愛の証として絶対的な知名度を誇る指輪の夢について、ここでは解読していきます。もちろん愛を交わすだけではなく、ファッションリングとして、ある人は単純に指輪が好きだから身に着けていたりなど、用途は様々です。ですが、随分と昔から現在に至るまで、男女が一緒になる時に交わす愛の印は指輪であることは周知の事実です。
今回は、その指輪が夢の中に登場した時、自身の潜在意識は一体どのようなメッセージを自分に伝えようとしているのか徹底解読していきます。普通の指輪に関しても色々と謎な部分があるという人もいらっしゃるかと思います。例えば何故、薬指なのか？あとは何故、左手の指なのか？なども不思議だと言えるでしょう。
夢の中に指輪が現れる時の心理状況を解読！
何故、婚約＆結婚指輪は左手の薬指にするのか？について諸説ですが、古代ギリシャ時代では左手の薬指には皮膚下に太い血管が通っていることから、薬指と心臓は直結していると考えられていました。愛する者同士が互いに心臓と血を通わせる左手の薬指に同じ金属の輪をはめて、永遠に相手の心との繋がりを誓い合うという慣わしから始まったそうです。
あと何故、左の手なのかという点ですが、これも10本の指それぞれに意味があります。左手の薬指には「愛する人との絆を深め合う」という意味があるからだそうです。
ちなみに、親指は信念や覚悟を意味し、小指は運命の出会いを導いてくれることを意味すると云われています。あと最後に、右手の薬指には自身の魅力や長所をアピールするという意味があります。
夢に出てくる指輪が良い時の内容
基本的な概念として、夢占いにおいての指輪は思いや気持ちが非常に強いことを表します。大まかに解釈しますと、婚姻関係、人間関係、独占願望、約束事、契約関係などが挙げられます。指輪には色んな用途がありますが、やはり男女の間で交わす愛情の証明としてはめている方々が最も多いでしょう。
女性の場合は特に、アクセサリーとして自身で購入することも珍しくありませんが、男性からプレゼントされる場合もあるかと思われます。しかしながら、贈り物として頂いても指輪に関しては、相手や状況によって素直に喜べないケースもあります。
それでは、その指輪を夢で見た時は良いメッセージの表れであるという内容について触れていきます。
素敵な指輪を眺める夢を見た場合
この夢を見た時の深層心理における意味合いは、良い異性に巡り合える運気や恋愛運が急上昇中であることを示しています。また交際期間が長めのカップルは、吉兆の変化が訪れるとされています。とにかく異性運が非常に上昇していますので、思いを寄せている相手が居て、まだ思いを告げていない人は絶好のチャンスかも知れません。
どういったシチュエーションであっても指輪が夢に現れて、その指輪をお店のウィンド越しに眺めていたり、街のどこかで見てたり、手にとって観察していたり、いずれの場合でも夢の中で指輪が出てきて見かけるだけで恋愛運や結婚運が高まる吉夢です。勇気をもって前向きにトライさえすれば嬉しい結果が待っていそうです。
ダイヤモンド付きの指輪の夢を見た場合
今の世の中では数えきれないほど沢山の種類の指輪が溢れていますし、おそらく皆さんも指輪を1つは持っていませんか。特に女性は1人につき最低1個以上は指輪を所持しているほどだと聞いています。それぐらい数多く存在する指輪の中でも、やっぱり一際輝きを放つのがダイヤモンド付の指輪ではないでしょうか。
そんなダイアモンド付きの指輪が出てくる夢を見た場合は、あなたの理想通りの恋愛成就または願望成就を果たす可能性が高まっていることを示します。これは、あなたの深い愛情や様々な感情によって成せる潜在能力が宿る布石でもあります。万が一、成就には至らなくとも恋人や思いを寄せる相手との結びつきが良い意味で強くなることは間違いないでしょう。
欲しい指輪を購入する夢を見た場合
前から気になっていて、欲しかった指輪をショップで購入する夢を見た場合は、あなたの対人関係や交友関係が今よりも良化し発展することを暗示しています。それから、新しい人との付き合いや人間関係が始まることも表しています。
あと、恋人や結婚相手が居ない方も、この夢には新しい異性との出会い運がアップしていることも意味しています。異性や同棲など性に関わらず周囲の人たちとの仲を円満にしておくといいでしょう。そうすることによって、あなたの人間性が評価されやすくなりますし、周りの人から縁談などの話しが持ち上がることも十分に考えられます。
薬指に指輪をしている夢を見た場合
指輪をはめる指で最も多いのは薬指だと思いますが、この記事の冒頭で指輪をはめる指によって意味があると解説したように夢の中においても理由があります。まず右手の薬指に指輪をしている夢を見た場合は、あなたが将来に渡り先見の明を身につけていく可能性が高いことを暗示しています。
あと、現実主義者で目の前の問題からキチンとこなしていれば実生活や仕事においても運が開けていくことも示しています。左手の薬指に指輪をしている夢を見た場合は、色んな局面での約束事を守るたびに、あらゆる分野の運気が上昇すると共に強い恋愛運が身についてくる状態を表しています。
夢に出てくる指輪が悪い時の内容
様々なシーンで世界中の色んな人たちが愛用してはめている指輪ですが、値段のほうもピンからキリまであります。高い指輪でしたら億単位のものもありますし、安い指輪でしたら数百円のものもあります。素材も色々で、最も多くの人がはめていると言われている指輪は銀(シルバー)ですが、他にも金、プラチナ、チタン、メッキなど存在します。
さて、夢占いでメッセージについて読み解いていく過程で重要視する部分は決して素材でも値段でもありません。夢の中で示すサインを占うにあたって、指輪の値段が幾らとか重さが何キャラットだとかなど、全く無意味です。肝心な部分は、夢の中に出てきた指輪のある場所や位置、状況や状態こそが要です。
ここでは、夢の中に出てきた指輪が悪い内容の時について説明していきます。
指輪を拾った夢を見た場合
夢の中で道でも公園でも、どこであっても同じですが指輪を拾ったという夢を見た場合、これは恋人が居る人たちに対しての嫉妬や苛立ちを感じていることを表しています。
もし、あなた自身に交際相手が居てるとしても、同じような感覚が潜在意識にはあると考えられます。誰のものか特定出来ない指輪を拾った夢でしたら、今の自分は恋愛とか恋人といった存在とは無縁であると諦めていることを示しています。
また恋人が居る人の場合も、自分に対する相手からの愛が本物であるかどうか自信を失いつつあることを表しています。それから、もし恋人の指輪を拾ったという夢を見た場合は、その相手とは別れてしまう可能性があります。絶対に別れることを避けたいと真剣に思う相手であれば、この付き合いは自分にとって大事なんで、お互いについて一度ゆっくり話し合いましょうと提案してみてはいかがでしょうか。
指輪が大きいと感じる夢を見た場合
もし夢の中で、はめようとした指輪が大きいと感じた夢を見た場合、あなたの結婚に対する覚悟や心構えが少しズレていることを表しています。おまけに、相手の思いや考えを間違った解釈で捉えてしまう傾向もあります。独身時代は異性にモテモテで、華やかな恋愛遍歴があっても結婚とは根底から異なるものです。
今まで何においても順調だった人が、結婚した途端に歯車が狂うケースは割と多く見られますが、今もし結婚とか好きな相手と一緒になろうとしているのであれば、まさにそのパターンにピッタリと当てはまってしまいますので注意が必要です。しっかりと本気で色んな事柄を想定して、やっていけるかどうかということを真剣に考える時期なのかも知れませんね。
指輪が潰れる夢を見た場合
何らかの原因によって、夢の中で指輪が潰れてしまうという夢を見た場合は、結婚そのものに対して強い懸念があることを表しています。それと、交際相手がいらっしゃる方は相手について、自分と一緒になることは最良の選択と言えるだろうかなど、不安な気持ちが高まっていることも示しています。
思い当たると感じる人には特に伝えたいのですが、今の段階で懸念や不安などでモヤモヤしているようであれば一度、結婚とか先のことに関する全てを頭から切り離したほうがいいでしょう。好きで片時も離れたくないと思って一緒になっても何年か経てば温度は下がります。現段階でそのような感覚であれば、幸せな共同生活など過ごせるはずありません。
指輪を失くした夢を見た場合
夢の中で、何気に手を見たら指輪を落としたことにハッと気付いて、色んな意味で心臓がバクバク鼓動を鳴らすような夢を見た場合、今の交際相手に不満や不安を感じていることを表しています。交際相手が居ない人は、大事な人や好きな人と離れ離れになる可能性があることを示しています。
いずれにしても、夢の中で指輪を落としたり失くしたりするということは、自分の心の距離が最も近いと思われる人との別れや災難を意味します。殆どの場合この夢で失くした指輪を見つけることはありませんが、もし失くした指輪を見つけたという夢でしたら、まさに大逆転と言えるような幸運が舞い込んでくるでしょう。
まとめ
夢の中で指輪を見た場合は、どちらかと言いますと吉夢が多いように思いますがいかがでしたでしょうか。ネックレス、ブレスレット、ピアスなど人気のあるアクセサリーは他にも多々ございます。その中で渡す側も貰う側も、それなりの思いや覚悟を最も決め込めるのは指輪だと存じます。
その指輪の夢占いでも、他の装飾品にはない深層心理が隠されていたり、複雑な気持ちの動きが見てとれるような気が致します。どうか、あなたのドリームリングが良い方向へと傾くことになりますよう願いを捧げます。