あなたの周りには何があっても打たれ強い人っていませんか?
自分が同じ様に言われたらへこんでしまう様なことでも、その出来事をプラスに変えられる人っていますよね。
また、普通の人だったら尻込みしてしまう様な、周りからしたら無謀と思えることでも、自ら行動して成功を手に入れたり、人と違う道を進んでいたりする人ってなんだかとても魅力的に感じてしまいます。
そんな人に共通することの一つに「打たれ強さ」という要素があります。「打たれ強さ」というのは精神的な心の強さともいえます。また、こういったタイプの人は経営者や、トップに立つ人間に多く見られる性質でもあります。
では、そんな「打たれ強い人」は細かくどんな特徴があるのでしょうか?
この性質の裏にある人間性を知ることで、あなたも成功者になれるかもしれませんので参考にしてみてくださいね。
打たれ強い人が持っている7つの特徴
中にはびっくりするほどの強いメンタルを持ち合わせている人もいますが、彼らは私たちと何が違うのでしょうか。
どんなことにも負けないメンタルの強さを持っている人は何があるのかをみていきましょう。
現実思考
打たれ強い人はとても今の現状を冷静に、俯瞰で見ることができる人です。
目の前に高い壁があって、その壁を乗り越えなければいけなかったら、まずはその壁の性質や高さをしっかりと調べます。
そして、どんな方法であればそれをクリアできるのかを一つだけでなく、思いつく限り何通りでもアイディアを探します。
また、乗り越える方法だけではなく、その一歩先のことまでも考えているのです。
現実思考であれば、さらに危機管理能力も高くなります。
成功することも考えれば、失敗したときにどう対処すればいいのかも考えられるので、ある程度の出来事は想定内なので対処ができるのです。
その選択肢の中でも、たまには回り道をしなければならないときもあるでしょう。
しかし、その選択肢を納得した上で選んでいるので腹が座っていられるのです。
そんな人は常に冷静で仕事などでは信頼される立場にいることが多いでしょう。
目標がブレない
また打たれ強い人は、目標に対しての信念が強いので、多少のことでは気持ちが弱くなったりはしません。
目標がしっかりしている人や、なりたい自分を明確にしている人は強いのです。
山登りをするのに普通は山頂を目指します。しかし、山頂に行くまでのルートは様々です。
環境やタイミングによって選ぶルートは様々でしょう。
できるだけ楽しく登りたい人もいれば、わざと苦しいルートを選ぶ人もいます。
同じルートを登ったとしても、打たれ弱い人を打たれ強い人では決定的に違うことが一つあります。
それは頂上へ行くことへの執着心です。
執着というのは一見マイナスに感じる人もいるかもしれません。
しかし、この執着心というのは物事を達成させて行く上で、とても大切なことなのです。
絶対に頂上からの景色を見るんだという思いがあるので、多少のトラブルがあったりしても、落ち込んだりせずに前に進んでいける力になるのです。
気持ちのオンオフがしっかりしている
たとえば仕事で失敗してしまい、上司に怒られたとします。
そうした時に打たれ弱い人は、仕事が終わってからも次の日になってもしばらくの間、そのことを引きずってしまいます。
ネガティブな考えを引きずるのでほかの仕事に身が入らなく、ミスをしてしまったりと、負の連鎖を起こしてしまうこともあるでしょう。
一方打たれ強い人は、その場で反省をして、次回同じことを繰り返さないように対策を考えたりしますが、その後引きずることはありません。
長くそのことを考えることが必ずしもいいことだとは限らないのです。
一つ一つのことに対して短期集中でしっかり向き合ってそのあとは切り替える。
そして会社から出たら頭をリセットして、しっかり休むことが仕事ができることにも繋がります。
考え方がポジティブ
打たれ強い人は現実思考にプラスして、とてもポジティブな人が多いです。
人間はいいことよりも悪いことの方が目についたり、強く印象として残ってしまうことがわかっています。
同じ事でもネガティブな人は失敗したことで「自分はダメな人間なんだ」「また失敗してしまうかもしれない」などの考え方をするので、前に進むのが怖くなってしまいがちです。
しかしポジティブな人はどんな失敗でも「貴重な経験」として受け入れられるのです。
もう忘れたい出来事ではなく次に進むためのステップとして、捉えることができるのです。
いつまでもクヨクヨしない
打たれ強い人はもし何かにつまづいたり、失敗してしまったとしてもあまりネガティブな考えを引きずりません。
打たれ強い人でも落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、打たれ弱い人と違うのは切り替えが早いことにあります。
短い時間の中で起こってしまった出来事に対しての反省はもちろんしますが、クヨクヨする時間は圧倒的に短いのです。
それは性格上に楽観的に考える人も含まれるのですが、それを行動する前に、失敗も想定していたりすることもあるでしょう。
前もってどんな可能性もシュミレーションできているので、次に進むべき行動もわかっていたりするのです。
起きてしまったことは成功も失敗も同じように受け止めて、経験値をあげることができるのです。
孤独に強い
掲げた目標に対して周囲の友人、また職場の上司や部下などを意見が合わないこともあるでしょう。
中にはチームプレーとしてではなく、個人の責任で物事の決断を迫られることももちろんあります。
そんな時でも打たれ強い人は自分の意思をしっかりもっています。
一人で決断して行動するということは、時に孤独感とともに自分一人にかかってくる責任感を感じるでしょう。
打たれ弱い人はその孤独感に飲まれてしまいがちで、もし信念があったとしても一人であれば、それを乗り越えるのはとても難しいでしょう。
自分を信じている
人と関わっていると、いろいろな人がいるでしょう。
良い人の方が多いかもしれませんが、中にはわざと他人の夢を邪魔してくる人もいるでしょう。
「そんなことは現実的に叶うわけがない」「あなたにはそれはできないと思う」など、否定的な意見をいう人もいるでしょう。
的を得た意見もあるかもしれませんが、相手のやる気を無くさせて、自分だけが先を行く意地悪な人もいます。
しかし、打たれ強い人は自分の目標や将来へのヴィジョンなどがしっかりしているため、人に否定的なことを言われてもぐらつきません。
他人の言葉よりも何倍も自分を理解していますし、信じているのです。
もし失敗したとしてもそれも経験になり、自分の糧になることをわかっています。
打たれ強くなるためにやるべきこと
何においても周りの意見に流されてしまう人。
そしてそんな性格を変えたいと思っている人は、何をすれば打たれ強い人間になれるのでしょうか?
一つ一つ紐解いていくと答えはとても簡単です。
仕事でも自分の将来の夢においても何にしても、相手の言葉に流されない人になることができます。
まず3つのことを実行してみてください。
目標を明確にする
まずは将来の目標や、なりたい自分のヴィジョンを明確にしましょう。
そしてそのために今何をするべきかを考えるのです。
打たれ弱い人は自分のやっていることが本当にやりたいことなのか、もしくは正しいことなのかを不安に感じてしまいます。
他人から否定されてもしかしたら、自分のやっていることは間違っているかもしれないと少しでも感じてしまうと、自分自身を信じることができなくなったり、悲観的に自分を見てしまいます。
目標を設定して、そのために何をするべきかを明確にすることができれば、誰に何を言われようと自分の目的がわかっているので、多少のことではブレなくなります。
感謝の心を忘れない
いろいろな人があなたの前に現れて、あなたの夢を邪魔してきたりするかもしれません。
そんな時は、自分のことを考えてくれてありがとうと感謝してみましょう。
打たれ弱い人が陥ってしまうことは、相手の意見をネガティブに捉えてしまい、悲観的になってしまうことにあります。
もし、言い方がきつかったりしても、自分の為にしてくれたことと、ポジティブに受けとめてみてください。
また、相手の言葉が突き刺さるのは、自分も気にしていることでもあります。
もし相手があなたの弱みを突いてきたとしても、そのことの感謝することができれば、何日も引きずることはなくなるでしょう。
自分を信じる
一番大事なことは自分の一番の理解者になれるかということです。
誰が何を言おうと自分の行動に責任を取れるのは結局自分しかいないからです。
自分のことを信じていれば、誰かの心ない言葉に落ち込むこともありませんし、自分で決断することを増やして結果につなげていくことによって、さらに自分に自信をつけることができるようになってくるでしょう。
周りが何を言おうとみんなそれぞれ違う人間なので結果は違いますよね。
躊躇してやらない後悔より、やって経験した方が次に切り替えられるでしょう。自分を信じてあげられる一番の親友はあなた自身なんです。
まとめ
打たれ強い人の特徴をみていきましたがいかがでしたでしょうか?
その特徴からもわかる様に、打たれ弱い人にでも打たれ強くなれる可能性は十分あるといえるでしょう。
打たれ強い人でさえも落ち込むことは誰しもあるでしょう。
しかし、そうなりきっかけが起こる以前でもその後でも気持ちの持って行き方や、行動の選択次第でいくらでも前に進めることができるのです。
打たれ弱い人にももちろんいいところも沢山ありますし、環境によっては同じ毎日のルーティーンを好んだりする人もいるでしょう。
打たれ弱くてもポジティブだったり、人生が順風満帆に行っている人もいるので、どちらがいい人生を送っているということでもありません。
しかし、打たれ強い要素は新しいことにチャレンジしたい環境にいる人には、ぜひ身につけてほしいものです。