長男の嫁が持つ悩みとは?長男と結婚するメリット・デメリットを紹介!

あなたの恋人は長男ですか?それとも次男?末っ子?生まれ順によって性格の形成に違いがあると言われていますが、結婚のときには男性の性格だけでなく生まれ順での家庭の立場も関係してきます。

特に長男の男性と結婚すると損をするなどと言われています。では本当に長男の男性と結婚することは損なのでしょうか。結婚をするときに相手の男性の生まれ順は気にしたほうがいいのでしょうか。

今回は長男の男性と結婚することについて考えていきましょう。

結婚するときは相手の男性の生まれ順を気にしたほうが良いのか?

では結婚するときは相手の男性の生まれ順を気にしたほうが良いのでしょうか。

結婚することは相手の人生と共にすること

結婚するという事は、今までの恋人関係とは違い生計を共にして、1人1人の人生だったのが2人の人生になるのです。今まであなたも相手も家庭環境の違いはあれど1人で育ってきたわけではありません。

今までの人生の中で両親や兄弟、親戚と関わり、そしてやっと結婚適齢期と呼ばれる年齢になったのです。

生まれた順番で両親の愛情の量が変わらないとしても、与え方はそれぞれ変わってきます。結婚することで、相手の男性の家庭内の立場が結婚生活に反映していきます。

生まれた順番で嫁の責任の大きさが変わるかもしれない

現代では家族の在り方や価値観が多様化しており、長男だから家業を継がなくてはならないなどという慣習は一般家庭ではそこまで重要ではなくなってきています。

ただし、昔から代々続くような地主や名家、経営者などの家庭の場合、長男夫婦が受け継ぐ形になるのは仕方がありません。

長男でも次男でも家業を受け継ぐときには話し合いや適性などを考えて決める家庭もありますので、結婚の前によく男性の家族と話し合いをすることも大切です。

お見合い結婚の場合は生まれ順をチェックすること

お見合いや婚活パーティーなどの結婚であれば、条件をすり合わせる結婚になりますので、必ず生まれ順はチェックしましょう。なぜなら、お見合いで結婚しようという男性のタイプは母親が結婚生活に口出しする可能性があるのです。

彼の立場が長男なのかそれともそれ以外なのかで、結婚生活が変わってきますので、チェック項目として生まれ順は外せません。

長男の嫁になるメリット・デメリット

長男の嫁になるのはデメリットのほうが多い様に思えますが、実はメリットもあります。ここでは長男の嫁になるメリットやデメリットをご紹介します。

メリット①優しい人が多い

長男の嫁と聞くだけで損な気がしますが、実は長男だからこそ得られるメリットもあります。

初めての子どもや初めての男の子として育てられてきた長男タイプの男性は両親の愛情を存分に受けてきた期間が次男や他の兄弟に比べて長いものです。

自分が生まれたときに既にほかに兄弟がいて、愛情を分け合うしかなかった下の兄弟たちよりも愛情は大きく感じるものです。

満たされることを知っている長男の男性は女性に対しても優しく穏やかに接することができますので、女性は恋人としても妻としても落ち着いて生活していくことができるでしょう。

メリット②義両親の援助を受けやすい

結婚の順番が兄弟で逆になるとまた話が違いますが、ある程度兄弟の年齢差があり、上から順番に結婚すると、長男の嫁は初めてのお嫁さんになります。

義両親もお嫁さんとうまくやっていきたいと一生懸命になることが多いですし、初めて事ばかりですし、他の兄弟のお嫁さんと比べられることもあまりありません。

家業がある場合、責任もあるのですが住まいや職に困りません。もし長男だからと義両親と同居になってしまっても、二世帯住宅やリフォームをするときは援助をしてくれることがほとんどですので、金銭的な負担はあまりないでしょう。

デメリット①同居の話になりやすい

他に兄弟がいても同居の話が持ち上がりやすいのが長男です。確かに最初に生まれた男の子なのですが、長男としては勝手に責任を押し付けて欲しくないと思うでしょう。

小さいころ「お兄ちゃんなんだから」と言われたことがある人も多いと思いますが、それの延長線のようにも思えます。

同居の話が持ち上がったら、嫁であなたが負担に感じるかどうかを考えましょう。夫婦や親子以外の義理の家族は、距離をある程度置いたほうがうまくいきやすいです。

同居で生活が一緒になってしまって、距離が近くなりすぎると義両親と関係まくいかなくなることもよくありますので、しっかり考えて同居をするか決めましょう。

義両親との同居の話になったときに、男性の兄弟がみな独立しているかどうかを確認しましょう。もしまだ義両親と同居をしている兄弟や、離婚などが理由で実家に帰ってきている姉妹はいませんか?

義理の兄弟のお世話もしないといけなくなってしまうことがありますので十分に気をつけたほうがいいでしょう。

デメリット②妊娠のプレッシャーが半端ない

近年では姑になる女性は、古い考えに囚われている人が少なく長男の嫁だからと言って男の子を産めという強迫観念が無くなってきました。それでも、長男の嫁は子どもを産んで1人前になれるという考えを持っている姑さんはまだ一定数います。

さらに先に下の兄弟に子どもができてしまうと、より矢面に立たされやすいのが長男嫁の辛いところです。

長男嫁が抱えやすい7つの悩み

長男嫁は色々と悩みが尽きません。ここでは長男嫁が抱えやすい悩みについてご紹介します。

義両親と同居したくない

「女性は嫁いだら夫の家に入るべき」と考える人は少なくなってきつつあるものの、未だに根付いています。

いくら家庭的な女性といっても自分のプライベートはしっかりと確保したいものです。どんなに優しくていい関係でいられている義両親であっても価値観が違いますので、元気な時は余裕をもって接することができても疲れたときは心身ともに疲れてしまいます。

今後同居になるとなっても、今は2人の生活を大切にしたいと義両親に伝えるのがいいでしょう。

ただし、同居はデメリットだけではなくメリットもあります。大家族になると助けてもらえることも多いです。孫が嫌いな祖父母はいませんから子どもの面倒を見てもらえたり、固定資産税や家賃がかからないことが多く、生活費がかなり安くなります。

仲良くなれば子どもや夫の悩みの相談がしやすくなります。ただし夫の愚痴は「実の息子への不満」を話していることになりますので、ほどほどにしましょう。

お盆や正月など長期休みの帰省が嫌だ

同居はしていなくても、帰省が必要になることが多いでしょう。近場に住んでいるのであればともかく、遠方ならお金も時間もかかります。義両親によっては帰省を強要されることもあり、長期休みの帰省の悩みがある女性が多いようです。

そんなときは夫と子どもだけ帰省してもらうのも手です。ただし毎回夫だけ帰省するというのは体裁が悪いですので、せめて年に1回は顔を見せてあげましょう。

お手伝いさん扱いされたくない

お盆や正月に親戚が集まることがありますが、人が集まると食事やお酒を準備しなければなりませんので、女性陣にとってはかなりの負担になります。馴れない台所ですからキッチン道具や調味料などの場所も聞かないといけませんし、味付けにダメ出しされたら辛いです。

またほとんど面識のない夫の親戚にお酌をすれば嫌味や戯れごとなどを言われることもあります。そのようなときはできるだけ他の女性陣も巻き込みましょう。仲間は1人でも多いほうがいいです。他に嫁がいなければ夫を巻き込みましょう。

跡取りやお世継ぎは男の子のみ?

お酒の席などで「男の子を産め」などと言われることがあり、嫁は困惑してしまいますしプレッシャーです。もしお酒の席でのことなら聞き流してしまいましょう。普段も言われるのであれば近い存在になりますが心配は無用です。

よほど家柄が良い場合以外は生まれれば男の子でも女の子でも喜んでくれるでしょう。

介護問題はどうしたらいい

義父母の介護は嫁にとって一大問題です。よほど遠方でない限り、老後の介護をすることになるかもしれません。これは誰もが抱える問題で、義父母に実の両親、そして自分自身もいつかは介護してもらうことになります。

これは長男嫁だからと1人で抱え込むと自分自身が壊れてしまいます。長男嫁だからと言って安請け合いはしないで、家族や親戚などで協力しながら行いましょう。

家業は継ぐべきなのか?

夫が長男で自営業や農家をしていると、今の仕事を退職して家業を継ぐことになるかもしれません。夫は幼いころから仕事を見てきているため勝手がわかるかもしれませんが、嫁からすれば未知の世界に見え、その仕事の勉強をしなければいけません。

もし今のほうが安定していて将来性ややりがいを感じれば家業を継ぐ必要がないこともあります。もし家業を継ぐ話になったらしっかりと夫と話し合いましょう。

夫がマザコンだった

長男であるがゆえに実家との接触が多かったり、夫がマザコンであるということもあるかもしれません。長男だからと妻よりも母親を優先させる可能性があります。

ご両親を大切にすることは非常に素晴らしいのですが、度が超すと妻としては悩みの種になります。

長男の嫁として悩みは色々と出てくるものですが、努力と辛抱だけで解決できるものではありません。あなたが選んだ夫を産んで育ててくれたご両親に感謝をして謙虚な姿勢でいることで悩みはある程度解決できるかもしれません。

まとめ

長男嫁は嫁姑問題にあいやすく姑から一方的に価値観を押し付けられやすいです。しかしデメリットばかり考える前に冷静になって考えて欲しいことがあります。

長男嫁というだけで、将来義両親の介護をしないといけないという責任や家業を継がないといけないなどの価値観を全て押し付けられてしまいます。しかし、兄弟がいるのであれば、それらの問題は兄弟全体の責任として話し合う機会を設けて、長男の家庭だけが責任を押し付けられることだけは避けるようにしましょう。

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