呪いのかけ方とは?簡単な方法や効果のある方法を紹介!かけた方にも変化がある?

あなたは誰かに対して「呪ってやりたい」と思うほど強く恨みを持ったことはありますか?私たちが日常生活をしていくうえでは、誰しも「呪う」まではいかないけど、大なり小なり誰かに対して良くない思いを持ったことがあるのではないでしょうか?

そして中には自分では抱えきれないほどの恨みを持っている人が「呪う」という行為で相手に復讐しているそうです。では、実際の呪いのやり方や、呪うという行為の結果はどのようなことになるのか見てみましょう。

呪いとは

呪いとは、一時的に悪魔や悪霊、低級動物霊などの力を借り、恨みを持つ相手に厄災が降りかかるように願う行為です。呪術(じゅじゅつ)や呪詛(じゅそ)ともいわれます。呪いの力が強いものは、人を殺すほどの力があったそうです。西洋的には魔術や黒魔術という分類に入るようです。

古来から日本、特に平安時代では、現代人よりも、怨霊や鬼、妖怪などの目に見えないものに対してとても敏感な感性を持っていたようです。そのような人間は、呪う側になると、相当な呪いのパワーを持つことになります。恨みを持った時は、殺人などの直接的な恨みの晴らし方よりも、ひそかに、そして効果的に相手にダメージや時に死をを与える方法として、呪いによる災いを使用していました。

そのため平安時代には陰陽師といわれる、占いや呪詛に長けた官職があり、呪いなどの呪詛の解除や除霊、祭事などを取り仕切ったり、政治の行く末を占ったりすることを仕事としてきました。しかし時にはその陰陽師自身が帝などに呪詛をかけ失脚を狙うなど、呪いの存在は政治に関わる重要な因子でもありました。

また、平安時代の物語などでは、人の呪いによって呼び出された怨霊や生霊などによって苦しむ人を陰陽師によって助けられるという話が多く存在します。そのことから、呪いはごく一部の限られた人々だけでなく、多くの人々に利用されてきたことがわかります。

では現在ではどうでしょうか?現代では、呪いという言葉はあるものの、都市伝説のような存在としてあり、それが特別な効果を持つものとしては認識されていないように感じます。しかし、呪いに限らず、人が強く想うことは、何らかの効果をもたらすことは、誰もが経験しているのではないでしょうか?そのため、人の強い想いをかけた呪うという行為はもしかしたら、実際目には見えませんが、現代にも伝わって、呪った相手に確実にダメージをもたらしているかもしれません。

呪いのかけ方

現代では、あまり公には使われなくなった呪いという行為ですが、実にさまざまな種類があり、簡単に誰でもできるものから、中には効果がありすぎるという危険な呪いまで存在します。

強く恨む

一番手軽で簡単な呪いは、自身の念を飛ばす行為です。その際には、相手のことを強く恨む気持ちを込めて念を飛ばします。

これは生霊となって、一種の悪霊の状態になり、相手へ災いをもたらします。人間関係や恋愛関係などライバルの相手の弱っているところをついて災いをもたらすようです。

こっくりさん

以前は女の子が一度は通る道になっていたほど人気だったこっくりさんは、誰でもできる降霊術として聞いたことがあるのではないでしょうか?最近では、降霊するのは稲荷神ではなく実は悪霊や浮遊霊の仕業だとわかり、良くないことが起こったりするので、あまり流行らなくなりました。それほど効果的な降霊術です。

50音を書いた紙の上に10円玉をのせ、しりたいことや聞きたいことなどをその場で質問します。

丑の刻参り

念やこっくりさんとは手軽さも簡単さも確実にアップし、さらに効き目もすごいといわれる丑の刻参りは、現代でも行っている人がいるといわれているほど、呪いの定番といってよいでしょう。

やり方は、夜中の1時から3時の丑三つ時に白い装束や服を着て、林や森の中など人気のないところの木の幹に、呪いたい人に見立てた藁人形を当てて、五寸釘をダメージを与えたい人の場所に金槌で打ちます。その際には呪いの言葉を言い、念を込めて打ちます。呪いの効果を上げるために、藁人形の中に呪いたい人の髪の毛や写真、その人の所有物などをいれておくということもありました。

この呪いは、呪っているほかの人に見られてはいけないという決まりがあります。もし誰かに見られると、その呪いは自分に返ってきてしまうというリスクの高い呪いです。ちなみに、現代では、呪いをしていること、藁人形など呪いの人形などを相手に直接送りつけるなどの行為がわかると、脅迫罪という罪になるので、気を付けましょう。

人形を使った呪い

藁人形に限らず、人形やぬいぐるみといわれる人型に形どったものは、呪いの道具として、魂や呪いの器としてその意味をなしてきます。

ぬいぐるみを用いた呪いのやり方は、ぬいぐるみの腹の部分を割いてから、腐った土や食べ物を詰め、さらにその上に呪いたい人の名前などを入れ、縫い合わせます。そして1か月放置します。そうすると、人型であるぬいぐるみに、呪いたい人の魂が宿るといわれています。その後、相手に与えたいダメージをぬいぐるみに与えていくのです。そうすることで、相手にその後おなじようなダメージが与えられるといわれています。

蝋人形を用いた呪いのやり方は、蝋人形、もしくは普通に売られている人形に油脂を塗って代用します。その人形に呪いたい相手に災いが起きるように念じます。そして人形を大きな時計の針に括り付けます。すると、あなたが相手から受けた災いと同時刻に相手にも同じ不幸が訪れるといわれています。

ろうそくを使った呪い

ろうそくと紙人形を使用した呪いというものもあります。やり方は、ろうそく2本と和紙を用意して、和紙を人型にくりぬき、呪いたい相手の名前を書きます。

その後、人型の和紙を丸めて棒状にして、中をくりぬいたろうそくの中に入れます。そしてもう一つのろうそくに火をつけ、人型を入れたろうそくの継ぎ目をろうで塞ぎます。人型の入っているろうそくは、お寺や神社の境内で相手のことを呪いながら火をつけ、燃え尽きるまで待ちます。

儀式を行う

本格的な呪いの儀式として、このようなものがあります。

やり方は、和紙、刃物、鉛筆、ライターを用意します。まず、和紙に呪いたい相手の名前を書きます。次にカッターで自分の指の先をちょっと傷つけ、何滴かの血を出します。それを和紙の上にたらし、その和紙を丸め、もう一度広げます。そして、「カエシネウエノタ」と呪文を唱えて、さらに「目を縛る、鼻を縛る、耳を縛る、口を縛る、胸を縛る、手を縛る、足を縛る。

いつも不幸があるように。(呪いたい相手の名前)に災いあらんことを願う」という言葉を念じながら破き、さらにその紙を燃やします。

プロに念を送ってもらう

霊感の強い人や霊感を使ってする占い師などは、念を送ることにも長けています。そのようなプロに代行を頼むことも可能です。しかし、プロの人は、他人を傷つけたり、災いを起こすような念を送ることは引き受けないでしょう。

この場合の念は、呪いではなく、恋愛関係などの好意的な念や縁切りを願っている時に送るほうと考えたほうが良いでしょう。

呪いをかけたほうの変化

呪いは、相手に対して災難が起きるように念じ、復讐をするものですが、その結果、相手に災いが起きるだけでなく、呪った自分にも災いが起こることがあります。

身体の変化

呪った相手と同じ分、自分にも身体的な変化として、痛みなどがでることがあります。その場合は特に胃や腸などの部分に痛みがあらわれます。

さらに神経や持病がある場合は、その部分に痛みとなって表れます。

精神の変化

呪った相手と同じように、自分にも影響がくる結果として、精神的なダメージ受けるときがあります。その場合は、呪った相手の精神状態のそのまま、影響を受ける形で現れます。

呪った相手が悲しんでいる場合は、自分も同じような悲しみに襲われ、精神状態が悪く、落ち込んでしまいます。相手が落ち込み、鬱になり、自殺を考えるようになると、呪った自分も同じように考えてしまいます。

悪夢を見る

人を呪うという行為を行うと、翌日から悪夢をみるといわれています。それは呪いをかけることで、自分が悪霊や低級霊などを呼び出すため、自分も同じような低級の周波でつながってしまうからだといわれています。

呪いをかけると、自分の品位も下げてしまうということなのですね。

運気が悪くなる

人を呪うという行為は、相当なエネルギーの消費を伴います。そのため、日常生活や日ごろの仕事などにも影響を与えてしまいます。

意識が呪いの方に行ってしまって、集中力がなくなり、意識が散漫になります。結果として呪った自分のやる気や運気まで下げてしまうのです。

呪いをかける前に

呪いをかけるという行為は、呪われるほうにとっては、災いが来る嫌なものですが、呪う本人にとっても、災いが降りかかるリスクのある行為です。昔からのことわざに、「人を呪わば穴二つ」というものがあります。これは、他人を呪い、殺そうとしてして墓穴を掘るなら、その呪いの報いを受けて呪った自分の分の墓穴も掘らなくてはいけないということを意味します。

つまり、呪いは、相手と同様に自分にも降りかかるものなのです。自分が死んでも人を呪いたいと思うことはそうそうないでしょう。なので、気軽に人に強く悪い念を送ったり、簡単だからといって呪いをかけることはしないほうがよいでしょう。結局自分へと返ってきてしまいます。

もし、あなたが誰かに嫌なことや、恨んでしまうようなことをされたなら、呪いをかける前に少し立ち止まってみましょう。そして、人生経験の豊富な人や霊感の強い良い占い師に相談してみるのもよいでしょう。呪うより、ほかの選択肢を提示してくれるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?「人を呪わば穴二つ」ということわざのとおり、人を呪うという行為は、自分をも傷つける可能性のあるリスクの高い行為であることがわかりましたね。ここでは様々な呪いの方法を紹介しましたが、おすすめはしません。行う場合は、あくまでも自己責任でおこなってください。

生きていれば、誰でも一度は誰かに対して「呪ってやりたい」と強く願ってしまうことがあるかもしれません。しかし、その強い念もまた呪いであることを忘れないようにしてください。そしてその邪念が自分に跳ね返って災いを起こす可能性もあることを考えてください。

なにか恨みを持つようなことがあれば、「自分を傷つけてまで呪う必要があるのか」ということを考えてみましょう。そして、まずは恨みを持ったり、呪ったりするより前に、自分が幸せになることを考えてみましょう。まずは自分本位にたって、自分の幸せや希望、目標などを考えて行動することで、他人への恨みは薄れていきます。

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