恋愛脳とは？仕事脳との違いや男女の比較、恋愛脳を鍛える方法を知ろう！

皆さんは恋愛が面倒くさいと感じていますか？最近の若い世代の人たちは恋愛離れが進んでいる傾向にあります。仕事も趣味も充実していてるこの時代、手間やリスクしかないと考えている若者が増えているようです。

また景気が低迷してきて将来の不安から、わざわざ恋愛をして恋人を作ってまでお金をかけたくないと思っている人も多く、常にいつでもスマホで人と繋がる事が出来る超情報化社会が原因とも言われています。

それと同時にSNSなどで簡単に人と繋がれる事から見知らぬ人と出会い、ストーカーや殺人など多くの犯罪が起こるこの現代にそれ以上の深い関係になる事への恐怖感もあり人を好きになる事が出来ない人が多いようです。

しかしその反面、恋愛映画や恋愛コミックなどがとても流行り、実は恋愛に対して憧れはあるものの、なかなか恋愛に踏み出せないという奥手な人が増えているのが現状です。今回は、少しでも憧れる恋愛に近づき、人を好きになれる恋愛脳に関して解説していきたいと思います。

恋愛脳について

恋をすると周りが見えなくなり、日々の生活にまで影響するほどその人の事しか考えられないなんて人もいますよね。

恋は盲目なんて言葉もありますが、恋をすると人間の脳はどんな事が起こっているのでしょうか？まずは脳内で起きている事を説明していきます。

恋愛脳の人は

恋愛脳の人は恋愛至上主義者と言われます。それは恋愛こそが人間において最高の価値だと考えている思考形態であります。恋愛自体を汚れなく尊い事と考えていて、肉体的な恋愛よりも精神的な恋愛を至上の物としています。

そしてあくまでも恋愛を神聖視しているため結婚には固執しません。一方的な片思いでも情熱的な恋心を抱いているならば、それが全てなのだとの考えをしている人が恋愛至上主義者です。その為恋愛脳の人は恋愛に関してとても頑固だとも言えますよね。

恋愛脳と仕事脳との違い

恋愛脳は比較的女性の方が発達しやすく、仕事脳と言うのは男性の方が発達しやすい傾向にあります。仕事脳は理性を司る左脳と感情を司る右脳を切り離すことから始まります。

仕事に対して感情を持ち込まず事務的に冷静な判断で仕事を進めていく事が出来るのが仕事脳と言えます。恋愛脳の人は理性と感情を切り離すことが出来ない為、仕事中にも悪影響を及ぼしてしまいます。

恋や恋愛をしている時の脳内

人間は相手の声や見た目、フェロモン(体臭)と言う周囲に行動や発育の変化を促進させる生理活性物質を分泌し遺伝子の情報を読み解いています。その遺伝子の相性が良い人には不信感や警戒心を解いて発情する生き物なのです。

恋をする事により生殖ホルモンの分泌が活性化され血液循環がよくなり脳や皮膚、身体の細胞を活性化し生き生きと輝いて見えてきます。恋や恋愛をすることにより脳内はとても活発になり、いろいろな刺激を与えてくれるのです。

男性が恋愛している時の脳内

男性の生殖を補助しているのはテストステロンと言うホルモンで、主に下半身から出ています。テストステロンは独占欲や闘争心、好奇心と言う意識にも大きな影響を与えていて、男らしさの魅力を作り出すホルモンと言えます。

男性の場合は恋をする事で魅力的になると言うよりは、仕事が忙しい時にホルモンの分泌が多くなり素敵に見えるようです。恋をしている男性より仕事で充実している男性の方が脳内も活性化し、より魅力的でモテるという事になります。

女性が恋愛している時の脳内

女性は恋をする事により卵巣の中にある卵胞から女性ホルモンのエストロゲンを分泌します。エストロゲンは妊娠の準備として子宮の内膜を厚くし、胎児の為の栄養、脂肪や水分をヒップとバストに蓄えてウエストは絞り、女性らしい体形にしてくれます。

また毛細血管も活性化して肌にハリや弾力を与えるコラーゲンを生成することから、肌艶が良くなり脳も活性化されます。そのことにより直感力や感性も豊かになり美しくなるので、恋をしている女性は輝いて見えるのです。女性にとって恋愛は人生を豊かにして若々しくいられる大切な意味があるのです。

キスによる恋愛脳の脳科学

キスをした瞬間に相手との相性を瞬時に脳が判断するというのです。それは唾液分泌成分が、免疫の相性、健康状態、遺伝的な近親性の分析を脳にわずか１秒と言う速さで送っているのです。問題が無ければ視床下部がドーパミンと言う快感物質を出し、興奮させ快感を覚えるという事になります。

しかし1つでも問題があれば脳内でコルチゾールというストレスホルモンを発生し不快感を与え相性が悪いと脳が教えてくれるのです。キスにも相性があるというのは、このような科学的な研究結果がちゃんとあるのですね。

恋愛脳で男女が求める基準

恋愛脳で男女別で求め方が違うようです。脳科学的にどんな異性を求めるのか興味がありますよね？それでは紹介していきましょう。

恋愛脳で男性が求める女性基準

男性が女性を選ぶとき、魅力を感じるのはウエストとヒップの比率、つまり「くびれ」なのです。ある調査で男性に女性の写真をたくさん見せ、どれくらいの割合のくびれの女性に魅力を感じるのかとの調査で、くびれが多い女性に惹かれるという結果が出たそうです。

またくびれが多い女性から生まれた子供は、くびれが少ない女性から生まれた子供に比べて知能が高いと言う結果がでました。このことにより男性は本能的にくびれのある女性を選び、知能の高い優れた遺伝子を残そうとしていると考えられるのです。ウエストのくびれで知性がわかるなんて不思議ですよね。

恋愛脳で女性が求める男性基準

これに対して女性は男性に、仕事が出来て自分の事を守って助けてくれる人を基準に男性を選んでいます。上記でも述べましたが、仕事ができる男性は闘争心や独占欲などによりテストステロンと言うホルモン物質を出しているため、財力があり体格が良い男性は野性的にも見え、モテる事に繋がるようです。

また遊び人の男性に惹かれる傾向もあります。それは本能的に遊び人の男性が多くの子孫を残してくれると感じ排卵期の女性は特にそんな男性に惹かれてしまいます。そして排卵期以外の期間は優しい男性に惹かれます。優しい男性は本能的に子育てに対し貢献してくれると思うからなのです。

体を張って誰かを守ってくれる職業の男性に女性が魅力を感じるのはそんな理由があるからなのです。女性は男性が自分に対して言った言葉や行った行動を記憶し、それがきちんと責任を持って果たせたかどうかをチェックして判断しているのです。

女性はなぜか悪い男性に惹かれる

女性はなぜだか悪い男性、浮気性の人に惹かれる事が多いようです。これも実は遺伝子に関連しています。女性にだらしない男性は多くの女性と関係を持ち、多くの遺伝子を広げる可能性がありますよね。そしてその遺伝子を受け継いだ息子も更に多くの女性に遺伝子をまき散らし子孫を残していく可能性がある。

これにより女性は本能的な能力により多くの遺伝子を残してくれる男性についつい魅力を感じてしまうのだそうです。恋愛脳でたとえ本能がそうであれ女性本人はそんなつもりはないですよね。

女性必見！恋愛脳を鍛える

恋愛脳を鍛える事で、恋愛の精神を鍛える事が出来るようです。そしてその精神を鍛える事により、恋愛脳を上手にうまくコントロールする事が出来ます。

今回は恋愛脳を鍛えるべく、恋愛と結婚のスペシャリストで国際イメージコンサルタントの澤口珠子さんと、様々な番組でもお馴染み脳科学者の中野信子さん2人の専門家の話を参考にしてみましょう。

自分が女性だと意識する

普段から自分の事を女性という事を意識する事が大事なようです。仕事から帰宅してもなかなか気持ちが切り替える事が出来ず、いつまでも引きずらないようにすることが大切です。

少しでも構わないので、部屋着はワンピースタイプの可愛らしい物を着たりして、自分が女性と意識し感じられる切り替える時間が必要です。

規則正しい生活

日々の疲れで恋愛が面倒だと感じてしまう人は、日々の規則正しい生活を心がける事が大切です。一番大切なのは上手にオンタイムとオフタイムを切り替え、脳がリラックスしている状態を作る事が重要です。

恋愛脳にするためにはドーパミン系の神経回路が活性化することが大切で、神経伝達物質は睡眠中に起こります。ちゃんと体や精神を休める事が恋愛脳の為には必要なのです。

睡眠時間

基本睡眠を７時間はとるようにしましょう。恋愛脳を作る為には心身ともにたくさんの良い効果を出してくれるホルモンPEAと言う物質です。7時間睡眠をとることによりこのホルモンPEAが合成されるので、睡眠はしっかりとるようにしましょう。

日光浴

朝起きたら日光を数分浴びるようにしましょう。起床時に窓越しでも構いませんので数分間日光を浴びてください。その刺激により頭をスッキリさせ体を目覚めさせ、体内時計をリセットする事で体調を整えてくれるのです。

体調をしっかり整える事でオンオフの切り替えもうまくでき、恋愛脳とのバランスが上手くとれるのです。

恋愛脳を回復させる習慣

恋愛脳を回復させることで生き生きとした女性らしさを取り戻すことが出来ます。恋愛脳で上手くバランスをとり、素敵な恋愛マインドを更に詳しくご紹介していきます。

鏡の前で朝1分間の笑顔

朝起きてから鏡の前で笑顔を作るのはなかなか難しい事ですが、ぜひ実践する事をおすすめします。なるべく口角を上げるようにして1分間は目線をそらさないようにしましょう。

この行為により、朝から積極的に行動する事が出来るようになります。そして笑う事で恋愛脳を活性させるだけでなく、健康にも良い効果が得られると言われています。

可愛らしい下着やルームウェアで過ごす

恋愛脳、恋愛体質になる為には一人で過ごしている時間も女性という事を忘れてはいけません。一人で過ごす時間は開放的になり、どうしても楽なジャージや機能性重視の味気ない服装や下着になってしまいがちです。

少しでも女性らしいデザインの物を取り入れる事で女性としての意識が高まり脳も活性化してきます。その際に出来ればピンク系の色を選ぶとより女性ホルモンも活性化すると言われています。

外出の時はパンツ系よりスカートを着る

外出する時はパンツ系よりスカート、ワンピースを着る事で女性としての意識が高くなります。またスニーカーよりハイヒールが良いでしょう。女性としての自意識を呼び起こし女としての切り替えができるようになります。

またスカートは揺れる感じのフレアースカートがおすすめです。男性の狩猟時代の本能が自分のものにしたいという欲望をかき立てられるという心理が働きます。また座ったときに裾を直す所作なども女性らしくなる為の一歩になります。

相手を必ず一つは褒める

その日会った友人でも職場の人でも構いません。一人一褒めを心がける事により相手の良さをどんどん引き出すことが出来ます。そこから新たな発見や新たな会話も生まれるので親近感が湧き、更に人間関係もよくなり会話に困る事も無くなります。

そして次第に相手の粗探しではなく加点法に変わっていき、その人の良さが多く見え恋愛モードになりやすくなります。先ずは身近な人から少しずつでも構いませんので始めてみましょう。

ネイルなどで爪のお手入れをする

爪の先にまで手入れをすることにより、女性としての意識を高める事が出来ます。職業にもよりますが、仕事上問題が無ければネイルをすることで気分も高まり脳が活性化します。

その際はピンク系でラメが入っているデザインがおすすめです。またネイルが出来ない仕事の人はクリアネイルか、せめて甘皮処理や爪磨きで磨いたりして女子力をアップしてみましょう。

ひとり旅や高級店などに入る

日常と違うひとり旅や高級ブランド店に出かける事で緊張感が生まれ恋愛脳と同じ脳の部分を刺激するというのです。

このような刺激を与える事で脳が反応しやすくなり、女性ホルモンアップし恋愛脳も自然と活性化していくのです。

大豆製品を食べるようにする

恋愛脳を活性化させるPEAの主成分ドーパミンはチロシンが原料で、そのチロシンはアミノ酸の一種で大豆製品や肉、チーズに多く含まれています。

その為大豆製品やチーズなどを食べるようにすることでチロシンが多く分泌され、恋のときめき度が上がり女性らしい恋愛脳になれるのです。

男性と食事をする

女性同士で食事に行くのも楽しいですが、出来れば数週間に一度は男性と食事へ行く事をおすすめします。男性は意中の人でなくても構いません。同僚や男友達で良いのです。

異性と食事をする環境にすることで女性らしさを忘れないようになります。

まとめ

今回は恋愛脳についてと、恋愛脳を鍛える為の方法などを紹介してみました。上記の事を一つでも実践するようにすれば、恋愛脳が活性化されより魅力的な女性に近づけます。一つクリアしたらまた一つと少しずつクリアしていけるように努力してみましょう。

なかなか恋愛が出来ない、人を好きになれないと悩みを抱えている人は日々の生活習慣と食事などの改善を改めてみると良いでしょう。理想の恋愛する力を取り戻し、キラキラとした毎日を過ごしましょう。

是非この記事を参考にしてみてくださいね。