飄々としている性格の特徴とは?うまく付き合っていく方法も紹介!

つかみどころがなく、いつも一人でいる人を見て「飄々としてかっこいい」と憧れを抱く人も少なくないでしょう。

また、中にはどう接していいのか戸惑ってしまう人もいるかもしれません。そんなお悩みを解決すべく、飄々とした人が持つ独特な特徴や飄々としている人との上手な付き合い方をご紹介します。

さらに、飄々とした人に向けた憧れのまなざしをまなざしのままに終らせない、飄々とした人になるための方法も合わせてお楽しみください。

飄々とした人ってどんなイメージ?飄々とした人がわかる特徴と性格を大公開!

つかみどころがなく、クールな人を、周囲は飄々とした人と呼びます。そんな飄々とした人に見られる特徴とはどんなものなのでしょうか。そもそも飄々としたとはどう意味なのでしょうか。見てみましょう。

そもそも「飄々」とはどういう意味?

人の性格を表すときに使うことのある「飄々とした人」の「飄」のルーツを辿ると、「漂う」「揺らめく」という意味を持つ語彙であることがわかります。

古代中国では、草や木、花などの植物の様子を表すために使われていました。しかし、日本に伝来してからは、植物に留まらず、人間の様子を表す言葉として使われるようになりました。

人に対して用いる「飄々」は、世間とかけ離れた思考や行動を指し、自由で、どこかつかみどころがない人を象徴して使われています。

飄々とした人の特徴:つかみどころがない

飄々としている人を一言で言うなら「つかみどころない性格」と言い換えられるでしょう。

飄々としている人は、傍から見て「つかみどころがなく、何を考えているのかわからない」と言われてしまうことが多いかもしれませんが、本人は決してそうは思っていません。

本人にはブレない軸があり、自らの考えに基づいて行動します。心理的に何かに囚われることはなく、ルールに縛られることもしません。自分が「これをしたい」と思った想いにしたがって行動するのです。

飄々とした人の特徴:強いメンタルの持ち主

自分の軸をしっかりと築いている飄々としている人は、意外と柔軟性があります。一見、こだわりが強そうなイメージがありますが、必要であれば人に譲ることを苦に思いません。

また、飄々とした性格のせいで人から誤解され、非難されようとも全く気に留めることはありません。他人にどうこう言われても、揺るがない芯の強さを持っているのです。

メンタルコントロールが非常にうまく、精神面で大きく乱れることは少なくという特徴を持っています。

飄々とした人の特徴:広い視野の持ち主

飄々とした人は、何事も俯瞰して捉え、全体像を捉えるのが上手です。平等であるか、安定しているかなど、全体のバランスを考えながら物事を判断します。

また、物事に執着せず、多くのことにこだわらない性格を持つため、物事を広い視野で捉えることができます。広い視野をもつ飄々とした人は、情報をキャッチすることも得意で、必要な知識や情報を集めることに長けています。

そのため、突発的なハプニングやトラブルが起きても、冷静に対処できるのが飄々とした人の特徴と言えるでしょう。

飄々とした人の特徴:周囲の目や人からの評価を気にしない

人は誰しも大小問わず、自分と誰かを比べ、批判したり評価したりする生き物です。しかし、そのような視線が、飄々としている人に向けられたとしても、本人は全く気にしません。

なぜ、気にしないられるのでしょうか。それは、しっかりとした信念を持っているからです。人の価値観に囚われることはなく、評価するような人を批判することもせず、批判する人たちから上手に距離を置きます。

自分にとってプラスになる人を大切にし、そうでない人とは、ある程度の距離を保ちます。そのため、大きなトラブルに巻き込まれるようなこともなく、割り切った人間関係を築くことができるのです。

飄々とした人の特徴:群れることはせず、身軽

飄々とした人は、自分で考え自分で行動できるため、あえて群れることはしません。「一人でいる方が自由度も高く、身軽だ」と思っています。

自ら一人でいることを選んではいますが、決して群れることを否定しているというわけではありません。ただ、純粋に自分のスタンスとして、一人でいることを選んでいるだけなのです。

飄々とした人の特徴:勝敗を気にしない

勝ち負けを気にする人に、飄々としている人はいません。基本的に、勝敗の決まるような勝負事に興味がなく、勝ち負けにこだわりません。

情熱的な人であれば、結果や順位を気にするかもしれませんが、飄々としている人は、そこに価値を見出していないのです。

周囲が勝ち負けで盛り上がっていたとしても、一歩引いたところから見て、受け流してしまうことも少なくないでしょう。

飄々とした人の特徴:なるようにしかならないと悟っている

周囲には、一貫性がなく理解されずらい飄々とした人ですが、実はそうではありません。

本人は、本人なりの基準を設けており、それに見合ったものであれば、継続して努力を続け、不必要だと感じれば後腐れなくスパッと諦めると言った性格を持っています。その行動には、一つ一つ意味があります。

どんなに失敗してもなるようにしかならないという考え方を持っているため、流れに逆らうことは少なく、流れに身を任せるのがうまいとも言えます。

飄々とした人の特徴:常に冷静

クールなイメージを持たれやすい飄々とした人は、常に冷静です。感情を人にぶつけることはせず、感情的になることは少ないのです。

芯のある飄々とした人は、信念や価値観を持っていますが、それを人に押し付けるようなことはしません。「私は私、あなたはあんたん」という具合にハッキリとした境界線で線引きしいるのです。

飄々としている人と仲良くなるにはどうしたらいい?

クールなキャラクターとして認識されていることも多い飄々とした人ですが、職場において、扱いづらいと思われることもあるかもしれません。

飄々としている人との接し方がわからない人でも飄々としている人との距離感をつかめれば問題は解消します。また、自分の中にある飄々とした部分に気づければ、親近感を持って接することができるかもしれません。

飄々としている人との上手な接し方

飄々としている人は、クールでポーかフェイスであることが少なくありません。また、自分をしっかり持っているため、周囲に振り回せることがなくマイペースです。

しかし、そんな飄々とした人と、どう接していいかわからないと悩んでいる人もいるでしょう。どう解決したらいいのでしょうか。

飄々としている人と上手にコミュニケーションを取るためには、適度な距離を保つことが重要です。飄々とした人はドライな関係を好む傾向が強いため、過剰に干渉したり、べたべたするような行動をとる人を敬遠します。

長い目で見て、相手のことを良く知ることで、ほど良い距離感が掴めるようになるでしょう。情報通である飄々とした人とよい関係が築ければ、最高のパートナーとして強い見方になってくれるはずです。

実は私も飄々としている人だった?診断でわかる自分の飄々度!

「飄々としている人ってなんだか接しづらいけど、私も飄々としたところがあるのかな」「飄々とした人になりたいけど、私でもなれるのかな」などと思っている人もいる人もいるかもしれません。

考える前に早速、飄々とした部分があるのか、診断してみましょう。

  • 他人の目や意見があまり気にならない
  • 自信を持って自分自身のことを説明できる
  • 必要なもの以外、こだわりすぎることはない
  • タフな方だ
  • 断捨離がうまく、人や物にあまり執着しない
  • 「つかみどころがない」と周囲から言われたことがある
  • 一人でいる方が気楽でいい、一人でいることが多い

8項目のうち6項目以上に該当していたら飄々としている人だと言えるでしょう。あなたは何項目あてはまりましたか。

飄々としている人を目指しているのに、該当項目がなかった人でも、ガッカリする必要はありません。次の章で、飄々とした人になれる方法をご紹介します。

飄々とした人になるための5つの方法!

診断で飄々度が高かった人もそうでなかった人も、飄々とした人になるための方法があります。

飄々としている人から学ぶ飄々とした人になるための5つの方法を身につければ、今日からあなたも飄々とした人の仲間入りです。その方法とはどんな方法なのか、見てみましょう。

揺るがない信念を持つ

何にも囚われず、広い視野を持ち、自由な発想と想像力で、わが道を突き進む飄々とした人は、揺るがない信念を持っているのが特徴です。

自分が信じ貫けるものがある人は、どんなに大変でどんなに辛いときでも、乗り越えることができます。どんな状況でも、飄々とした人は、やり抜けるだけの強い信念を持って生きているのです。

飄々とした人を目指すなら、これだけは譲れないものを持ちましょう。

ものごとに執着しない

わかっていてもできないのが、ものごとに執着しないことです。多くの人が、あれもこれもと溜め込んで、手放せずに執着している人は少なくありません。

しかし、飄々としている人は、自分にとって何が必要で何が必要でないのかが明確です。そのため、必要でないものに対して、過度に執着することがありません。

不要なものを溜め込んでしまうタイプの人は、断捨離をすることをオススメします。物を整理することは、心の断捨離にもつながります。本当に必要なものを選べる自分になりましょう。

批判的な観点を捨て去る

多くの人がやってしまいがちなのが、他人を批判したり、自分を否定することです。「あそこがなっていない」「ここができていない」と、相手や自分の悪いところばかりを気にして、批判してしまうのです。

しかし、飄々としている人は、そんなことに時間を使いません。自分が何をしなければならないのか、どうしたら改善するのかというプラスな視点で物事を捉え、重点を置いているのです。

飄々とした人に憧れを抱いているなら、他人や自分を批判することをやめましょう。視点が変われば、今まで見えていた景色が180℃変わることでしょう。

自信を持てるものを持つ

飄々とした人は、飄々としていられるだけの自分を確立しています。

例えば、幼い頃から絵を描くのが得意で、賞を何度も受賞していたり、数学が得意で世界大会でチャンピオンになったことがあるなど、誰にも負けないスキルを身につけていることが少なくありません。

長い間、積み重ねてきた努力が成果として認められることで、自分に自信を持つことができます。その自信があるからこそ、強いメンタルを維持することができ、周囲になにを言われても動じることがないのです。

あなたには、これだけは誰にも負けないと自信を持っていえるものはありますか?これだけはと自信を持て言えるものを見つけてみましょう。

楽しみを見つける

ライフスタイルの中に楽しみを組み込むことが上手な飄々とした人は、リラックスタイムやリフレッシュの日を持っています。

頑張った分だけ、趣味を楽しむ時間を作ったり、心も体も癒されるようなご褒美の日を設けて、日々の中で感じるストレスや疲れをデトックスしています。

頑張っている日と緩める日というメリハリのあるライフスタイルを築ければ、飄々とした人に近づくことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。飄々とした人には、ブレない軸を持っているため、周囲になにを言われてもめげることのない強いメンタルを持っています。

また、もともと一人でいることに気楽さを感じているため、そのスタイルに憧れを持つ人も少なくありません。

憧れの飄々とした人になるために、5つの方法を日々の生活に取り入れることで、あなたも飄々とした人たちの仲間入りができるに違いありません。憧れる側から憧れる対象として変貌を遂げてみませんか。

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