チャクラの7つの色の意味とバランスの整え方を知ろう!

チャクラという言葉を聞いた事があるでしょうか?もしかすると、漫画や映画などでご存じの方もいるかもしれません。また、主にヨガの世界で使われる言葉で、ヨガが日本でも広く知られるようになった現代では、チャクラについて詳しい方もいるかもしれません。

「チャクラを開く」や「第1チャクラを意識して」など言いますが、そもそもチャクラって何なのでしょうか?それを説明できる人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、チャクラについてや、チャクラの各色や対応している心身の部位をご紹介していきますので、自身の体の状態と照らし合わせながら、是非チェックしてみてください。

「チャクラ」とは?

チャクラは特別な人間だけが持つものではなく、誰にでも体にあるものです。小さい気の出入りも含めると数百から数万あり、一般的に知られているのは、大きく分けて7つに分類されます。チャクラとは、尾てい骨のあたりから頭のてっぺんまで一直線にならぶ、エネルギーの出入り口のことをいいます。

「チャクラ」という言葉はサンスクリット語で「車輪」や「回転」の意味をもちます。これは、チャクラが常にくるくると回転し、エネルギーの調整や各チャクラの波動を決めていることからつけられたといわれています。また、チャクラは花のような形をしており、体の周りを覆う層のエーテル体に位置しています。

ちなみに、私たちの体には、このエーテル体の他にも、さらに外側を覆うアストラル体、そのさらに外側のメンタル体、コーザル体と続き、これらはそれぞれの周波数が異なります。そしてチャクラは光を放っていますが、その光をオーラといったりもします。

チャクラの回転の速さで波動や色が決まっています。各チャクラの意味を知ることによって自分が今、どこに弱りがあるのか?どこを強化していくと調子がよくなるか?といったことがわかるようになりますので、知っておくとカラーセラピーなどのヒーリングを使って心身のバランスをとることも可能になります。

それぞれのチャクラの意味

チャクラは7つそれぞれのカラーが異なっていて、その意味や対応する体の部位も様々です。

尾てい骨から頭頂部に向かって、順に第1から第7までのエネルギーラインが存在しますが、この色の違いはエネルギーレベルによって決められています。ここではそれぞれのチャクラについてご紹介していきます。

第1チャクラ(赤色)

第一チャクラは尾てい骨あたりに位置し、赤色のなります。このチャクラは、スピリチュアルな世界や仏教などでも、地に足を付けるグランディングをする場所として生活するうえでとても重要な部分になります。人間の現実的な考えを支えていたり、生命力ややる気のパワーを起こさせるときに発揮します。

この部分が整っていなかったり、弱ると、落ち着かなくなったり、生命エネルギーが有り余ってイライラしやすくなります。また、このチャクラは生殖器や肉体との関わりが深く、女性の場合は月経のトラブルがでてきたりします。

第2チャクラ(オレンジ色)

第二チャクラは下腹部あたりにあり、ここは「丹田」といわれるところでオレンジ色をしています。ここは自立心や創造性と関係していて、感情と性を意味します。ですので、男女での感情のある性行や女性とや男性の役割の本質を司ります。胃腸との関係性がありますので、弱ると、食欲がわかなかったり消化不良を起こしてしまいます。

また、自己表現やコミュニケーションの意味が強いですので、この部分が弱ると、人間関係がうまくいかなかったり自分を上手く表現できなかったりします。

第3チャクラ(黄色)

第三チャクラはみぞおちの辺り「神経叢」と言われる部分に位置し、色は黄色をしています。ここは、自信や活力を司り、ちょうど身体の真ん中に位置することから、エネルギーセンターとなり、肉体と精神のバランスをとるためにも重要な箇所となります。体の部位では膵臓や副腎との繋がりがあります。

この部分が弱ると、活力がなくなったり、ユーモアを感じなかったり感動が薄れてしまったりします。どことなく機械的になり、楽しくないと感じるようになります。

第4チャクラ(緑色)

第四チャクラは胸の辺りに位置し、エネルギーカラーは緑色となります。ここは別名「ハートチャクラ」と言われているところで、心の状態や愛との深いかかわりを意味します。体の部位では心臓やリンパ節に影響します。人を愛したり、他者の愛情を感じたりするときに活性化されます。

この部分が弱ると、人の愛を素直に受け取れなくなったり、人を愛せなかったりします。また、トラウマがある場合にこの部分は閉鎖されやすくなりますので、再び人生を豊かにするためには、ブロックを解く必要があります。

第5チャクラ(青色)

第五チャクラは、首の付け根あたりの位置にあり、青色をしています。体では甲状腺や副甲状腺との繋がりがあります。この部分は宇宙から(自分自身の高次元の意識)のメッセージをキャッチし、それを現実に表現することに関係します。

主に、話すことでのコミュニケーションをとるときに働きますが、この部分がうまく回転していないと、成長や変化の拒絶がおきたり、自分の意見を表現できなくなったり、宇宙とのコンタクトをとれなくなります。そのほか、身体的には首や喉の痛みが起きたりもします。

第6チャクラ(藍色)

第六チャクラは、ちょうど眉間のあたりに位置し、藍色や紺色をしています。体では、脳下垂体や神経系との関わりがあり、物事の真相をみる目であったり、事実に基づいた判断を行う能力をもつチャクラです。潜在能力や直感が働くときもこの部分になります。このチャクラが活性化されいると、他人の嘘や不正などを見抜けるようになり洞察力が高まります。

この部分に問題があると、集中して物事を考えることができなくなったり、潜在意識とのコンタクトが取れずに、知恵をうまく発揮できなくなったりします。また、理屈っぽくなり、人を疑いすぎたりしてしまいます。身体的には不眠症や頭痛などが起きやすくなります。

第7チャクラ(紫色)

第七チャクラは頭ではなく、頭のすぐ上のてっぺんに位置し、色は紫色です。この部分は一番、精神世界と霊性に近い場所であり、日ごろから意識はなくても出入りが激しい部分となり、バランスを崩しやすい場所でもあります。いいアイディアが浮かんだり、直感が冴えているときはここのチャクラが活性化されているサインです。

宇宙からのメッセージを受け取り、下のチャクラに伝達していきます。この部分に問題がおきると、霊性なものを拒否したり、魂のメッセージをキャッチできなくなったりします。また、過剰になれば、浮足だった考え方をする場合もあり、現実離れした感覚に陥ります。

チャクラのバランス修正法

上記でご紹介したそれぞれのチャクラのエネルギーバランスを整えるには具体的にどうすれば良いのか?気になるところですよね。ここではその修正法をお伝えしていきます。

チャクラを開く

「チャクラを開く」という言い方をしますが、その意味は、チャクラを‟活性化”するという意味になります。私たちのチャクラは常に、花が閉じるように開いたり閉じたりを繰り返しながら心身の調整を行っています。チャクラが正常に働いていれば健やかに過ごすことができるのです。

しかし、残念ながら、第一から第七までの全てが完璧に整っている人というのはほとんど存在しません。その理由は、目には見えない‟気”の出入り口であり、とても小さなことにも反応するデリケートなものだからです。大体の人は、ある部分だけが大きく、もう一つは閉じていたり、小さかったりとバラバラでバランスが取れていない状態にありますので、それぞれのチャクラを開くという事は、バランスをとるうえでとても重要なものとなります。

バランスが重要

上記でも述べたように、チャクラは七つの全てのエネルギーの大きさをおおよそ均等に調整することが、健全な状態にするための鍵となります。過剰になり過ぎたり、不足しすぎたりしても不調が出てしまうのです。

調整方法

色んな方法がありますが、まずは身近に取り入れやすい方法をご紹介します。チャクラとはエネルギーで、その周波数によって色が違うことをお話しました。ということは、そのそれぞれの色を使って、調整することが可能です。

第一チャクラは赤色ですので、赤色のものを身に着けたり、過剰になっている場合は赤色を身近なものかな排除し、反対の第七チャクラの紫色を取り入れてみると落ち着きが出てきます。反対に第七チャクラの不調は、紫色を過剰に使用していないかをチェックし、行動力や実現力を強める第一チャクラの赤色を取り入れるようにする。という形で調整していきます。

調整する際に、意識することは、自分が今どこが強すぎてどこが弱っているのかを見ることです。わかりずらい場合は、日ごろ無意識によく選ぶ色をよく見て、手に取ってみましょう。そこで抱く感情が心地いいときはその色で大丈夫ですが、嫌な感じがする場合は避けておいたほうが良いということになります。

色の他にも、パワーストーンを取り入れる方法や、前向きになれるようなマントラ(言葉)を唱えたり、クリスタルボウルなどのヒーリングCDを聞いて音で調整する方法もあります。自分の状態がよくわからない人は、専門のヒーリング機関でレイキを受けるとバランスの乱れがわかったり、調整してもらえるので効果的です。

まとめ

チャクラのご紹介をしてきましたがいかがでしたか?

漠然としたチャクラの意味が少し身近に感じることができたのではないでしょうか。人生においてチャクラは別に知らなくても生きていけますが、知っていればとても豊かな人生になるでしょう。自分自身を深く知ることができたり、成長につなげることもできます。

そして、チャクラを学ぶと、人のチャクラの状態を知り、アドバイスすることもできますが、チャクラや気のことで人を傷つけるような言動は避け、マナーと愛をもって人の役に立てるようにしてくださいね。

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