昔から自意識過剰な女とか、高慢ちきな女という表現を用いることがありますが、これは一体どのような女性を示すのでしょうか?自分に自信を持つことは、大変に良いことだとは思いますが、その限度を越えてしまうと誰にも手がつけられなくなり、本人も悪気のないままです。
特に身内や近い存在でなければ、敢えて気付かせる必要はありませんが、ある程度の心理や特徴を把握しておけば、彼女たちと腹を立てることなく接することが出来るはずです。
この記事では、自意識過剰な女についての特徴を、ご紹介しますので参考にして頂ければと思います。
自意識過剰の正式な意味
当記事を読んで頂いている方の中に、もしかしたら自意識過剰という言葉の正式な意味がボンヤリとでしか、わからない人も居るかも知れませんので簡単に、ご説明していきます。まず、自意識については周囲と区別された自分についての意識という意味です。
自意識過剰は自分の外見や行動などが、他人にどう見られているかを、必要以上に意識し過ぎる人のことを意味するとされています。人前でスピーチをする時など、他人に良い印象を与えることに意識し過ぎて緊張する人のことは、あがり症と言われています。
自意識過剰な女性の特徴
自意識過剰になってしまう原因は人それぞれですが、あまりにも自分自身に対して自意識が過剰であると、日常生活に支障をきたしてしまうことも出てきます。極端な女性である場合は、人と話すことが億劫になってしまったり、周りの人間を避けるようになる人も居ます。恋愛すらマトモにしなくなる可能性があります。
それに良し悪しではなく、そうなってくると常に周りの視線が自分に向けられているという、錯覚すら引き起こすこともあります。そして、その自己評価の高さゆえ、親身になってくれる友達や仲間も少ない傾向があります。それでは、ここからは自意識過剰の女性に多く見られる特徴を、項目別にチェックしていきます。
鏡で自分の姿を常にチェック
まず自意識過剰な女性なら、ほぼ間違いなく鏡で自分の姿を常にチェックしていると言えます。よく鏡を持ち歩いて、自身のファッションやメイクをチェックしている女性や、街の中でも自分の姿が映りやすい窓などを見付けては、自分の容姿を確認している女性を見かけます。
このタイプの女は、男から常に自分がどう見られているのか、気になってしまうという心理から、絶えず鏡で自分をチェックしておかないと落ち着かないのです。よく、ブスな女ほど鏡チェックが多いと言われますが、あれは自己陶酔でなく自分がブスな姿かどうかの確認です。
周りからの評価を気にし過ぎ
人間なら誰しも、周りからの評価を多少は気にするものですが、自意識過剰な女性は非常に気にし過ぎる傾向があります。常に自分自身は周りから評価される対象で、社会人なら仕事が出来る出来ないを常日頃から、皆に見られていると、本気で思い込んでいることがあります。
勿論その原因は、社会に出て働いている人なら上司や会社の人たちに、いつも見られているという心理からくる特徴です。その勘違いに近い自意識が生活に馴染んでしまうと、精神的に辛い状態の日々が続きますし、周りからの目や評価を気にし過ぎると病む可能性もあります。
被害者意識に陥りやすい性質
自意識過剰な女性の特徴として、被害者意識が非常に強く被害妄想にも陥りやすいという傾向もあります。例えば道を歩いていて、特に他人は意識していなくても自意識過剰な女性は、さっき横切った男性が私を睨んでいたとか、コンビニの店員は私にだけ冷たいなどと言います。
相手は別に、自意識過剰な女性と他の人を区別した扱いなどしていないのに、ちょっとした言葉違いがあれば、自分にだけは厳しいとか、私には誠意が無いなどの被害妄想が始まります。この根拠の無い強迫観念に捉われてしまう期間が長い人は、躁鬱病を患うケースもあります。
とても外見に気を遣っている
これも自意識過剰な女性には多く見られる特徴ですが、とても外見に気を遣っているという点です。当然、誰でも周りからダサいと思われたくありませんので、それなりに気を遣いますが自意識過剰な女性は尋常ではありません。周りから自分がどう思われているかが全てだからです。
よく俗説として、ブスほど妙な髪型をして服も着飾るけど、本当の美人はTシャツとジーンズでもバッチリだと言います。俗説というより真実ではないのか?と筆者は個人的に思いますが、自意識過剰な女性は世間で言うところのブスと思われないよう、異様なほど外見に気を遣います。
自分の凄さをアピールしがち
あと、自意識過剰なタイプの女性は、自慢話が多いのも特徴として挙げられます。実のところ自意識過剰な女性は、自分に自信が無い人のほうが多く、他人から見下されていないか否かを非常に気にします。ですので、自分は凄いんだというアピールや自慢話が多くなりがちになります。
基本的に自慢話は、あまり人から良く思われることがありません。普通の人であれば、自慢するだけでも嫌われそうということに気付きますが、自意識過剰な女性はバカにされてなるものか!という感覚があるため、気付きません。誰もバカになどしないのに、被害妄想癖が発生します。
自意識過剰を治すために
ここまで、自意識過剰な女性の特徴に触れてきましたが、それでは一生もう自意識過剰な性格は治らないのかというと、そんなことはありません。ただ、当然ながら本人が変わろうという気持ちが無ければ、いかなる方法を用いても効果は期待出来ません。でも、放っておくと大変です。
自意識過剰な性分を持ったまま、生活し続けていますと心の病になる可能性が高くなりますので厄介です。これまで当記事を読んで頂いている方で、自身に少し心当たりがあると思われる方は、これからご紹介する自意識過剰を克服して治すための方法を是非、実践してみて下さいませ。
周りは貴女を見てないと知る
まず、悪い意味ではなくて貴女が思ったり感じているほど、世間や周りは貴女を見ていないということを知りましょう。貴女と同じく皆それぞれ、学業にしても仕事にしても成すべきことがあり、暇を持て余している訳ではありません。自分のことで精一杯の人も数多く存在しています。
では逆に、貴女が仕事を終えて帰路についている時に、隣のデスクの方が何の仕事をしていたか、職場はどんな状態だったか、職場の人の行動や服装などについてなど思い出せますか?殆どの人が答えられないのです。他者については皆その程度しか見ていないということを知るべきです。
客観的に物事を見ると心得る
次に、自意識過剰な人の克服方法としまして、物事を主観的ではなく客観的に見るように心掛ける必要があります。自分主体の主観的な見方で物事を考えると、嫌われたらどうしょうとか、変に思われたらどうしょうなど、自身の感情が絡んできて冷静に判断を下せなくなってしまいます。
ですので、常に物事は客観的に見て、状況を冷静に判断することを癖付けていけば、他人が自分を批判している訳では無いということにも気付くはずです。自分は周りから見られているんじゃないか?ではなく、周りから見れば自分はどう見えるのか?という考え方にするといいでしょう。
完璧な人は存在しないと知る
よく自意識過剰の人の中で、失敗したら格好悪いとか、誰から見てもブスな顔になったらヤバいなどと、真剣に思い詰める人が居ますが、完璧な人など地球上に存在しないことを知るべきです。では、もし貴女の近くで計算間違いをした人が居たら、完全にダメ人間のレッテルを貼りますか?
普通の感覚であれば、たまたま間違えたのかなとか、苦手なのかなと思う程度で済むはずです。全てにおいて完璧に出来る人間など存在しないのに、貴女が少しミスしたぐらいでは何とも思いません。それどころか、ミスをして人間らしい一面を見ることで、逆に評価が上がるとすら思います。
人前に出て何かをやってみる
人間というのは、さいが投げられてイザ始まってしまえば、何とかする生き物でございます。その原理に基づきまして、必然的に人の前に出て何かをやってみて、そこで思いっきり失敗してみればいいんです。何一つ恐れることなどありません。失敗するために、人前で何かをするのですから。
失敗したくない、恥をかきたくない、と思うから緊張したり挑戦しなくなったりします。皆の前で、司会などをするアルバイトでも何でも構いません。最初は自分を高く見積り過ぎているので、現実とのギャップに苦しむでしょう。ですが、ミスって吹っ切れてしまえば意識は必ず上向きます。
個人ブログを書き始めてみる
この方法は意外と思われるかも知れませんが、自意識過剰の部分を改善するのに有効な手段とされています。最も手軽に始めれれる方法とも言えるでしょう。人に読まれると思った時、中々スンナリ文章を書き込むことが出来ません。何故なら、自分の知識や文章能力が明白に表れるからです。
もっと自分は知的で感性がある素晴らしい文章を書けるはずだ、と大きな期待を持っていると永遠に自身のブログを更新出来ない状況になります。しかし、根気よくブログを書き続けてpvが増えてきて、自分が認められるようになっていけば、この程度でも大丈夫なものなんだと開き直れます。
まとめ
今回は、自意識過剰な女性の特徴や、自意識過剰を治すための方法などについて、ご説明させて頂きました。自意識を持つことで、自分を良く見せようとしたり、特に女性であれば化粧をして綺麗に飾ったりしますので、ある程度の自意識は必要だとは思います。
ただ、過剰になって他人を意識し過ぎると余計なストレスとなり、本来の自分を失うようになってしまっては自滅してしまい兼ねません。何にでも該当することですが、やはり人間は程々が良いと言えるでしょう。ですが、美意識は常にあっていいものでしょうね。
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