惚れた弱みを持ってしまう心理とは?対処方法を知ろう!

今この言葉を用いる人も、めっきり少なくなっているような気がしますが、よく一時は歌の歌詞や好きな相手に振り回されていると感じた時に、言い訳として惚れた弱みという言葉が使われていました。しかし、言葉として聞く機会が薄れたように感じましても、実際の心模様としては現存していると考えられます。

それでは現実的に、惚れた弱みによる心理状態や独自の行動とは、どのようなものなのでしょうか。また、あまりよくない方向に傾きつつある時に、対処法のようなものはあるのでしょうか。この記事では、惚れた弱みによって生じる人間の心の動きや、変化などについて探求しながら触れていく所存でございます。

惚れた弱みという言葉の意味

この惚れた弱みという言葉を、どういった時に用いるのか知らない人や、たまに間違った解釈をしているからか、全く違う状況で使われていることがあります。この言葉の意味を簡単に説明しますと、自分が先に相手を好きになったことで、その相手に遠慮したり強く物事を伝えられなくなることを言います。

その惚れた弱みが存在すると、男女の関係にも上下関係が出来てしまい、惚れた弱みのあるほうが相手に主導権を渡す形となり、自分の好みや意思を表現しにくくなってしまいます。惚れた弱みという言葉の意味を知らなくても、そのような状態になった経験があるという人は、少なくないようにも思えます。

惚れた弱みを持ち続ける心理

それでは、惚れた弱みについてはご理解頂けたかと思いますが、その一方で疑問が残る人も居るのではないでしょうか。それは何故、先に好きになって告白した人は、惚れた弱みというものを感じるのかという部分です。ここからは恋愛における、その心理状況と行動原理について綴っていきたいと思います。

この言葉を用いられる場合は、マイナスの意味合いが多いと思いますけど、惚れた弱みがある人の全てが辛い状態になるとは限りません。しかし女性の場合、そうなりやすいことは確かなことですので、彼氏のほうが調子に乗ってしまうパターンも多々あるでしょう。それでは早速、解説を見ていきましょう。

惚れた弱みの心理①振られたくない

まず惚れた弱みを持つ人の心理としまして、振られたくない気持ちが強いという特徴があります。自ら告白して快諾してもらえれば、その時点で相手も自分のことを想ってくれていることになりますが、そのことに疑問を持つ女性も居ます。OKしてもらったものの、本当に自分のことを好きかどうか自信がないのです。

そのような心理が働く女性は、自分から惚れたという事実があるため、彼氏になってくれた人に対して自分のことを、実際はそれほど好きではないのではないかという不安を抱えます。ですので、男性と付き合っている最中は、男性に振られないような行動や嫌われないような振る舞いを、してしまいがちになります。

惚れた弱みの心理②先に自分が謝る

悔しい気持ちがある時も無いとは言えないはずですが、どうしても喧嘩両成敗のような時でも、惚れた弱みを持つ側が先に謝ってしまうという傾向があります。その喧嘩の最中は感情的になって、言いたいことを言い放っても、やはり後で冷静になった時に振られてしまうのではないかという恐怖心が襲ってきます。

その結果、結局は惚れた弱みを持つほうが謝るという行動を起こしてしまいます。もちろん謝ること自体、悪いことではありませんが、こういったパターンを何度も続けていると増々、相手は自分優先の態度になっていきます。それに、また喧嘩になっても向こうが謝ってくると安心してしまうので注意が必要です。

惚れた弱みの心理③わがままを許容

これは前述した内容の続きのような感じになるかも知れませんが、惚れた弱みを持つ人は相手のわがままを拒否することが出来ず、許容してしまいがちな部分もあります。このことも、相手に嫌われて別れるようなことにはなりたくないという心理が働くためです。しかし、これは流石にスルーしてはいけません。

ですが割と、このケースは少なくないようです。では、何故スルーしてはいけないかと申しますと、あなたが女である場合は特に注意すべきですが、男は際限なく段々と身勝手になって調子にのります。最悪は浮気までするダメ男と化す人も居ます。男のわがままを許すのが癖になれば、ずっと悩みは尽きません。

惚れた弱みの心理④自己責任と恋心

惚れた弱みの心理として、自分が恋人の身勝手さやわがままを許容し続けてきてしまったために、その人の将来の夢や可能性を台無しにしてしまったという責任を感じる人が居ます。だから、せめて自分だけは相手にとって、台無しの存在にならないように、傍で支え続けたいという恋心まで生まれる人も居ます。

ここまでになると、もう立派な依存恋愛のカップルと言えますし、少し心が病んでいるようにも感じます。まだ家族の人なら何とか解りますが、何故そのような考えに至るのか理解に苦しみますが、現実に何人も同様の考えの方が居ます。惚れた弱みを利用して、相手が好き放題しているだけなので考え物です。

惚れた弱みの心理⑤尽くしてしまう

最も惚れた弱みを持つ人に多い特徴として、どれだけ出来の悪い相手にでも尽くしてしまうという部分があります。これこそが、相手の在り方や大人であるということの自覚を、失わせてしまっているような気もします。恋した相手を愛して尽くすことは、素晴らしいことと思いますが、物事には観点があります。

惚れた弱みを持つ側が、責任と義務を感じて好きな相手に尽くすことが、良いとか悪いとか言ってるのではありません。本当に相手を想うのであれば「尽くすことが相手のためになる」という心理は、その人のためにならないことが多いと言ってるのです。癒してあげるのと甘やかすのとでは大違いだとも言えます。

惚れた弱みを断ち切る処方箋

これまでは、惚れた弱みを持つ人の心理や特徴を記してきましたが、これより惚れた弱みという感覚を断ち切る処方箋を、ご紹介していこうと思います。惚れた弱みを持つがゆえに、相手を調子に乗らせてダメ男製造機にならないためにも、ここで惚れた弱みを持つ人が実行すべき方法を知っておくべきでしょう。

その実行すべき処方箋には、様々な方法がありますが、それらを自分なりに併用したりアレンジしたりすることによって、惚れた弱みという感覚を断ち切り、心苦しい関係から開放されましょう。そうすることで、相手と対等で納得のいく恋愛が出来るようになります。それでは、その各処方箋を見ていきましょう。

惚れた弱みの処方箋①彼を優先しない

これまで、惚れた弱みを常に感じてきた人への最初の処方箋は、彼を優先するのは止めるということです。今までは、彼に嫌われないように友達や家族よりも最優先してきたでしょう。ですが、その行動こそが彼を調子に乗らせる原因になるのです。頭の中では、この処方箋を考えたことはあったかも知れません。

でも万が一、友達との約束を優先してしまったら、彼に嫌われるのではないかという不安が勝ってしまい、彼を優先してきたはずです。しかし、彼もあなたと交際している以上あなたが好きなのです。どちらが先に告白しようと、付き合えば対等なんです。彼ではなく、あなたの予定を優先させることが大事です。

惚れた弱みの処方箋②彼の真似をする

次の処方箋ですが、惚れた弱みを断ち切る方法として、彼の真似をしてみることも効果的です。これは、彼の自由な行動を文字通り、あなたも真似してみるということです。そこで、また嫌われたらと不安になるかもですが、その程度であなたを嫌うような男ならば、お里が知れるのでグッバイするのも一考です。

本当に大切な人で付き合いを大事にしたいのであれば、お互いフィフティフィフティの思いやりを持つ対等な関係でないと実りはありません。もし、あなたが彼の真似をして自由にしていることに彼が怒ってきても、あなたも同じでしょ?と言えば何も言えないはずです。心の立ち位置を逆転させてみましょう。

惚れた弱みの処方箋③愛情を表さない

よく惚れた弱みを感じる人の特徴で、愛情表現を頻繁にするというパターンがありますが、あまり何度もすると有難味も減少しますし、相手からすると自分を大好きなことが丸分かりなので安心しきってしまいます。その延長上で、男は振られる心配は無いと確信して、自由に振る舞い羽を伸ばし遊び始めます。

そこで、惚れた弱みを持つ人への処方箋ですが、彼に対して今後は滅多に愛情を表さないよう心掛けて下さい。極端に全く愛情表現しなくなれば、逆に疑われるので愛情を表す回数を少なく調整してみましょう。微妙な計らいですが、少し相手に対して不安を抱くぐらいが恋愛には案外ちょうど良い具合かもです。

惚れた弱みの処方箋④嫉妬心を起こす

惚れた弱みを断ち切るための処方箋として、荒療法ですけど効果覿面な方法が相手の嫉妬心を起こすことです。惚れた弱みを持つ人の相手は、自分のことだけが大好きだと過信しているので、あなたが他の異性と会ってたり、他の異性を好きになるなど考えたこともないでしょう。その彼の慢心の隙を突くのです。

惚れた弱みを持つ人の相手は、それほど自信を持ってしまうのです。そこで、嫉妬心を起こすために異性に口説かれた話や、食事に誘われた話などをして嫉妬させるのです。相手は自分のことが大好きなので、大丈夫という自信満々の彼に、恋に絶対など存在しないということを思い知らせて目覚めさせましょう。

まとめ

今回は、惚れた弱みを持つ女性の心理や対策などについて記述させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?惚れた弱みを持つだけで、考えたくもないような恋愛関係に、発展してしまうことが現実ございます。

もし惚れた弱みを持ったまま、彼と結婚して嫁という立場になってしまえば、家庭に関心を持たない夫と我慢しながら家事をこなす嫁の姿が目に浮かびます。惚れた弱みの処方箋でベストな交際になりますように。

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