ふたご座の性格×血液型別の特徴を紹介!相性の良い星座は?

星座占いは、日本で最もポピュラーな占いのひとつですよね。通勤や通学の前に、情報番組などで運勢をチェックしている方も多いのではないでしょうか。

運勢の吉凶だけでなく、星座占いでは持って生まれた性格や価値観の傾向なども知ることができます。

生まれた月日によって12に分けられる星座のうち、ふたご座は好奇心が旺盛でコミュニケーション能力に恵まれた星座と言われています。その反面、星座の名が示すとおり二面性がある性格とも言われていますが、それは欠点ばかりではないようです。

今回は、そんなふたご座の性格を、さらに詳しく解説していきたいと思います。

きっかけは神様の不倫?ふたご座にまつわる物語

まず初めに、ふたご座の由来となったギリシャ神話の物語をご紹介します。

全知全能の神ゼウスの名は、神話などに関心がない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ゼウスは天空を思いのままに操り、雷光をもって一撃で全宇宙を破壊できるほどの強大な力を持つ一方で、結婚相手が何度も変えたり、妻以外の女性との間に何人もの子供をもうけるなど、女性関係には滅法だらしない面があったそうです。

ふたご座の物語は、そんなゼウスが人間界に暮らす王妃レダの美しさに心を奪われたことから始まります。

人間の夫を持つレダとは、いわゆる不倫の関係です。関係が公にならぬよう、1羽の白鳥に姿を変えて逢瀬を重ねていたゼウスでしたが、やがてレダはゼウスの子を身籠ってしまいます。

生まれたのは双子の兄弟でした。人間である夫の血を受け継いだ兄カストルと、神であるゼウスの血を受け継いだ弟ポルックスです。非常に仲の良かった兄弟ですが、自分達の結婚を機に、争い事に巻き込まれてしまいます。

争いは激化し、やがて殺し合いへと発展しますが、神ゼウスの力が宿る弟のポルックスはどんなに攻撃されても不死の命が尽きることはありません。一方、人間である兄のカストルの体は槍に貫かれ、命を落としてしまいます。

兄の死を嘆き悲しんだポルックスは、自らの命を捧げてでも兄と一緒にいたいと、父ゼウスに懇願しました。その強い兄弟愛に感銘を受けたゼウスは、二人をそろって夜空の星とすることで、永遠の絆を授けたのです。

エレメントは知性の象徴「風」


星座占いにおいて、12星座は火、土、風、水の4つのエレメントに分類され、双子座は風のグループに属します。

軽やかに吹き抜ける風は、生き物に季節の便りや香りを届け、野山に植物の種子を運びます。さらに「風の噂で・・・」などという言葉があるように、人々に知識や情報を伝えますね。

このような性質から、風のエレメントが主に象徴するのは、「知性」と「コミュニケーション」です。自由を愛し、知性と社交性をもって軽快に世間を渡り歩きます。

風のエレメントに属する星座は、知的好奇心を満たすことに喜びを感じます。常に多方面にアンテナを張り巡らせており、関心があることの情報や知識を収集するためならば、労力や出費も惜しまず行動します。

そうしてインプットされた情報は、対人面でも大いに役立ちます。バラエティとユーモアに富んだ話術は周囲の心を惹き付け、自然と人の輪の中心にいることも少なくありません。環境の変化にも柔軟に対応できるため、相手が初対面でもフレンドリーに接します。

その一方で、まるで火を吹き消す一瞬の風のように、物事に対しての執着心が薄く、一つの物事を追求し続けるのは得意ではありません。自らの手の内に入れた途端に、熱が冷めてしまうこともあるでしょう。

人間関係においても同様に、親しい関係でも深入りするような場面になると身を引いてしまう傾向があり、どちらかというと広く浅くの関係を好みます。

脳がふたつある?双子座の基本的な性格

双子座は「人間の兄」と「神の力を宿す弟」、二人の人物が一つになった星座でしたね。この由来から想像できるように、双子座の性格の特徴を一言で表すならば、良くも悪くも「二面性」と言えるでしょう。

積極性と消極性、理性と感情など、双子座は心の中で常に相反する二つの考えを持っています。双子がひとつになったために、脳がふたつあると想像するとわかりやすいのではないでしょうか。

ここからは、いちばんの特徴である二面性をベースにして、双子座の人間性や性格を掘り下げていきたいと思います。

複数の物事を同時にこなすことができる

双子座は、複数の物事を同時にこなす器用さを持っています。二つの脳があることで処理能力も普通の人の倍、場面によってはそれ以上の力を発揮することもあるでしょう。

デスクワークの作業効率を落とすことなく世間話をしたり、テレビを観ながらスマートフォンでゲームをするなど、普通の人なら集中力を欠いてしまいそうなマルチタスクも、双子座にとってはお手の物なのです。

頭の回転が早く、理解力が高い

頭の回転の速さも、二つの脳が成せる技と言えるでしょう。複数の物事を同時進行しながらもそれぞれに的確な判断を下したり、仕事などでミスを起こした時も即座に機転をきかせて対応します。

常にその場に合わせて立ち回ったり、発想を変えることができる柔軟性がありますが、頑固な人からするとコロコロ意見を変える人として映るのかもしれません。

言語能力も高いため、会話の途中で相手が言わんとすることをすべて把握できてしまうことも少なくありません。まさに「一を聞いて十を知る」のタイプ ですね。

好奇心旺盛だが、気移りしやすい

先ほど触れたとおり、風のエレメントに属する双子座は、好奇心を満たすことに大きな喜びを感じます。情報収集のために常にいくつものアンテナを張っており、興味深い物事に対しては積極的に行動します。

また、世の中のトレンドにも敏感で、双子座は基本的にセンスが良くお洒落な人が多いと言われています。

物事を同時進行する能力も兼ね備えているため、私生活では気付いたら多趣味になっていることも少なくないでしょう。呑み込みも早く器用なので、分野を問わずに精通していき多芸多才となります。

ただし、こちらも風のエレメントの特徴で、一つの物事に没頭し続けることはそう多くありません。一つの道を極めるよりも、心を惹かれるがままに次から次へと手を伸ばし、やがて自らの知識や経験となることを喜びとする、「質より量」のタイプなのです。

社交的で話し上手

双子座のコミュニケーション能力の高さは、12星座の中でもトップクラスを誇ります。持ち前のアクティブさで自ら人との繋がりを求め、幅広い交友関係を築きます。

双子座の好奇心は、物事のみならず関わりを持った相手にも向けられます。「相手を知りたい」という気持ちから、初対面にもかかわらず質問攻めにしてしまうこともあるでしょう。

このように積極的に人と関わりを持とうとする一方で、相手に束縛されたり深入りされるのは苦手です。思いの向くまま、様々な人達とつかず離れずの距離を保って付き合っていく、いわゆる「都市型人間」的なタイプと言えます。

言語能力に優れている

コミュニケーションだけでなく、言葉を操る能力の高さにおいても、双子座は12星座の中で群を抜いています。知性やユーモアを絶妙に交えた巧みな話術は、周囲の人々の心を惹き付けて離しません。

そのため、自然とグループや組織の中心人物となることも多いのですが、責任感が問われるリーダー的な立場より、雰囲気を和ませるムードメーカー的なポジションを好みます。

旺盛なサービス精神も相まって、会話の相手を褒めたり場を盛り上げることも得意です。しかし、その場に合わせて臨機応変に言葉を選ぶ器用さが時に裏目となり、周囲から八方美人だと誤解を受けてしまうことも少なくありません。

血液型別の性格や特徴

同じ双子座でも、その性格は血液型によって少し異なる部分があるようです。

双子座のA型

双子座はアクティブで社交的な性格が特徴的でしたね。一方、血液型占いにおけるA型は、受動的で人見知り、さらに現実的な思考の持ち主であると言われています。

この矛盾する二つの気質を合わせ持った双子座のA型は、好奇心の赴くまま精力的に動き回る中でも、決して慎重さや理性を欠くことはありません。

人付き合いも良い方で、連絡をこまめにとったり時間や約束事を守るなどといった、A型らしい几帳面さを見せるため安定した人間関係を築くことができますが、ある一定のラインを保ったややクールな付き合いを続けていく傾向にあるようです。

双子座のB型

要領が良く明るい性格を持つ双子座のB型は、非常に世渡り上手です。

高いコミュニケーション能力で誰とでも打ち解けることができるだけでなく、場の空気をいち早く 察知して自分に有利なポジションにつくなど、どんな状況でも器用に立ち回ります。

流行り物や新しい物には目がなく、携帯電話やタブレット、さらにはSNSやニュースアプリを駆使して、常に情報をキャッチしています。

しかし、その好奇心の強さは、周囲に優柔不断な性格として映ることもあります。「質より量」を好む傾向が強い双子座のB型は、何か一つを選択するのが苦手で、そういった場面では決断力を欠いてしまうのです。

双子座のO型

双子座の社交性とO型の温厚な人柄を合わせ持つ双子座のO型は、場に流れる緊張をほぐして雰囲気を和ませる、いわゆる「癒し系」です。

広い心を持ち、誰とでも分け隔てなく接するため、常に周囲に人が絶えない人気者です。つかず離れずの関係を好むなど、人付き合いにはどこかクールな部分のある双子座ですが、O型は面倒見が良く正義感が強い人も多いようです。

好奇心が旺盛で一度に多くの目標や理想を掲げますが、いずれに対しても均等に情熱を傾け、達成するために力を注ぎます。一方、自分が興味のない事に対して精を出すことは、滅多にありません。

双子座のAB型

双子座のAB型が周囲に与える印象を一言で表すならば「冷静沈着」です。人前で感情的になることはほとんどありません。相手の考え方や行動をじっくり見極める洞察力に優れており、どんな人とも良好な関係を築くことができます。

AB型の性質が合わさることで、双子座の中でも特に二面性が強く、仕事とプライベート、物事の善し悪しなど、裏と表の区別がはっきりしています。自分の家と職場ではまったく雰囲気が違う、という人も少なくないでしょう。

また、機敏な行動力をもって好奇心を満たすことを好みますが、ふとした拍子に熱が冷めてしまう気分屋の面があり、その変わり様に周囲が驚かされることもあります。

恋人なのに友達?双子座の恋愛観

そのコミュニケーション能力の高さと巧みな話術で自然と周囲の注目の的となる双子座は、異性から好意を寄せられることも多いでしょう。

恋愛面においても、基本性格でお話した二つの脳が影響することがあります。具体的にどのような傾向が表れるのか、男性女性の観点からも詳しく説明していきたいと思います。

双子座の基本的な恋愛観

自由を好む風のエレメントに属する双子座は、基本的に軽やかな恋愛を好みます。恋愛関係になっても、恋人というよりはどこか親友のような感覚で付き合っていくことが多いでしょう。

多くのカップルは付き合い始めてからどんどん関係が深くなるのが一般的な傾向ですが、双子座にとっては濃密になりすぎた関係に居心地の良さを感じません。そのため常に相手と一定の距離を保とうとしますが、決して中途半端な気持ちで接しているわけではなく、遊びの関係である可能性も低いでしょう。

双子座にとっては、恋人と一緒に過ごした時間の長さと愛情の深さはイコールではありません。どんなに愛する相手であっても、自分の趣味の時間や友人達と過ごす時間をないがしろにすることはないでしょう。そのため、相手によっては寂しさや誤解を与えてしまうこともあります。

また、気のむくままに様々な人々との交流を持ちたがる双子座は、恋愛面においても気の多さを見せることがあり、12星座の中でも浮気する率が高い星座と言われています。

これは単に好奇心旺盛で移り気なせいもありますが、心の奥底では恋をしている自分を常に客観視していて、「自分はこの相手を本当に愛しているのだろうか」という不安を抱えているがゆえの傾向でもあるのです。

双子座の男性の恋愛傾向

好奇心旺盛で、いつも楽しいことを求めています。社交的で人が集まるイベントなどにも積極的に参加し、社交性とセンスの良さから異性の友人も少なくありません。そのため、恋人から疑いの目を向けられるような言動も多くなりがちですが、自分自身に悪気はありません。

好意を持った相手には自分からアプローチすることが多いでしょう。交友関係の広い水瓶座ですが、恋愛対象となる相手はファーストコンタクトの段階から見極めています。

自分と同じように知的でお洒落な雰囲気を持った女性を好きになる傾向がありますが、過去に付き合った女性のタイプがすべて違うことも多く、ストライクゾーンは広めです。しかし、ファッションに無頓着であったり、会話のノリが合わない相手にはあまり興味を示しません。

双子座の女性の恋愛傾向

基本的に明るくサバサバした性格で、恋人ともあっさりした関係を望んでいます。干渉や束縛は、相手からされるのはもちろん、自分がするのも苦手です。

また、恋愛面では少々プライド の高さを見せる傾向があり、恋人であっても自分の弱さを見せたがらないため、甘え下手の人が多いようです。

会話によるコミュニケーションを最も大切にしており、話題が豊富で話術に長けた男性を好みます。しかし、関係が長くなると相手に対して物足りなさを感じてしまい、他の人に目移りしやすくなります。もし結婚して専業主婦になった場合には、注意が必要となりそうです。

双子座と相性の良い星座

双子座と相性の良い星座は、「天秤座」と「水瓶座」です。また、共通点が多く価値観を共有できる双子座同士も、互いに良きパートナーとなりそうです。

天秤座

天秤座は、双子座と同じ水のエレメントに属します。その名のとおり優れたバランス感覚を持っており、調和のとれた関係を好む平和主義者です。その優しく大らかな性格で、双子座の気まぐれさも寛大に受け止めてくれます。

話し上手なだけでなく聞き役も上手にこなすので、話術に長けた双子座とは会話も弾み、初対面から意気投合することも多そうです。

互いに束縛や干渉を嫌い、適度な距離感を保とうとするため、居心地良く感じられるでしょう。良い意味で「空気のような」関係となり、自然体で付き合うことができる相手です。

水瓶座

水瓶座も水のエレメントに属する星座です。知的で頭の回転が速く、社交的で会話上手といったような、双子座との共通点が非常に多く見られます。

常に新しい刺激を求める性格を持つ点もよく似ており、興味のある物事を互いに発信し合うことで相手を飽きさせず、マンネリを感じる隙もなく良好な関係を築いていくでしょう。

このことから、結婚を意識した付き合いにも発展しやすい相性と言えます。結婚後もお互いの自由を尊重した夫婦関係を維持するため、円満な家庭を作ることができそうです。

まとめ

いかがでしたか?

物知りで話し上手な双子座が身近にいると、なんだかとても楽しそうですよね。しかし、風のようにどこか気まぐれで、自分だけのものにするのは難しそうです。

そんな双子座と良好な関係を築くためのポ イントは、やはり「二つの脳」ではないでしょうか。双子座の二面性を理解して、ベストな距離感で付き合っていくと、双子座はどんな時も最高に楽しませてくれる、恋人や友人としてかけがえのない存在となるに違いありません。

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