お見合いの場で会話に困らない話題を知ろう!NGな話題は何?

お見合いのメインといえば、相手との会話ですよね。話した感じの良し悪しが、この先に結婚を前提としたお付き合いをするか否かを判断する決め手となります。

しかし、初対面の相手というのは、ただでさえ緊張するもの。ましてやお見合いは今後の人生を共に歩むことになるかもしれない異性が目の前にいるのですから、普段どおりに平然と話ができるわけがありません。

しかし、あまりに緊張しすぎてしまうと、自分のことを十分にアピールできなかったり、反対に余計なことまで話し過ぎてイメージダウンを招いてしまうことも・・・。

そこで今回の記事では、お見合いを成功に導くための会話ネタや、せっかくのチャンスを台無しにしてしまうタブーな話題などをご紹介していきたいと思います。婚活中の皆さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

超重要!お見合いの会話を盛り上げる準備

「相手を前にしたら、何を話そうか」・・・お見合いの日が近付くと、誰もが考えることだと思います。

しかし、冒頭でも触れたとおり、お見合いの席では誰もが緊張するもの。事前に話す内容を漠然と考えていたとしても、いざ未来のパートナー候補を目の前にした途端、頭が真っ白になってしまったり、間を持たせようとして余計なことまで話し過ぎてしまったり・・・。

「戦を見て矢を矧(は)ぐ」ではないですが、よほど会話力に自信がある人ならともかく、その場の流れに対応しながらうまく話を盛り上げていくのは難しいでしょう。

そこで大切なのが、「事前の準備」をしておくこと。普段から人と話すことがあまり得意でない人は、特にこの準備段階から気合を入れましょう。何事も「段取り八分」なんて言いますが、これはお見合いでも同じ。前もって準備をしておけば、当日も会話をスムーズに展開することができるはずです。

では、具体的にはどんな準備が必要なのでしょうか。

相手のプロフィールを入念にチェック

合コンなどとは違って、お見合いは実際に顔を合わせる前に相手の学歴や職業、趣味などがある程度わかっているのが大きな特徴。そうした情報の中には、実は当日の会話を盛り上げるヒントもたくさん詰まっているんです。

結婚相談所や仲介者からお見合い相手のプロフィールを受け取ったら、「○○が趣味なんだ、へぇ~・・・」と流し読みするのではなく、隅々までしっかりと目を通して相手のことを頭に入れましょう。そうしておくと、当日も「そういえば、○○がお好きでしたよね?」と自然に話題を提供することができますよ。

また、自分に関する話題を投げかけてもらえるのは、相手にとっても好印象。「自分に興味を持ってくれているんだ」「真剣にお見合いしているんだ」と感じてくれるはずです。

相手との共通点を見つける

出身地や学歴、趣味や休日の過ごし方など、プロフィールには様々なことが記載されています。その中に何かしらの自分との共通点を見つけられたなら、こちらもしっかりと覚えておくこと。そして、当日は話のネタとしてどんどん活用しましょう。

ちょっとここで、ご自分の経験を思い出してみてください。恋愛の場面に限らず、初対面の人と出会った時に、地元や出身校などが同じことを知って一気に親近感が湧いた・・・という経験はありませんか?

これは心理学で「類似性の法則」と言うのですが、人間には「自分と共通する部分が多い相手に対して親しみを感じやすい」という心理があるんです。

お互いの共通点があるとわかれば自然と会話も盛り上がり、心の距離も縮まるはず。趣味や好きな食べ物が同じであれば、「では今度○○に一緒に行ってみませんか?」なんて具合に次のデートへのお誘いもすんなりとできてしまいます。

相手が興味を持てる話題も用意しておく

もし共通点が見つからなかった場合は、相手が好みそうな話題をいくつか探しておきましょう。

自分の好きなことを語るとなると、人は自然と饒舌になるもの。実はこれが初対面の相手に好印象を抱かせる秘訣なんです。

相手が話をしている時は、あなたは聞き役に徹していましょう。適度に相槌を打つ、頷く、など共感のリアクションを見せると、相手はさらに気持ちよくお喋りしてくれるはずです。

次のデートにつながる!お見合いの席でおすすめの話題

お見合いは、結婚を前提とした出会いの場。自分の結婚相手として相応しい人なのかどうか、会話の中から探っていく必要があります。当然、自分のことも相手に知ってもらわなくてはなりません。さらに、相手のことを「いいな」と思えたなら、次のデートの約束も取り付けておきたいですよね。

ただし、お見合いは長くてもせいぜい1~2時間程度。会話がスムーズに進まないと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

限られた時間を有意義なものにするために、「相手のことを知る/自分のことを知ってもらう」そして「次のデートへのきっかけが作れる」、これらが同時にできる話題を覚えておきましょう。

出身地の話題

自分が生まれ育った地域は、多くの人が愛着を感じているもの。そのため、口数も自然と多くなりやすいのです。二人の出身地が同じであるならば、さらに地元トークで盛り上がることもできますね。結婚後の帰省や、将来的に住みたい場所などのイメージも湧きやすいです。

出身地が異なる場合は、その場所のお祭りやご当地名物、風習などを事前にチェックしておいて、相手に聞いてみると良いでしょう。「○○って食べ物、地元の人はどんなふうに食べるんですか?」といったように、相手の出身地に興味を示すように質問すると、相手は「自分に興味を持ってくれているな」と感じてくれるはずです。

学生時代の話題

どんな学生時代を送ってきたのかも、お互いのことを理解しやすい話題の一つ。所属していた部活動やサークルが同じだったりすると、より話が弾みます。学生時代に熱中していたことを趣味として続けている人ならば、デートのお誘いにも繋げやすいですね。

また、相手が自分と同じくらいの年代の人ならば、その当時に流行していた音楽やファッション、遊びなどのネタも、会話が盛り上がるきっかけとなります。

ただし、難関校の出身の人は、無意識のうちに高学歴アピールをしないように気を付けましょう。

仕事の話題

男性が自己紹介をする場面では、仕事の話が中心となることがほとんどだと思います。なぜなら、男性は仕事が自分の生き方に直結している人が多いから。相手の女性から、仕事に興味を示すような質問をされれば、自分に興味を持ってくれているようで嬉しく感じるでしょう。

ただし、仕事の話題だけをどんどん掘り下げるのは、初対面の段階では控えましょう。婚活の場面で職業にばかり食い付くと、人間性よりも職種や勤務先などにブランド的な価値を感じてお見合いをしたのだと思われてしまう可能性があります。

もちろん、お給料やボーナスの有無などの金銭的な話題もNG。お見合いの席で話し合うなら、仕事の内容や現在の状況、仕事に対する姿勢といったことが良いですね。相手の価値観や、結婚に対する理想が何となくつかめてきます。

家族の話題

未来の結婚相手となる可能性のある相手の家族に関する情報は、早いうちにしっかり聞いておきたいところ。家族構成はもちろん、どんな家庭環境で育ってきたのか、現在の家族との関係はどうなのか、といった点も、結婚を決めるうえでは重要です。また、二人が将来どんな家庭を作るのかも想像できますよね。

ただし、単刀直入に「どんな家族なんですか?」と投げかけられては、相手は答えに困ってしまいます。家族の話題に入りたい時は、まず自分の家族のことから話すと良いですよ。「うちの母ったら、この前こんなことがあって・・・」と、ちょっと笑えるエピソードから発展させていくと、お互い気楽に話すことができそうです。

趣味・休日の過ごし方の話題

趣味や好きなことの話題からは、相手の内面的な部分がイメージできます。たとえば料理やハンドメイドなどの趣味があるならば家庭的な人、スポーツやアウトドアが好きならばアクティブな人という印象を受けます。

また、趣味が同じだったり、自分も興味を持てるものであれば、これから一緒に楽しむこともできますよね。結婚しても楽しい時間を過ごせることが想像できるので、今後のお付き合いも前向きに考えられます。

ただし、趣味に関する話題は、誰にでもすんなり答えられるものではありません。これといった趣味がなかったり、少々マニアックな趣味を持っている場合はイメージダウンを懸念して言葉を濁してしまう人もいます。

そんな時は、ちょっと質問の仕方を変えて、休日の過ごし方を聞いてみましょう。休日は自由に時間を使えますから、好きなことをして過ごす人が多いものです。たとえば「本屋によく行きます」と答えたなら、その人は読書が好きなのでしょう。そこから「最近読んだ中で、面白かった本はありますか?」と会話を広げることができます。

食べ物の話題

お見合いの会話として定番の「好きな食べ物は何ですか?」以外にも、「最近行った美味しいお店は?」「ハマっているものは?」など、食べ物ネタは応用範囲が広く、デートへのきっかけ作りにもなりやすい話題です。相手から聞けた情報をしっかり覚えておくと、次のお店選びにも役立ちますよ。

また、食に対する考え方が似ている、あるいは共感できるということは、円満な結婚生活を送るうえで重要なポイントの一つ。好みが正反対だったり、好き嫌いが多すぎたり・・・といった相手だと、毎日の食事がストレスとなってしまい、夫婦の不仲につながりやすいのです。この部分を最初の段階で判断しておきたい人は、積極的に食の話題を出してみると良いでしょう。

時事ネタ・流行物の話題

最近起こった出来事やブームになっていることに関する話題は、会話が途切れてしまいそうな時の助け舟となってくれるはず。当日までに、新聞やニュースをざっとチェックしておくと良いですよ。

話題に対して相手が興味を持ってくれた場合は、そのまま次のデートに繋げることも難しくありません。たとえば「今年は桜の開花が早いそうですよ」といった話題ならば、「よかったら、今度お花見に行きませんか?」と自然な流れで誘うことができます。

ただし、相手が興味を示してきたからといって、知ったかぶりをするのはいけません。やがて辻褄が合わなくなって、恥をかいてしまうかもしれませんよ。知らないことは知らないと、はっきり伝えるほうが好印象です。

これだけは言っちゃダメ!お見合いの席ではNGな話題

これからご紹介する内容については、お見合いの場では口に出すべきではありません。会話がひと段落した時や、ちょっとした沈黙を避けたい時などに、ついうっかり発言してしまわないように注意しましょう。

婚活の状況

結婚相談所には、お見合い後に「婚活状況を聞かれたのが不快だった」といったクレームが多く寄せられているのだとか。婚活している者同士ですから、お互いの状況は気になるところですが、この話題は控えましょう。

特に「先日参加した婚活パーティーで、こんな人と出会って・・・」といった話は一発アウト。相手は「自分もいつか話のネタにされてしまうかもしれない」と感じて、心を閉ざしてしまうでしょうね。

過去の恋愛のこと

「今まで交際した異性は何人くらい?」「前の恋人はどんな人だった?」など、初対面で過去の恋愛経験を探るような話題を持ち出すなど、デリカシーの欠片もありません。ましてや別れた理由など言語道断です。

自分から過去の交際相手との思い出を語る人もいるようですが、これも自慢話のように聞こえて相手を不愉快にさせるだけ。

過去の恋愛について話すのは、お付き合いが進んで信頼関係ができてからにしましょう。

容姿に関すること

たとえば、あなたが「自分は食べても太れない体質だから、ふっくらしている人がうらやましい」と話したとしましょう。 しかし、もし相手が逆に太りやすいタイプなのを気にしてダイエットに励んでいたとしたら・・・?

このように、相手のコンプレックスはどこに潜んでいるかわかりません。体型はもちろん、身長や顔の造作、ヘアスタイル、服装などについても同じです。下手に地雷を踏んでしまわないよう、たとえ相手を褒める意味でも、容姿のことに触れるのはやめておいたほうが無難です。

お金に関すること

結婚を前提としているので、お金のことはどうしても気になるものです。とはいえ、初対面の相手にいきなり「年収はおいくらですか?」なんて、あまりにも失礼ですよね。

年収以外にも、以下のような相手を値踏みするような話題は避けましょう。

  • 貯金額
  • 現在の住まいについて(持ち家か賃貸か、など)
  • 実家の経済状況(親の職業、財産など)
  • 車の有無や車種
  • 結婚後の新居
  • 結婚後の生活費(「月に〇万円以上は欲しい」など)

詳しい個人情報

現在では、多くの結婚相談所で、相手の氏名や住所、電話番号などの個人情報は、お互いの合意がなければ開示できないというルールが設けられており、その後のデートの約束は相談所のメッセージシステムを使って行います。

したがって、お見合いの席で相手にこれらを質問することはいけません。その場で連絡先などを交換できる合コンなどと違い、煩わしく感じる人もいるかもしれませんが、お見合いのマナーとして割り切って考えましょう。

まとめ

今回の記事では、お見合いを成功に導くための話題の選び方についてお話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

記事の中でもお伝えしましたが、お見合いの時間はわずか1~2時間程度。「相手の何を知りたいのか」「自分のどんなところを知ってほしいのか」をしっかり持っておかないと、当たり障りのない世間話で終わってしまうこともあります。それだけでは、相手は「また会ってみたいな」とは思えませんよね。

限られた時間を有意義なものにするためにも、事前にわかっている相手の情報から、当日使えそうな話題をピックアップして頭に入れておくと良いでしょう。

また、会話をスムーズに展開させるためには、話題選びだけでなく態度も大切。緊張すると、つい表情が固くなりがちですが、なるべく笑顔を絶やさずに!緊張しているのは、あなただけではなく、相手も同じです。あなたの笑顔で心をほぐしてあげれば、リラックスしてお喋りできるはずですよ。

皆さんのご検討を、心からお祈りしています。

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