カバラ数秘術で運命数「33」の人の性格や仕事運・恋愛運を紹介!

西洋占星術やタロットと並ぶ人気を誇る「カバラ数秘術」。雑誌やウェブサイトなどで取り上げられているのをよく見かけますよね。皆さんはもうお試しになりましたか?

数秘術では、生年月日を固有の計算式に当てはめて導き出す「運命数」によって、性格や才能、運勢などを診断します。運命数を算出する際には、基本的に生年月日を一桁になるまで足し算を行うのですが、中には「11」「22」「33」といったゾロ目の結果が出る人がいます。

ゾロ目の運命数は「マスターナンバー」と呼ばれており、数秘術では特殊な要素を秘めた存在として扱われます。中でも「33」を運命数に持つ人は、「宇宙人に近い」などと表現されることもあるんですよ。

そんな運命数「33」の人の性格の特徴や人生の傾向を、今回の記事で徹底解説していきたいと思います。ご自身の運命数が「33」という方は、これまで見えていなかったご自身の本質を一緒に探っていきましょう。

運命数の計算方法

まずはじめに、数秘術で性格や運勢を診断するうえで最も重要な「運命数」の計算方法をご紹介したいと思います。ご自身の運命数をまだご存知でないという方は、一緒に計算を行っていきましょう。電卓を用意しておくと便利ですよ。

運命数を計算してみよう

運命数の計算方法はいくつかありますが、今回の記事では最も代表的とされる「生年月日に含まれる数字を1桁になるまで足し算する」という方法をご紹介しますね。

計算を行う際は、以下の例を参考にしていただくとわかりやすいでしょう。

【例①】1997年10月5日生まれの場合

  • 生年月日の数字をすべて足すと→1+9+9+7+1+0+5=32
  • さらに1桁になるまで足すと→3+2=5

1997年10月5日生まれの方の運命数は「5」です。

【例②】1994年12月7日生まれの場合

  • 生年月日の数字をすべて足すと→1+9+9+4+1+2+7=33

生年月日に含まれる数字をすべて合計した時に「11」「22」「33」となった場合は、「マスターナンバー」という特殊な運命数となりますので、一桁にする必要はありません。

したがって、1994年12月7日生まれの方の運命数はマスターナンバーの「33」です。

運命数からわかること

数秘術では、1から9までの数字にはそれぞれ固有のエネルギーがあると考えられています。

運命数は自分の誕生日から割り出すことができる数字ですから、私たちは生まれながらにして数字の持つエネルギーの影響を受けているということになるのです。つまり、運命数からは自分に与えられた人生の宿命や、性格の本質的な部分を知ることができます。

なお、運命数には「誕生数」や「ライフパスナンバー」「エンジェルナンバー」などといった呼称もありますが、今回の記事では運命数としてお話していきたいと思います。

運命数「33」の基本性格

さて、ここからは数秘術において「運命数33」を持つ人についてのお話です。

運命数33を持つ人は、普通の人には理解しがたい独特の感性の持ち主であると言われています。冒頭で触れたように「宇宙人に近い」などと表現されることがあるのは、そのためなのでしょう。どこか掴みどころのない、不思議ちゃんタイプの人も多いようです。

では、運命数33を持つ人は、具体的にどのような性格の特徴があるのでしょうか。

「大人」と「子ども」が共存している?

「33」という数字は「3」が二つ並んでいますよね。このことから、運命数3が持つ意味合いが強まった性質を持つと考えられています。さらに「3+3=6」になるので、運命数6の性質も備わっています。

数秘術における「3」は「自由」「創造性」「楽観的」「無邪気」の象徴です。運命数3を持つ人は、好奇心旺盛で楽しいことが大好き。年齢を重ねても子どものような無邪気さを持っており、恋も仕事も遊び感覚で楽しむような楽天的な性格をしています。

一方、「6」はお腹に赤ちゃんを宿した妊婦さんを連想させる数字でもあることから、「愛」「母性」「奉仕」「調和」の象徴です。運命数6を持つ人は心優しく愛情豊かで、人の役に立つことに喜びを見出します。大切な家族や仲間のためなら、自分を犠牲にすることも厭いません。

つまり、運命数33を持つ人の心の中には、「母親」と「子ども」が共存しているのです。

気持ちのおもむくままに好き放題やりたいという思いと、誰かのために尽くしたいという思い。この両方を持つゆえに、時に突拍子もない行動に出て周囲の人を驚かせてしまいます。そんな運命数33の人の本質は、他人はおろか自分自身すらも理解できていない部分がありそうです。

好奇心が旺盛

「3」の性質が強化された運命数33の人も、非常に好奇心が旺盛です。ただし、運命数3と運命数33の人の好奇心は、ベースとなるものが違っています。

運命数3の人が「楽しいことをしたい」という子どものような自分本位の好奇心であるのに対して、運命数33の人は客観的な視点を持った大人の好奇心。「周りの人がより良い状況となるにはどうしたら良いか」という考えが原動力となり、様々な分野に興味を持つようになるのです。

また、運命数33の人がひとたび何かに夢中になった時には、桁外れの集中力を発揮します。理解力も高いので、知識を得たりスキルを習得するのも早いでしょう。結果的に、その道のスペシャリスト的な存在となったり、偉業を成し遂げるような人も少なくありません。

実はフィギュアスケート選手の羽生結弦さんや荒川静香さんも、運命数33なんですよ。黒柳徹子さん、井上陽水さん、福山雅治さんなど、芸能界で活躍されている人も多いです。

愛情の深さは地球規模

運命数33の人は、他人の痛みや苦しみを自分のことのように受け止め、心の傷を癒すためにそっと寄り添う優しい心の持ち主です。

これは「愛」や「奉仕」を象徴する「6」の性質を内包しているためと言えますが、運命数33の持つ愛のエネルギーは、それよりもさらにスケールの大きなものです。身近な人たちだけでなく、この地球に生きるものすべての命を包み込むほど言っても過言ではないでしょう。数秘術における「33」は「菩薩」や「救世主」をあらわす数字でもあるのです。

もちろん、愛情に対する見返りなどは一切求めていません。自分が犠牲になることもしばしばですが、それでも人々のために無償の愛を与え続けるでしょう。運命数33の人にとっては、人々が幸せであることが自分の幸せなのです。

現実的な考え方が苦手

数秘術におけるマスターナンバーを運命数に持つ人は、総じて魂の波動が高く、スピリチュアルな世界と繋がる能力を兼ね備えていると言われています。まるで霊能力者のように霊性が高い人も少なくありません。

運命数33の人もやはり独特な感性の持ち主で、自分の直感を大切にしています。何か行動を起こす時も、理屈ではなく感覚的に動くことが多いでしょう。何かとスケールの大きな考え方をするため、その行動は常識の枠から外れた大胆なものになりがちです。

損得勘定のような現実的な考え方は苦手で、私利私欲をまったく度外視した行動に出ることもしばしばです。その結果、自分自身の生活に支障をきたしてしまうケースも目立ちます。

自分のことには無頓着

運命数33の人は、あふれる奉仕精神から「人類愛」や「世界平和」などといった地球レベルにまで関心が及ぶこともしばしばですが、その一方で自分自身のことに対してはあまり興味がありません。

基本的に物質的なことには無頓着なので、ファッションにはこだわりを持たない人が多いでしょう。着飾ることに対する必要性が感じられないので、流行には滅法疎いタイプです。

お金に関してもいわゆる「どんぶり勘定」で、あるにまかせて使ってしまう傾向があります。特にお金に困っている人がいれば、その性格上放っておくことはできません。自分の生活が多少苦しくなったとしても、平気で貸してしまうでしょう。しかし、運命数33の人は生まれながらにして強い金運に恵まれており、金銭的な不自由を感じることはほとんどないようです。

運命数「33」の仕事の傾向と適職

考えることも行動も、何かとスケールの大きな運命数33の人は、普通の人からすると理解しがたいタイプなのかもしれません。しかし、心の中ではいつも皆の幸せを考えている、思いやりにあふれた優しい性格の持ち主でもあります。

そんな運命数33の人は、ビジネス面ではどのような活躍を見せるのでしょうか。

活躍ぶりが両極端?

運命数33の人は理解力が高く、知識や技能を習得するのが早いため、一見するとどんな仕事もそつなくこなせるタイプのように見えますが、適職と呼べるような仕事は多くないでしょう。

先述のとおり精神世界との繋がりが深い運命数33の人には、一般常識的な考え方がほとんど通用しません。そのため、どんな職業でも活躍ぶりは両極端。その分野のエキスパートとなるか、ダメ人間の烙印を押されてしまうかのどちらかです。

また、その独特の感性が周囲に受け入れられず、職場に居心地の悪さを感じてしまうこともあるかもしれませんね。特に若い頃は、自分に合う仕事をなかなか見つけられず、転職や転業を繰り返すケースが目立ちます。

自分の「使命」に気付けば大成功!

運命数33の人は、早い段階で自分の生まれ持った「使命」に気付くことで、仕事運が飛躍的に上昇するでしょう。

運命数33の人に与えられた使命とは、「無償の愛で人々に貢献する」こと。先ほどお話したように、数秘術において「33」という数字は「救世主」や「菩薩」をあらわします。そんな数字のエネルギーを秘めた運命数33の人たちは、無意識的に人の役に立つことを考え行動できる人です。

奉仕と博愛の精神をもって人々のために尽力するような仕事には、大きなやりがいを見出せることでしょう。具体的には、医療・福祉関係、教師、カウンセラー、占い師などに向いています。

ただし、人と合わせることがあまり上手ではないので、ある程度の個人プレイが許容されるような環境の方がうまくいくでしょう。独立するのも良いですが、金銭面においての管理能力が乏しいため、その場合は経営を任せられるパートナーを見つける必要がありそうです。

芸術分野で輝く人も

「無償の愛で人々に貢献する」という使命は、「人に何かをしてあげる」といった直接的な行動を指すだけではありません。その深い愛情を、絵画や音楽、演劇などといった芸術で表現し、人々の心を癒すこともできるのです。

先ほど、フィギュアスケート選手の羽生結弦さんが運命数33であるとお話しましたね。平昌オリンピックでの素晴らしい演技は多くの人々の心を揺さぶり、見事金メダルを獲得して世界中で大きな話題となりました。

また、日本を代表するアニメーション監督の細田守さんも、運命数33です。「サマーウォーズ」や「おおかみこどもの雨と雪」など、細田監督の作品からは奥深い愛情が感じられますよね。

運命数「33」の恋愛・結婚の傾向

運命数33の人たちに授けられた、まるで神仏のような博愛精神は、恋愛や結婚にも大きく影響しています。具体的にどのような傾向があるのかを見ていきましょう。

理想のタイプは「好きになった人」

数秘術33の人は、人付き合いにおいても自分の直感を大切にします。したがって、外見や肩書、周囲の評価などで人を判断することはありません。

相手を選ぶ時にもあまり深く考えず、出会った瞬間のインスピレーションがそのまま恋愛感情となることも多いでしょう。そのため理想のタイプには一貫性が見られず、その時々によって付き合う相手の見た目や性格がまったく異なることも珍しくないのです。

周りの噂に振り回されることもなく、世間で「ダメ男」や「悪女」などと言われているような人であっても、自分さえ良ければ恋愛関係に発展するでしょう。相手との年の差にも抵抗は感じません。運命数33の人は、他の人が聞くと驚いてしまうような、濃い恋愛遍歴を持っている人も少なくないはずです。

博愛すぎて浮気者扱いされることも

運命数33の人の深い愛情は、恋の相手にも惜しみなく与えられます。もともと感受性が高く、人の心情を察するのが得意なので、細やかな気配りをして恋人を感動させるでしょう。運命数33の人にとっては、恋人の喜ぶ顔が何よりも嬉しいのです。

ただし、そうした献身的な姿勢は、恋人ばかりに向けられるものではありません。博愛精神の持ち主である運命数33の人たちは、愛情のかけ方を恋人や友人といった括りで区別することはないでしょう。自分を取り巻くすべての人たちに対して、常に平等に愛情を注ぎます。

同性であっても異性であっても、それは同じです。特に困っている人を放っておくことができない性分ですから、例えば恋人とデートを約束をしていても、異性の友人から「相談したいことがある」などと持ち掛けられた場合は、そちらを優先してしまうのかもしれません。

そのような分け隔てのない優しさは、恋人の誤解を招いてしまうこともしばしばです。しかし、それを責めても運命数33の人はいまいち理解できないでしょう。周囲の人のために尽くすことは、運命数33の人にとっては当たり前の行為なのです。

現実的な考え方ができる人との結婚がおすすめ

博愛主義者であるがゆえに、一人の相手との恋愛が長続きしない傾向が強い運命数33の人たちには、生涯独身を貫くケースも目立ちます。しかし、本来は人との心の繋がりをとても大事にする性格なので、結婚に向かないタイプというわけでは決してありません。

ただし、運命数33の人は、他人に対してはとことん尽くす反面、自分のことには気が回りません。必要だと判断した場合には、自分のために必要な時間やお金までも、相手のために費やしてしまうほどです。結婚を考えるなら、そういった面をうまくフォローしてくれるような、現実的な考え方のできるパートナーを選ぶと良いでしょう。

他の運命数との相性は?

感受性が高く、意識せずとも相手の気持ちを汲み取ることができる運命数33の人は、自然と相手に合わせることができるため、基本的にどんなタイプの人とも付き合っていけるでしょう。

ただし自分とは真逆の性質、つまり損得を行動の基準とするような合理的すぎる考え方の相手には、苦手意識を感じてしまうようです。

そんな運命数33の人と相性が良いのは、「1」「3」「7」「9」の運命数を持つ人です。

【運命数1】

運命数1の人にとって、人間としての器が大きい運命数33の人は尊敬の対象です。また、行動が衝動的になりやすい運命数33の人を、運命数1の人は現実的な思考で上手にフォローしてくれるでしょう。お互いに足りないものを補い合える相性だと言えます。

【運命数3】

運命数3の進化版が運命数33ですので、基本的には同じような性質を持っています。感覚的に通じ合える部分も多い良相性です。

【運命数7】

論理的で理屈っぽい運命数7の人は、運命数33とは対照的な存在ですが、意外にもうまくバランスがとれた関係を築くことができるでしょう。また、どちらもスピリチュアル的な感覚が鋭いという点で共通しており、お互いに分かり合えるでしょう。

【運命数9】

ともに繊細で慈悲深い性格のため、一緒に居ると安心感を覚える相手です。恋愛にも発展しやすいでしょう。

まとめ

今回の記事では、数秘術において「33」という運命数を持つ人の性格や人生傾向などをお話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

運命数33というのは、計算上ではめったに出ることのない非常に珍しいものです。周囲からちょっと変わった人として扱われてしまうのは、運命数33の人が少数派だからということもあるのかもしれませんね。

しかし、運命数33の人には、その愛と奉仕の精神で、並みの人ではできないような大きなことを成し遂げる可能性を秘めています。自分の持つ力の大きさゆえに、集団では生き辛さを感じてしまうこともあるかもしれませんが、無理をして周りの人に合わせる必要はありません。自分の感覚を信じた選択をすることで、おのずと能力を発揮できる場所へと導かれることでしょう。

最後までご拝読いただき、ありがとうございました。

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