バツイチの再婚率はどのくらい?再婚相手の選び方と出会い方を紹介!

結婚した人がいれば、離婚した人もいて再婚する人もいます。ひと昔前であれば、一度離婚してしまうと再婚は難しいという時代でありました。今は結婚についての考えが多様化し、結婚とは‟家に入ること”という考えは薄まりつつあります。

様々な理由で離婚に至る夫婦は多いようですが、新たなパートナーと再スタートをきる再婚も多いようです。今回はバツイチで再婚することによって影響することや再婚相手の選び方についてご紹介していきます!

再婚している確率

初めから、離婚する予定で結婚をする人はいないでしょう。結婚するからには「一生この人と人生を共にする」という決意があるはずです。しかし、生活を共にする中で起きるすれ違いに「こんなはずではなかった…」と思う方も多いでしょう。

その程度は人により様々で、折り合いのつかないことに耐えられなくなり離婚するも、再婚への自信をすっかり無くしてしまっている人も多いでしょう。

夫婦の4組に1組は再婚

厚生労働省が発表している「婚姻に関する統計」によると婚姻した夫婦のうち、夫婦とも再婚という夫婦の割合は26.8%で、夫が初婚・妻は再婚が7.1%、妻が初婚・夫は再婚が10.0%、夫婦とも再婚は9.7%となっています。

この数字をみると「結婚する夫婦の4組に1組はどちらかが再婚である」といえ、決してバツイチだから再婚は出来ないということはなく、再婚の可能性は十分に考えられるのではないでしょうか?

バツイチは結婚に失敗しにくい

一度離婚を経験したことのある人は、結婚生活に自信を失くしていることもあるかと思います。しかし、失敗したからこそ何がいけなかったのかが具体的に理解できているとのいえ、次の結婚では成功しやすいのです。

また、最近では結婚したくてもできない人も増えています。その中で一度でも結婚することのできたことは誇りでもあります。やらないよりもやって経験を積んだほうが断然いいのです。

再婚を考えるきっかけとは?

バツイチの方がもう一度家庭を持ちたい、結婚したいと考えるきっかけとなる瞬間はどんな時なのでしょうか?具体的にその理由をご紹介していきます。

寂しい

結婚していれば、嫌になったとはいえ相手の存在があります。その空間が離婚によってなくなることで、一人で生活していくには寂しいという考えになっていくようです。

この寂しさは、独身のまだ結婚を経験していない頃の寂しさとは違い、一度は‟温かい家庭”を経験していることによるものなので、その孤独感はより一層強いものとなるようです。

老後の心配

老後のイメージが付かない頃に離婚をしても、「なんとかなる」と思うものですが、一人で生活していくと、意外に一人では苦しい場面もたくさん出てきます。

病気になったり、介護が必要になったりすることも考えられます。その心配をしはじめるとキリがなく、最終的に「孤独死するのでは…」という考えに至り、一人で一生を終えるのは耐えられないと感じるでしょう。

子供のことを考えると…

子供を連れて離婚に至った人は‟片親で子供に寂しい思いをさせていること”について辛いのではないか?と心配になるようです。

特に子供の父親や母親との縁が完全に切れてしまっている場合は子供に新しい父や母をつくってあげたいと再婚を考え始める人も多いようです。

子供が巣立った

まだ子供が小さい頃には、再婚を考えるかもしれませんが、人によっては再婚すると結婚相手と子供の相性も気になるところですし、子供が思春期などの難しい年齢に差し掛かると影響が大きいため、再婚は躊躇してしまうこともあります。

しかし、それも子供が自立する年齢になり、巣立ってしまえばその後の自分の人生は好きなように生きたいと思うようになるようです。

再婚相手の選び方

「再婚する」と決めると、再婚相手を選ぶとなると何が正しいのか分からなくなることもあるでしょう。

ここでは、バツイチの再婚相手の選び方をお話していきます。

育った環境が近い相手

結婚とは、生活を共にするということですので、好きなだけでは結婚を続けることは難しいでしょう。少しの生活習慣のズレでも積み重なると大きなすれ違いになってしまいます。結婚するときには相手の育った環境を良く観察する必要があります。

その際に‟自分の育った環境と相手が育った環境が似ていること”がポイントとなります。自分と似た環境で育っているということは、価値観も似ていることが多く、生活していく上で詩劇はないかもしれませんが、摩擦が少なくストレスなく過ごせる可能性が高いのです。

子供の反応をみる

親が再婚すると、少なからず子供に与える影響がありますよね。再婚は最終的に自分の意思で決めることではありますが、子どもの意見を無視することはできないのではないでしょうか。

子供が特に小さい場合や、難しい年齢の場合は特に、子どもの再婚相手に対する率直な意見をしっかりと聞いておくことも後に再婚を成功させるポイントになります。

同居期間で試してみる

結婚することが初婚の場合は「結婚は勢い」なんていうことも通じますが、再婚の場合は勢いだけで結婚してしまうと、失敗してしまうこともあり、ダメージが大きくなってしまいます。

正式に籍を入れるのは一旦ストップし、その前に同居する期間を設けてみることをオススメします。特に子供のいる場合は再婚相手が子供とどのように接しているのかや、子どもが再婚相手を受け入れてくれるのかなど、しっかりと見ておく必要があるでしょう。

経済的な安定

これは、初婚の場合でもいえることですが、経済的な面で生活がやっていけるのかどうかを見極めることも必要です。

寂しさから「とりあえず一緒になればなんとかなる」などと考える人もいるようですが、なんとかなったとしても家庭が滅茶苦茶になってしまったり、無理して結婚生活を続けるようなことになれば、何のために結婚したのか分からなくなってしまいます。

金銭面での価値観は後の大きなズレやトラブルとなってしまいますので、お金のことについてはお相手の方としっかりと話し合いをしておくようにしましょう。

再婚する際に障害となることとは?

バツイチの人が、再婚を決めるとなれば‟障害となること”がいくつか挙げられます。避けては通れないことですのでしっかりと心得ておきましょう。

相手の親の反対

再婚が珍しくないとはいえ、やはり世間からは良いイメージは持たれないでしょう。結婚は家同士が親族となり絡んでくるものでもありますので、相手の親からの信頼や承認は重大なものとなります。

お相手が特に初婚の場合は反対されることも覚悟しておいたほうがいいでしょう。時間をかけて信頼関係を築いていけるように関係を良好にしておきましょう。

子供との相性が合わない

バツイチで子供を連れている人の場合、相手と子供との相性も重要になります。子供が相手を気にいらない場合や、心を開かない場合などは再婚は保留にした方がいいでしょう。

特にお互いに子連れとなれば、子ども同士の関係性も複雑化してしまいますので、相性はより大切なものとなることを頭に入れておく必要があります。

養育費の支払い

バツイチの男性の場合、子どもは元奥様が引き取って、自分は養育費を支払っているというケースが多いものです。または、自分の過失で離婚に至った場合は慰謝料の支払いもあるかもしれません。

養育費などの支払いがあれば、その分、再婚後の生活や貯金に残せるお金が少なくなってしまいます。このような場合は相当な話し合いが必要で、お互い合意のもとで再婚したのであれば大丈夫ですが、そうでなければ再婚は躊躇してしまうでしょう。

再婚の婚活方法

再婚の場合も初婚の場合も基本的に出会い方は変わりません。‟婚活”といえば、バツイチの人も多いことは事実です。

職場

自然に男女が出会うとなると、やはり一番多いケースは「職場」となります。同じ職場の人とは共にする時間が多く、はじめから恋愛目的ではないため相手の‟本来の姿”が見えやすいのです。そのため、ふとした瞬間に恋愛へと発展することも多いでしょう。

再婚は考えているけれど、自然に出会いたい人や時間を掛けて相手を見たい人にとって職場での出会いは最適な場所と言えるでしょう。

知人や友人の紹介

友人や知人経由で知り合って再婚するケースも多いでしょう。特にお互いをよく知ってくれている友人であれば、あなたにピッタリな相手を見つけてくれることもあります。

「再婚はこりごり…。」と思っていると、チャンスを逃してしまうかもしれません。再婚目的ではなくても、友人関係の輪を広げる気持ちで紹介してもらうようにすると意外と良い出会いに巡りあうこともあります。信頼できる知人や友人には素直に打ち明けておくといいでしょう。

趣味サークル

初婚の人でも勇気のいる‟婚活”ははじめから出会い系に登録したり、結婚相談所に行くことはなかなか勇気のいることでしょう。再婚となれば、さらにハードルが高く感じてしまうこともあります。

そんな時には、習い事や趣味の会に参加するようにすれば、気の合う人と出会える確率が高まります。まずは友達をつくるくらいの気持ちで積極的に興味のある事には飛び込むようにしてみましょう。

SNSや結婚相談所

少し勇気がいることかもしれませんが、はじめから自分の中でお相手の「条件が決まっている再婚」を目的としているのであれば効率よく、出会い系サイトや結婚相談所に登録しておくのが一番です。そして、その中から自分の条件にあった人を探すこともできますので、無駄がなくスピーディに出会うことが可能になります。

まとめ

今回この記事では、バツイチの方が再婚する時に必要な心構えについてお話しました。再婚であっても初婚であっても基本的に結婚は重大な決断を迫られていると感じます。そこには、選択した自分への責任や覚悟が伴うでしょう。

生活を共にするのですから見極めももちろん大切ですが、結婚してからの日常で、お相手の事を思う気持ちや感謝の気持ちは常に持ち続けていたいものですよね。上手くいく秘訣は、そんな小さな思いやりの積み重ねにあるのかもしれません。

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