舌を出す癖のある人の心理とは?改善する方法はある?

舌を出す癖がある人っていませんか?赤ちゃんや犬が舌を出してペロペロしている姿は可愛く思いますが、大人で舌を出す癖がある人はなぜ舌を出すんだろうと思うでしょう。ただ大人でも写真を撮る時に舌を出したり何かのシーンで舌を出す人もいますね。あの有名化学者のアインシュタインも舌を出した写真が有名です。

では舌を出す癖のある人はどのような気持ちで舌を出しているのでしょうか。今回は舌を出す癖のある人の心理についてご紹介します。

舌を出す癖のある人を見たことがありますか?

あなたは舌を出す人を見たことはありますか?写真を撮る時に舌を出したり、何か話しているときにペロッと舌を出すなど、舌を出している人を見たことがあると思います。

赤ちゃんや犬はよく舌を出しているイメージがあります。実は赤ちゃんや犬が舌を出すのもある心理が働いていると言われています。

赤ちゃんが舌を出す心理

赤ちゃんが舌を出すのを見たことがあるでしょう。赤ちゃんが舌を出すのもある心理が働いています。赤ちゃんは泣くことしかできないため、どんな心理なのか知ることでより赤ちゃんの気持ちがわかるでしょう。

赤ちゃんはお腹いっぱいだというサインを送る時に舌を出すと言われています。赤ちゃんが舌を出すときの多くは何かを口にしているときです。新生児が母乳やミルクを飲んでお腹いっぱいになってペロペロ眠そうにしていると可愛いですよね。

お腹がいっぱいになって、幸せな気持ちになっていると言えます。

また、反対に嫌いな食べ物に対して意思表示をするときに舌を出すことがあります。離乳食を食べれるようになったときに、ベーっと舌を出したりします。味覚が発達してきて、好き嫌いが分かれてきたのです。

ママは大変だと思いますが、拒絶反応を覚えたということで成長の1つということで見守っていきましょう。

犬が舌を出す心理

犬が舌を出しながらハアハア言っているのを見かける人も多いでしょう。また、寝ているときに舌を出しながら寝ているなんてことも良くあります。

犬が舌を出す心理はさまざまなですが、以下のような心理があります。

  • 体温調節
  • リラックス、興奮
  • カーミングシグナル
  • 口腔内の異常
  • 病気の可能性

犬は熱中症にならないために舌を出して体温調節をするほか、リラックスしたり興奮しているときも舌を出します。更に、敵意が無いことを示したり落ち着くために舌を出すこともよくあります。さらに歯周病などの口腔内の異常や心臓病や呼吸器系の病気のときにも舌を出します。

病気のときなどは口臭がひどくなったり、ドッグフードを食べる量が減るなど他に異常が見られますので、舌を出す以外に異変が見られたら動物病院に連れていきましょう。

舌を出す癖のある人の行動心理

赤ちゃんや犬が舌を出す心理についてご紹介していきましたが、これはある意味生理現象みたいなものです。

では大人で舌を出す癖がある人にはどのような心理が働いているのでしょうか。

甘えている

舌は口の中にあるものです。普通では見えない舌を出す仕草をすることは、自分のことをさらけ出して安心感を得ていると言う事です。舌を出して甘えているのです。

例えば、ビジネスシーンで、舌を出している人はほぼいません。舌を出して仕事をしていたら舐めていると思われるからです。

反対に恋人や家族といるときに彼女や彼氏が舌をペロっと出してきたら、可愛いと感じませんか?特に女性が舌を出して甘えていると言う事はよくあるでしょう。このように舌を出すことは心をさらけだしている、相手に可愛らしさを見せて甘えていることを意味しているのです。

無防備な部分を信頼している人の見せることで安心しているのです。

失敗を愛嬌でなんとかしたい

例えば、仕事などで大きな失敗をしたとします。何らかの失敗で会社に大きな迷惑をかけて、社長室に呼ばれて社長に叱責されます。

そんな緊張しているときに舌を無意識に出してしまう人はほとんどいません。しかしこのような緊張する場面で、舌を出している人は失敗を愛嬌で許してもらいたいという深層心理が働いています。

謝らないといけないときにヘラヘラと笑ってしまう人がいますが、これとよく似た心理で、何とかしてここから逃げ出したい、許してほしいという心の気持ちがそのような行為を表してしまうのです。

しかしこのような態度は反対に相手の怒りを逆なでする行為です。もし自分で直したいと思っているのに舌を出す癖が直らない場合は、病気を疑ったほうがいいでしょう。

可愛い子ぶっている

よく女性同士で写真を撮るときに舌を出す人がいます。女性芸能人でも舌を出している人がいます。

これは舌を出すことで自分が無防備であることを演出して、自分が可愛いということをアピールしているのです。特に自意識過剰な人がしていることが多いです。

例えば、寝ぐせなど無造作ヘアーのほうが男ウケが良かったり、かわいいと言われることがあります。それは無防備な姿を見せてくれるように感じさせるからです。かわいいという心理状態は自分に無害なことが前提としてあります。見た目がどれだけ可愛くても、自分の命が危機にさらされるような人に対してかわいいとは思わないでしょう。

無防備な姿を見せる人は相手に私は無害ですということを伝えているようなもので、心を開いているのです。そのため、無意識に唇から少し舌を出す癖がある人は男性を惹きつけて可愛いと思われやすいのです。

ただし、あまりにも舌を出しすぎたり、舌の色が汚いと、相手に不快を与える可能性がありますので注意しましょう。あくまでも自然に舌を出しましょう。

異性に好意を持っている

異性に対して舌を出している人はその異性に対して好意を持っている可能性があります。

例えば、好きな異性と嫌いな異性がいたとして、どちらといたときに舌を出してしまいそうになりますか?基本的に嫌いな異性に対して途中で舌を出す人はいないでしょう。

好きな人に対して舌を出してしまいたくなるでしょう。犬でも好きな人に対して舌を出しながら近寄ったり、寝っ転がってお腹を見せるでしょう。

このように好きな相手に無防備な部分を見せたくなるのです。

異性を誘っている

好きな気持ちを持つだけでは飽き足らず肉体関係を望んでいるときに舌を出すことがあります。

例えば、女性がセクシーさを演出するときに舌をだしたり、うねらせたりします。舌を見せることで、相手に肉体関係になってもいいというサインを出しているのです。

ただし、これは恋人同士でするもので、普通の友人にするものではありませんので勘違いしないようにしましょう。

敵意を持っている

大きく舌を出す場合、これは相手に対して敵意を持っていることを意味しています。自分の内側を見せて、自分が無防備になっていたとしてもあなたは自分に勝つことはできないという敵意を表しているのです。

よくあっかんべーをする人もいると思いますが、これは相手を侮蔑するために行っているのです。

緊張している

緊張すると唇が渇いてきます。唇を潤すために舌を少し出して、唇に水分を与えているのです。

緊張状態のときに無意識に舌を出して唇をペロペロ舐めているときは、相手に感情を表現しているわけではなく、唇を潤わせつつ、緊張を和らげようと安心感を得ようとしているのです。

舌を出す癖は病気かもしれない

無意識に癖を出してしまって直したくても直したい場合は病気を疑いましょう。

舌を出す病気はあまり知られていないのですが、ほとんどの人は癖として済ませてしまうのですが、無意識に舌を出してしまって生活に支障が出てしまう場合は病気の可能性が高いです。

口唇期固着

口唇期固着は発達障害の1つです。口唇期は哺乳瓶を加えたり、なんでも口にするいわゆる赤ちゃんの時期です。

口唇期固着は口唇期の欲求が満足に満たされなかった場合引き起こすと言われています。

もし無意識に舌を出す以外に、いつもガムを噛んでしまったり、爪を噛んだり、ヘビースモーカーでやめられない場合はこの病気になっている可能性があります。

原因が愛情不足のため、信頼できる友人や大切な人と出会うことで少しずつ解消されていくのですが、生活に支障がある場合は、一度病院を受診してみましょう。

鼻風邪などの疾患になっている

鼻づまりや鼻水など鼻の疾患などが原因でうまく鼻呼吸が出来なくなっているときに、口呼吸になってしまい、舌を出してしまっていることが良くあります。

赤ちゃんでもよく見られ、母乳やミルクを飲んでいるときによく口を離して口呼吸をしている場合は耳鼻科を受診することをおすすめします。

クレチン症

クレチン症は甲状腺機能低下症という甲状腺ホルモンがうまく分泌されないことで起こる先天性の疾患で、症状のひとつとして極端に舌が大きく、口からはみ出てしまうことがあります。

これは新生児スクーリングで生後すぐに発見され、発症するのは0.05%とわずかで、発症した場合も幼少時に治療を行っている場合がほとんどなので、大人でクレチン症の人はほぼいないでしょう。

舌を出す癖を直す対策方法

無意識に舌を出す癖を直すのは大変ですが、直すことはできます。特に仕事のときに舌を出す癖がある人は悪気が無かったとしても周囲の人に不快感を与えているでしょう。

もし直したいと思うのであれば、少しずつ直していきましょう。

友人や家族に指摘してもらうのが最も有効

意識していても無意識に舌を出していると自力で改善しようとしても難しいです。舌を出す癖を直すには友人や家族に協力してもらうのが有効です。

舌を出しているときに家族や友人に舌が出ているときに指摘してもらうようにするのです。「舌」と一言言ってもらうだけでも無意識の癖を意識することgたできます。

癖は脳が意識しなくてもいいと認識しているため行動として現れるため、友人に指摘することで少しずつ意識しないといけない行動として脳が認識することができるでしょう。

そして癖を意識することで、少しずつ舌を出そうとしているときに気付くことができ、直すことができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?舌を出す癖はなかなか治るものではありません。舌を出す癖は生活に支障がない程度で甘えるためや異性に好意的に見られたいなどのために行っているだけであれば、直す必要はないかもしれませんが、仕事での人間関係に支障があるような癖であれば、直していくといいでしょう。

舌を出すのは可愛く見えますが、人間関係を悪化させる原因にもなりますので注意しましょう。

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