厄払いの時の服装やマナー、料金などを紹介!普段着だとマズイ?

日本人の半数以上は気にすると言われている「厄年」。皆さんの中にも「厄払いに行っておこうかな・・・」と考えている人がいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、神社やお寺でご祈祷を受ける機会というのは、普段の生活ではほとんどありませんよね。直前になって「いつ行ったら良いの?」「どんな服装で行くべき?」「祈祷料はいくら包めばいいの?」・・・と、迷ってしまうことも多そうです。

そこで今回の記事では、厄払いを受ける前に知っておきたい「服装」や「お金」などのマナーについてまとめてみました。

「厄払い」とは?

多くの人が、何となく「良くない出来事が起こりやすい年」というイメージを抱いている厄年。正確には、以下のような意味があります。

厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢のことである。科学的な根拠は不確かで、陰陽道由来とされるものの出典は曖昧である。しかし、平安時代にはすでに存在し、根強く信じられている風習である。

(出典:wikipedia

科学的な根拠はないとされていますが、「厄年の期間に悪いことが起こってしまった」という話も、世間ではよく耳にしますよね。

とある調査によると、厄年経験者の3割は、病気やケガをしたり、人間関係が悪化したり、といったトラブルに遭遇しているのだとか。

実は筆者もその一人で、本厄の年に大病を患ってしまいました・・・。

「備えあれば憂いなし」ではないですが、こうした災い事が少しでも軽く済むように行うのが「厄払い」です。

厄年の期間中の過ごし方や、避けたほうが良いことについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ご興味のある方は、ぜひこちらもご覧くださいね。
『女性の厄年はいつ?今年何歳の人?どんな事が起きるかを紹介!』

厄払いはいつ・どこで受ければ良い?

厄年を気にする人なら、ぜひ受けておきたい厄払い。まず、厄払いはどのタイミングで受けたら良いのか、またどこで受けたら良いのかについてご説明します。

厄払いを受ける年齢

厄年が訪れる回数は男女で異なり、男性は3回、女性は4回です。

また、いずれの厄年にも、前後1年間に「前厄」と「後厄」の期間があり、厄年そのものの年である「本厄」と同様に忌み慎むべきとされています。

【男女別・厄年の年齢】※数え年表記・赤字は「大厄」

前厄(男性) 本厄(男性) 後厄(男性
24歳 25歳 26歳
41歳 42歳 43歳
60歳 61歳 62歳
前厄(女性) 本厄(女性) 後厄(女性)
18歳 19歳 20歳
32歳 33歳 34歳
36歳 37歳 38歳
60歳 61歳 62歳

厄払いは本厄の時に受ける人がもっとも多いと言われており、中でも厄がもっとも重いとされる「大厄」にあたる年は、他の厄年は何もしなかった人でも厄払いを受ける人が多いそうです。

年明け?節分?厄払いを受けるタイミング

厄払いに最適だとされているタイミングは、以下の3つの時期です。住んでいる地域や神社仏閣によっても異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

  • 新年早々(初詣と同時など)に行う。
  • 節分に合わせて行う。
  • 年始~節分までの間に行う。

時期については「いつまでに受けなくてはいけない」といった絶対的な決まりはなく、神社仏閣の多くは基本的に1年中いつでも厄払いを受け付けてくれます。「そういえば今年厄年だった!」と気が付いた時でも、決して遅くはありませんよ。

ただし、予約が必要な神社・お寺もありますので、事前に問合せをしておいたほうが無難です。

また、年明けや節分などの時期に合わせて「厄除祈願祭」などの厄除け祈願の期間を設けている神社も全国に多数あります。

神社?お寺?厄払いを受ける場所

厄払いというと神社で受けるイメージをお持ちの人が多いですが、基本的には神社でもお寺でも厄払いを受け付けてくれます。

栃木県の「佐野厄除け大師」や東京都の「神田明神」といった、厄除けや厄払いで有名な神社仏閣もありますが、住んでいる地域の神社やお寺、代々信仰している神社やお寺でも構いません。

その後の「お礼参り」のことを考えたら、むしろ近くのほうが良いかもしれませんね。

厄払いを受ける際の「服装」のマナー

滅多にない機会ということで、意外と迷ってしまう人が多いと言われている、厄払いを受ける際の「服装」。

一般的には「こういう服装で受けるべし」といった決まりはないそうですが、神様仏様にお願いをしに行くのですから、失礼にあたるような格好は避けたいものです。

では、厄払いを受ける際には、具体的にどんな服装で行くのが望ましいのでしょうか。

厄払いに相応しい服装とは

厄払いを受ける際には、以下のような服装で行くのがもっとも無難。華美な服装や、肌の露出が多い服装は避けましょう。

  • 男性:スーツ+ネクタイ+革靴
    ・スーツは黒もしくは濃紺(できれば無地)。
    ・Yシャツは白。
    ・ネクタイは派手な色や柄のものは避ける(できれば白)。
    ・靴下は黒もしくは濃紺。
  • 女性:スーツまたはワンピース、襟付きの服
    ・スカートやワンピースの丈は短すぎないよう注意。
    ・靴はローヒールのもの。爪先の出るデザインはNG。
    ・ストッキングの着用を忘れずに!

いわゆる「フォーマルな服装」ということですね。

格式の高い神社やお寺になると、カジュアルな服装では厄払いを受け付けてもらえない場合もあるようですが、これなら全国各地どこの神様仏様にとっても失礼にはあたらないでしょう。

また、男女ともに和装もOK。いつもよりも気持ちがピシッと引き締まりますよ。

不安な点があれば、HPや電話などで事前に確認しておくのも良いでしょう。

帽子・コート・マフラーなどは外すのが礼儀

各地域や神社・お寺によっても異なりますが、厄払いは寒い時期に受けることが多いです。

行くまでの間は帽子やコート、マフラー、手袋などでしっかり防寒していってもちろん大丈夫ですが、建物の中に入る時は外すのが礼儀。受付を済ませたら待合所に通されるので、そこで脱いでおくようにしてください。

冬場は本殿・本堂も冷え込むことが予想されるので、暖かいインナーや貼るタイプのカイロなどで防寒対策をしておくことをおすすめします。

「平服=普段着」ではない!

神社やお寺の中には、厄払いの際は「平服でお越しください」といった案内をしているところもあります。

そう言われると「なんだ、普段着でOKなのか」と思ってしまう人も多いのですが、実は「平服」には以下のような意味があります。

へい‐ふく【平服】

ふだん着ている衣服。また、その服装。ふだんぎ。⇔礼服。

〈補説〉冠婚葬祭の招待状などで「平服でご出席ください」とある場合は、ふつう略礼装またはそれに近い服装を指し、カジュアルウエアは含まない。

(出典:コトバンク

つまり、神社やお寺の「平服でお越しください」は、モーニングなどのような「正装」でなくても良いですよ、という意味。決してTシャツやジーンズなどのことではありませんので、文字通りに解釈しないように注意してくださいね。

また、家族などが付き添いで厄払いを受ける場合も同じように、神様仏様の失礼にあたらないような服装で行くようにしましょう。お子さんであれば、学校の制服でも大丈夫です。

厄払いを受ける際の「お金」のマナー

続いては、厄払いを受ける際の「お金」のマナー。「金額はどれくらい?」「どうやって渡すべき?」といった疑問を解決していきましょう。

厄払いにかかる料金は?

厄払いの際に納める謝礼は、神社では「初穂料(はつほりょう)」、お寺では「御布施(おふせ)」と呼ばれています。

大きな神社やお寺では金額が明示されていることが多く、納めた金額によって厄払いの後にいただけるお札の大きさや記名の有無が異なります。

各都市の有名な神社仏閣の初穂料・御布施を調べてみました。

  • 北海道神宮(北海道札幌市):5,000円・10,000円
  • 明治神宮(東京都渋谷区):5,000円~30,000円
  • 川崎大師(神奈川県川崎市):5,000円~30,000円
  • 熱田神宮(愛知県名古屋市):6,000円・8,000円・10,000円以上

相場はおよそ5,000~10,000円といったところでしょう。中には金額を明示しておらず「お気持ちだけで結構です」という神社もありますが、その場合もやはりこの相場を目安にすると良いですね。

ただし、初穂料や御布施は神様仏様への感謝の気持ちをあらわすためのものですので、自分の懐事情に合った金額で構いません。金額が少なめだから、いただいたお札が小さいから、といって厄払いの効果が半減するわけではありませんのでご安心くださいね。

どうやって渡せばいいの?

初穂料や御布施は、水引のついたのし袋もしくは白い封筒に入れるのが一般的です。水引には様々な形がありますが、初穂料や御布施を入れるのは「紅白の蝶々結び」になっているものを選びましょう。

書き方は以下のとおりです。

  • 表面(いずれも縦書き)
    ・上部:「初穂料」(お寺ならば「御布施」)と記入。
    ・下部:厄払いを受ける人の氏名(フルネーム)と記入。
  • 裏面
    ・金額(金〇千円/〇万円)
    ・厄払いを受ける人の住所

中に入れるお金は新札が好ましいですが、用意できない場合はなるべくシワを伸ばしたお札を入れるようにします。お札の向きは、人物が印刷されている面とのし袋の表面が同じ向きになるように揃えてください。

また、神社の中には、社務所に直接現金を渡すため袋は不要というところもあるようです。渡すタイミングなども含めて、事前に問合せをしておくと良いですね。

厄払いを受けたら「お礼参り」も忘れずに

厄払いを受けた後、意外と忘れがちなのが「お礼参り」

お礼参りとは、お願い事をきいてくださった神様仏様に、結果の報告と感謝の気持ちを伝える参拝のことです。

皆さんも普段、誰かから助けてもらったり頼みを引き受けてもらった時にお礼をするでしょう?

それと同じで、神様仏様に「厄年を無事に過ごせますように」とお願いしたのなら、平穏に1年を過ごせたことに対するお礼をするのがマナーです。

お礼参りにはいつ行けば良い?

「いつまでに行かなくてはならない」といった決まりは特にありませんが、一般的には1年以内にお参りするのが望ましいとされています。

厄年の3年間は毎年お払いを受けるという人ならば、「本厄の厄払いとあわせて前厄のお礼参り」「後厄の厄払いとあわせて本厄のお礼参り」というのも良いでしょう。

お礼参りではどんなことをするの?

昇殿参拝でももちろん良いですが、お賽銭を投じて1年の報告と感謝の気持ちを伝える一般的な参拝でも構いません。

お礼参りの際もやはり、ジーンズなどのカジュアルすぎる服装は避けるのが神様仏様に対する礼儀です。特に昇殿参拝をお願いする場合は、厄払いの時と同じようにスーツなどのフォーマルな服装で行くようにしてくださいね。

また、厄払いの際にお札やお守りをいただいた場合は、それをお返ししましょう。古いお札やお守りを持ったままでいるのは、あまり良いことではありません。

まとめ

今回の記事では、厄払いを受ける際のマナーについて詳しくご紹介してまいりました。お寺や神社でご祈祷をしてもらうというのは普段なかなかない機会なので、知らないことも多かったのではないでしょうか。

人と人との間でも、何かお願い事をきいてほしいときには、謙虚な態度でお願いをすること、きいてもらたらお礼を言うことが最低限のマナー。

それと同じで、神様仏様にも厄年を無事に過ごせるようにお願いするのですから、厄払いを受ける際には失礼のないように気を配り、1年無事に過ごすことができたら見守っていただいた感謝をお礼参りで伝えるようにしましょう。

神様仏様というくらいですから、きっと少しくらいの無礼は多めに見てくれているのでしょうが、それでも「敬う気持ち」をきちんと持って臨みたいですね。

最後までご拝読いただき、ありがとうございました!

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