毎日セックスする夫婦やカップルはどのくらい?メリット・デメリットを紹介!

夫婦のおよそ4割が”セックスレス”だと言われる現代。日本の夫婦やカップルの平均的なセックスの回数は月に2.1回で、これは世界的にみてもかなり少ないほうなのだとか。

その一方で、毎日のようにセックスを楽しんでいる夫婦やカップルも少なくないようです。

若いうちや付き合いたてならまだしも、年齢を重ねたり関係が長くなってくると、セックスの回数は次第に減ってくるのが一般的。「毎日セックスしていて疲れない?」「飽きない?」・・・皆さんの中には、そんな疑問を感じている人もいらっしゃるでしょう。

しかし、毎日セックスを楽しめるということは、それほど二人の仲が良好だということ。ちょっぴり羨ましくもありますよね。

そこで今回は、毎日セックスをしている夫婦やカップルに見られる特徴や、毎日セックスすることのメリット・デメリットなどを調べてみました。

毎日セックスしている夫婦って本当にいるの?

日本において、夫婦のセックスレス問題は年々深刻化しているといいます。そんな中、毎日のようにセックスをしている夫婦やカップルなんて、本当にいるのでしょうか。

イマドキの夫婦やカップルの”性生活事情”を調べてみました。

毎日セックスしているカップルは意外と多い!

大人のためのアンケートサイト「Qjira」がセックス頻度についてのアンケートを行ったところ、もっとも多かった回答は「月に数回(たまに)」で、全体の35%。続いて「週に数回(数回おき)」が21%でした。

また、「年に数回(ほとんどしない)」「セックスレス」と回答した人は、全体の約3割。調査対象者の年齢や婚姻状態は不明ですが、若い世代の中にもほとんどセックスをしないカップルがいるとしたら、なんだか寂しいような気もします・・・。

では、気になる「毎日(会うたび)セックスをしている」という人はというと、なんと全体の16%。10組のカップルがいたら、1~2組は毎日セックスをしているということなんですね。

セックスの頻度、今のままで満足?それとも・・・?

では、世の夫婦やカップルは、現在のセックスの頻度をどのように感じているのでしょうか。

社会人ともなれば、お互いの仕事の都合や体調などを考慮すると、多くても”週に数回”のセックスがもっとも現実的と言えそうです。また、住んでいる場所が離れているカップルは、デートの回数も少ないため、セックスも「月に数回」が限度でしょう。

しかし、「月に数回」「週に数回」と答えた人たちの多くは、現在のセックスの頻度に少々物足りなさを感じている様子。「できれば毎日したい」という声が多く寄せられていました。

ただし、一人エッチとは違い、セックスは相手と二人でするもの。「本当は毎日したいけれど、パートナーとの性欲にギャップがあるために我慢をしている」という人も少なくないようです。

一方、「毎日セックスをしている」と回答した人たちからは、「満足しているし、パートナーともラブラブ」「とても幸せ」といった声が寄せられており、心身ともに満たされている様子がうかがえます。

毎日セックスしている夫婦・カップルに見られる特徴

セックスレスが深刻化しているとは言われているものの、毎日のようにセックスをしているラブラブな夫婦やカップルだって、決して少なくはありません。

では、毎日セックスをしている夫婦やカップルって、一体どんな二人なのでしょうか。

男性のほうが年下

一般的に、男性の性欲は、10代~20代後半にかけてが全盛期。「毎日でもエッチしたい!」なんて人も少なくありません。

そんな若くて元気な彼氏や旦那様をパートナーに持った女性は、やはりセックスをする回数も必然的に多くなるようです。

また、「ばてマラ」「疲れマラ」なんて言葉もありますが、男性は疲労やストレスが溜まると性欲が強くなる傾向があるのだとか。

男性の20代といえば働き盛り。一日の仕事を終えて、体は疲れているのに、なぜかアソコは元気いっぱい・・・なんて人も多いのかもしれませんね。

お互いに性欲が強い

先ほどご紹介したアンケートの中に、「自分は毎日でもしたいけれど、相手との性欲にギャップがあるため我慢をしている」という人がいましたね。

恋愛でも結婚でもそうですが、お互いの性欲のバランスはとても大事。性欲は「食欲」「睡眠欲」とともに人間の三大欲求のひとつであるため、うまく満たされないと心身に良くない影響を及ぼす可能性もあるのです。

実際、パートナーとの性欲に差があり過ぎて不仲になったり、浮気や不倫など別の問題に発展するケースも少なくありません。

しかし、お互いに性欲が強い者同士であれば、どちらかが我慢する必要もなく、「毎日でもしたい!」という気持ちがある場合には、当然毎日のようにセックスをするようになります。

セックスがルーティン化している

毎日セックスをしている夫婦やカップルの中には、セックスを日常生活のルーティンとして定着させている人たちもいるようです。

何事も一度習慣化してしまうと、以前はどんなに面倒だったことでも、逆にしないと落ち着かなくなるもの。セックスもまた然りで、毎日している夫婦やカップルにとっては、しない方がソワソワしてしまうのかもしれませんね。

変化のあるセックスをしている

同じ相手と毎日セックスするなんて、なんだか飽きてしまいそう・・・そう感じる人もいらっしゃるでしょう。しかし、毎日セックスをしている夫婦やカップルは、ほんの少しずつでも内容に変化を持たせているのだとか。

お決まりのパターンが続くとマンネリになるのも当然ですが、違った内容なら「今日はどんなプレイが楽しめるんだろう?」とワクワクしてしまいますよね。これなら毎日することにも積極的になれそうです。

”絶頂”に達することだけにとらわれていない

「イクまでがセックス」だと思っている人は多いものですが、毎日のようにセックスをしている夫婦やカップルにとっては、”イク”あるいは”イカせる”ということはあまり重要ではないようです。

本来、セックスとは、お互いの愛情を確かめ合う手段のひとつであり、愛し合う者同士ならではのコミュニケーションを楽しむもの。”イク”ことを最大の目的としてしまうと、楽しむほどの気持ちの余裕はなくなってしまいます。

毎日でもセックスをしたいと感じる二人は、純粋に肌を通じてのコミュニケーションを楽しんでいるのでしょう。たとえ絶頂に達しなくとも、心は十分に満たされます。

毎日のセックスがもたらすメリット&デメリット

さて、皆さんは「セックスが美容や健康に良い」という話をご存知でしょうか?

実は、セックスとはただ快楽を与え合うだけではなく、素晴らしい健康効果や美容効果が多数あることもわかっています。

気持ちが良いうえに、健康にもなれる・・・まるで良いことづくしのようにも感じますが、毎日となると実はちょっと心配な点があるのも事実。

続いては、毎日セックスをすることのメリット&デメリットをご紹介いたします。

【メリット①】免疫力を高める

「セックスをすると風邪をひきにくい体になる」ということが、アメリカの研究によって明らかとなっています。

”少なくても週に2回以上セックスをする人”は、”全くセックスをしない人”よりも、風邪やインフルエンザなどの予防となる免疫力が高いのだそうです。

もしもあなたが「そういえば最近風邪をひいていないな」と感じるならば、それはセックスのおかげなのかもしれませんね。

【メリット②】ガンのリスクを低下させる

さらに、セックスにはガンのリスクを低下させる効果が期待できることも、研究によって明らかとなっています。

特に、これから中年期に差し掛かる旦那様を持つ奥様には朗報。アメリカ・ハーバード大学の研究によると、”1ヵ月に21回以上の射精をした男性”は、そうでない男性と比べると、前立腺ガンの発症リスクが2割も低くなるのだとか。

愛する旦那様には、いつまでも元気でいてほしいもの。そのためにも、夫婦生活ってとっても大切なことなんですね。

【メリット③】ダイエット効果

巷には「セックスはスポーツである」などと言う人もいますが、セックスの消費カロリーを考えると、それも納得できるはず。

プレイによって差はあるものの、1回30分のセックスで消費されるカロリーの平均値は、男性で約100kcal、女性で約70kcalだとされています。

これは、30分ジョギングを行った時の消費カロリーの約半分ほど。つまり、1時間セックスをすれば、30分ジョギングを行ったのと同等のカロリーが消費されるというわけです。

なお、女性がもっとも疲れる体位である”騎乗位”だと、30分の消費カロリーはなんと約200kcal。腹筋や背筋、太ももなど様々な部位に負荷がかかる体勢なので、シェイプアップ効果も期待できそうです。

「ダイエットしたいけど、運動は苦手・・・」という人も、愛する人とのセックスならば毎日続けられるかも?

【メリット④】ストレス解消

大好きな人とセックスをすると、別名「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれている「オキトキシン」が分泌が盛んになるといいます。

このオキトキシンには、ストレスや不安感などを緩和して多幸感をもたらすほか、優しい気持ちになれることから人間関係を円滑にしてくれる効果もあると言われているそうです。

セックスを終えると、満ち足りた気分になって、自然と心地良い眠気に誘われますが、実はこれもオキトキシンの作用によるもの。そのため、セックスには睡眠の質を高める効果もあるのだそうですよ。

【メリット⑤】長生きできる

運動不足やストレスを解消してくれて、病気まで予防してくれる・・・そんな嬉しい効果をもたらすセックスを毎日していれば、当然寿命にも影響があるようです。

イギリスの研究では、定期的にセックスする夫婦とそうでない夫婦とでは、定期的にセックスをする夫婦のほうが長生きをしたというデータもあるといいます。

【デメリット①】妊娠の可能性が高まる

毎日セックスをしていれば、当然のことながら妊娠の可能性は高くなります。

「中出ししなければ大丈夫」という認識を持っている人も多いのですが、男性のアソコから出る通称”ガマン汁”に含まれる微量の精子によって、妊娠するケースも決して少なくないのです。

子供を望んでいる夫婦であれば問題はないのですが、そうでない場合は避妊をしっかりと行う必要があります。

【デメリット②】感染症の危険

毎日セックスをしていると、摩擦によって性器の粘膜が傷つき、そこから細菌などが侵入しやすくなるため、性感染症などにかかる可能性が高くなると言われています。

感染症の中には、初期の頃には自覚症状がほとんどないものもありますが、気付かないまま放置していると、不妊や流産の原因となることもあるようです。

性器はとてもデリケートな部分。特に女性の膣の内側の粘膜は、男性の愛撫によって傷ついてしまうことが多いです。もしヒリヒリとしたような痛みを感じたり、出血が見られるような時は、セックスは一旦お休みした方が無難でしょう。

【デメリット③】避妊にかかる費用

妊娠を望んでいない場合は、当然避妊をする必要がありますが、避妊をするのにはお金がかかります。

もっとも手軽な方法として、コンドームの装着が挙げられますが、コンドームは1回のセックスごとに新しいものを使用しなくてはなりません。

筆者が調べてみたところ、Amazonに「12個入り×3個パック 626円」というのがありました。一見こちらがいちばんお得なようです。こちらを使用する場合、1回あたりの費用は626÷36=17.4円。1日1回のセックスを365日欠かさずするなら、年間で6,351円かかる計算となります。

また、女性の経口避妊薬”ピル”は、避妊目的での処方の場合は健康保険の適用外なので、費用は100%自己負担。医療機関によっても異なりますが、薬代だけでも月3,000円前後。さらに診察料や病院へ行くための交通費などもかかります。

いずれもお金がかかることですが、万が一望まない妊娠をしてしまった時にかかる費用はもちろん、女性の体や心の負担も莫大なものです。まだ妊娠を希望していない夫婦やカップルは、衝動的に行為を行うのは避け、避妊を徹底することをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、毎日セックスをしているラブラブな夫婦やカップルに見られる特徴や、毎日セックスすることのメリット・デメリットなどをご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

筆者もこちらの記事を書かせていただくまでは、「毎日セックスをする人たちなんて、本当にいるの・・・?」とかなり疑問でした。しかし、意外と多くの夫婦やカップルが毎日のようにセックスを楽しんでいるんですね!

また、セックスには健康や美容に嬉しい効果もたくさんありました。毎日セックスをしている人たちから寄せられた意見を見ていると、皆さんとても幸せそう。セックスによって分泌される「愛情ホルモン」の恵みをたっぷり受けているように感じます。

「最近、あまりセックスをしなくなったなぁ・・・」と感じている皆さんは、一度パートナーとセックスについて話し合ってみてはいかがでしょうか。

日本人はどちらかというと性に関しては消極的。夫婦やカップルの間でもセックスについて真剣に語る機会というのはなかなかないものですが、お互いの望むセックスを知り、お互いに相手を思いやるセックスができるようになれば、毎日でもしたいと思うようになるかもしれません。

最後までご拝読いただき、ありがとうございました!

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