香水の付け方を知らない男性必見!種類で付ける部位が変わる?

女性には馴染がありつけている人も多い香水。男性用やユニセックスもあり、男性でも付けている人はいますが、使ったことが無い人にとってはすこし敷居が高いものです。

香水の付け方をマスターすることで、香水も男性にとって魅力的に見せるアイテムになります。

今回は男性が知らない香水の付け方や種類などをご紹介します。

男性が知らない香水の付け方について

ファッションアイテムの1つとしておしゃれ好きの男性に親しまれているのが香水です。しかし中には香水がきつすぎる人もいます。それは香水の付け方が間違っているからです。

ここでは香水の付け方をご紹介します。

香水の間違ったつけ方について

香水のつけ方でよく見られるのが「手首に香水をつけて、両手首ですり合わせてから首筋につける」という方法です。ドラマなどでもよく見られる光景ですので、これが正しいつけ方だと思われがちです。

しかしこの方法をすると、手首ですり合わせたときに香りの成分が破壊されてしまい本来の香りがでなくなってしまいます。

正しい香水の付け方について

香水をつけるときのポイントは「香りをふわっと漂わせる」ことです。手首につけたときはすり合わせないで、ポンポンと叩きながら伸ばすことで、香りを落ち着かせることができます。

また、香水は清潔な肌につけるようにしましょう。もしも汗ばんだ汗に香水をつけてしまうと、汗の匂いと香水が混ざってしまって、香水本来の香りを楽しめなくなってしまいます。

お気に入りの香りを楽しみたければ汗をふいたり、肌を清潔にして乾燥している状態にしてからつけましょう。

スプレータイプの正しいつけ方

現在の香水はスプレータイプが主流となっています。つけかたは自分の付けたい部分から10㎝~20㎝話して1プッシュ吹きかけるだけです。スプレータイプはふきかけるだけでOKなのでとても簡単です。

また、スプレータイプは空中に1プッシュしてからその下をくぐって香水をつけるという方法も正しいつけ方です。

ただし、香水のノズルの長さで出し方を調整しなければいけません。

●長いノズル

ノズルの長さが約1.7㎝ほどのノズルは勢いよくプッシュするとつけすぎて香りがきつくなります。つける量はノズルの長さの半分くらいがベストです。

下までプッシュしてしまうと香水が出過ぎてせっかくの綺麗な香りがとてもきつくなってしまうのです。

●中ぐらいのノズル

ノズルの長さが約1.2㎝くらいのノズルは一番下までプッシュしても大丈夫です。ただし香水によって香りの強弱が違いますので、一度試しにつけてみると良いでしょう。香水を購入してから1プッシュつけて自分で香りを確認してみましょう。もしも香りがきついと思ったら、自分がちょうどいいと思うくらいの量にしましょう。

●短いノズル

ノズルの長さが1㎝に満たないノズルは、思いっきりプッシュしましょう。ただし、短いノズルだと1プッシュだけだと香りが弱い場合があります。試しにつけてみて香りが弱いと感じたら2プッシュでも大丈夫です。

香水瓶の場合

香水瓶に入っているタイプなら香水をつけたいところに香水瓶を斜めにして1滴だけたらしましょう。香水瓶の場合、瓶を傾けすぎてしまうと、香水がドバっと出てしまうことがありますので注意しましょう。

香水をつけないほうがいい場所は?

香水の匂いは場所によってはあまり好まれない場合があります。とくにきつい香水の場合、相手に不愉快な思いをさせることがあるため、以下の場所に行くときはつけるのを控えるか、オードトワレやオーデコロンを選ぶのがいいでしょう。

  • レストラン
  • オフィス
  • 病院へのお見舞いやお通夜、告別式
  • 通勤ラッシュ時の電車
  • キャンプなどアウトドアをするとき
  • 結婚式

香水をつけるタイミングやつける部位はどこ?

では次に香水をつけるタイミングやつける部位をご紹介します。

香水をつけるタイミングは?

香水は3段階香りが変わり長く香りを楽しむことができます。ずっと同じ香りがしているわけではなく、時間とともに少しずつ香りが変わっていきます。

この香りはトップノート、ミドルノート、ラストノートと言う風に呼ばれています。ちなみにノートとは「香調(香りの調子)」という意味があります。

●トップノート

一番最初に出る香りです。すがすがしくて揮発性の高い成分を中心に使われ、香りの刺激が強めです。香水をつけてから10分くらいで香りが変わってきます。このタイミングでは香りを重ねづけしないようにしましょう。

香りが重なり本来の香りとは異なるものになるからです。

●ミドルノート

香水のメインの香りとなるのがミドルノートです。トップノートの香りが終わってから30分~1時間後に香ります。持続時間は3時間程度です。

●ラストノート

トップノート、ミドルノートが香り、最後にくるのがラストノートです。バニラやムスクなど余韻を楽しめる香りで持続性が高いのが特徴です。

フローラル系の香りは12時間、ウッディ系の香りは24時間持続すると言われています。

香水をつける部位は?

香水は身体や髪、服など色々な部位につけることができます。

●1.身体につける場合

身体につけるときにおすすめの場所は以下になります。

  • 耳の後ろ
  • うなじ
  • ウエスト
  • ひじの内側
  • 手首の内側
  • ひざの内側
  • ももの内側
  • 足首アキレス腱の内側

香水は体温の高さで香りの強弱が変わります。体温が高い部位や温かいところに漬けることで、香水に含まれたアルコール分が揮発され、香水本来の香りを楽しめます。そのため、しっかりと香りを楽しみたいなら、上記の対応の高いところにつけるといいでしょう。

逆に香水をつけたらいけない部位は以下になります。

  • わきの下
  • 手や足の裏

これらの部位は汗をかきやすい部分になります。汗によって香水が流されてしまったり、汗の匂いと香水の香りが混ざって、本来の香りを楽しめなくなってしまうため要注意です。

時々汗のにおいを消すために香水をつける人がいますが、香水は汗の匂いを抑えるためのものではありません。脇の匂いが気になる人は消臭剤や制汗剤を使いましょう。

また、足の裏は靴下や靴を履いたときに蒸れて臭いの原因になりますので、香水は必ずやめましょう。

●髪につける場合

香水を髪の毛につけても香りを楽しむことができます。毛先に散らすようにつけると風で香りがふわっとします。ただし髪質によっては髪の毛の負担になることがありますので、少しずつ様子を見ながらつけましょう。どうしてもつけたいときは髪の毛の用の香水をつけるようにしてください。

●服につける場合

基本的には香水は肌につけるのが基本です。もし服につけたい場合衣類用のフレグランスをつけましょう。香水によっては衣服に色がついてシミになってしまったり、服の色が変わってしまう場合があります。

また、服につけた香りが染みついてしまい、取れなくなってしまうことがあります。そのため、ハンカチやコットンなどに香水をしみこませそれをポケットなどに忍ばせておくことをおすすめします。

男性のほとんどが知らない香水の種類別のつけ方

香水は全部同じだと思っている男性も多いと思いますが、実はおおまかにわけて4種類あります。そのため、自分の好みに合わせて香水を選ぶようにしましょう。

香水の種類について

香水の種類は以下の4つにわかれています。

  • パルファン(Parfum)
  • オーデパルファン(Eau de Parfum)
  • オードトワレ(Eau de Toilette)
  • オーデコロン(Eau de Cologne)

パルファン・オーデパルファン

厳密にいうと、香水とは「パルファン」のことを指します。最近は品揃えも少なくなり、高価なため若い人にはあまりなじみがありません。

濃度が20%~30%と高く、思っているよりも香りがキツイため1滴だけで十分です。つけることで5時間から半日ほど続きます。

最近主流となりつつあるのがオーデパルファンでこちらは濃度が7%~15%とパルファンと比べると薄いのですが、持続時間が5時間と比較的長続きするため使いやすさ抜群です。

オードパルファンの場合は1~3滴ほどを伸ばすようにつけましょう。

パルファンと比べてもオードパルファンの方が品ぞろえが豊富で、値段も安く、量も多いため人気の高い香水です。スプレータイプでも1~3プッシュが目安です。

なお、パルファンやオーデパルファンは香りが強いため、体温が低い下半身につけるようにしましょう。おすすめの部位は以下になります。

  • 足首アキレス腱の内側
  • ひざの内側
  • ももの内側

オードトワレ

オードトワレは濃度が5%~10%で持続時間が3時間です、オードトワレは今販売している香水の中で最も種類が多く、普段使いにおすすめの香水となっています。

香りがとても柔らかいため、どのような場面でも使いやすいです。仕事でつけるのにもおすすめです。香水瓶タイプなら1~2滴、スプレータイプなら2~4プッシュが目安です。

持続時間が短めなので、3~4時間ごとにつけたすのもいいでしょう。

オードトワレをつけるのにおすすめな部位は以下になります。

  • ウエスト
  • ひじの内側
  • 手首の内側
  • うなじ

オーデコロン

オーデコロンは濃度2~5%、持続時間2時間で、香水の中で最も濃度が低くて持続時間が短い種類になります。

香りが他のものと比べて薄いため、香水として使うよりは周りの香りを変えて気分転換したいというときにおすすめです。メンズ用が少なく、レディース用が圧倒的に多いのも特徴です。香水の強い香りが苦手な人や香水をつけてみたいという人におすすめです。

優しくてすっきりとした煽りのオーデコロンは以下の部位につけるのがおすすめです。

  • 耳の後ろ

まとめ

いかがでしたか?今回は香水のつけ方や注意点、種類についてご紹介していきました。一口に香水といっても色々な種類があることに驚いた人も多いのではないでしょうか。

香水はあなたを魅力的にみせるのにぴったりなものですが、つけすぎてしまうと「香水がキツイチャラ男」と思われて女性に引かれてしまいますので、香水のつけ方には注意しましょう。

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