風俗に行くのは浮気?男女の心理や発覚した時の対処方法を紹介!

愛するパートナーの態度がそっけなく感じられる時、以前と比べて電話やLINEの回数が減った時・・・「もしかして、浮気しているんじゃないの?」と、つい不安になってしまうものです。

そもそも浮気とは、どこまでがセーフで、どこからがアウトなのでしょうか。異性と二人きりで食事をしただけでも浮気だと見なす人もいれば、気持ちが伴わないキスやハグまでなら許せるという人もいますよね。

では、「風俗」はどうでしょう。多くの女性にとっては、自分の彼氏や旦那が風俗店に行くなど決して良い気分ではありません。しかし、お金を払って遊んでいる以上、浮気とは言い難いような気もします・・・。

そこで今回の記事では、「風俗に行くことは浮気に入るのか?」という問題について、とことん考えてみたいと思います!

男性にとって「風俗=浮気」ではない?

「旦那のスーツのポケットから、夜のお店らしき名前が書かれた名刺が出てきた」・・・TVドラマなんかではありがちな展開ですよね。

さて、こんな出来事が実際に起こったら、あなたならどうするでしょうか。「まぁ、いっか!」と笑って許せる女性は、おそらく少ないのではないかと思います。

しかし、「私がいるのに風俗に行くなんてヒドイ!この浮気者!」と女性が責め立てても、多くの男性は堂々と「風俗と浮気は別物だ」などと言い張ります。

男性が「風俗=浮気じゃない」と言い切れるのはなぜなのでしょう。女性たちが理解に苦しむこの心理について、詳しく調べてみました。

セックスに対する考え方は男女で違う

男性が風俗店を訪れる理由、それは当然のことながら「女性とエッチな行為をしたいから」に他ありません。それなのに、「風俗=浮気じゃない」なんて言えるのはなぜなのでしょうか。それは、男性と女性ではセックスに対する考え方が根本的に異なるからです。

女性は基本的に「セックス=愛情表現」です。セックスしたいと思えるのも、セックスが気持ち良く感じられるのも、愛情が確認できるからこそ。気持ちの伴わないセックスなど、苦痛でしかありません。

一方、男性は愛情表現としてのセックスと、性的な欲求を満たすだけのセックスを、相手によってうまく使い分けることができるんです。つまり、本命の彼女や奥さんとするセックスと、風俗嬢とのセックスはまったく別物として考えているんですね。

「風俗が浮気か否か」という問題において、男女の意見が大きく分かれるのはそのためです。

男は「セックス=汚れ」のイメージがわからない

「他の女を抱いた汚らわしい手で、私を触らないでよ!」・・・こちらもTVドラマなどで耳にしそうなセリフ。こんなふうに言われた男性は、たいてい唖然としています。

感じ方には個人差があるかと思いますが、多くの女性は「セックスをすると体が汚れる」という感覚を持ち合わせているようです。つまり、女性はそれほど「セックス=罪深いもの」だと感じているということですね。チャラ男や尻軽女に嫌悪感を抱くのは、セックスによって汚れていると感じるからです。

一方、「〇人斬り」なんて表現もあるように、男性にとってセックス経験の多さは武功のようなもの。これは「汚れた」という感覚を持っていないからこそです。この感覚の有無も、男性が「風俗=浮気じゃない」と言い切れる理由の一つでしょう。

”本番ナシ”なら自慰行為の延長?

風俗店では、売春防止法によって性交渉を行うことは違法とされています。どんなに過激な性的サービスを提供しても、本番行為だけはしてはいけない決まりがあるんです。これが恋人同士や夫婦のセックスとの大きな違いですね。

そのため、風俗店で性的サービスを受けることを自慰行為の延長のように捉えている男性もいるようです。

一般的に、自慰というと「部屋でこっそり、エッチな本やDVDをお供に・・・」というシチュエーションを想像します。しかし、男性にはそれだけではどうにも物足りない時がある様子。それならお金を払って気持ち良くしてもらおう、と風俗店に足を運ぶのです。

つまり、たとえ裸で女の子とイチャイチャしようと、オーラルセックスを堪能しようと、男性からすれば風俗店で受けたサービスは「お金を払って自慰を手伝ってもらった」ようなもの。恋人や配偶者とのセックスとはまったくの別物だと言い切れるわけですが・・・女性にはちょっと理解できません。

お金を払っている以上は浮気じゃない

風俗店では、性的なサービスを受ける代わりにお金を支払う必要があります。こちらも恋人同士や夫婦のセックスとは大きく異なる点ですね。彼女や妻とはお互いの愛情のもとにセックスをするわけですから、お金を払う必要なんてありません。

同じ性行為でも、料金が発生する以上、風俗嬢との関係はあくまでも”サービスを提供する側”と”受ける側”。男性は、お金で繋がった関係を浮気とは考えていないのです。

とはいえ、お気に入りの風俗嬢に貢ぐために生活費に手を付けたり、通い詰めているうちに本気になって離婚沙汰になったり・・・なんていうのも、世間ではよくあること。お金が絡んでいるから100%浮気ではない、とは言い難いですよね。

男性が風俗に行きたくなるのはどんな時?

多くの男性は、セックスに対する考え方が私たち女性とはまったく異なっています。風俗店に足を運ぶことにそれほど罪悪感を感じていないのは、そのためなんですね。

では、男性はどんな時に風俗を利用するのでしょうか。

手っ取り早く性欲を解消したい時

生理中や妊娠中など、女性にはセックスができない期間がありますよね。パートナーの身体を気遣ってセックスを控えたものの性欲が我慢できない、だからといって自慰じゃちょっとむなしい・・・そんな時に、男性は風俗でサクッと性欲を解消したいと考えるようです。

普段から性欲が強くある男性は、そんな機会が多いのかもしれませんね。

夫婦生活がうまくいっていない時

ラブラブだった新婚時代が嘘のように、妻の態度がそっけない、会話すらロクにしてくれない、性生活もサッパリ・・・そんな家庭の中で自分の居場所を見失ってしまった男性が、風俗を利用することもあるようです。

確かに、風俗店では女の子が親身になって話を聞いてくれますし、イチャイチャすることだってできますよね。

出張や単身赴任をしている時

平日は仕事が山積み、休日は家族サービス・・・そんな既婚男性たちを自由にしてくれる、出張中のひととき。ほんの僅かでも好きなように過ごせる時間が手に入ったからには、普段できないことをしてやろう、と風俗を利用することも多いのだとか。

自分の家を遠く離れて単身赴任している時も、家族の目を気にしなくて済むため、風俗を利用している男性がいるでしょう。

秘密の性癖を満たしたい時

性的嗜好は人それぞれですが、中にはちょっとアブノーマルな行為を好む人もいるでしょう。そうした人たちは、恥ずかしくてパートナーにカミングアウトできない、パートナーに受け入れてもらえない・・・などの理由で、風俗を利用するようです。

風俗には「○○フェチ専門」といった特殊なお店もありますから、自分の性癖に合うところに行けば満足のいくプレイができるのです。

臨時収入をゲットした時

風俗店に行くには、当然のことながらお金がかかります。風俗店の種類にもよりますが、1回の利用料金の相場は1万円~3万円ほど。「風俗の王様」と呼ばれているソープランドの高級店になると、8万円を超えるところもあるようです。

サラリーマンの1ヶ月のお小遣いの平均額が37,428円(2017年度・新生銀行調べ)ですから、普段は行きたくても無理、という男性も多いはず。趣味のパチンコで家族には内緒の臨時収入をゲット!なんて時には、思い切って風俗を利用したくなるのかもしれません。

仕事上の付き合いで

自分の意志ではなく、仕事上どうしても風俗店に行かなくてはならないということもあるでしょう。大事な接待や、上司からの誘い・・・仕事のことを考えたら、断れない時もありますよね。

この場合に限っては、浮気を疑うのはちょっとかわいそうな気がします。

既婚者必見!夫の風俗通いは離婚理由になる?

冒頭でも触れたように、キスやハグ、セックスなど、浮気の境界線は人それぞれ。実は法律上でも、「○○をしたら浮気」といったような明確な基準は設けられていないんです。

そればかりか、浮気を禁止する法律もありません。つまり、何度も浮気を繰り返してパートナーの心を傷つけたとしても、何の問題もないのです。

ただし、それは独身カップルだけで、婚姻関係にある夫婦となると話が別。浮気が正当な離婚理由として認められ、パートナーに慰謝料を支払わなくてはならないケースもあります。

では、もし夫の風俗通いが発覚した場合はどうなのでしょうか。

浮気を理由とした離婚や慰謝料の請求が認められるケース

浮気を理由とした離婚や慰謝料の請求を主張することが法的に認められるのは、浮気の中でも「不貞行為」に該当する場合のみとされています。

不貞行為とは、ずばりセックスをともなう浮気や不倫のこと。たとえ1度きりの出来事であっても、風俗嬢が相手であっても、離婚原因を定める民法第770条第1項第1号に該当します。したがって、写真や動画など不貞行為があったことを証明できるものがあれば、離婚や慰謝料の請求を主張することが可能なのです。

夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

  1. 配偶者に不貞な行為があったとき。
  2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  3. 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

(引用元:wikipedia)

また、以下のような「性交類似行為」も、不貞行為とみなされます。

  • オーラルセックス(唇や舌などを駆使して行う性行為全般)
  • 射精を伴う行為(手淫など)
  • 同性愛行為

つまり、本番ナシの風俗店でも、サービス内容によっては浮気とみなされることがあるのです。

キスやハグだけならセーフ?

法的に浮気のボーダーラインとされるのは、肉体関係の有無。つまり「セックスをしたかどうか」です。したがって、配偶者以外の異性とハグをする、キスをする・・・などの行為は不貞行為には該当せず、これだけでは離婚や慰謝料請求が認められません。

他にも、以下のような行為は、法律上では浮気とみなされません。

  • 一緒に食事をしたり、遊びに出かけた
  • 手をつないだ
  • 互いに見つめ合った
  • 誕生日やクリスマスなどのイベンド時にプレゼントを贈った
  • 合コンなどで不特定多数の異性と会った
  • メールやSNSで親密な内容のメッセージをやりとりした
  • 出会い系サイトでメッセージをやりとりしていた
  • ビデオチャットなどで互いに裸を見せ合った

ただし、このような行為を行う関係が長期間にわたって続いていたり、メールのやりとりの内容が恋人同士のように濃密であるなど、性的な関係が十分うかがわれるような場合には、性行為があったという証拠がなくても不貞行為とみなされる可能性があります。

風俗店の種類別にみる浮気の境界線

一般的に、性的なサービスを提供するお店のことを一括りにして「風俗」と呼ぶことが多いですが、風俗店には様々な種類があり、サービス内容も異なります。

特に女性の皆さんは、「ヘルス」や「ソープ」などという名前だけは知っていても、実際にどんなサービスを提供しているかはわからないという人が多いのではないでしょうか。

風俗店で行われるサービスの概要と、それが不貞行為にあたるのかどうかを種類別にまとめてみました。

◆ソープランド

「風俗の王様」とも呼ばれるソープランド。その理由は、提供するサービスや女性の質などのレベルが高いことがまず一つです。

そしてもう一つは、風俗店で唯一性交渉が黙認されていること。本来、風俗店での本番行為は違法ですが、ソープランドはスーパー銭湯なや健康ランドと同じ「お風呂屋さん」を表向きとしています。つまり「お風呂屋さんで出会った男女が自由恋愛の末にセックスに至った」と考えられているため、法律で禁止されている売春にはあたらないのです。

したがって、ソープランドに行くこと自体が不貞行為に該当します。

◆ヘルス系

「デリバリーヘルス」「ホテルヘルス」「ファッションヘルス」などの種類がありますが、これらの違いはサービスを提供する場所だけ。サービス内容はいずれもほぼ同じで、キス、手淫、口淫などです。

本番行為はもちろんNGですが、手や口を使って性器を愛撫する行為や射精を伴う行為は「性交類似行為」にあたります。

◆性感マッサージ

通常のマッサージの延長線上で性的サービスが行われます。マッサージをしてくれている女性の胸などに触れたり、キスをしたりといった行為は、お店によって可否が異なるようです。

男性はほぼ受け身の状態なので本番行為はありませんが、サービスの中に射精を伴う行為が含まれている場合は不貞行為とみなされる可能性が高くなります。

◆ピンクサロン

ソープやヘルスとの大きな違いは、「個室ではない」というところ。キャバクラに似たフロアで大勢の男性客と風俗嬢が会話やドリンクを楽しみつつ、主にオーラルセックスなどのサービスが提供されます。

こちらも性交類似行為ですので、不貞行為にあたります。

パートナーの風俗通いが発覚した時の対処法

ここまでお話してきたように、風俗店を利用することも立派な浮気行為です。世の男性たちが語る「本番してないから浮気じゃない」「お金を払っているから浮気じゃない」は、独身ならまだしも夫婦間では通用しないということですね。

愛するパートナーの風俗通いをやめさせたいのならば、これを認識してもらうのがいちばんでしょう。とはいえ、男性と女性の心理は異なるもの。女性がどんなに「風俗=浮気!」と主張をしても、悪びれずに風俗を利用する男性も少なくないでしょう。

そんな時のために、別路線からの対策をいくつかご紹介したいと思います。

自由に使えるお金を制限する

風俗店を利用できるのは、お金に余裕があるからこそです。先ほどお話したとおり、お店の種類によっても異なりますが、利用料金の相場は1~3万円ほど。たとえば毎月のお小遣いが1万円しかなければ、いくら何でも風俗に全額をつぎ込むという男性はいないでしょう。元を断つという意味で、自由に使えるお金を制限するというのは効果的な方法だと思います。

ただし、支払いにクレジットカードを利用していることも考えられますので、毎月届く利用明細もしっかりとチェックするようにしましょう。支払先の会社名に覚えがない、1回に数万円の利用がある・・・など、あやしいと思った時には「何に使ったの?」と聞いてみてください。パートナーに収支を管理されていると思ったら、簡単に風俗に行こうとは思えなくなるはずです。

自分に原因がないか見直してみる

「私がいるのに風俗に行くなんて最低!」そう責めたくなる気持ちはわかりますが、実は男性が風俗を利用するのは、パートナーの女性が原因となっているケースも多いのです。

彼氏や夫の風俗通いでお悩みのあなた、以下に思い当たることはありませんか?

  • 会話などのコミュニケーションが普段から少ない
  • パートナーに素っ気ない態度をとっている
  • 見た目を気にしなくなった
  • セックスの誘いを拒否している
  • パートナーの性癖が理解できない

お付き合いや結婚生活が長くなってくると、出会った頃のような熱い恋愛感情は次第に薄れてくるもの。しかし、頑張って仕事を終えて帰ってきても、妻からは労わりの言葉すらない、TVやスマホに夢中で真剣に話を聞いてくれない、おまけにセックスレス・・・これでは、男性もやりきれませんよね。家庭の外に居場所を求めたくもなるでしょう。

また、いくら家事や育児に追われているとはいえ、顔はすっぴん、髪はボサボサ、服は適当・・・こんなパートナー姿のに色気を感じる男性はほぼいないと思います。女性として見てもらいたいのであれば、見た目にも気を配り女性らしさを保つことが大切です。

そして、パートナーとの性生活では満足できないという理由で風俗を利用している場合は、一度性について話し合う機会を設けてみましょう。パートナーはどんなプレイを望むのか、自分はどこまでならOKなのか・・・とことんぶつかり合ってください。お互いに歩み寄ることで解決できるケースも多いのです。

性感染症のリスクを知らせる

先述のとおり、風俗店での本番行為は原則として禁止されています。そのため、風俗店では唇や舌を使ったオーラルセックスがサービスの主流です。

「セックスしていないのなら性病の心配はない」と思っている人も多いのですが、実はオーラルセックスでも喉を通して淋菌やクラミジアなどに感染するケースもあるのです。

風俗店でも性感染症の予防を徹底していますが、そもそも「行かない」ということが何よりの予防になります。これをパートナーにしっかりと認識させましょう。

そのためには、まず二人の間で性感染症を防ぐように心掛けること。まだ子供を作る気がないのであればコンドームを装着する、病院で定期的に検査をするなど、女性がそうした姿勢を見せることで、男性にも「自分も気を付けよう」という気持ちが生まれるはずです。

まとめ

今回の記事では、「風俗に行くことは浮気に入るのか?」という問題について詳しくお話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

セックスに対する価値観は、男女で大きな違いがあります。この問題に決着がつくことがないのはそのためなんですね。

女性の皆さんは、男性特有のセックス観を知ることで、風俗を利用する彼氏や旦那様の気持ちをほんの少し理解することができるのではないかと思います。そして、女性のセックス観についても、パートナーにきちんと知ってもらいましょう。「セックスってこういうものだと思う」「こういうことをされたら女性は悲しいんだよ」ということを、あなたの言葉で伝えてください。

お互いの気持ちを共有し、歩み寄ることができれば、二人の間ではこの問題について言い争うようなことはなくなるはずですよ!

最後までご拝読いただき、ありがとうございました。

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