筆跡や筆圧でわかる性格を紹介!6つの漢字の書き方をチェック!

私たちが何気なく書いている文字。この文字から、隠れた性格や深層心理が露わになってしまうことをご存知でしたか?文字の書き方によって人の印象というのは、案外左右されるものです。

見た目が怖そうなのに、可愛らしい丸文字を書いていたりすると親近感がわきませんか?意外と繊細な心をもっていたり、優しい面をもっていたり…それは、その人の隠れた一面ということになります。そしてその一面には、本人も気づいていない場合があります。

話し方や表情、態度と並んで文字による印象も非常に大事だということです。そして、この話し方や態度と同様、書き方もなりたい自分に近づけるツールとしてとても役立つものとなります。ここでは、筆跡によるあなたの本当の姿と、恋愛や仕事など具体的なシーンで運を引き寄せる有利な文字の書き方も一緒にご紹介していきます。

筆跡心理学とは何か?

筆跡心理学とは、文字の書き方からその人の性格や心理状態を読み取る学問の事をいいます。

日本では歴史が浅いのですが、ヨーロッパでは140年も前から研究されています。その他、フランスでは筆跡による国家資格も存在するほどメジャーなものとなっています。

筆跡鑑定は、美文字であるとかお手本通りかということは全く関係なく、何も考えずに自然に描いた文字で診断します。文字を書くという行為は、司令塔である脳からの指示でペンを走らせていますので、その人の考えや癖が素直に反映されやすいのです。

最近では、面接や人事選考、婚活の場面でも活用されており、性格や考え方の傾向を短時間でプロファイリングする場面が増えてきています。

分析した結果「これは私じゃない、外れている!」と思うかもしれません。

しかしこれは、自分でも気が付いていない部分が引き出された可能性があるのです。顕在意識は氷山の一角に過ぎず、あとの大半は潜在意識だというお話を耳にしたことがありませんか?

まさにそのお話通りのことが筆跡鑑定では起きているということになります。

筆跡や筆圧でわかる性格

人は普段から作った部分の自分自身で生活しています。筆跡や筆圧、文字の大きさによってあなたの本当の性格がわかります。ここでご紹介する文字を書いてみてください。自分の本当の姿に出会えますよ。縦書きよりは横書きの方が診断しやすいです。

文字の大きさや筆圧から見える性格

【文字が大きい】

細かいことは気にしないおおらかなタイプです。大雑把とも言えます。そして、大胆な性格ですので、色んな面でどんぶり勘定になりがちです。

【文字が小さい】

女性におおい傾向ですが、行動するときや決断する時は、じっくりと考えてから事を運ぶ傾向にあります。慎重で、少し繊細な心の持ち主です。

【筆圧が強い】

男性に多いですが、本能的でエネルギッシュなタイプです。しっかりと自分の考えや価値観をもっており、何事にも積極的に取り組む心の持ち主です。常に堂々としているので、独りでも周囲の目を気にすることなく平気で行動できます。

【筆圧が弱い】

周囲の空気に合わせられる協調性のあるタイプです。自己主張は苦手なほうですが、他者への共感能力が高く、仲間意識が強い傾向にあります。その場の空気に流されやすいことが多いので、優しいのですが意志は弱めです。

文字全体の癖からみえる性格

【右上がりの文字】

何事も素直に受け止めるタイプです。与えられたことに対して積極的に取り組み、向上心が高い性格です。その反面、新しいことに関しては尻込みしてしまい、保守的な部分があります。

【左上がりの文字】

独創的な思考をもっており、観察力や洞察力に優れている評論家タイプです。自身の意志をはっきりともっていますが、それゆえに協調性に欠けてしまう傾向があります。

【大きさや傾きにバラつきがある文字】

物事を広く浅くこなしますが、熱しやすく冷めやすい傾向にあります。気分屋な所もありますので、言うことに一貫性がありません。多趣味なので知識や経験が豊富なタイプです。

【丸文字】

人の気持ちによく気がつく察しが良いタイプです。その分、傷みや悲しみにも敏感で、繊細な心をもっているため、少しのことで傷つきやすく動じやすい傾向にあります。

【角文字】

強そうに見えますが、神経質なタイプです。細かいところまで気がついて、注意深いタイプですので、あまり本心を表に出しません。不快な部分にはさらに深く気になってしまうので、いつまでも引きずってしまいます。

6つの漢字の書き方から見える性格

日ごろ書いている文字の癖を見ていきましょう。次の6文字を書いてみてください。

『土』・『小』・『大』・『松』・『見』・『口』

『土』の漢字を診断~あなたはリーダータイプ?~

土の字の突き出している縦線の部分に注目してください。長いですか?短いですか?

【長い】良くも悪くも、我が強く人を引っ張るリーダ気質な性格にあります。自身の意見に自信や確信をもっているので、少々の事では折れません。突き出し部分が、長ければ長いほど、自分の思い通りに事が運ばないことにストレスを感じやすく、白黒はっきりした性格をしていますので経営者に向いています。

【短い】縁の下の力持ちタイプです。自分の意見よりも相手や周囲の意見を尊重し、聞き入れるため、人間関係において潤滑油のような役割を得意とします。しかし、突き出し部分が短すぎると、他者の目を気にし過ぎて自分と違う意見にも賛成してしまったり、大事な事がなかなか言い出せない事がストレスとなります。

『小』の漢字を診断~あなたの責任感の強さ~

小の字の下部分、ハネの強さを見ます。強くハネていますか?弱いハネですか?

【強い】関わったことはやり遂げる責任感が強いタイプです。行動力もあり、なかなか周囲に甘えられない傾向があります。本当はもう自分のキャパを超えているのに限界ギリギリまで頑張ってしまいます。そして、こだわりも強いため、周りへ仕事を振ったり、上手に頼ったりが出来ません。

【弱い】何事もほどほどに…という柔軟性のあるタイプです。ですが、こだわりがない分、頑張ったり努力したりが苦手です。何にこだわっていいのか、何を掘り下げて勉強すればいいのか…という向上心に欠けてしまうため、結果も「ほどほど」な成果に終わってしまいます。

口癖は「ま、いっか」だったりします。

『大』の漢字を診断~あなたは目立ちたがり?~

大の漢字のはらいの部分みます。長いでしょうか?短いでしょうか?

【はらいが長い】特に、左の方が長い場合、目立ちたがり屋で寂しがり屋な性格です。

常に話題の中心は自分がいいので、人の話に割って入ってしまったり、自分の話題に変えてしまったりと困った一面の持ち主です。右の方が長い場合、感受性豊かで素直に取り組むので、のめり込みやすい性格です。ただ、人の話を疑いもせずにすぐに信じ込んでしまいますので騙されやすい傾向にあります。真に受けてしまい、傷つくことが多いのもこの文字を書く人の特徴です。

【はらいが短い】感情では動かず、理性で物事を処理するタイプです。抑止力が強いため、常に冷静に物事を考えることができます。理性が利きすぎて、なかなか自然体でいることができません。

『松』の漢字を診断~あなたの器の広さ~

松の漢字のへんとつくりの間隔をみます。広いでしょうか?狭いでしょうか?

【広い】心が広く、自分と違う意見であっても受け入れることができるタイプです。あまり細かいことは気にしないので、他人から嫌味を言われていても気が付かないこともあります。自然と人の懐にはいっていけるので、可愛がられるという特徴もあります。

【狭い】自分の空間や世界を大切にしたいタイプで、勝手に身の回りの事をされたり、ズケズケとプライベートに入られるのを好みません。自分なりのこだわりを持っているので、意見を押し付けられたりすると敵対心が芽生える傾向にあります。

『見』の漢字を診断~論理派?感覚派?~

見の漢字の横線の間隔をみます。等しいですか?まばらですか?

【等しい】論理的な思考で計画を立てて行動するタイプ。いい加減なことは好まず、道筋を立てないと落ち着かない真面目な優等生のような性格の持ち主です。

【まばら】感性が豊かで、感覚的に行動するタイプ。思いついたことを行動に移すので、一貫性が無い場合がありますが、チャレンジ精神は旺盛な現れです。

『口』の漢字を診断~あなたのルールに対する態度は?~

口の漢字の角の部分を見ます。角ばっているでしょうか?丸いでしょうか?

【角ばっている】社交性がありルールや規範を重んじるタイプでちゃんと守ります。それゆえに少し堅苦しい傾向にあります。

【丸い】ルールや規範に縛られるのが嫌いなタイプで、融通性があります。包容力もあります。しかし、臨機応変で柔軟に行動するので、輪を乱してしまうことがあります。

また、接筆といって、角の部分の点と点をしっかり結んでいる人は生真面目な性格を表します。反対に接筆していない場合は、詰めが甘い傾向にあります。

文字で変わるあなたの生き方

今までの文字を少し変えるだけでなりたい自分にデザインすることができます。

自分の名前などを書くときや、ペン字練習などにもどんどん取り入れてみましょう。

①左上がりの文字や、文字の下部分がすぼんでしまう書き方は、精神的に不安定な人に多くみられます。これを「末広がりに」書くようにしてみましょう。心や状況が安定していきます。

②浪費癖がありお金が貯まらない人は口という部分のある漢字は「左角は結ばずに少し空けて、左下と右下はしっかり閉じて」おきましょう。貯蓄できる体質になれます。

③人見知りをなおして、器を広げたい人は「へんとつくり」の間隔を広くするようにしましょう。誰とでもフレンドリーに話せるようになります。

④華やかな印象にしたい人は『美』などの漢字の「左側の払い」を長く書いてみるようにしましょう。

⑤成功者になりたい人は全体的に文字を大きめに、突き出し部分をしっかり書いてみましょう。

まとめ

文字による性格診断、いかがでしたか?

文字によってその人の個性がしっかり表れますね。

占いのようですが、実はしっかりと心理学に根差した奥の深い学問ということがわかりましたね。これを知っていれば、あなたの周りの人間関係や気になるお相手の恋愛傾向、お仕事の相性にも役立つことでしょう。

そして、書き方を変えるだけでなりたい自分になれる方法は、冒頭でも述べたように、私たちは文字を書くとき、脳の指令をうけて書いています。逆に言うと、書き方を意識するだけで、脳に「こんな自分になりたい!」と刷り込むことになりますので、ちょっとしたことですが今日からぜひ活用してみてくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする