カーテンの色の選び方とは?方角でカラーの選び方が変わる?

家のインテリアなどでカーテン選びもとても大切です。選んだカーテンで雰囲気が変わりますし、風水でもカーテンの色によって運勢が分かれます。

風水と言えば、場所や方角などで運勢が決まるイメージですが、お家風水ではカーテンも立派な風水アイテムの1つなのです。

自分が高めたい運勢によってカーテンの色を変えて、その運気が入りやすいようにすれば、もっと良い運勢にすることができるでしょう。

今回は風水におけるカーテンの色選びについてご紹介します。

風水とは?

テレビなどでも目にすることが多い風水。風水で運気をよくしたりすることができるのですが、そもそも風水とは何なのでしょうか。

風水について

風水は今から4千年も前の中学で出来た環境学です。方角によって吉凶が決められていて、その方角の方へ行ったり、レイアウトをすることで縁起が良くなったり、逆に悪くなると言われています。よく鬼門という言葉を使うことがありますが、これも風水の言葉なのです。

そしてインテリアでの風水のことを「陽宅」と呼ばれており、家の中の気の巡りを良くして運気を良くするための学問なのです。インテリアで運気を上げることができるのなら、誰にでも挑戦できます。家の中で結構な面積を占めているのがカーテンです。

方位別に相性の良いカラーがありますから、そのカラーをインテリアカラーとしてカーテンに取り入れることで、風水で幸運な家を作り出すことができます。

インテリアにおける風水

インテリアにおける風水ですが、五行に基づいています。五行は木・火・土・金・水という自然に存在している5つの要素のことです。この五行をカーテン選びをする上でバランスよく取り入れることで運気を良くすることができるのです。

東西南北にはそれぞれ相性の良い色がある

家を東西南北に分けるとそれぞれ色に分けることができます。

  • 東(青龍):青
  • 西(白虎):白
  • 南(朱雀):赤
  • 北(玄武):黒

この4色が基本の色になります。

一般的に南は「火」の意味を持っており、暖色系の色を使うのが吉で、北は「水」の意味を持っていますので、寒色系の色を使うのが吉と言われています。

現代のインテリア風水の考え方

風水学に基づいて考えると、先述したように南の温かい部屋には暖色系のカーテン、北の寒い部屋には寒色系のカーテンが良いように思えるのですが、現代におけるインテリア風水ではその法則を応用しつつコーディネートをしていきましょう。

方位のカラーとは反対のカラーを使う

南向きの部屋には寒色系のカーテンを使って、北向きの部屋に暖色系のカーテンを使い、南の部屋にはアクセントカラーとして赤の小物、北の部屋には黒の小物を置くことで、カラーバランスが良くなり、部屋の気が良くなると言われています。

風水においては陰と陽のバランスを重視するのですが、南の部屋に暖色系のカーテンを用いると夏はとても暑苦しい印象を与えるので、寒色系を用いて、ワンポイントとして赤色のガラスの花瓶などを置くことで、バランスを取ることができます。

ガラスなどは水晶と同様に良い気を取り入れて、邪気を跳ね返す力が強いため、小さくて面積が少なくても陰を陽に変えることができるのです。

ほとんど窓が無い部屋は?

住居によってはほとんど窓がない部屋もあるのですが、そのような部屋こそ風水で良いカーテンを使うことで、良い気をどんどんと取り込むことができます。

また、金運アップのためにイエロー系のカーテンを西の窓につけたいけど窓が無いという悩みも、だまし窓のようにロールスクリーンをかけることで金運をアップことができます。西の部屋は白虎が守っていますので、白いレース素材のカーテンをタペストリーのようにかけても良いでしょう。

カーテンの色の選び方について

ではカーテンの色はどのように選べばいいのでしょうか。

風水でのカーテンの色の選び方

風刺では陰と陽のバランスがとても大切だと言われています。カラーバランスでは陰が4、陽が6が吉と言われており、例えば、南の部屋に寒色系のカーテンをかけたら、ブラウン系やベージュ系などの落ち着いた茶色の家具を置くことで陰陽のバランスが良くなると言われています。

風水では大地が陰で大地の上に立つ家は陽と言われています。新築当時は陽だった家も築年数が経てば経つほど少しずつ陰の気が増えていきます。中古物件ならなおさらなのですが、土地柄日本は湿気が多いですので、どんなに良い物件でもどんどんと陰に傾いていくのです。

陰を陽に変えるには家の中を磨き上げて、要らないものは処分して、少し明るめ色のカーテンをつけるのが最も手っ取り早い方法です。陽の運気を招いて幸運になるにはカラーを見方に付けるのも大事なのですが、家の中をいつも綺麗にしておくことも大切なのです。

カーテンはレース生地のカーテンと遮光カーテンなどを二重でかけて、昼はレース、夜は両方を閉めておくことで、防犯の意味と、邪気を封じることができるのです。機能性で選び、遮光率があまりにも高いと光が中に入ってきませんので気を付けましょう。

カーテンの色は風水における方角によって異なっていくのですが、基本的にアースからの基本であるベージュは東西南北どこでも合うと言われています。風水におけるベースカラーは自然に基づいており、野山のグリーン、大地のブラウン、海や空のブルー、太陽のオレンジです。

これらの色のカーテンが部屋のインテリアなどに馴染まないのであれば、ベージュのカーテンを選択しましょう。

ベージュは馴染やすく、陰と陽どちらの要素も持っている色です。洋服でもベージュは上品に着こなすことができる色ですが、カーテンに用いることで、部屋が品が良くなります。ちなみにベージュは南に用いることで美容運がアップし美容で良い効果が表れ、北に用いることで健康運アップで健康に良いと言われています。

方角別でおすすめのカーテンカラーについて

方角別に相性の良いカラーがあるのですが、どのカラーが良いのでしょうか。

カラーは東西南北で考えること

インテリア風水では細かく方位ごとにカーテンの色を変えるよりも、東西南北の方位や陰陽五行で選ぶが最適です。風水は東西南北をさらに4つに分けて全部で8つの方位によって意味や決まりがあります。これを八卦と言います。

しかしこの八卦でカーテンを取り入れると、色が氾濫してしまい落ち着きがないインテリアになります。各部屋をそれぞれ器と考えると、器はシンプルな方が料理が美味しく見えるように、部屋もなるべくシンプルにまとめたほうが、そこに住む人の個性が行きます。風水のカラーをカーテンに取り入れるときはあくまでもさりげなく取り入れましょう。

五行説におけるカーテンのカラーについて

インテリア風水において、カーテンを良い気を家に留めて、悪い気を窓の外に出すフィルターのような存在です。何気なく開けたり閉めたりしていますが、カーテンで家の中と外で区切ることで、陽の気を取り入れ、陰の気を避けるのです。

日中仕事で留守にしても厚いカーテンををあけてレースのカーテンにしておけば、太陽の光を室内に取り入れることができ、家の中を浄化することができるのです。

カーテンを効果的に用いれば、生活にメリハリがつきますし、方角と相性が良い色のカーテンを用いることで、運気をより上げることができるでしょう。

カーテンの色と五行説について

五行説とは木・火・土・金・水を書く方位などを表し、相性の良い色があります。

木=東の方位で青系の色

青系の色は安定感があり、落ち着ける色で、勉強運や仕事運を上げる色だと言われています。青にも色々な青がありますが、あまりにも狭い部屋だと濃い青色は部屋に圧迫感を与え狭く見せてしまうので、メインカラーには淡くて優しい青色が最適です。

ポイントとして青のヒダやタッセルを用いることで、カーテンを開けたときに引き締まって見えるでしょう。

また、青色は勉強運や事業運、仕事運アップの象徴ですので、子ども部屋や仕事部屋にブルー系の小物をもちいることで、さらに仕事運をアップさせることができるでしょう。

火=南の方位で赤系の色

赤系の色は情熱的で明るい色なのですが、インテリア風水では、南の方位に用いるカーテンは寒色系の白やベージュ、落ち着きのあるグリーン系が良いと言われています。カーテンを寒色系にしたら、タッセルは朱雀の赤色にするといいでしょう。

情熱的で恋愛運や結婚運、家庭運を招きやすいと言われていますので、ピンク系の小物を言えれて恋愛運アップを狙うのもいいでしょう。ピンク色を使いづらいという人はピンクが入った星柄やドット柄、植物ガラ、花柄のカーテンでも良いです。また、グリーン系は健康運アップや安定運に良い色と言われていますので、健康が気になる方はグリーン系にしてもいいでしょう。

土=五行の中心で黄系の色

東西南北の中心となる部屋は活発的な色と言われてる黄色系の色がおすすめです。黄色と言えば金運アップにも良い色ですのでうまく取り入れていきましょう。また、中心がリビングダイニングなどの場合は家族運や子宝運に良いオレンジ系がおすすめです。

金=西の方位で白系や薄い黄色

白系の色は純粋の象徴で清潔感のある色で、黄色系の色は金運を呼び込む色です。しかし、西から得る金運は入ってきた分出ていくと言われています。あまり派手な黄色よりも、パステルイエローのような優しい黄色のカーテンを用いたほうが金運を招きやすいようです。また、白い家具や小物を合わせることで、さらに金運アップするようです。

逆に黒い家具を用いてしまうと、招き入れたお金の倍以上出費が増えると言われています。

水=北の方位で色は黒系

北と南は方位が示す色とは反対の色をカーテンに用います。南は寒色系のカーテンを使ったように、北にはオレンジ系やピンク系などの暖色系がラッキーカラーになりますが、タッセルには北の方位を守る玄武を表す黒を用いることで厄除けになります。

ちなみにオレンジ系は人気運や子宝運がアップしますので、新婚夫婦や子供が欲しい夫婦の方なら寝室はオレンジ系にするのがおすすめです。

北の方位は水の方位ですので、悪いものを流してくれるのですが、寒さを呼びますので、身体が温まるような暖色系を選びましょう。

カーテンを選ぶ前にバランスを考えること

風水にこだわり部屋別にカーテンを変えることで、家全体の空間のバランスを見たときにとてつもなくセンスが悪いカラーコーディネートになる可能性があります。

カーテンを替える前にカラーコーディネートについてもう少し考える必要がありそうです。色が氾濫するのを防いで統一感を出しつつ、風水における良い気を取り入れて邪気を防ぐには、同系色でグラデーションをつけるようにすると家の中が落ち着きます。

例えば、淡くて柔らかいカラーを選んだり、混色などのカラーを選ぶと、風水の条件に適していながら、違和感を感じさせないインテリアになります。

例えば、

  • 東の部屋:パウダーブルー(爽やかで柔らかい)
  • 西の部屋:ライトイエロー(柔らかい)
  • 南野部屋:パステルブルーグリーン(混色)
  • 北の部屋:ライトオレンジ(イエローオレンジ系、混色)

というようにすることで、まとまりのある部屋にすることができます。

まとめ

いかがでしたか?今回はインテリア風水でのカーテンの色の決め方についてご紹介していきました。風水では方位によって色が決められているのですが、その色と同じ色にしてしまうと、暑苦しさや寒さを感じさせてしまうでしょう。

陰と陽をバランス良くが鉄則ですので、開運を呼び寄せるためにカラーのバランスもしっかりと考えたほうが良さそうです。

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