ラブレターの書き方で効果的なのは?メリット・デメリットも紹介!

あなたはラブレターをもらった経験がありますか?メールやSNSなど、人と楽につながれる近年において、アナログではありますが、気持ちの伝わるラブレターは、誰もが一度はもらってみたいと思っているものの一つではないでしょうか?

そして、あなたは友達や彼氏、彼女などの恋人に自分の気持ちや愛情を伝えたいと思った時にどのような方法をとりますか?直接言葉で伝えますか?それともメールやSNS、電話、誰かに伝えてもらう、色々な告白方法があると思いますが、ラブレターもその一つの手段です。

自分の素直な思いや一途な思いを文章に乗せて、ストレートに伝えられるラブレターはメールやSNSでは伝わらないあなたの本当の気持ちを伝えてくれるかもしれません。あなたもラブレターを書いてみませんか?

ラブレターとは

ラブレターとは、その名の通り、書く人の想いや、愛の告白を書いた手紙を指します。その相手が目の前にいる人であろうと、近くにはいない相手であろうと、その人に向けた自分の気持ちや愛情をストレートに表現するラブレターは、想う人にストレートに気持ちが伝わる最適なツールです。

またラブレターは、身近な先輩や後輩や同僚、友達関係から恋愛関係に発展したいときだけに限らず、恋愛、恋人関係、夫婦関係でも、普段口に出して言うには関係性が近すぎて恥ずかしい時に、きちんと想いを伝えるために最適なものとなります。それに残るものなので、後で振り返って想いを確かめることもできます。

しかし、文字として綴るだけに、書き方次第では、思うように気持ちが伝わらなかったり、後々まで残ってしまうものなので、恥ずかしいという気持ち、また、メールなどと違い、気軽にできず、渡す勇気がないなど、今では書く人が減ってきています。

ラブレターを書くために知っておきたいこと

ラブレターは素敵なことだと思いますが、きちんと相手に伝わるために、ラブレターを書く前に知っておきたいポイントを考えてみましょう。

誰にラブレターを渡すのか

ラブレターを渡したいと思う相手によって、気を付けなければいけないことがあります。

相手が自分のことを知らないとき

ラブレターを書く前に知っておいてほしいことがあります。女性でも男性でも、見ず知らずの人から突然、熱烈な思いのラブレターをもらったらどのように感じるでしょう?おそらくちょっと抵抗を感じる人が多いのではないでしょうか?本当は自分のことをもっとよく知ってほしいのに、ラブレターを渡した途端に引かれてしまうのは本意ではありませんね。

そのようなときは、まず、告白相手との接点を増やす努力をしてみましょう。突然話しかけるとかではありません。できれば友人などを介して知り合えるのが一番でしょうが、全く接点がないというのであれば、その人と顔を合わせるところに頻繁に行ってみるなど、その人の視界に入る機会を多く作りましょう。相手があなたのことをちょっとでも見たり、会釈でも顔見知り程度でも認識できれば、一番良いですね。そうしたら、ラブレターを書いてみるチャンスです!

相手も自分もよく知っているとき

お互いによく知っている相手だからこそ、なかなか想いが伝えられないということもよくあります。また、良く知っている間柄だからこそ、ラブレターなどは恥ずかしいと思うこともあるようです。しかし、良く知っている間柄だからこそ、言葉では言えない本当の想いをラブレターで伝える必要があるのではないでしょうか?

ラブレターを書く時間帯

ラブレターを書こう!と決めたときにもう一つ気にしてほしいことがあります。それは、ラブレターを書く時間帯です。

人間の性質上、日中は交感神経が優位に立つので、割と理性が働いて、自分の素直な感情を文章に綴ることが難しいといわれています。その代わり夜は副交感神経が優位に立つので、精神的にリラックスし、自分の素直な思いを書くには向いているといわれています。

しかし、夜は自分の気持ちに入り込み過ぎる可能性があります。ムードを盛り上げるような音楽や写真などを聞いたり見たりして書くと必要以上に感情的な文章になります。そのまま相手に出すと、後になって「どうしてあんな文章を書いてしまったのだろう」と後悔することにもなりかねません。あとで後悔しないためにも、一度書いたラブレターは、朝に一度読み直してみることをおすすめします。

ラブレターのメリット

では、ラブレターのメリットとはどんなことなのでしょうか?

1.時間をかけて考えることができる

好きな人が目の前にいたら、誰もが思うようには話せないのではないでしょうか?そのため思いを伝えることもなかなかできませんね。ラブレターは相手を想いながら時間をかけて言葉を考えることができるので、言葉よりも思いが伝わりやすくなります。

2.相手にゆっくりと返事を考えてもらえる

ラブレターを渡してすぐに返事、というのはありません。多くが読んでもらって相手にも考えてもらってからの返事ということになります。そのため、相手にも自分のことを考えてもらう時間もできて思いが伝わります。

3.手書きの字や色遣い、レターセットなどで自分らしさを表現できる

普段の生活などをよく知っている人ならともかく、そうでない人に出すラブレターは、その字や色遣い、便箋などのレターセットなどの趣味がその人となりを表現してくれます。「字がきれい」「文章がよい」「便箋やレターセットの趣味がよい」「封筒からさりげなく香る香りに上品さを感じる」などあなたの一面を知ることができるので、自分をアピールするよいツールにもなります。

ラブレターのデメリット

ではラブレターのデメリットはあるのでしょうか?

1.字がマイナスになる時がある

「字は体を表す」といわれるように、字はその人となりを表現してしまう場合があります。そのため、字に自信のない人は、緊張感からさらに自身を無くして思うような字が書けないなど思いを伝えるどころか、マイナスな気持ちになってしまうこともあります。そんな状態ではラブレターなど書けませんね。

2.返事がもらえない

ラブレターは、相手へ返事のプレッシャーを与えない反面、返事が思ったよりも長引く可能性があります。受験や仕事などで忙しいときに渡してしまった場合は、相手が返事を返しそびれる、最悪は忘れられてしまうなどのデメリットもあります。

また、相手が手紙や字を書くことにあまり得意ではない場合は、返事そのものを躊躇してしまう場合もあります。もし確実に返事が欲しい場合は、渡すタイミングを考えたり、どういう形でもよいので、きちんとした返事をもらいたいと柔らかく書いておくとよいでしょう。

ラブレターの書き方

では実際にどのように書いていったらよいのか、みてみましょう。

相手との距離を考える

相手と自分との距離感を考えて書き出しを決めましょう。もし、よく知っている相手であれば、書き出しなどはあまり堅苦しくなく、日ごろのあいさつから入るなど、日常感を出してみるのもよいでしょう。またもし距離がある相手であれば、まずは突然手紙を出すことのお詫びやお礼などから初めて、名前など、自己紹介から始めるのがよいでしょう。

相手が抵抗を感じない日常的な会話から始めるのがおすすめです。

例:こんにちは、1組の○○といいます。

例:突然のお手紙でごめんなさい。昨日はありがとうございました。など

シンプルでやさしい言葉で伝える

シンプルで上品な言葉遣い

回りくどい言い方や比喩を多用するなど文章として細工があるものは、相手に思いが伝わりにくくなります。まずは自分の気持ちに素直にシンプルな言い回しを優しい言葉で伝えましょう。

好きという気持ちが始まったのは何時で、どうしてか、どのくらい想っていたか、などシンプルに柔らかい表現をすることで相手にも抵抗なく読んでもらえます。また、堅苦しい語尾などは使わず、丁寧に、自分を表現できる言葉を使うのもおすすめです。しかしあまり砕けた言葉遣いだと、冗談と受け取られてしまうので、そこは気を付けましょう。

表現は短く

自分の気持ちが高ぶっていると、想いを長々と書いてしまいがちですが、そこは短く簡潔にするようにしましょう。状況説明や自分の想い、自分のことなど、知ってもらいたい気持ちはわかりますが、多くなると、読むほうも疲れてしまいます。

自分の素直な思いを簡潔に書きましょう。自分では少し物足りないくらいでちょうどよいのかもしれません。

最初に気持ちを伝える

ラブレターの本意である気持ちは、なるべく早く伝えましょう。自分のことや好きになった理由、状況はこの気持ちを伝えてから書きましょう。順番が逆だと、読み手に本当の内容が伝わらない可能性があります。

丁寧に手書きで書く

想いを伝えるラブレターなので、丁寧に書くことは当然だと思いますが、これは字に限らず、言葉選びや文章の構成などもです。もちろん手書きが基本です。パソコンの時代ですが、こればかりは手書きでないと伝わりません。

一文字一文字に気持ちをこめるつもりで、どのように表現したら相手はわかってくれるかを想像しながら、文章を組み立てていくのもよいでしょう。字もきれいであればよいというものでもありません。自分らしさのある字でよいのです。自分の言葉で自分の字で丁寧に言葉をつづってみましょう。それがきっと印象に残り、相手に伝わります。

相手を褒める

ラブレターは基本的に自分の気持ちを伝えるものですが、相手を想い、ほめる言葉を入れることも忘れないようにしましょう。人の心理として、褒められて嫌がる人はいません。

あなたのことを知ってもらうためにも読んでくれた相手への感謝や敬意とほめ言葉は忘れずに入れましょう。

今後どうしたいのか

ラブレターで自分の想いは綴ってみたけれど、返事はいつまでたっても来ない、など悲しい思いをしないためにも、ラブレターの最後には自分はどうしたいのかを書きましょう。

読む側からしても、一方的に想いを告げられて、そのままというのもどうしてよいかわからないでしょう。そのためにも、ラブレターには、今後どうしたいのかを書いておくのが良いでしょう。「お付き合いしたい」「デートしたい」「知ってほしい」「返事を待っています」など、自分が今後どうしたいのかを書くことで、相手も反応しやすくなりますし、告白の成功率も上がります。

まとめ

いかがでしたか?今時ラブレター?などと思った人もいたかもしれませんが、ラブレターほど人の心にダイレクトに気持ちの伝わるものはありません。小学生や中学生、高校生などの学生だけではなく、社会人や恋人同士でも、ラブレターを送りあってみませんか?

身近な人には普段口では伝えきれない想いを、素直な気持ちで伝えることができますし、見ていただけの関係の人には自分を知ってもらい、関係をさらに深めるための良いきっかけにもなるラブレターです。

ほんの少しの勇気が必要かもしれませんが、それだけに相手にもあなたの真剣な想いが伝わって恋愛対象としてみてくれるようになるかもしれません。あなたも大切な人にラブレターを書いてみませんか?

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