、「チャクラ」という言葉を知っていてもその意味を知っている人は少ないのではないでしょうか。

チャクラの状態によって人生が変わると言われていたり、健康や人間関係に影響があるなど、チャクラはとても重要なものに感じられます。

チャクラは全部で7つあり、それぞれ身体の全面と背面にあります。今回はその中でも第二チャクラについてご紹介していきます。

チャクラとは

第2チャクラについてご紹介する前にまず、チャクラについてご紹介していきます。

チャクラ=エネルギーの出入り口

チャクラは人間の体に存在しているエネルギーの出入り口で、サンスクリット語で「回転」や「車輪」を意味しています。

チャクラは身体の全面と背面にあり、以下のようになっています。

第一チャクラ：尾てい骨
第二チャクラ：おへその下
第三チャクラ：胃
第四チャクラ：心臓
第五チャクラ：喉
第六チャクラ：眉間
第七チャクラ：頭頂部

尾てい骨にある第一チャクラから地のエネルギーが入り、それが第二、第三など各チャクラに上昇していき、第七チャクラから宇宙へ放たれていきます。さらに第七チャクラから宇宙のエネルギーが入り、第六、第五などと各チャクラに伝わり、第一チャクラから地へ解放されていきます。

このように宇宙からのエネルギーと大地からのエネルギーがらせん状に渦巻いて、各チャクラへと伝わっていきます。チャクラは人間の肉体から2㎝くらい空中に浮いた部分にあります。エネルギーがスムーズに各チャクラに伝われば、人間は心身共に健康でいられるのです。

第二チャクラについて

第二チャクラにはどのような特徴があるのでしょうか。

第二チャクラの特徴について

第二チャクラは、カラーがオレンジで、スヴァディシュターナや、セイクラルチャクラ、性のチャクラなどと呼ばれています。第二チャクラは喜びや性、情緒のバランスがテーマとなっており、セクシャリティや人間関係、想像力、本質、美などがキーワードとなっています。

不調のときは精神的な面では孤独感や情緒不安定、性欲減退、肉体的な面では不感症や性的不能、膀胱や前立腺のトラブル、機能障害、腰痛などが挙げられます。

第二チャクラは精巣や卵巣などの生殖器系に対応しており、女性の卵子や男性の精子をつくるだけでなく、性の発達や成熟を司っています。性の関係や情緒のバランスが第二チャクラに中心的に関連しています。

性的エネルギーが強いため、性的欲求や感情を無視したり、無理に我慢しようとすると、第二チャクラのバランスを崩したり、トラブルの原因になります。

対応する真言やパワーストーン、アロマは以下になります。

真言：釈迦如来の真言、不動明王の真言
パワーストーン：アナゴライト、アイアンタイガーアイ、オレンジカルサイト
アロマ：オレンジ、イランイラン、シダーウッド、ジャスミン、ローズなど

第二チャクラの状態の確認方法

第二チャクラを活性するために、今の状態を確認する必要があります。以下で簡単な質問をしますので答えてみてください、

いつも元気がなく、スタミナがない
他の人と肌が触れ合うことに抵抗感がある
自分の性癖に問題を感じることがある
性的な喜びを感じたり、与えたりするのが難しいと感じる
性欲が低く、オーガニズムがないなど性的に問題がある
性欲を空想に向けたり、精神的つながりを避けるために、不特定のセックスパートナーがいる
頻尿など、膀胱や腎臓に問題がある
下半身の血流が悪く、痛みやむくみ、月経などで問題がある
味覚に問題がある
3歳～8歳までの幼児期や幼少期に強いトラウマやショックを体験した

10の質問に対して半分以上YESの場合は、第二チャクラで何かしら問題がある可能性が高いです。この質問が0になるようにしていきましょう。

第二チャクラの役割

第二チャクラは性的活動や創造的活動に関係する全ての物を扱っています。

第一チャクラは生存に関係するチャクラであるのに対し、第二チャクラは人生を創造して価値を与えるものです。

第二チャクラを活性化させれば以下のように感情と官能的な部分に火をつけ行動に駆り立てます。

性的魅力(セクシャリティ)が増大する
精神的に我慢強くなる
隠れていた創造性が開花する

第二チャクラを癒やして浄化すれば、人生のなかで自然になれ、ストレスやブロック、トラウマを解放して、全ての器官から毒素を排出して浄化をサポートします。

第二チャクラのバランスについて

チャクラ開いていればそれでいいわけではなく、他のチャクラとのバランスがとても大切です。

開きすぎていたり、滞っているなどとバランスが崩れていると、色々と問題が生じてきます。

●第二チャクラが開きすぎている

夢想家、情緒不安定、性に溺れる、人を操る

●第二チャクラが滞っている

自分に厳しい、過敏、不感症や性的不能、不必要な罪悪感

●第二チャクラが整っている

表情豊か、信頼できる、創造的、自分の気持ちに素直

第二チャクラの活性化方法

第二チャクラを開いて強化する方法は様々です。ここではいくつかご紹介します。

ソルフェジオ周波数417Hzで癒す

ソルフェジオ周波数は聖歌などにも使用されていた、癒しの音階です。様々な音階があり、その音階ごとにいろいろな癒しを与えます。

第二チャクラは417Hzに対応しており、「変容の促進やマイナスな状況から回復する」というテーマがあります。

チャクラは癒されていないと機能をうまく発揮することができません。その状態でどんなに強化しようとしても、望むような効果は得られないと言えます。

まずは癒やしを行い、第二チャクラを開いて正常化させて、活性化させていくことが大切なのです。

仙骨エクササイズを行う

仙骨とは骨盤の真ん中あたりにある逆三角形の骨で掌くらいの大きさです。お尻の上の方にあって、生殖器を守っている骨です。この仙骨には自律神経が通っています。

エクササイズで仙骨を調整することで、第二チャクラを強化して活性化できます。

仙骨には仙骨と腸骨が筋肉や靭帯で結合された「仙腸関節」というものがあり、これがズレると、仙骨が正しい位置にいることができなくなり、骨盤が歪み、頭蓋骨や背骨もゆがんでいきます。

このエクササイズでは仙骨を調整して、骨盤のゆがみがとれれば、バランスよく第二チャクラを開くことができます。

イメージワークを行う

イメージワークを活用してチャクラを活性化することができます。

第二チャクラの活性化をするにはリラックスした環境で行うことが好ましいです。最低5分以上はゆっくりと落ち着ける時間を確保しましょう。

仙骨を意識する
綺麗なオレンジ色をのエネルギーイメージして、ゆっくりと複式呼吸で吸い込む
ゆっくりと息を吐いて、オレンジ色をエネルギーを体から出すようにする。この呼吸を10回ほど繰り返す。
呼吸がおわったら、第二チャクラのオレンジ色がキラキラとしているとイメージしていきましょう。

オレンジ色のエネルギーを吸収したことで、何か感じることはできましたか？何も感じることができなくても問題はないのですが、反応が得られると良いですね。

反応としては、元気になったり、お腹が暖かくなったり、歌を歌いたい気分になったり、趣味に没頭したい気分になるなどが挙げられます。

瞑想する

瞑想をすると、第二チャクラを癒やして浄化することができます。ここではリズ・シンプソン氏が提唱している第二チャクラの瞑想方法をご紹介していきます。

瞑想を行うにあたって、イメージを十分に行い瞑想をするために、最低でも10分以上は落ち着いて過ごせる時間を確保しましょう。

静かに横になって、体内で起こっている変化や動きを意識する。心音や血流、細胞の活動などです。呼吸をするたびに、生命が祝福されます。楽しく健康的な人生を送るために、必要なものが全て与えられます。
呼吸をしながら、お腹が静かに動いていることを集中して感じましょう。お腹が暖かいオレンジ色の光で満たされているところをイメージしましょう。光は生命力や喜びを表しています。
経験した楽しいことを思い浮かべましょう。それを再現するように感覚を思い出しましょう。取り巻く色や形、手触り、香り、音、味など全てを思い出します。
イメージしたもの全てをお腹に移して、暖かい色でいっぱいにします。そのイメージした経験が強くなり、さらに満足が行くでしょう。毎日経験したいと思うようなことを心に浮かべるたびに、経験できるのです。
あなたが望むことで、人生は素晴らしく、ためになるような経験を何度もできることを知りましょう。今日行う事の中から喜びや愛、チャンス、楽しさを見つけていきましょう。あなたはそれを受ける価値があるのです。

瞑想しているときにヤントラを併用してみよう

ヤントラは1つ1つのチャクラを表すシンボルで、瞑想するときに有効な図形です。そして、複雑なチャクラの概念を視覚的に象徴にしたものです。ヤントラは神の絵よりも強い力を持つとされています。

第二チャクラの6枚の花びらは無慈悲や愛情、破壊的な感情、侮辱、妄想と、疑念を表現しています。

瞑想にヤントラを使う場合は、水平に見えるように置いて、心地よく集中できるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか？今回は第二チャクラについてご紹介していきました。第二チャクラは性的活動や創造的活動においてとても重要なチャクラです。このチャクラを浄化して、活性化すれば、より人生が楽しくなることでしょう。

第二チャクラを癒やすときに行うストレッチや瞑想は心を落ち着かせたり、リラックスするのにも最適な方法ですので、ストレスや疲れを感じたときなどに行うのがおすすめです。他のチャクラも衰えていく可能性がありますので、その日の体調に合わせてやるといいでしょう。

もしも、性欲が無くなったり、やる気がなくなったら第二チャクラを癒やして活性化していきましょう。