彼女の口臭が気になる!彼氏はどういう行動をするのがベスト?

モラハラ、セクハラなど、ハラスメントに対する意識が高まる中、スメル・ハラスメントが話題になっています。さまざまなハラスメントの中でも、スメハラに我慢できないという意見が多いのです。

男女ともに我慢できない臭いとしてあげているのが「口臭」です。カップル間でも口臭は、しばしば問題になっていることも少なくありません。

彼氏が気になってしょうがない彼女の口臭が、実は思わぬ病気とつながっていることがあります。彼女の口臭が教える病気のサインや口臭の改善をご紹介します。

彼女の口臭がきつかった時、彼氏は何を思い、どう伝える?

体臭を気にする女性は多く、制汗剤や柔軟剤などを使用する人は少なくありません。しかし、体臭に比べると口臭は自分で気づきにくい傾向にあるため、完璧に口臭対策を行っている人はまだまだ多くはないでしょう。

もし、自分の口臭がきついのを大好きな彼が気づかれてしまったら、彼はどう思うでしょうか。彼の伝え方も合わせて見ていきましょう。

彼女のことを思ったら我慢する

「口が臭い」なんて言って、彼女を傷つけるようなことは言いたくないと思っている男性も少なくありません。好きだからこそ、言えないのです。

口臭のにおいがきつくても、そのニオイを我慢してまでも彼女といることを選ぶくらい彼女のことが、好きなのです。

彼女のことを思って伝える

彼女の口臭がきついとき、一時的なら我慢できても慢性的な場合、はっきり伝える男性もいます。

単純に口臭を改善してもらいたいという思いだけではなく、本人に自覚してもらい気をつけてもらうことで本人のためになると思っているからです。

彼氏に言われた時は、びっくりしてショックを受けるかもしれませんが、長い目で見たときに言われた方がいいと思う女性も多いでしょう。

口臭対策へと誘導する

彼女の口臭が気になっても指摘したら、彼女を傷つけてしまうかもしないと彼女のことを思って指摘できずにいる男性もいます。

そんな彼がとる行動として、さりげなく彼女に口臭効果の高い歯磨き粉を勧めてみたり、口臭グッツを使って二人で歯磨きをして、彼女を傷つけないような方法を取ります。

彼氏と一緒に口臭対策ができたら、楽しく口臭改善できるかもしれません。

変な距離がある

付き合っているにもかかわらず、なぜだか妙な距離感を感じることはありませんか。

特に顔を近づけると彼が距離を置こうとする動作が見受けられたり、べたべたしてこなかったりする様子が見られたら、口臭が原因かもしれません。

一人で悶々と悩んでしまう前に、勇気を出して彼に聞いてみましょう。

彼から別れを切り出す

口臭問題はカップル間でも深刻な問題として、捉えられることが多くあります。特ににおいに敏感な彼氏の場合、慢性的な彼女の口臭に我慢できず、別れを切り出す男性もいます。

口臭が原因で別れることになったら、そのとき受けたショックは計り知れません。

彼女の口臭に「スメハラ」されていませんか?

彼女と話をする時やキスをする時に、鼻を塞ぎたくなるような口臭が漂ってきたことはありませんか。そのニオイに思わず、顔をしかめてしまった経験がある男性もいることでしょう。

人の息は目に見えるものではないため、どこまで距離を置いていいか分からないものです。人の息はどれくらい広がるのか、なぜ口臭がきつくなるのかを見ていきましょう。

隣同士で話すシチュエーション

カップルなら1つのパソコンを見ながら隣同士で話をすることもあるでしょう。お互いにパソコンを見ていますが、話し手の息はパソコンの方だけでなく、横にも拡散され広がっていきます。

そのため、隣の席に座っている人は、話し手が話すたびに口臭を嗅いでしまいます。彼女がきつい口臭持ちの人ならば、聞いているのもつらくなってしまうかもしれません。

食卓を囲んで話すシチュエーション

カップルなら近い距離で食事をするが多いでしょう。食卓を囲んでいるから口臭なんて気にならないと思う男性も多いのですが、実際は、食卓を挟んでいようと、口臭は対面する人たちに向かって拡散されます。

さらに、締め切った空間であれば、そのニオイは空間全体に広がってしまうこともあります。つまり、広範囲に口臭は拡散されてしまうのです。口臭と言えど侮れません。

スマートフォンを見て話すシチュエーション

今や、なくてはならないスマートフォンですが、カップル同士が会話をしていても、スマートフォンを見ながら会話をする人が増えてきました。

話し手がスマートフォンを見ながら話しているなら、聞き手は「(話し手の)口臭なんて気にならない」と思っている人もいるかもしれません。

確かに、口はスマートフォンに向かっているため、直接聞き手の方に向けられることは少ないかもしれません。しかし、ニオイは正面だけにとどまらず、広範囲に広がります。

いくらスマートフォンに向かって話しているとは言え、ニオイは近くにいる人まで広がってしまうのです。ニオイが気になったら距離を置くなど、上手な対応を考えましょう。

口臭の原因は何?食べ物・体質・細菌?

息がクサイと思ったとき、「飲みすぎかな?」「ニンニクたくさん食べたからかな?」と、食べ物が原因かもしれないと考える人は非常に多いです。確かに、ニンニクやアルコールを摂取した後は、口臭が気になることもあるでしょう。しかし、それは、外因的口臭という一時的なニオイの原因でしかありません。

食べ物が原因ではない口臭は、なぜ起こるのかというと、細菌が深く関係しています。口臭生成を作る細菌には「フゾバクテリウム」という細菌が含まれています。この「フゾバクテリウム」が、口の中に残った食べかす(たんぱく質)などを分解して、ゆで卵や腐った玉ねぎのような強烈なニオイを発生させるのです。

口臭の原因が菌である場合、歯磨きや舌磨きなどを使って、日ごろから原因菌対策を取る必要があります。歯磨きをした後は、マウスウォッシュを使い、口内を清潔に維持する方法も効果的です。

まさか、病気だったとは?彼女のきつい口臭が発する異変とは!

周囲だけでなく自分で自分の口臭に気づくほどのニオイを放っているとき、それはもう口臭のレベルを超えて病気を引き起こしているかもしれません。

「口臭くらい、歯を磨けばいいんでしょ!」と思っている人もいるでしょう。

しかし、実際は、体に変調をきたしてる可能性を秘めています。彼女の口臭が気になっている人必見、口臭がどんな病気と直結しているのか見ていきましょう。

歯周病が引き起こすのは口臭だけじゃない

歯周病は、口内に残った食べかすなどが原因で、口内の菌が歯と歯肉のポケットに入り込み、異臭を放ちます。部分入れ歯の洗浄が足りていない場合など、口内環境が悪いと悪臭を発生しやすくなります。

さらに、口内環境が悪い状態で口内の乾燥が深刻化すると、糖尿病やシェ-グレン諸侯グンなどの病気につながることもあります。

ドブのような強烈なニオイがしたら気をつけて!

口臭の嫌なにおいにもさまざまあり、ニオイによって病気を判別することができます。口臭の原因が、内蔵機能にある場合、肝機能の低下や消化不良、糖尿病などが考えられます。肝機能の低下が見られる時は、体内毒素をうまく分解することができずにアンモニア臭のようなニオイを発せさせます。

消化不良の場合は、胃や腸がうまく機能せず食べ物が異常発酵して異臭の原因となってしまいます。また、糖尿病の場合、アセトン臭という甘酸っぱいニオイを放つのが特徴です。

歯周病や体内以外にも口臭の原因があった

口臭の原因が口内にある場合、歯周病だけでなく、歯の汚れや虫歯、舌の汚れなどが考えられます。食べ物を食べると歯や歯茎だけでなく、舌の表面にも汚れが溜まり、細菌が集まってしまう「舌苔」という状況を引き起こします。

舌の表面は凸凹しており、ここに食べ物や口や舌からはがれた古い細胞や食べ物が溜まることで、それを餌にする細菌がどんどん増加します。細菌が増加するほど、ニオイはきつくなります。さらには、細菌がネバネバする物質を生成し、清潔な舌を維持することが難しくなってしまうのです。

口臭がきつくなる時間と弱くなる時間がある

誰でも一度は自分の口臭を気にしたことがあることでしょう。口臭のレベルは、同じ人でも時間帯によって大きく変化します。一日の中で一番口臭が気になる時間帯は、朝目覚めたときといわれています。

寝ているときに、口の中が乾燥し口内細菌が増殖することで口臭レベルが上がります。日中は、食事をしたり、水分を摂取することで唾液が出ます。唾液の働きで、菌が洗い流されるだけではなく、歯を磨くことでも細菌を減らすことができ、口臭を少なくできるのです。

口臭を検査する方法とは?

口臭が強い人は、そのニオイになれてしまっているため、自分の口臭に気づかない場合がほとんどですが、口臭外来を受診する60%以上の人は、口臭が気になるレベルにあるとまで言われています。

口臭の原因を調べる方法として、ガスクロマトグラフィーという方法があります。

これは、口内のニオイを機械で数値化し、検査する方法です。ガスクロマトグラフィーは、口内の細菌が発生させる硫化水素、メチルメルカプタン、内臓疾患などの病気を表すジメチルスルフィドという、3つのガスを調べ口臭の原因を突き止めます。検査結果で、1つでも基準値を超える値が出たら、口臭があると判断されます。

まとめ

職場などで気になるスメハラですが、カップルの間でも気にする男性は多く、彼女のニオイに嫌な思いをしていることもあるでしょう。

また、相手に不快な思いをさせないように口臭に気をつけている女性も多いことでしょう。口臭には、口内環境が原因となっている場合と体内環境が原因となっている場合があります。

口内環境が原因である場合は、口内を清潔に保つことで改善することが期待できます。

しかし、原因が体内である場合は、口臭だけでなく、専門医に相談する必要があるでしょう。たかが口臭されど口臭です。口臭を侮らず、気になったら早期の段階で、口臭外来などを利用することをオススメします。

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