願いごとと聞いて思い浮かぶことといえば、「月」に願い事をするということでしょう。そして、ブルームーンやスーパームーン、満月・皆既月食を見るとだれしもが綺麗と思いますし、古代から人は宇宙や月、新月や満月のパワーを利用したり、天文的な技術が進んでいるといった色々な場面で月と関わってきました。
また、仕事などで疲れたりしたときにふと夜空を見上げたり、月光用を浴びたり、満月を見た時にはどこか神秘的で、パワーを得られるのかなというような気持ちにさせられることもあります。
そこで、今回は満月や月のパワーや、願いごととの関係や方法、そして星座と満月の関係についても紹介します。満月に願いごとをしてみたいという人は、この機会に色々な方法や関係性を知ってみてはいかがでしょうか。
満月に願い事をすることの意味は
月は、満月が完了を象徴していて、新月は開始を象徴しています。つまり新月に始まり満月で完了を迎えるというイメージです。地球科学でどうでしょうか。その効果は誰しも気になるものです。
このようなことが今までも解釈されてきたことにより、旧暦なども含めた願い事といってもただ月に願いごとを行うだけでは、月のパワーを活用することができないという情報があります。
新月は始まることに関係している
新月は始まりや開始といったスタートの象徴ということは、願いごとの内容もこれから何かを始めることに関係することでないと、意味がないとされています。
また、タイミングとして新月には成長や育てるパワーがあるとされているので、これから何かを始めるタイミングと関係のある願いごとに意味があるということです。
満月は完了することに関係している
満月は冒頭でも紹介した通り、完了の象徴とされているので、何かを区切ることや完了させること、手放したりすることに関係する、願いごとに効果があるとされています。
また、満月に完了のパワーもあるとされているので、完了に関係する願いごとがよいということです。
満月のパワーを活用して願いごとを行う方法
満月は完了を象徴、パワーを活用した願いごとに効果・吸収力があるとされています。具体的には、これまでの生活習慣を改善したい、職場環境や人間関係に悩みがあり不安や不満を手放したいといったことを浄化するということが挙げられます。
また、自分がこれまで手放すことのできなかった思い出やモノを、手放したいといった願いごとに適しています。
主に願いごとの趣旨としては感情面や心の整理といった意味での手放す、完了させるために満月が活用されているということです。最近心の整理をしたいという方は、この機会に満月のパワー効果を活用して願いごとをしてみるのもおすすめです。
紙に願いごとを書く方法1
願いごとというと、満月や新月といった月に向かって、直接願いごとをするイメージがありますが、紙を使ったお願いもあります。まず、白紙を用意しますが、大きさや厚さには特に指定はありません。
そして、紙に願いごとを書くためのペンは、本人がこれまでいつも使っていた馴染みのあるペンやお気に入りのペンを使うことがおすすめです。
次に、満月の時間帯に願いごとを書くのですが、この時に気を付けた方がよいポイントが満月が観測された時間から、1日以内にお願いを書くことが大切です。
満月のパワーを活用しようとする時に、満月から1日以内が最適とされているからです。因みにですが、満月の時に願いごとを書いた方がより適しています。また、月食は関係ありません。
紙に願いごとを書く方法2
次に、願いごとの数ですが1つじゃないと、満月の願いごとの意味がないのではないかと思います。しかし、願いごとの数は多くて10個までは開運に大丈夫とされています。
願いごとの書き方についても、こうなりますようにという書き方よりも、こうなりましたというような断定的且つ願いごとが叶った後の、書き方がおすすめです。
願いごとを読むことも大切
満月の願いごとを書いて日付と、本人の名前を書いたらそれで完了ということではありません。このあとに、自分が書いた満月の願いごとを声を出して読むことで、更に満月のパワーを得られるというようなことが、願いごとの方法として適しているとされています。また、願いごとを終えた紙は捨てます。
満月の願いごとに関する別の方法
満月の願いごとの方法について紹介しましたが、他にも新月を含めた願いごとの方法があります。前述の方法は、満月の1日以内に自分が「手放したい」・「整理」したいことを最大で10個ほど書き込んで願いを読むという方法でした。
別の方法というのは、願いごとの結果までを含めた状態になります。これはどういうことかというと、満月の願いごとが次の新月までにどのような結果になったか確認するところまでを、ひとつのお願いとします。
新月と満月を1セットとして考える
まず新月から満月までの期間にどのようなことがあったのか、何を願いごとにするか決めます。そして、始まりに関する願い事を新月に願います。因みに、紙などにメモをして手元に置いておきます。
次の満月になった日に、願いごとが叶えられたか結果を確認して、叶っていたら、自分に感謝や褒めたりして願いごとが叶ったということを、自分に印象づけることが大切です。
そこでもし叶っていない願いごとが出てきたら、改善案を紙に書きだします。この改善案というのが重要で、次の新月からまた改善案の出た願いごとを願いながら、満月まで意識して生活します。
満月と金運アップの関係
よく聞かれる話で、金運アップに満月の願いごとがよいという話があります。なぜ満月の願いごとが金運アップによいのか紹介します。まず満月の願いごとというと、満月は手放す状態という意味があります。
ですので、一見すると手放すという意味を含んだ満月に、金運アップつまりお金を増やすことは合わないのではないかと考えられます。
しかし、そのような考え方ではなく財布に入っている良くない気やパワーを手放すという意味で、満月に願いごとをすると金運アップに最適とされています。これから金運アップの願いごとをしたい人は、満月の日に財布を空にして、財布に感謝すると月からのパワーを得られて、金運アップに繋がります。
新月と満月に関係するボイドタイムとは
満月の願い事について必ずでてくる「ボイドタイム」、聞いたことのある人もいるかもしれませんが、これまで運気について知らない人は、ボイドタイムについて聞いてもどういうことかイメージがつかないでしょう。また、潜在意識や願い方、太陽とも関係があるのかとも考えます。
新月や満月という言葉はよく聞きますが、月に関係する事柄としてボイドタイムがあります。ではボイドタイムとは何か、ボイドタイムがどのような影響を与えているのか紹介します。
ボイドタイムとは月の力が無効になる時間
そもそもボイドとはvoidという言葉で、プログラミングなどでもvoidというのが使われます。ボイドは、無効という意味を指してこの場合は、月の力が無効になる時間という言葉の意味になります。
また、西洋の占星術では、アスペクトと呼ばれる惑星との間で作る角度を形作らない時間ということです。月というのはどの星座からも影響を受けない惑星で、アスペクトがなくなるとそれだけ影響力がなくなるということになります。つまり開運力がなくなるイメージです。
ボイドタイムによって何が起きるのか
ボイドタイムの解説を見ると、地球に対して何かしら引力などが変化するのではないかと考えますが、そのような意味ではなくあくまで占星術的に月の力が地球に届かない時間帯という考え方になります。
つまり、満月や新月に願いごとに対する集中力や、普段のコミュニケーション、思考力が落ちやすいということが占星術的に意味しています。
また、古来日本の戦などでもボイドタイムの概念があったという説もあり、その時間帯には戦を避けていたのではないかという話もあるように、昔から認識されてきたものなのです。あるいは、潜在意識と関係があるのではないかともいわれています。
ボイドタイムに願いごとをしても大丈夫
ボイドタイムの意味を知ると、日々の生活や仕事、願い方に関することもストップした方がよいのではないかと思います。しかし、ボイドタイムは2日1回起きるもので、さらにその時間も長いと1日ということにもなるので頻繁に気にすると、満月の願いごとも難しくなってしまいます。
ですので、新月や満月のお願いも前述で紹介したように、通常通り行っていくことの方が大切になります。
満月の関係を星座別で紹介
満月に願い事を行うことで、さまざまなエネルギーに関係することは紹介しました。そして、満月や新月に願い事を行うだけでなく、星座との位置関係にも秘密や意味があるといいます。
満月のパワーでエネルギーを得たいと思う人は、星座別のエネルギーも活用してみましょう。また、2018年の満月と星座別の位置関係も紹介します。
星座別の月との意味
星座と満月を組み合わせた色々な状態や意味が、占星術には存在します。12星座と満月別に紹介します。満月時の振り返り内容として
- 魚座は想像力や優しさ
- 水瓶座は新規や友情
- 山羊座は安定やビジネス関係
- 射手座は精神面や海外に関すること
- さそり座は人間関係やプレゼントに関するタイミング
- 天秤座はコミュニケーションや人間関係のこと
- 乙女座は健康やビジネス関係のこと
- 獅子座は創造や趣味に関すること
- 蟹座は家庭などに関すること
- 双子座は勉強や知性に関すること
- 牡牛座はお金や現状の生活に関すること
- 牡羊座は創作や企画に関すること
以上のような星座毎に「振り返り」におすすめな内容に違うということが分かります。また、新月の時も星座との関係があります。
例えば2018年3月2日は乙女座、3月17日は魚座、3月31日は天秤座と満月、新月といった関係を参考にして満月・新月の日に願いごとを行うこともパワーを活用するという占星術的な意味でよいでしょう。
まとめ
満月と新月、そして月とお願いについて紹介しました。願いごとというとただ願いを思い浮かべる、ということを考えがちです。また、地球科学、スーパームーンやブルームーン、皆既月食も考えることもあります。
しかし占星術などでは、満月の1日以内に紙に願いごとを書いて、手放すということに関連した願いであれば月のパワーを利用して叶いやすくなるということといった方法や意味があります。
また、星座と満月・新月も願いごとや振り返りに関係があり、願いごとをこれからしてみたいという方は、満月と新月に合った意味合いの願いごとを考えたり、星座の振り返りに合った願いごとを考えてみるとよいです。