不幸自慢ばかりする人の心理や特徴を紹介!どうやって対処すればいい?

やたらと不幸自慢してくる人っていませんか?「自分はこんなにもひどい目に遭ってきた」「自分はこんなにも不幸なのみみんなは恵まれてる」などと話すたびに不幸自慢をしてくる人がいます。

不幸自慢をされてもどのように対応したらいいのか迷いますし、だんだんとうんざりしてきますよね。今回は実際に不幸自慢してくる人の特徴や心理、そして、不幸自慢をしてきたときの対処法についてご紹介していきます。

不幸自慢をされて困っている人はぜひご一読ください。

不幸自慢をする人っていませんか?

不幸自慢をする人って割とどこにでもいませんか?会うたびに不幸自慢をしてくる人は何なのでしょうか。

気分を盛り下げる!不幸自慢をする人って何なの?

不幸自慢をしてくる人って結構多いですよね。人が悩み相談をしたり、愚痴を言ったら、「わかる~。私なんかさ~かくかくしかじか」などと自分の不幸自慢に話を持っていく人ってとても多いです。正直、他人の不幸自慢なんて聞いても興味はありません。

不幸自慢をしたところで周りの女性たちも話しが盛り上がるわけではありません。それなのに不幸自慢をしてくる人は、なぜいつまでも不幸自慢をやめないのでしょうか。

不幸自慢をしてくる人の心理や特徴を知ることで、今後どのように対策すればいいのかわかるでしょう。

不幸自慢をする人の特徴や心理について

まずは不幸自慢をする人の特徴や心理についてご紹介します。

相手の気を引きたい

まず不幸自慢をする人はとてもかまってちゃんで相手の気を引きたいと思っています。自分の話題で相手の気を引きたいと思ってはいるものの、相手の気を引けるような話題が無かったり、相手が自分が話していることへあまりリアクションをしないという場合に不幸自慢をして気を引こうとするのです。

人から不幸自慢をされたら、その不幸自慢の内容にもよりますが、ダイレクトで不幸な話をされてしまうと、それを途中で打ち切ったり、無視して話題を変えたりするのは気が引けますよね。ほとんどの人が「そうなんだ~。大変だったね。」とか「壮絶な過去だね。頑張ってるんだね」などと優しい恋をかけてくれます。

それを期待して、不幸自慢をすることで、相手の気を引こうとするのが不幸自慢する人の心理なのです。

注目を浴びたい

不幸自慢をする人は、注目を浴びたいと強く思っているところがあります。先ほど言ったように相手の気を引きたいところがありますが、それが特定の相手ではなく、周囲にいる人みんなから注目を浴びて、自分の話を聞いてもらいたい、自己アピールをしたいという想いが非常に強いのです。

不幸自慢をする人は基本的に自分に自信がありません。自分のコミュニケーションスキルでは人気者にはなれないと思っているのです。また、不幸話は避けにくい話題だということを知っていますので、自分の不幸話をすることで、「この人つまらない人だな」と人から避けられることを防止しているのです。

「本当はこんなこと他人に話すことではないんだけど」などと言いながら不幸自慢をする人ほど、声が大きくその空間にいる人みんなに聞こえるように話している光景はよくあると言えます。

素晴らしい人だと認められたい

不幸自慢をする人の心理として「自分は今までこんなにも困難や苦労を乗り越えてきた。素晴らしい人だと周りの人に認められたい」などという願望を持っている人もいるのです。

今までいろいろな困難を乗り越えて、年齢にしては考えられないくらい経験をして、今の私がいる。だからそんな私をみんなに見て欲しいと思っているのです。

実際にはそこまで努力したわけでも不幸なわけでもなく、ほとんどの人間が経験しているような経験であっても、自分は他に話題を持っていないため、自分をアピールするために話を大きく盛って話すのも特徴です。

このタイプも実は自分に自信がなく、自分をアピールするにはどうしたらいいのかを考えぬいた結果、「私は過去にこんな困難を乗り越えてきた」とアピールしようという考えになったのです。

今は困難を乗り越えられるくらいの実力は持っていないと感じており、知人や会社の同僚の目の前で困難を乗り越えて自分のことを認めてもらうことが難しいとわかっているため、確認のしようがない過去の話を持ち出して、自分を評価してもらおうと思っているのです。

寂しい

不幸自慢をする人はただ単に寂しくてかまって欲しいという気持ちから、不幸自慢をさせている可能性があります。今まで孤独と闘って生きてきたような人は、寂しいという気持ちをずっと抱いており、人が自分に興味を持ってくれるにはどうしたらいいのかということをずっと探し続けています。

不幸自慢をすれば周囲の人がかまってくれて、自分の話をただうなずいて聞いてくれたり、励ましてくれるということを知り、不幸自慢ばかりしてしまうようになったのです。

友達も少なく、コミュニケーション能力が低いと、不幸自慢をしてみんなが優しくしてくれたときの反応がクセになって忘れることができず、ずっと続けてしまうのです。

不幸な自分に酔っている

不幸自慢をする人は自分が不幸であることに酔っている場合もあります。いわゆる「悲劇のヒロイン」タイプの人間です。自分はこんなにも頑張っている、こんな恵まれない環境で努力し続けてきた、めげることなく頑張り続ける私ってすごく健気と自分で思いつつ、他の人にも思ってもらいたいと思い不幸自慢をしてしまうのです。

他の人が同じように「あなたは今までそんな辛い過去を経験しているのに、すごくいい子に育ったね」とか「良く今までぐれずに生きてきたね」「今あなたがすごく優しいのはそうやって努力してきたからなんだね」などと口車にのせられているのがとても快感で、不幸な自分を作り上げて、不幸な自分に酔っているのです。

話を自分中心にしたい

不幸自慢をする人は話題の中心にいたいという想いから、いつも選ぶ話題が自分の不幸自慢になってしまうということもあります。不幸話は誰かが始めたら、他の人はその話を中断させることはしにくいと感じます。内容によってはとても深刻な話をしているように見せますので、それを遮ってまで「そんなことより、新しくできたカフェ行った?」などと言うことはできません。

不幸自慢をする人は、相手の心理を利用して、不幸自慢をすることで自分が話題の中心になれると実感し、誰かに遮られることなく話すことができるとわざと不幸話をしてしまうのです。そうすることで、いつも自分が話題の中心になり、自分があたかも人気者であるかのような気持ちになれるのです。

実は幸せ自慢をしている

不幸自慢でもしている人の中には、不幸自慢をしているように見えて実は幸せ自慢をしているタイプもいます。よく漫画やドラマで「モテすぎちゃって困る~」という人もこのタイプの人間だと言えます。

極端に幸せ自慢をする人はいないと思いますが、「元彼によりを戻そうって迫られてて、今の彼氏もすごく怒っちゃってて、私だけは絶対に渡さないなんて怒鳴ったんだ~」などと落ち込んだ様子で言いつつ、悩み相談かなと思ったら、ただ単に2人の男性から言い寄られてモテる私はすごいということをアピールしたいだけということも良くありますので注意しましょう。

このようなタイプの人はまともに話を聞いている方が馬鹿らしくなってきます。

不幸自慢にはどう対処したらいい?

では実際に不幸自慢をされたらどう対処したらいいのでしょうか。

適当に聞き流す

まずは不幸自慢をする人に対して一番いい対処法は適当に聞き流すということです。話をスルーするスキルを身に着けて、「へーそうなんだー」「そかそか大変だったね」などと聞き流すようにすれば、相手は「不幸自慢をしても相手にしてくれない」と感じ、不幸自慢をするのを抑えるようになります。

あまり親しくない関係でなかなか意見を言えない相手なら、このように適当に聞き流すのが一番角が立たないためおすすめです。ただし、スルーされていることに気付かない鈍感な人や、気づいてもどうしても不幸自慢をしたいある意味神経が図太い人は効果が薄いため注意しましょう。

はっきりと興味がない態度を取る

不幸自慢に対処する方法として、はっきりとその話題に興味が無いという態度を取ることもおすすめです。「え?そんなことがあったんだ」などと話に乗っかると、相手は話に食いついてきたと感じ、どんどんと話しを大きくして不幸自慢をしてきます。

そうなるとキリがなくなってしまい、途中で逃げ出したくても永遠話してくるため、切り上げるタイミングを逃してしまいます。それどころか、次に会ったにも「この人は不幸自慢を聞いてくれる人」だと思われていますから、ずーっと不幸自慢される可能性も高いと言えるでしょう。

不幸自慢が始まったと感じたらはっきりと興味がない態度をしてみましょう。例えば、顔を背けたり、身体を相手の方に向けないなどです。話をするときは顔や身体を相手に向けることが礼儀です。つまり反対に顔や身体が別の方向を向いていたら、どんなにあいづちを打っても、相手はちゃんと話を聞いてもらっていると感じることはできません。

不幸自慢が始まったら、スマホに着信が来たような顔をしてスマホをいじったり、鞄から鏡を取ってチェックしたり興味がないという態度をとりましょう。

ダイレクトに不幸自慢はやめたほうがいいと伝える

もしも相手と親しい間柄で何でも言えるような関係なら、不幸自慢はやめたほうがいいとダイレクトに伝えましょう。不幸自慢をする人は特定の人物ではなく、不特定多数の人にしてしまうところがあります。

しかし、不幸自慢をする人は、不幸自慢をしている間は人気者になったように感じられますが実際は逆です。「あの人は自分の不幸話しかしないから嫌だ」と思われかねません。

まとめ

いかがでしたか?今回は不幸自慢する人についてご紹介していきました。不幸自慢をする人がなぜ不幸自慢をしてしまうのか、その特徴や心理を理解することができたのではないでしょうか。

不幸自慢をすることは自分にとっては快感かもしれませんが、相手からしたら迷惑でしかありません。そのため、もしも不幸自慢をあなた自身がしているとしたらその不幸話が原因で友達が寄り付かないのかもしれませんね。

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