前世の記憶がある人の特徴は?前世を思い出すことは可能?

あなたは前世の記憶を覚えていますか?こんな風に聞かれて「この人は何を言っているの?」と衝撃を受ける方も多いでしょう。確かに前世の記憶は基本的に消されてからこの世に生まれると言われれていますから、変な質問だと思うでしょう。

ただ、中には前世の記憶を持って生まれてきたという人間もいます。前世の記憶を持っているなんて、ただ注目されたいが故の嘘なのではないかと思う方も多いと思いますが、前世の記憶を持っている人は、その記憶がとても鮮明なんだと言います。

では前世の記憶を持っている人はどのような人なのでしょうか。今回は前世の記憶を持っている人の特徴についてご紹介します。

あなたは前世を信じていますか?

あなたは前世の存在を信じることができますか?

生き物は輪廻転生をしている

仏教やヒンドゥー教など様々な宗教において、動物などの生き物は輪廻転生していると言われています。死んであの世に行った魂が何度も何度もこの世に生まれ変わってくることを言います。

ただし、前世は人間とは限らず、魚や動物だという人もいます。よく3歳くらいまでの子はお腹の中のことや生まれる前のことを覚えていると言われ、先輩ママは娘や息子にそれとなく聞いて実際に子供から体験談を聞くことがあるでしょう。

これも結局は子どもたちが言うことなので本当のことなのかわかりませんが、両親としては信用したいですし、それも一つの前世の記憶と言えるかもしれません。

前世に対して否定的な意見が多い

前世の存在については非常に賛否両論なものだと言えます。ただ、多くの場合、前世の存在を否定する人が多いのではないでしょうか。

かなり大昔の時代のことなどを離していたらちょっと君が悪いと感じる人もいるでしょう。確かに自分自身のことを考えると、前世の記憶を持っていない人がほとんどですし、生まれ変わりなんてあるのかと疑ってしまう人の方が多いでしょう。

前世の記憶とか輪廻転生とか、そのようなものは全てスピリチュアルで宗教的なものですので、霊を信じていないような人にとってはあるわけないと思うのかもしれませんね。

ただ、予知能力を持った人や臨死体験者、霊能力者がいますからそのようなスピリチュアルなことを信じている人は一定数いるでしょう。

ビリーミリガンと多重人格障害

よく前世の記憶がある人に対して多重人格なのではないかという人もいます。多重人格障害(解離性同一性障害)とは自分の中に多数の人格がいることを言います。この多重人格障害が知れ渡ることになったのが、ビリーミリガンという男性が起こした殺人事件でした。テレビや本などで知っている人も多いのではないでしょうか。

暴行事件によりミリガンは逮捕されたのですが、そのときにミリガンのなかに24人もの人格がいることがわかったのです。この事件の影響により多重人格障害が広まったのです。

多重人格障害の特徴として、本体は眠って夢を見ているような状態で話、物を触ったり立ったりすることができないと言われています。

ミリガンはその後無罪になり、自殺未遂などもしましたが、催眠療法によって克服することができたと言われています。現在は多重人格障害は一種の心の病気なのですが、昔は亡くなった人の魂と言われていました。

他にも死んだばかりの魂が同じタイミングで生まれた赤ちゃんに乗り移ったという話がありますし、前世の記憶を持っている人がいてもおかしくはないと言えるでしょう。

前世の記憶がある人の特徴

世界には前世の記憶を持っていると公言している人は一定数存在しています。このように前世の記憶を持つ人はある程度特徴があるようです。

ここでは前世の記憶を持つ人の特徴についてご紹介します。

先天性欠損などがある

前世の記憶を持っているというその人自身に、先天性欠損を持っている人が多いと言われています。先天性欠損とは生まれつき外見や臓器機能、身体的、精神的などの部分で異常が見られる人のことです。

中には全く害が無い人もいるのですが、長期的に治療が必要な人もいるようです。実際に海外では先天性欠損症によって亡くなった方もいるようです。

生まれつきこのような症状がある人で前世の記憶を持っているという人が多いようです。

実例がある

前世の記憶を研究しているイアン・スティーブソン氏がインドなどのアジアで研究を行ったときに20以上もの実例を発見しているのです。

東南アジアなどでは前世の記憶を持っている子どもたちが2,300件近くいたのです。

このように、イアン・スティーブンソンは前世の記憶に関する研究で同じような特徴を持っていることを発見しているのです。

こう考えると、前世の記憶に関して全く信憑性が無いわけではないと言えそうです。

前世の名前や住所などを離す

虚言癖によるかもしれませんので、前世の話を信用するのはなかなか難しいと思いますが、前世の記憶を持っている人の中には前世の人物の名前や年齢、家の住所、どんな人物だったかを鮮明に覚えている人がいるようです。

とても信じがたい話だと思いますが、実際に覚えている人がいるのです。

多くの方が色々調べたりねつ造して嘘を言っているに違いないと思うでしょう。

ただ、前世の記憶が本当だとして、名前や住所などを鮮明に覚えているのはすごいことだと思います。その人が前世の記憶を鮮明に残っていると言えるのです。

その人の前世じゃないときもある

場合によってはその人の前世じゃないときもあるようです。他の人の前世が分かる人も中にはいるようです。もしくは自分の前世ははっきりとは思い出せないけど、身近にいた人のことを鮮明に覚えているなどそのような事例もあるのです。

身近にいた人の外見や名前、特徴など色々と知っているようですが、これも不思議なことだと言えるでしょう。

知らない土地のことを知っている

普通、生まれた地域や引っ越した先で生活を続けると、言ったことがない知らないところがどうなっているのかなどはわかりません。

例えば、あなたは東京生まれ東京育ちのあなたが、東京から出たことなければ他の場所がどうなっているのかを知ることはできないでしょう。

それが、岐阜県飛騨高山のある村のことを鮮明に覚えていたとしたらどうなるでしょうか。

このように前世の記憶を持っている人は、行ったことがなく知らない場所の風景などを詳しくしっているということが起こるのです。

これはとても興味深いと思います。普段普通に生活していると知らないことまで知っているのでとても驚きます。

特定の地域のことを細かく説明できる

もちろんこれも自分でパソコンなどで調べて前世の記憶だと言っているだけかもしれません。ただし、前世の記憶を持っている人は調べてもわからないような駒かいところまでしっかりと覚えていることがあるのです。

例えば、パソコンなどで周辺のお店や建物を調べることはできますが、建物のシミやひび割れなど調べただけではわからないような内容をしっかりと覚えていて説明できる場合があるようです。

これは偶然とは言えないのではないでしょうか。このように考えると、前世の記憶と考えることができます。このようなスピリチュアルなことを何事もなく証明できるのです。

習得していない言語を話せる

前世の記憶を持っている人の中には習っていない言語をまるで昔から知っていたかのようにしゃべる人もいます。

普通に考えるとこれはありえないことです。例えば、私たちは日本語を普通にしゃべっていますが、英語やドイツ語をネイティブに話そうとすると並々ならぬ勉強が必要で、それなりに時間が必要です。

これが前世の記憶がある人は、平然と外国語を喋ることができるのです。

習ってもいない言語を話せるのは前世の記憶である証拠にもなるのではないでしょうか。もしねつ造だとしても、外国語を外国人のようにネイティブに話すことは難しいですし、せいぜいワンフレーズなどでしょう。

しっかりと外国語を話すことができているのは前世の記憶によるものと考えていいでしょう。普通に考えても考えられないことですし、つじつまはあっているので前世の記憶を持っていると信じてしまうかもしれませんね。

古代の言語を話せる場合がある

中には現代の言葉ではなく、古代の言葉を話せる人がいます。勉強もしていないのに外国語を話せるのは真性異語と言い、また、意味不明な難しい言語を操れる能力だと言われています。

古代語なんて現代では使いませんし、普通では勉強することはありません。もし勉強していても話せるまでにはかなりの時間がかかります。

ここでポイントなのはまだ勉強したことも聞いたこともない言語が話せるということなのです。

普通ならあり得ないことです。この場合はかなり信ぴょう性が高いと言えるでしょう。

子どもが多い、

先述したように前世の記憶を持っていると言うのはほとんどが子どもです。子どもといっても3歳くらいまでのかなり小さいときに前世の記憶があると言っている場合が多いようです。

子どもの言う事だからと信用しない人も多いですが、しっかりと名前や住所を言えたり、その地域の状況を言えたらすごいですよね。小さな子どもではなかなか調べることもできませんので、そのような記憶を持っていること自体すごいことなのです。

3歳を過ぎると忘れる

前世の記憶ですが、成長とともにどんどんと忘れていく用です。自分自身が成長していくと、どんどんと前世の記憶が失われるのです。

確かに生まれる前の胎内記憶は3歳までがピークといいますし、忘れても不思議ではありません。

前世は思い出せる?

では大人になってから前世を思い出すことは可能なのでしょうか。ここでは前世の思い出し方についてご紹介します。

退行睡眠などを受けてみる

退行睡眠(退行催眠)と言われると聞きなれない言葉だと思うかもしれません。退行睡眠は、元々トラウマなどの患者を直す催眠療法として知られています。退行睡眠によって、前世で体験したことを知ることができると言われています。

では前世の記憶とトラウマには何の関係があるのかと言うと、前世で起きた出来事は現世に大きな影響を与えていると言われています。

現世で何があったのか知ることで、自分がうけている状況や現世を行きやすくするのが狙いなのです。

ただ、前世は良いものばかりではなく、悪い過去の場合がありますので、苦しみを思い出すことがあるのですこし危険な方法だと言えるのです。

瞑想を行う

瞑想を行うことで、集中力を自然と上げることができ、前世を思い出すのに効果的だと言われています。

瞑想をすることで、普段過ごす時間の中で考える効率が上がったり、感覚も研ぎ澄まされ、過去の記憶や前世の記憶を呼び覚ますことができるのです。

1回の瞑想で前世の記憶を1つ思い出そうというくらいで集中すると良いでしょう。最初は難しいですが、継続が大切なのです。

まとめ

いかがでしたか?今回は前世の記憶についてご紹介していきました。前世の記憶を知ることで自分のルーツを知ることができます。

前世の記憶なんて曖昧で虚言の可能性もあるかもしれませんが、あまりにも具体的な場合は前世の記憶は実際にあるものだと信じてみてもいいのではないでしょうか。

もし前世の記憶を呼び覚ましたいときは瞑想するなどしてみてください。

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