自分に厳しい人の性格や特徴、マイナス面を知ってみよう!

会社や学校、または地域などでさまざまな制約をきちんと守っている人や期待以上の成果を上げてくる人のことを「あの人は自分に厳しい人だからね」などと評価しているのを見かけます。

人生において、特に新学期や新生活などを始める際には、色々な制約もあるので、まあいいやと流されず、できれば自分に厳しくそれをきちんと守っていきたいと多くの人は思うことでしょう。では自分に厳しいとはどんなことを指すのでしょうか?そして自分に厳しくする方法はあるのでしょうか?

自分に厳しくとは?

自分に厳しくとは一体どんな状態を指すのでしょうか?単純に言葉としての意味は、厳格で、少しのゆるみもないこと。いいかげんな対応を許さない、または大変で困難。などの意味が出てきます。

言葉の意味どおりにとらえれば、自分に対して、厳格で少しの妥協も許さない状況ということでしょう。その人の人間性をあらわす言葉でもあります。

しかしそのように自分に厳しい人にも2つのタイプがあります。自分に厳しく、他人にも厳しい人と、自分に厳しく、他人に甘い人です。この2つのタイプからこのような性質を持つ人の人となりを見ていきましょう。

自分に厳しく他人にも厳しいタイプ

自分に課せられた、もしくは自分自身で課した課題などに対し、真摯に取り組み、周りの思うよりも高いレベルで実践し、成果を上げていくようなタイプの自分に厳しい人は、多くが意識せずにそれを当たり前のように受け入れてきている人です。

そしてこのような人の中には、自分ができるものは他人もできて当然のように感じている人もいます。このタイプの人は性格的にもマジメで勤勉であり、努力家であることが多く、自分の努力に裏打ちされた自信とプライドも同時に持ち合わせています。また何かしらの劣等感を抱えている人もこのような考え方をすることがあります。

そのため、他人が周囲から期待されていることができなかったり、普段の努力が見えない、取り組み方にいい加減さが見られるなどの様子がわかると、即座に注意したり、時には叱責したりすることがあります。そして相手の言い訳や軽い冗談なども受け流すことができずに正面から否定したりすることがあります。そうなると人間関係もこじれてきてしまいます。

このようなタイプの自分に厳しい人は、周囲からみると融通のきかない人、空気が読めない人、自分に厳しく、他人にも厳しい怖い人などと評価されてしまいます。

またこのような自分に厳しく他人にも厳しい人は、自分より能力の下の人を見下したり、差別的な発言をすることがあります。また、他人のミスや落ち度には厳しく対応する割には、自分のミスや失敗にはプライドが邪魔をして、落ち度を認めず、頭を下げることを嫌う傾向があります。

また恋愛関係において、このような性格がでてしまうと、異性の気持ちが読めない人になり、理想とする恋愛関係も築けなくなります。

自分に厳しく他人に甘いタイプ

一方、自分に高い目標を掲げ、それに向かってたゆまぬ努力をし、目標とすること以上の成果を求める自分に厳しい人ですが、他人には甘い人がいます。このタイプの人は、自分のマジメさや勤勉な態度、常に努力し続けることを当たり前と思っていますが、その価値観を他人に押し付けるようなことはしません。

そしてこのタイプの人は、努力の成果などを周囲にひけらかさない傾向があります。なぜならこのタイプの自分に厳しい人は、自分の努力を信じて自信を持っているからです。また結果を導く努力も、またその結果も自分をアピールする道具ではないと思っているからです。

このタイプの自分に厳しい人は、自分に厳しくすることは、常に自分の中との闘いなのです。そのため他人に価値観を押し付けたりしないのです。またこのようなタイプの自分に厳しい人は、自分は自分、他人は他人と割り切って考えている人も多く、人の能力で差別したり、能力の高い、低いでほかの人を見下したり、他人のペースを乱したりすることもしません。そのため自分に厳しい人でも、周りから尊敬される存在となり、人気者になります。

自分に厳しい人の特徴

さて、このように自分に厳しい人には2つのタイプがあることがわかりました。仕事や趣味、学校や社会、地域などで生活していくうえで、自分に厳しくできると色々なメリットも多くありますから、できれば自分に厳しくしていきたいところですよね。では、どのようにすれば自分に厳しくなれるのでしょうか?自分に厳しい人の心理や特徴から探っていきましょう。

自己管理をきちんとする

自分に厳しくできる人は、自己管理がきちんとできる人であるともいえます。自分の仕事や生活スタイルなどに合わせて常にさまざまな計画を立てて管理しています。

例えば、仕事や学校などで、毎日1時間の勉強を計画していたとします。しかし突然の体調不良やイベントなどの急な用事で思い通りにいかなくなることもあると思います。そんな時、自分に厳しくできる人は、まあいいやとそのまま流されてやらないのではなく、このロスした勉強時間をチェックし、どこで補てんするかを考えます。毎日1時間できないときは、できるときに2時間してみるなど、計画を臨機応変に変更します。これはお金に関しても同じです。無計画ではなく、しっかりと管理し、計画性をもって使おうとします。

また自分の目標としていることに早く近づくために、不要なものは避けたり、封印したりします。例えば、ダイエットで〇〇キロを目標としてるから、そこまでお菓子などの甘いものを封印したり、動かなくなるからテレビを見ないようにする、また自分の現在の状況を正確に把握するために、目を背けずに体重計に毎日乗るなど、自分にとっての必要、不必要をきちんと見分け管理をします。

そして同じように、時間を守ります。時間を守るために、基本的に時間には余裕をもって行動します。起きる時間、用意する時間、寝る時間、などさまざまなシュチュエーションの中で自分の目標とする行動に合わせて時間配分を決めていきます。

結果を重視する

近年、学校や社会では、結果よりもそのプロセス(過程)が大切なんだ。などといわれることもありますが、自分に厳しい人は、プロセス(過程)よりも結果を重要視します。

自分に厳しい人は、結果がすべてと思うことが多いようです。自分へ課した課題の評価はそこで決まると考えています。そのため結果が思うようなものではなかったとき、「これぐらいのものまでできたのだから、良しとしよう」など、自分の努力の過程を肯定するような発言はしないのです。しかし達成できなかった原因やその過程は振り返り反省するので、次回はもっと成果を上げてきます。

人の目は気にしない

自分に厳しい人は、ひたすら自分の掲げた目標に向かって努力します。場合によっては、他人が驚くくらいに、がむしゃらに努力していることもしばしばあります。

そのような時、他人は周囲人たちの目を気にしますが、自分に厳しい人は、他人の目を気にしません。なぜなら自分で課した目標やその過程を他人に評価されたいと思っていないからです。あくまでも結果を求め、評価をするのは自分なのです。そのため、一心不乱に目標を追い求めることができるのです。

誘惑には負けない

自分に厳しい人は、自分に課した目標や目的の達成のために、さまざまな誘惑に負けません。

例えば、学生などは勉強する時間になっても友人と電話したり、メールをしたりして、自分の計画した時間になっても中々勉強ができません。中には友人が勉強よりも遊びや友人を優先するように誘惑してきたりします。

そんな時、自分に厳しくできる人は、きちんと友人の言葉を受け止め、自分のために断り勉強に入ります。それは友情を信じているからです。そして自分を信じているからです。そのため友人の評価を気にしたりせず、自分を偽ることもしないのです。

目的や目標を作る

自分に厳しくできる人は、常に何らかの目標を掲げています。目的や目標が無ければ、自分に厳しくすることもできません。自分に厳しいといわれている人は、日常生活のほんの些細なことでも自分に対して目的や目標を掲げ、努力します。

計画を立てる

自分に厳しくできる人は、目的や目標を掲げたら、それを達成できるように計画を立てます。

また仕事などで計画を立てるときは、できるだけ細かく、具体的に、クリアできそうな分量に分けて段階を踏んで計画を立てていきます。なぜなら自分の掲げた目的や目標に対して具体的な道筋をつけることによりその達成がより現実的になるからです。

規則(ルール)を守る

自分に厳しい人は、規則(ルール)を守ります。規則は何かしらの理由があって作られたものです。規則の正しさを理解したとき、自分に厳しい人は、このような規則を重んじます。

責任感、正義感が強い

自分に厳しい人は、正義感も強いです。自分の中の良い事、悪いことの分別がはっきりとしているので、ルールを重んじることと同様に、正義感や責任感も強くなります。

自己評価が低い

自分に甘い人は、結果が思うようにいかなかった場合、それまでの過程(プロセス)を顧みて自己評価を上げることがあります。しかし自分に厳しい人は、結果を重要視して、その結果にたどり着くまでの過程(プロセス)を評価しないことが多くあります。

そのため、思うような結果にならなかった場合、それまでの自分の努力などを自分で認めることはしません。つまり必然と自己評価が低くなってしまうのです。その結果自分をストイックに追い込んでいくことになるのです。

自分に厳しい人のマイナス面

自分に厳しい人はとても良いように思えますが、まれに自分に厳しく他人にも厳しい人のように、マイナスな面が出てしまうことがあります。自分に厳しすぎる人の意識の改善、解決方法はあるのでしょうか?

他人に対して厳しくしてしまう

自分に厳しいあまり、他人にもその価値観を押し付けて厳しくしてしまうことがあります。

また自分の価値観を基準としてしまった場合、他人がそれに合わないとイラついたり、ミスを許せなくて、叱責したりすることもあります。

自分に厳しくするあまり、他人にも厳しくしてしまう人は、度を過ぎると、周囲から見れば融通の利かない人間、冗談の通じない固い人などと評されてしまいます。本人も自分の正義に従っている結果なので、悩みますが、その意識を改善しないとなかなか変わることはできません。

余裕がなくなる

自分に厳しくするあまり、すべてにおいて余裕がなくなってしまうことがあります。様々なことに対して自分なりの制約を付けてしまうと、達成することよりも、その制約に縛られてしまい、精神的に余裕がなくなり、感情的な言動をしてしまいます。

本来の目的や目標を達成することを第一として、合間に休憩やリラックスすることも必要でしょう。

ことわざや名言など

偉人といわれるような有名人の中には、自分に厳しい人も数多くいます。そんな人達の名言や古来から伝わることわざなどにも自分に厳しくすることの意義を見出すことができます。

人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ

誰かに勝ちたいと思ったら、まず自分の中にある欲望や傲慢な心、誘惑に勝つことが必要だということを意味しています。

自分自身に勝てない(自分に厳しくできない)ものが、人に勝つことなどできないということを意味するほか、自分に厳しくすることで、目的を達成することができることを意味しています。

つねによい目的を見失わずに努力を続ける限り、最後には必ず救われる。 ゲーテ

ドイツの詩人で小説家でもあり、劇作家 でもあったゲーテの言葉です。自分に厳しく努力し続けることは自分のためであることを説いています。

外寛内明 がいかんないめい

外に対して寛大に、内側では厳しくする。まさに、自分に厳しく他人に優しくを四字熟語にしたものです。自分に厳しい人が陥りがちな他人への厳しさを律したものです。他人への思いやりの大切さを説いているともいわれています。

まとめ

いかがでしたか?自分に厳しくすることは、自分にとって良い事でもありますが、度を過ぎると他人への価値観の強制や自分の精神にまで影響を及ぼしてしまいます。

自分に厳しく他人には思いやりの心をもって、目的や目標を達成できるようになるといいですね。

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