好きな人の態度が冷たい理由は?その場合の接し方とNG行動を紹介!

男の子が好きな女の子にわざと意地悪をしたり、冷たくあたったりするのは、小学生くらいの頃ならよくあること。

しかし、そんな子供じみたことを大人になってからも続けている男性は意外に多いのです。

恋愛・婚活マッチングサービス『Pairs』が、男性会員2,515人を対象に行ったアンケートによると、「気になる女性に冷たい態度を取ってしまった経験がある」と回答した人は39.8%。なんと、男性の3人に1人は好きな人に冷たくしてしまうということが判明したのです!

男性のそっけない態度を”脈ナシ”だと思い込み、泣く泣く恋を諦めた経験をお持ちの女性の皆さんにとっては、なんとも衝撃的な結果ではないでしょうか・・・?

そこで今回の記事では、好きな人に対して冷たい態度を取ってしまう男性心理や、意中の男性が冷たいと感じる時の対処方法について考えてみました。

男性が好きな人に冷たくする4つの理由

それでは早速、好きな人に冷たい態度を取ってしまう男性の心理について、冒頭でご紹介したアンケートに寄せられた男性たちのリアルな声とともにご紹介しましょう。

①照れ隠し

男性が好きな人に対して冷たくしてしまう理由としてもっとも多いのが照れ隠し。

  • 「自分の気持ちを知られるのが恥ずかしい」(40代前半)
  • 「恥ずかしさにフタをするため」(20代後半)
  • 「周りからの視線を避けたい」(30代後半)
  • 「緊張とボロが出そうなカッコ悪さを敢えてクールっぽく見せた客観的な印象にする」(30代後半)

人を好きになるということは、とても素敵なこと。決して悪いことをしているわけでもないのだから、隠す必要などないはずですが、そこには男性ならではの深い理由があるようです。

古来より男性は”狩り”を生業とし、食料や縄張りをめぐる闘争を繰り返してきました。何かにつけて勝ち負けを意識し、他人には負けまいとするのが男性の本能です。

そのため、男性は「自分の正直な気持ちをさらけ出すこと=弱点を見せること」だと認識しており、他人に弱みを握られてしまうことを恐れています。

そんな男性たちにとっては、恋愛も勝負事と同じようなもので、「惚れたもん負け」みたいな感覚を持っているといいます。

つまり、男性が「好き」という感情を素直にあらわすということは、相手の女性に負けを宣言するのと同じこと。

そこで「負けたくない」という本能がはたらいて、つい冷たい態度を取ってしまうのです。

②本当はかまってほしい

こちらはあえてそっけない態度を取って、女性に気にかけてもらおうとしているパターン。

  • 「軽い気持ちの挑発で相手してもらいたい」(20代前半)
  • 「冷たくする事で、こっちを気にしてもらいたい」(40代前半)
  • 「振り向いて欲しい、甘えたいという気持ちから」(50代前半)
  • 「突然そっけなくして自分に関心を持って欲しい」(30代前半)
  • 「こちらを向いてほしいから駆け引きする」(50代後半)

出会ってからずっと冷たい態度を取られ続けているのならば嫌われている可能性もありますが、「優しくされる→冷たくされる」を繰り返す場合は、女性の気を引いたり本音を引き出すための駆け引きをしていると考えられます。

それまで優しかった男性がいきなりそっけなくなると、女性は「もしかして嫌われたのかな?」「何か気に障るようなことでもしたかな?」と感じ、機嫌を取って自分に対する印象を良くしようとしたりするものです。

これをわかっていて狙ってやっているのならば、かなりの恋愛上級者かもしれませんね。

③好意があることを悟られたくない

あえて冷たい態度を取ることで好意に気付いてほしいという男性がいる一方、好きだということを知られたくない男性も。

  • 「気になっていることを隠すため」(30代後半)
  • 「意識してるのを悟られまいとする変なプライド」(40代前半)
  • 「立場を優位にするため。好きだと思われたら不利だと思う」(20代後半)
  • 「自分の中でも整理がつかず、その時点ではまだ気付かれたくないのだと思う」(20代後半)

気持ちを悟られたくない理由として考えられるのは、大きく分けて2つのようですね。

まず1つは、自分の気持ちがまだはっきりしない場合。

このタイプの男性は、おそらく恋愛に対してすごく真面目な考えを持っている人で、中途半端な気持ちで女性とお付き合いをするようなことはないのでしょう。

そのため、自分の気持ちがきちんと定まるまでは、期待させるようなことはしないでおこうと考えているのです。

もう1つは、男性特有のプライドが邪魔をしている場合。

先述のとおり、男性とは何かと勝ち負けを決めたがる生き物で、恋愛も「惚れたもん負け」と考えている人が多いです。

そう、負けを認めたくないから素直になれないんですね。

普段モテるタイプの男性ほど、自分から誰かを好きになってしまった状態を受け入れられず、そっけない態度を取って優位を保とうとします。

あなたの意中のお相手がこのタイプなら、他の男性の存在をニオわせてみると良いかもしれません。焦りを感じて積極的にアプローチしてくるようになればしめたものです。

④ヤキモチをやいている

最後は、好きゆえの嫉妬心から冷たくしてしまうというパターン。

  • 「不安や嫉妬で素直になれません」(20代後半・その他)
  • 「他の人と話しているのを見て苛立って」(20代前半・金融)
  • 「どうしようもなくモヤモヤして勢いで」(20代後半・IT関連)
  • 「どうせ他の人からも言い寄られてるんやろ?っていう嫉妬心」(20代後半・医師)

実は、男性は女性よりもずっと独占欲が強いと言われています。

そのため、まだお付き合いをしていない段階でも、好きな人が他の男性と仲良くしているところを見ると嫉妬してしまうことがあるんですね。

あなたの意中のお相手がこのタイプの男性なら、他の男性の影をチラつかせるのはタブー。気を引きたいからといって駆け引きめいたことをするのはやめましょう。

好きな人の態度が冷たい時の正しい接し方

男性はプライドが高く、特に女性の前ではかっこつけたがるもの。好きな人に対して冷たい態度を取ってしまうのは、照れたり嫉妬したりしてしまう「カッコ悪い自分」を見せたくないという気持ちによるところが大きいようですね。

そんな素直になれない男性に対して、女性側はどのように接すれば良いのでしょうか。

ここからは、好きな人が冷たい時の対処法についてご紹介していきます。

あえていつも通りに接する

相手から冷たくされている、避けられていると感じると、話しかけるのもぎこちなくなってしまいますが、ここはあえていつも通りに接するようにしましょう。

いわゆる”好き避け”の状態であれば、相手は好きゆえにそっけなくなってしまうわけですから、こちらが普段と同じように笑顔で話しかけてくれれば嬉しいはずです。

嫉妬が原因の場合でも、普通に話しているうちに気持ちが落ち着いてくるでしょう。

また、もしかすると、冷たいと感じたのはあなたの思い過ごしであったり、たまたま相手の虫の居所が悪かっただけという可能性も。

過度に悩んだりせずに普段通りに過ごしていると、案外何でもなかったと気付くことも多いですよ。

積極的に自分から関わっていく

”草食系男子”などと呼ばれる恋に消極的な男性が、最近ますます増えています。

彼らの多くは恋愛経験が少なく、女性へのアプローチ方法を知りません。それゆえに、好きな女性を目の前にするとどう接して良いかわからなくなり、冷たい態度を取ってしまうことがあるようです。

意中の相手がこのタイプの場合は、女性側から積極的に会話をしたり、デートに誘ってみたりなど、うまくリードしてあげると一気に距離を縮められる可能性があります。

ただし、がっつきすぎるのはいけません!

いくら奥手な男性でも、心の中では「女性をリードしたい」という気持ちを持っていますから、それを無視して女性側が主導権を握りっぱなしでいると、ますます自信を無くしてしまいかねないのです。

おすすめは「相談に乗ってほしい」「買い物に付き添ってほしい」といった誘い方。リードしているというよりも相手を頼っている感じになるので、草食系男子としても嬉しいはずです。

態度が違うことを心配している素振りを見せる

こちらの気を引こうとして冷たい態度を取っているようなら、あえてその手に乗っかってみるのも良いでしょう。

そっけなくされた時に「何か嫌なことでもあった?」「大丈夫?なんだか心配だよ」など、相手の様子がいつもと違うことを気遣う素振りを見せるのです。

優しい言葉をかけてもらったことに気を良くして、すぐに機嫌を直してくれるはずですよ。

二人きりになれた時に思いきり好意をアピール

二人でいる時には優しいのに、友達や同僚が近くにいる時はそっけない・・・という場合は、おそらく人目を気にしてのことでしょう。

多くの女性は恋愛トークが大好きで、好きな人ができると誰かに聞いてもらいたくなりますが、男性の場合は逆。どちらかというと、気になる女性のことや自分の恋愛感情を隠したがる傾向があります。周囲に冷やかされて恥ずかしい思いをしたくないんですね。

ここは女性側もひとつ大人になって、男性のプライドを守るべく、人前では少し距離を置くようにしてみましょう。

そのかわり、二人きりでいる時には、明らかに「私もあなたが好きだよ」という態度をこれでもかというくらい見せてあげると良いですよ。

好きな人の態度が冷たい時にやってはいけないこと

皆さんは好きな人が冷たいと感じた時、以下のような行動を取っていないでしょうか。

  • 相手と同じように冷たい態度を取る
  • 「そのうちおさまるだろう」と放置して様子見
  • 「何で冷たくするの?」と面と向かって聞く

ついやってしまいがちな行動ではありますが、実はいずれもNG対応です。

まず、相手が冷たいからといって「それなら私も!」と仕返しのようなことをするのは、相手との関係をこじらせてしまうだけ。

理由もなく冷たくされれば、当然腹も立ちますし悲しくもなるでしょうが、ここはグッとこらえて、相手のことを大切にする気持ちを持って接していくようにしましょう。

また、明らかに好き避けとわかる場合、このまま放置していても二人の関係が発展することはありません。最近の男性はとにかく奥手ですから、女性から距離を置かれるとすぐに諦めてしまいます。

冷たくされる理由を直接聞こうとするのは悪いことではないのですが、喧嘩腰な態度でつっかかっていくのはNG。相手も怒り出すか、かえって心を閉ざしてしまうかもしれません。

まとめ

今回の記事では、男性が好きな人に冷たい態度を取ってしまう理由や、好きな男性に冷たくされてしまった時の正しい接し方についてご紹介してまいりました。

こうしてみると、男心とは女性が思っているよりもずっと複雑なものだと思いませんか?

女性からすれば「冷たい態度=嫌いのサイン」だと思ってしまいがちですが、1度や2度冷たくされたくらいなら諦める必要などないのかもしれません。

むしろ男性側からのアプローチを期待するばかりでなく、ナイーブな男心を汲んで女性からも歩み寄りの姿勢を見せることが、恋愛成就の近道ではないでしょうか。

好きな人との関係性に悩んでしまった時には、ぜひこの記事を参考にしていただけたらと思います。

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