おそらく世の中の殆どの男性が求める、理想の女性として必ず挙げられるのが一途な女ではないでしょうか。一人の男性だけを愛し貫くという魂と姿は、女性という生命体の極みとも言えるものです。男なら誰もが求める一途な女とは具体的に、どんな特徴を持つ女性のことを言うのでしょうか。
イメージとしては、人それぞれ受け取り方はあるでしょうけど、好きになり信じて心と体を許した男性を愛し続けるという印象があります。当然、他の男に対して不埒な心など頭にすら浮かばず、一心に愛する男のみを慕い総てを捧げるという、貞操観念の強い女性といったところでしょうか。
一途な女ならではの特徴
さて、では一途な女と一途ではない女との違いというのは、一体どのような部分なのでしょうか。昔であれば一度、入籍して契りを結べば死ぬまで添い遂げるのが当たり前でした。現在の日本では、それほどの原因はなくても、アッサリ離婚する傾向になっています。結婚という制度の意味を感じないほどです。
それでは、現代では絶滅の危機に立たされている、一途な女ならではの特徴というのは一体どのような一面があるのでしょうか。まず一途ではない女とは、一人の男では飽き足らず簡単に心も体も許す出来損ないの女のことです。そんな無価値な女とは異なり、天使のごとく一途な女の特徴を見ていきましょう。
いつも前向きに考える
一途な女の共通点として、いつでも前向きに考えるという特徴があります。モテる子も同じくポジティブな性格であることが多いと思われます。一途な女とモテることには接点があります。やはり、男性心理として根暗でネガティブな女とは一緒に居たいと思いません。例えば、彼氏が落ち込んでいるとします。
ネガティブでモテない女は、同じように落ち込みます。それに一途でない女は、すぐに何かあれば相手を信じなくなります。でも、一途な女は変に落ち込んでいても相手を信じようと前向きに捉えます。そんな女に性は、信用されているんだと自信を持って女に感謝します。一途でモテる女は前向きなのです。
媚びずに人に好かれる
一途な女という印象からすれば、男の言うがまま聞き入れるといったイメージがあるかも知れませんけど、全く異なります。一途な女は男に媚びるようなことなど一切ありません。特に恋愛の相手として興味のない男性には、思わせぶりな態度や素振りも見せず、興味が無いというオーラを全開で放出します。
本当に好きな彼氏が居る一途な女は、数多ある誘いにも笑顔で「無理です、すみませんね！」といって、気持ちいいぐらいスカッと突っぱね返します。例え上司や先輩にあたる立場の人であっても、同じような態度です。でも、そのハッキリスッキリした性格だからか、周りの人が寄ってくるのも特徴です。
親友と呼べる人が居る
一途な女の特徴として、自分のことを理解してくれる人や、自分が信用できると思う人との付き合いは長く続くという面があります。その信頼関係にある人の中に、昔からの友達で親友と呼べる人が居ることが多いのも大きな特徴と言えます。何でも思ったことを言い合える、損得勘定や打算の無い関係の人です。
一途な女は恋人だけでは無く、自分に携わる全ての人との関係性を大事にするので、そういった仲の人が存在するのだと思います。一人で勝手に親友と思っているのではなくて、相手からしてみても親友であると言う本物のパターンです。相手を思いやる愛情は、恋愛だけでは無く友人に対しても同じなのです。
他人に全く干渉しない
良し悪しは別にして、一途な女は基本的に他人に対して興味を抱かない人が多いと言えます。自分が他人に干渉されることを拒むので、自分も他人に干渉しないという原理でしょう。他人に関心が無く干渉もしないため、人の悪口や陰口を言わないという特徴もありますが、決して冷めている訳ではありません。
当然ですが、好きになった人に対しては真逆で興味津々モードになるようです。非常に極端ではありますが、一途な女には独自のスイッチが存在するのかも知れません。おそらく、自分の心の枠内に居る人以外については徹底して人は人、自分は自分という信念に近いものを持ち合わせているタイプでしょう。
見返りを求めない性格
一途な女として最も特徴的な部分は、献身的に尽くす性分であるところです。なのにも関わらず、相手に対して一切の見返りを求めないのです。人間であれば、誰だって損をすれば嫌な気持ちになります。ですので恩には着せませんが、多少なりとも見返りを求めたり、何らかの約束をしてもらったりします。
ところが、一途な女には見返りを求める気など頭にすら浮かびません。ですので、感謝されたいとも思わず、ただ自分がしたいようにしているだけという考え方なのです。まさにビーナス的な存在と言えるでしょう。このような性格でもあり、一途な女はモテる女性として、人気を博しているのだと思います。
一途な女と重い女の違い
これまで、一途な女の特徴について触れてきましたが、ここからは一途な女と重い女の違いに関して記していきます。確かに一見、心理や行動に似た部分はあるかも知れませんが、実際には全く異なるタイプです。一途な女とは、いわゆるイイ女と同義になりますが、重い女は交際して疲れる女という意味です。
基本的な部分から、一途な女と重い女とでは違っています。一途な女は、第一前提として相手を尊重することを主とした考えや言動を優先します。ですが重い女の場合は、まず自分を主とした考えや言動が殆どです。その勘違いされやすい、一途な女と重い女の明らかな違いについて、これより触れていきます。
連絡をしてくる頻度
大好きな彼に対しては四六時中、電話で話したり、LINEやメールでやりとりなどしていたいでしょう。でも彼にだって、仕事や何かしら都合があったりするはずですので、あまりにも頻繁に毎日やりとりするのは疲れてしまいます。しかし重い女の場合は、それぐらいが普通だという感覚を持っているのです。
もし正直に、そのことを伝えても自分のことが好きではないの？とか連絡がなかったら心配じゃないの？といった感じで、問い詰められる可能性も十分あります。一方で、一途な女の場合は、相手を信じていますので頻繁に連絡することは無いです。交際中でも、ひとりの時間が大事なことを理解しています。
相手本意と自分本意
まず一途な女の場合、相手の状況や価値観を考慮した上で物事を決めたり、意見を言い合って譲歩しながら話をまとめることが出来ます。弁が達者という意味ではありません。あくまでも好きな相手の意見や考えを尊重して、自身も納得したいという思いが、良い答えに結びついているのだと考えられます。
反対に重い女の場合は、自分の気持ちや考えを押し通そうとします。普段は、一途な女は相手の男の言うがままになりませんが、重い女は言うことを何でも聞くスタンスです。ですが、重い女は自分の理想とすることや、自分が寂しくなりそうな話であれば、相手の意見を聞き入れようとは全く考えません。
相手に尽くし過ぎる
先ほど述べました通り、一途な女といえば献身的に尽くすという性分が特徴ですけど、常に至れり尽くせりという訳ではありません。この場合は、彼が自分を必要としている時に、彼の傍に寄り添って全力で支えるという姿勢を意味します。それに、一途な女は求めてもいないのに世話を焼いたりしません。
その真逆に近い行動をするのが重い女です。とにかく何を思って、そうするのか理由は見付かりませんが、まるで母親にでもなったかのような行動をします。相手の身の周りのことをしてあげたり、頻繁に連絡してきて寂しくしていると思ってと言ってきたり、悪気は無いんでしょうけど正直ウザイのです。
周りの男と比較する
一途な女は愛する交際相手の男以外、驚くほど他の男に関心を抱きません。一心に一人の男を愛し貫くという姿勢が、周囲の人間から好評価を得たり、応援してもらえたりするのです。実は一途な女の特徴の一つに、簡単には男を愛さない一面があります。ですので、自分が信じて愛した男のみ見つめます。
一方で、一途な女だと思い込んで勘違いしている重い女は、昔付き合っていた男たちや、自分の周りの男友達などと交際相手を比べたりします。それは多岐に渡り、給料の金額や職業、彼女に対する扱いなどの云々を比較して、相手に要望を求めてくるのです。本当に、一途な女の値打ちとの差を感じます。
一途な女こそ究極の理想
古き良き時代の日本人といえば、男は質実剛健で女は大和撫子であることが理想形とされていました。男性を献身的に支え敬い、一途に尽くす女性が最高峰であり人気でもありました。時代錯誤だと思われる人も、いらっしゃるでしょうけど、その理想の女性像としての価値観は現在も本当は変わっていません。
どのような時代や風潮になっても、日の丸の男子が追い求める究極の理想の女性像は、一途な女であることに異論を唱える者は居ないはずです。ただし生粋の国人男子であればの話です。どれだけ女性社会になっても、多くの日本の男が本質的に求める女性は、浮気リスクのない一途な女であると言い切れます。
まとめ
東南アジアに嫁さんを探しに行く日本男児が年々、増加し続けているという事実にも頷けます。裕福ではなくても昔の日本女性のような魂を持つ女性が、他国に存在するのは確かですので当然のことでしょう。お互い間違いなく愛があるのなら、文化と言葉の壁さえ乗り越えれば何の問題もありません。
日本人らしさを失い、男女の価値感を欧米化したこともあって出生率も下がり、世界初の高齢国家を誕生させました。一途な女と関係なさそうで実は大アリです。一途な女が常だった頃の日本なら、こんな事態になっていないでしょう。ですので現在、一途な女の価値は本当にとてつもなく高いのです。
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