婚活の場で女余りが起きている原因は?選ばれる女性になろう!

最近は男女ともに結婚年齢が高くなる傾向にあります。結婚相談所、婚活パーティー、婚活サイト、いくつかの婚活ツールがありますが、今、婚活市場では「女余り」と言われ、女性には特に厳しい婚活戦線になっているようです。

特に女性には、出産という一つのリミットがありますので、30代になると時間的な制約もあるので、つい焦ってしまう人も多いようです。

どうして今「女余り」の状況になっているのか、結婚したい女性はどのように動いていくべきか、婚活市場について考えてみましょう。

何故男性が少ないの?

現在は男性が売り手市場、女性余りと言われますが、婚活ツールを利用する男女比は、現在は男:女=1:3、女性が男性の三倍ほど利用する人が多いのが現状です。男性不足の理由をいくつかご紹介します。

草食男子が増えてきた

数年前から言われていましたが、女性に積極的になれないタイプ、草食男子が増えてきました。

草食男子は、自分から積極的に恋をしようというタイプではなく、恋愛ごとに関しては受け身であることが多いです。女性を喜ばせるためにお金や時間を使うよりも、自分の世界を充実させたい男子です。 

仕事が忙しい

20代から30代、婚活市場で子供が欲しい女性に狙われる年代の男性は、仕事が面白くなってきたころでしょう。責任ある仕事を任されたり、部下を育てたり、体力もまだまだあるので、精力的に飛び回り、忙しい年代です。

休日だって頭は仕事のことやそれにともなう勉強、そして少し趣味のことをして遊んで、あとはゆっくり自分の為だけに時間を使いたいと考えてしまうと、結婚よりも一人の時間を大切にしてしまう傾向にあります。

それで気持ちが充実してしまうと、その安定したサイクルを壊してまで結婚したいかというと、迷いが生じてしまいます。そうなるとなかなか婚活を始めるには至りません。

ひとりが好き

仕事をして生活が安定していて、特に30代になると収入もそれなりになってきて、適度な収入があると生活費をひいても手元に自由になるお金があるようになります。そうなると趣味や遊びの幅が広がり、どんどん独り身のプライベートが楽しくなります。友達も類友の独身貴族で、遊び相手にも困りません。

結婚することによって、それらの自由が制限されてしまい、家族サービスなどに時間を割かねばなりません。そう考えると婚活は非常に面倒に感じてしまうのです。 

将来的に家庭を持てるか不安がある

上記とは逆に、30代でも生活が安定していなければ、婚活するのに不安を感じてしまいます。現在男性の年間給与額は、300400万円以下の層が一番多いのが現状です。この年収で、結婚して家庭をもち子供を育てるのは難しいかもしれないと考えると、婚活に踏み出せないというのが男性心理です。あるいは年収は少ないけど、とりあえず婚活はじめてみようという男性もいます。

婚活をしている男性は女性よりは少ないですが確実にいますが、女性側の条件で弾かれてしまうのがこのケースです。

結婚へのメリットが少ない

恋愛結婚で、恋人とどうしてもいつも側にいたい、この人に自分の子供を産んで欲しいと思って結婚するなら素晴らしいです。家族を守るために何を犠牲にしても惜しくはないでしょう。

逆に、家庭を持ちたい、結婚したいと思って相手を探した場合、自分が相手に何もかも捧げることができるのかと考えてしまうと、婚活するのにも勇気が必世になります。

責任をもって家族と暮らし、結果自由な時間が少なくなり、好きに使えるお金も著しく少なくなる、それを束縛と一度考えてしまうと、「結婚は人生の墓場」などと考えてしまうのです。 

女性が余る原因は?

適齢期の男性が少ないのはわかりましたが、何故女性は余ると言われるほど、懸命に婚活ツールを使うのか、いくつかの女性ならではの理由があります。

周囲の視線

独身女性への周囲のプレッシャーが大きく、言われている本人も、そうかもしれないと思い込んでしまい、婚活へ意識が向くようになることがあります。

友達が次々と結婚したり、子供が生まれたりのおめでたい知らせもそれに拍車をかけます。

とどめに、家族から結婚はまだか、孫の顔が見たい、などと言われたら押しつぶされそうなプレッシャーがのしかかってきます。

男性は同じ年ごろであっても、「いかず後家」や「行き遅れ」など言われることはありません。 

将来への不安

よく老後までに1500万円は貯金が必要などと言われています。女性だけでなく男性も歳を重ねていくと、老後への不安が現実的になってきます。

女性が男性と同じだけの給与を得ることは難しく、地位が上がれば男性との競争も生じ、仕事は楽しいけれど、少し疲れたと感じることもあります。このままこの仕事を続けていくことができるのだろうか、そして更年期などの体力的な不安が、将来への心細さを感じさせます。

出産のリスク

芸能人などテレビで40代の高齢出産でしたが、元気な子供が授かりました、という話を耳にします。確かに、医療技術の発達により、高齢出産も可能となりました。可能ではありますが、やはり20代の女性と40代の女性とでは、リスクに大きな差があります。

子供に障害がある可能性の高さはもちろん、40代では体力的に出産に耐えられない、妊婦死亡率の高さも問題です。せめて30代のうちに出産を終えようと思い立ち、結婚相談所へ駆け込むことになるのです。 

婚活ツールとは

大きく分けて今婚活するのに使われているのは4つです。それぞれに一長一短なので、自分に合ったものを選ぶか、複数を併用して使うのが有効です。 

婚活サイト

4つの中で、男性側の登録者数が最も高いのが婚活サイトです。男性は面倒な手続きを避ける傾向にあるため、手軽にできる婚活サイト、婚活アプリのサービスが男性人気が高いのが現状です。

ですが詐欺や、既婚者からの遊びの誘いがくる可能性が高いのも婚活サイトです。手軽な分、利用者がきちんとしていないと、大変なことになりかねません。 

婚活パーティー

婚活パーティーと呼ばれる、お見合いパーティは、男女比は1:1で行われることになっていますが、定数に達しないまま開催されることもあります。特に収入が高い男性専門のパーティなどは女性側はあっという間に定員に達するものの、男性参加者は半分くらいのことも。男性不足とは、女性が求める高スペック男性が不足であるという意味でもあります。

女性は壁の花になってしまったり、待ち時間が増えるデメリットがあります。ひどいところは主催者側でサクラを混ぜていたりもするので、信頼できそうなところを選ぶのは大変です。 

婚活イベント

婚活パーティーもそうですが、婚活の二文字がつくと男性が尻込みしてしまうことがあります。

企業主催の婚活バスツアーや婚活BBQなど色々なお見合いイベントを開催して婚活の場を作っていますが、これも男性側の人数が少なく、女性比率が高めで、恋人よりも女性はうっかりすると友達をたくさん作って帰ってきてしまうことも多いようです。中には友達作り目当てに、女性は参加費の安い婚活ツアーに参加する人もいます。 

結婚相談所

女性の登録者が断然多いのが結婚相談所です。

結婚相談所は、会員登録費が高く、公的書類の提出が必要なところも多いので、手軽さを求める男性と違い、安全性を重視する傾向にある女性に人気が高いです。独身証明書を提出するのは結婚相談所だけです。

アプリやパーティーよりも結婚に対して真剣に向き合っている人が多いので、条件さえクリアしていれば、とんとん拍子に結婚まで進んでいく可能性もあります。紹介の相手の条件を設定できるので、初めからあなたの望むステータス男性を紹介してもらえるので、時間を節約できる可能性があります。 

選ばれる女性になるために

今、婚活の場には20代の若年層の女性が増えています。それは現在の30代の婚活状況を見て、早いうちから行動していかないと大変なことになる、ということがわかってしまっているためです。

子供の欲しい男性は、少しでも若い女性を選びます。自分より若い女性を差し置いて、相手に選ばれるにはどうしたらいいのか。

結婚というのは、何度もする必要はありません、たった一回、幸せになれる相手に選ばれることができればいいのです。どうしたら選ばれる女性になれるのか冷静に考えて原因を探りましょう。 

とにかく出会う

たった一人を探すために、たくさんの男性と接する場所へでかけましょう。もちろん結婚相談所や婚活イベントへ行くのもおススメです。

婚活ツールを4つ紹介しましたが、自分にあったものを利用しましょう。自分の年齢やスペックを考慮して、あまり若い人が多く利用しているタイプの婚活サイトなどよりは、30代以降の女性は結婚を常に視野に入れたしっかりとした真面目な婚活サイトを選びましょう。

または、手続きは煩雑で料金も高めですが、しっかりとしたフォローを相談員さんがしてくれる、結婚相談所も一考の価値があります。婚活の恋愛相談は、なかなか友達や身内にはし難いものです。でも相談員さんがしっかりと話を聞いて、客観的な意見をくれるのが安心です。 

出会いを楽しむ

暗い顔の女性には、ステキな男性は寄ってきません。婚活に疲れて、自信を無くしてしまっている方もいることでしょう。でも普通に生活をしていたら、たぶん出会うことのなかった人たちと合い話す機会があるのです。えり好みせず、いろいろな方とお話しし、相手に興味を持てるところを探しましょう。

自分に自信があることと高慢は別

高慢な女性は男性が敬遠します。あなたがどれだけ仕事をがんばり、どれだけ美しい人だったとしても、それをひけらかし相手を下に見る女性は魅力的に映りません。まして、自分に見合うだけのステータス男性を、と、自分が選ぶつもりでいる女性は意識を改める必要があります。

あなたの理想のスペック男性は、たくさんのライバルの中からあなたを選ぶ理由があるかどうか、冷静に考えてみましょう。

だからと言って、自分を過剰に貶める必要はありません。婚活をしているのは男も女も対等なのです。あなたに会いたいと思ってくれる人と、とりあえず話をしてみよう、という柔軟な思考が必要です。 

女子力アップ

女性は服装やメイクを変えるだけで、印象ががらりと変わってしまう場合もあります。自分に自信がつけば、雰囲気のあるイイ女を演出することができます。女性ホルモンは恋愛で活性化します。男性と握手するだけでもホルモンは活性化します。

女性はどうしても女性の視線を意識して、女性の受けのいい恰好をしがち、または等身大の自分を見て欲しいと思いがちです。しかし婚活のときだけは、女子力の高そうな男性受けのいいスタイルを選ぶようにしましょう。

とめ

いかがでしたでしょうか。厳しい婚活の状態が少しおわかりいただけたと思います。

理想の男性をゲットする裏技などはありません、地道に出会いを繰り返し、最終的にたった一人を選ぶのです。

草食系男子が増え、女性とふたりきりになっても全く色恋の雰囲気にならない、収入が少なく、大黒柱になる自信がないなど、結婚適齢期でも結婚に興味のない男性をその気にさせるには、あなたが自分自身で肉食系女子になるしかありません。

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