干物女子の生活の特徴や恋愛傾向を紹介!脱出する方法は?

外ではしっかりしているのに、私生活では何事につけ面倒くさいと感じてしまい、精神的に引きこもっていませんか?新しい出会いを求めることをぜず、しばらく恋愛していないな、おしゃれとか面倒くさい、そう思ってしまったあなたは「干物女」かもしれません。

2007年に出てきて、流行語大賞にもノミネートされた言葉ですが、今ではすっかりよく聞く言葉になりました。ますます干物女子が増えているようです。干物女子の特徴と恋愛について、紹介します。

干物女とは?

2007年に綾瀬はるかさん主演で「ホタルノヒカリ」というドラマが放送されて、一躍有名になった「干物女(ひものおんな)」という言葉は、同年のユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされ、脚光を浴びました。

出展は漫画

ドラマには原作があり、漫画「ホタルノヒカリ」です。干物女とは、主人公の雨宮蛍の生活ぶりを指した言葉でした。曰く、平日は会社から帰ると漫画を読んで一人酒を飲み、休日は布団でだらだらすごすのが幸せという、恋愛から遠ざかって久しい女性です。

この主人公・蛍のように、女性として干物のように乾いた生活をしている女性を指して干物女、今は干物女子と呼ばれます。

喪女と干物女子の違い

いわゆる「喪女」との違いは、干物女子は、今でこそ干物ですが、昔は鮮魚のごとくぴちぴちしていて恋愛経験があることです。

ですが、言葉が広がるにつれて意味が曖昧になり、現在は「恋愛に積極的になるより自分の趣味に没頭していたい、恋愛を放棄した10代から30代の女性」全般を指すようになりました。

干物男子も

干物女子と同じように、恋愛を含むいろいろなことを面倒くさがる男子のことです。

こちらも干物女子と同じように、一目散に家に帰り、帰ったら即趣味の世界に没頭し、それ以外のことはだらだらとしてしまうのが特徴です。

干物女子の対義語

ずばり、ステキ女子です。キラキラ系女子とも呼ばれます。容姿端麗とまではいかなくても、メイクが上手で雰囲気美人、アクティブで男女問わず友人が多く、休日は予定がつまっているタイプです。色恋も多数こなし、人生経験が豊富です。

干物女子は素敵女子のことを、すごいなと感心する一方で、ちょっと面倒くさい人だとも思っています。

干物女子の特徴

男性は女性の干物化を意外に見抜いています。どんなところが干物女子がバレる要因なのでしょうか。心当たりのある方は、自分の行動を振り返り、チェックしてみましょう。

連絡が取れなくなりがち

いつでも携帯電話などで連絡が取れるのが普通になってしまった現代に、干物女子は連絡がとれなくなりがちです。休みの日に携帯をチェックする習慣がありません。メールやラインを送った方は、返信がないことにもやもやしてしまいます。でも本人はまったく悪いと思っていません。

休日のお誘いをまるっと無視してしまうので、逃してしまっているチャンスも多いです。「近くまで来たから、ランチでも一緒にどう?」なんて誘いは、たとえ気が付いても気が付かなかったフリをすることすらあります。

家での姿が油断している

仕事ではきちんとした身だしなみを整えているのに、本性が現れる自宅では寝間着のままで一日を過ごす、なんてことも。着替えたとしても、学生時代のジャージやどうでもいいTシャツなどを部屋着としているのがせいぜいです。オンとオフのギャップが激しいため、不意に訪ねてこられると慌ててしまい、挙動不審になりがちです。

そもそも休日にはほとんど家から出ないことも多々あるため、休日にメイクする必要を感じません。ノーメイクなだけでなく、ノーブラ率も高いです。プライベートではとことん適当な身なりです。

ムダ毛のケア

干物女子は、本当は外出時の身だしなみを整えるのも面倒です。休日は携帯片手にいつまでも寝ていたい人にとって、ムダ毛などに割く時間が惜しいようです。目立たない部分はとにかく面倒くさいからほったらかし、特に冬場は見えない部分には手をかけることはありません。

たまに心底ムダ毛処理を面倒くさがって、永久脱毛をするタイプもいます。これには少し共感できる女子もいることでしょう。

整理整頓が苦手

基本的に面倒くさがりな干物女子は、引き出しやカバンの中など、プライベートな部分には無頓着です。

パッと見ステキなバッグでも、中がめちゃくちゃだったり、机の引き出しにも、捨て忘れたレシートやお菓子の袋などが詰め込まれています。あとで捨てればいいや、あとで整理すればいいやと、ちょっとの手間を惜しみ、後でやればいいと問題を先送りしがちです。

物を大切に扱ったり、整理整頓が苦手です

合コン不参加

合コンに誘われたら、多かれ少なかれ、新しい出会いに期待するのが普通の女子ですが、干物女子はこれも面倒くさがります。合コンに行くとなると、服やメイクに気を使わなければなりません。そして初対面、あるいはさほど親しくない人と逢って、空気を読めず浮いてしまうのも嫌なのです。

干物女子は自分に自信がないのとはちょっと違います。今の自分ではダメなのを知っているのです。だったら家に帰ってゴロゴロしたいという気持ちに勝てないのです。

面倒くさいが口癖

疲れた、面倒くさい、が口癖の人は干物女子である場合が多いです。

疲れたら休みたくなります。頑張りたくなくなります。面倒くさいと何事もやる気がおこりません。出かけるのも疲れるし面倒、人と逢うのも疲れる、だんだん動くのも食事に行くのも面倒になってきます。

そうなるとますます引きこもり、外に出なくなり、人に合わなくなります。人間関係が希薄になれば、当然出会いもありません。男性が、いいなと思って声をかけても、干物女子は面倒くさいから適当な理由をつけてお断りということもあります。

干物女子の恋人

一歩家に帰るとものぐさでだらだらしたい性質ですが、仕事や公の場ではきちんといた身なりを整えていますので、彼氏がいる干物女子もいます。

彼氏には二種類いて、彼女のことを干物女子であるということを知って付き合っている場合と、知らずにつきあっている場合です。知らずに付き合っている場合は、いつかバレるか、あるいは彼女が干物女子から脱却するかですが、彼女が干物女子だと知っていて付き合う男性もいます。

彼氏も干物男子

休日は一緒に漫画を読んだり、DVDで映画を見たり家でダラダラ過ごすお家デートがはかどります。出不精な男性も許してもらえるパターンです。彼女がノーメイクで適当ファッションなら、彼の方も気負う必要がなく、自然体で付き合える二人のようです。

反面、刺激がなく、関係はかなかりマンネリ化していて、親しみや情は湧きますが、女性としての魅力を感じにくくなってきている可能性もあります。

贅沢を言わないのがいい

恋愛経験が少ない干物女子は、多くを望みません。一緒に旅行に行きたいとか、高いバッグが欲しいとか、男性にとって面倒なことを言わないのです。たまのデートも高級なお店に行きたがることもなく、記念日やイベント事に拘ることもありません。

男性にとって、手間がかからないと思われているようです。

干物女子からの脱出方法

家でダラダラするのが気持ちよくて、何の不自由も感じていないかもしれません。それはそれで幸せなことですが、あまりにも家が良すぎて女性としての自分磨きが皆無になってしまうと、恋愛力も下がってしまいます。

もし干物女子からの脱出を願うなら、きっかけになる方法をいくつかご紹介します。できるものからやってみましょう。

部屋の模様替え

部屋の模様替えついでに、断捨離を決行しましょう。まずは面倒くさいからあとでいいや、と思っているものを捨ててしまいましょう。干物女子は部屋が汚いというか、ごちゃごちゃとしている傾向にあります。

せっかく家にいるのが楽しいのですから、その家をまずすっきりとさせて居心地のいい部屋にしましょう。

といっても面倒くさがりの干物女子です、1日5分のごみ捨てタイムを取るところから始めてみましょう。一度行動を起こしてみれば、意外に捗ってあっという間に終わることもあります。

ちょっと高価な服や美容品を買う

干物女子がお金を使うのは、もっぱら趣味などの楽しみのためで、美容装飾関連の物は適当なもので済ませてしまいがちです。少し高くても、自分が心から気に入ったものを買いましょう。ここで注意することは、服は気に入っても機能性だけで選ばないこと、手間がかかる美容器具などは面倒くさくなって使うのをやめてしまいますので、要注意です。

女性らしさを取り戻すために、下着、化粧品(口紅やチークなど)、靴などがおすすめです。特に下着は、古くなったものは思いきって捨てて、下着のリセットをしてみましょう。女性らしいものを日常的に使うことで、意識が高まってくることを期待します。

おしゃれなヘアサロンに行く

美容院に行くのも面倒くさい干物女子は、半年以上美容院に行っていない人も。伸びっぱなしの髪をひっ詰めたり、100円均一で買ったらくらくヘアグッズなどでゆるく整えるだけだったり。清潔感はあるのかもしれませんが、いつも同じ髪型であるようです。

たまにはおしゃれなヘアサロンを予約していってみましょう。おしゃれな雰囲気を見聞きして、おしゃれな美容師の方々にいろいろ相談して、おしゃれにしてもらってきましょう。

行くまでは面倒かもしれませんが、脱干物女子を目指す人には良い影響を与えてくれます。

ステキな人たちと交流する

干物女子には干物仲間がいるものです。何を気にすることなく、お互いだらけたジャージやスエット姿でダラダラと宅飲みしたりする干物女友達です。同類の友達なので、気持ちも楽で楽しいのですが、そればかりにならないようにしましょう。

たまにはイケメンや美女に合って、気を引き締めましょう。素敵な男性がいれば視線を気にしてそれなりに振る舞いますし、綺麗な女性がいれば女性として刺激になります。干物女子ばかりに囲まれていると、上昇志向が育ちません。イケメンや美女をしっかりと人間観察させてもらって、干物女子から脱却する術を学びましょう。

まとめ

いかかでしたでしょうか、読んでみて、ひょっとして自分も干物女子になってきているかもしれないという不安を抱いた方もいるでしょう。

干物女子を脱して恋愛したい、と思っても、生活習慣から変える必要もあるので、きっかけがないとなかなか難しいものです。

干物女子脱出のモチベーションを上げるのは、一番いいのが恋愛です。干物女子が恋愛に目を向けるのは非常に面倒なことだと思いがちですが、考え方ひとつでずいぶんと変わります。例えば、恋愛映画やドラマを見たり、婚活パーティに参加してみたり。恋愛脳をつくり、モチベーションをあげて力を得るのです。

もちろん、絶対に恋愛しなければならないわけではありません。恋愛に限らず、色々な人や事との出会いは、あなたの人生の刺激になります。それは引きこもっていては訪れません。あなた自身の魅力をアップするための手段としての干物女子脱出です。

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