視野を広げる方法を知ろう!狭い人の特徴や考え方を紹介!

誰しも一度は「あの人は、視野が狭いよね」や「視野が広いよね」などという言い方で使っていたり、耳にしたことがありますよね。あなたの周りに視野が広い人や狭い人、どちらも存在すると思いますが、あなた自身はいかがでしょうか?

「自分って物事に対して視野が狭いな…。」と感じていたり、「もっと視野を広げていきたい!」など現在、色んな気持ちを持っているからこそ、この記事までたどり着いたのではないでしょうか。今回は、視野の狭さからくるデメリットと、広い視野を持つことによって一体何が変化するのか?そして、その方法をご紹介していきます。

‟視野が広い”という意味

視野が広い・狭いという言い方をしますが、いったい視野となんでしょうか。まさか、実際の目の視力のことではありません。「視野が広い」とは、物事を見るときに、広く見渡すことができる状態をいいます。

また、少し高い位置から俯瞰して、物事や状況、立場、人のことなどを冷静に見ている状態を表しています。そのため、視野の狭い人が気づいていないようなことも見渡すことができ、判断もより的確に下すことができます。

逆に視野が狭い状態とは、それだけ物事に対して端的な考えしかできず、いろんな側面から考えたり検証したりができず、損をしてしまう場面が多いようです。どうせなら、視野を広げた考えで、幸せに暮らせた方がいいですよね。

視野が狭い人の考え方

まずは視野の狭い人の考えについて見ていきましょう。今からご紹介する、視野が狭い人が陥りやすい考え方や考えの癖の中で、あなたはいくつ当てはまるでしょうか?

また、あなたの周りの人がたくさんの項目に当てはまり、「あの人って視野が狭かったのか!」と感じることもあるかもしれません。では、見ていきましょう。

1.自分がいつも正しい

視野の狭い考えの人は、他人の事まで目がいきません。「自分が」という気持ちが根底にあり、自分の欲求を満たすことをまず第一に考えがちです。

ですので、自分の意見を人に押しつけたり、自己主張が激しくなってしまったりします。また、答えのないようなものでも、自分の考えが正しいと固執しがちになります。

2.他人の意見に耳を貸さない

視野が狭い人は、自分が常に正しいと思っています。そのため、自分とは違った考え方や価値観には耳を貸そうとしません。

そして、失敗するまで自分のやり方が間違っているとは気づかずに、短所に目がいきません。ひどい場合は失敗しても素直に認めようとはしません。

3.自分の意見が通らないと不機嫌

自分の意見が絶対と疑わないため、視野の狭い人は自分の意見が通らないとわかると、怒り出したり、拗ねるような行動にでることが多いようです。

すぐに臍を曲げるタイプも視野が視野が狭い証拠です。

4.自分の知識や経験を過信する

視野の狭い人は、自分の考えに自信があります。その根拠は、それまでの自分の経験や取り入れた知識によるものですが、残念ながらそれはあくまでも、‟自分の中だけ”のものです。

今までは、その経験や情報で通用してきたのかもしれませんが、時に上手くいかないこともあります。そんな時は周りの意見にも耳を貸すことが大事になります。

5.目先のことに囚われる

視野の狭い人は、今目の前で起きていることや、目先のことにしか目を向けることができません。ですので、その先の展開やこれから起こりうる、あらゆる出来事の想像や思考ができないのです。

人生においても、計画性がなく、行き当たりバッタリになりがちです。

6.自己の拘りが強い

自分が絶対という意見のもと、こだわりが強いのも特徴です。

いつも極論で、固定概念や思い込みが強いともいいますが、「男性だから」とか「女性だから」とか独自の考えに固執してしまいがちです。そして、頑固で融通が利きません。

7.新しいことに挑戦しない

未知の世界にたいして、臆病になり、新しいことに挑戦する意欲はありません。

これは、視野の狭い人は、経験したことや得た知識によって自分の自信を支えていますので、未だ経験していないことに対して、深層心理では恐怖を抱いているからです。結果として、どんどん閉鎖的な心理に陥ってしまうのです。

8.相手の心に共感しない

視野の狭い人は、自己主張が激しい傾向にあります。自分と違う意見を耳にすると、黙ってられず、批判したり自分の意見を知ってもらいたいと、意見を押し付けがちになります。

他に関心がもてず、周りの人たちに共感できないので、孤独を感じることも少なくありません。

9.周りに甘やかされてきた

これは全ての人に当てはまるわけではありませんが、視野の狭い人は周りの人に甘やかされて育った可能性があります。自分の意見や主張が通ってきた経験から、「これでいいんだ!」という考えになり、今に至ったことも少なからず考えられます。

視野が広い人の特徴と考え方

上記の「視野が狭い人の考え」であなたはいくつ当てはまったでしょうか?ここでは次に、視野が広い人とは具体的にどんな人間なのか?特徴と考えをご紹介していきます。

1.偏見がない

視野の広い人は、第一に偏見がありません。一般化したり偏った見方をしませんので、物事を色んな角度からとらえることができている人です。物事を判断するときに、人はつい自分の経験や物差しで意見を通そうとしがちですが、視野が広い人は客観的に冷静に判断するこができます。

2.経験が豊富

経験と知識が豊富です。なんでもやってみるという行動力から、経験や体験が積み重なっていくわけですが、視野の広い人は、自分の経験のみに固執せずに、歴史や目上の人に意見、そして周りの意見や話にも耳を傾け、糧にしていく人が多いようです。

3.自分を客観視できる

自分を客観視することは至難の業です。人は少なからず、自己への欲求があります。耳の痛い意見は取り入れたくないですし、みんなから認められたい生き物です。しかし、視野の広い人は、より自分を成長させる意欲をもっていますので、常に自分の長所や短所と向き合って過ごせています。

4.正しい情報と判断ができる

これは、客観視できることに通じていますが、結果として歪みのない正しい情報を得ることができます。人の意見を聞き入れ、情報に踊らされることもなく、冷静沈着に対処しますので、常に真実を見つけだすことが可能になります。

視野が広いことで得られるメリットとは?

ここまでお読みいただいて、「じゃあ、視野を広げることによって、どんな意味があるの?」と思う方もいるでしょう。いざ実践しようとしても、イメージできなければ、また元の視野の狭い自分に戻ってしまいますよね。

ここではそのメリットについてお話していきます。

1.周りから信頼される

どのシーンでもいえることですが、視野の広い人の意見や考えは分野にとらわれず、正しい情報が多いのです。誰も考えもしなかったような、アイディアや価値観で周りとの信頼関係を築いていくことができます。それは、家庭でも仕事、プライベートな人間関係に及ぶまで、色んな人が支持してくれるようになります。

2.モテる

視野が広いと人としてとても魅力的に見えます。実際に自分を磨く努力をしているからこそ魅力が周囲にも伝わるのです。恋愛の場面でも落ち着いて相手と自分を見ることができますし、向き合うことで、相手のして欲しいことが読めますし、相手の立場に立って思いやることもでき、言葉も選べるので、やはりそんな人は男女問わずモテるでしょう。

3.尊敬される

視野が広いということは、仕事や業務もソツなくこなすことができます。その動きは正確で、無駄がありません。会社では信頼され、一目置かれることで出世も早いでしょう。パートナーとも尊敬しあえる健全なお付き合いができるため、人生がとても豊かなものになります。

視野を広げるには?

視野の狭い状態と広い状態、そしてそのメリットは何か?についてお話してきましたので、その方法は大体お分かりかと思います。あとは訓練あるのみですが、生活の中でどのようにイメージトレーニングすると良いか、ご紹介していきます。

1.色んなタイプの人と関わる

自分の視野を広げるには、この方法が一番早いのです。‟井の中の蛙”状態から、抜け出すには、自分とは全く違うタイプの人と関わってみたり、意識して今までは避けてきていたような人を知ろうとすると、今までは見えていなかった世界や視点が広がり始めます。異業種交流会やパーティ

2.本を読む・映画を見る

この方法も、身近ですぐに実践できる方法です。なかなか人と交流する機会を作るのは難しい場合は、色んなジャンルの本を読む事をおすすめします。小説であれば疑似体験ができますし、ノンフィクションものなども、著者の考えに触れることで自分の知らない世界が発見できますし、刺激になることが多いものです。

3.悩みを打ち明けたり相談にのったりする

自分が今抱えている悩みを素直に周りへ相談してみてください。悩みがない場合は、誰かの相談に乗ってみたり、質問サイトのQ&Aなどを見て、自分ならこう答えるなど、相手の立場に立って想像する訓練をしてみてください。批判したりするのが目的ではなく、上からアドバイスするわけでもなく、あくまで相手の気持ちや立場に立って想像することはとてもいいトレーニングになります。

4.興味のあることはすぐにやる

視野の狭い見方の時には、なかなか勇気のいる行動ですが、この‟すぐにやってみる”ということが大事です。やる前からいろいろと考え込んでしまいがちですが、一歩踏みだして行動してみることが大切です。チャレンジを重ねることで、貴重な経験になりますので視野がどんどん広がっていきます。

まとめ

視野の広い・狭いについてお話してきました。視野が広いと、得なことばかりでしたね。自分だけでなく、視野の広い人と接していると周りまで幸せになりますよね。

視野が狭くても、それでいいと思う人もいるかもしれませんが、広がることで自分の人生の財産が増え、心が豊かになるのなら、まずは一つずつ、実践してみてもいいと思います。そして周りにもいい影響が与えられるのであれば、悪い話ではないのではありませんか。

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