ピンク呼吸の効果ややり方のコツを紹介!美容に効果的?

ピンク呼吸をご存知でしょうか。まだあまり知られていないかもしれませんが、カラーブリージングという、美しい色の空気を吸い込み、吐くときは体内にたまった濁りを吐き出すという呼吸法の一つです。

忙しい毎日でも簡単に、しかもゼロ円でできてしまう手軽な呼吸を利用したストレス解消法です。おまけに女性に嬉しい効果がいっぱいで女子力アップも期待できます。やってみて損はなにもありません。

そんなピンク呼吸について紹介します。 

ピンク呼吸とは?

実践前に、ピンク呼吸というものがどういうものであるか、簡単に紹介します。

美容と健康の呼吸法

リンダ・クラークの著書「美しくなるカラーブリージング」美容と若返りと健康を実現する色の呼吸方の共著者である、イボンヌ・マーティンが発案し、実践した呼吸法です。

彼女はピンク呼吸を実践することによって、小じわやたるみを治し、外見を若返らせ、体型も肌の状態も、周囲が驚くほど変わったと言っています。見た目年齢マイナス20歳ほど若返らせました。本には呼吸法を試したビフォアーアフターの写真がのせられています。

1961年の写真なので、はっきりとはわかりかねますが、確かに小じわは消えているようですし、表情も明るく顔が若く見えるようになっています。

カラーブリージングとは

日本語に直すと、「色呼吸法」と言い、自然界に溢れる、色のパワーを体内に取り込む方法です。カラーセラピーなどが有効であるように、色にはそれぞれパワーが宿っているとされていきました。

その色のパワーを呼吸によって取り込むことがカラーブリージングです。色を感じること、イメージすることで、思った通りの影響を心身へ与えてくれるのです。

カラーブリージングはリラクゼーション効果があり、気分を安定させ、平常心を保てるようになります。緊張したとき、怒りが溢れそうになったときに深呼吸して気持ちを静めるように、平常心を保つ助けになります。

精神を安定させることで、ネガティブな感情が収まり、健康や美容、若返り効果や恋の成就、自信をもつことによって実力発揮にもつながります。

発案者イボンヌ・マーティン

歌手・モデル、キャスターなど華々しい経験を得た後に、インディアナ州でファッションモデルスクールを経営していた女性です。彼女はこの呼吸法を実践し、しわやシミを治し、身長164センチ、体重45キロのプロポーションを維持していたと言われています。

年齢が50歳を超えても、30歳くらいに見えていたようです。

ピンク呼吸の効果

女性ホルモンに影響するので、女性向けではありますが女性限定ということはありません、男性が行っても効果があるようです。

美容に影響

肌ツヤが良くなり、シワやシミ、たるみの改善やダイエット効果が見られます。女性ホルモンが活性化し、女性ホルモンバランスを整え、女性らしさをアップさせるのです。

ストレスの解消に効果ありです。毎日の仕事や家事などでストレスを受ける女性向けのストレス解消法です。

健康にも影響

ピンク呼吸を行うと、幸せホルモンと呼ばれるエンドルフィンの分泌をただすことが医学的に認知されており、バストアップなどの効果も期待できます。また免疫力や幸福感がアップし、ストレスも軽減、老化、高血圧予防にも。新陳代謝の促進・更年期障害、疲労回復、痴ほう症・うつ病の予防、恋愛運アップなど、いいことずくめです。 

仕事などで忙しくイライラしていると、自律神経の働きに影響し、生理不順や冷え、便秘などに悩まされることもありありますが、これらが解消されるのです。

恋愛力にも影響する?

体験談を調べてみると、妊娠したり夫婦関係が改善したり、10歳近く年下の男の子からデートに誘われたり告白されたなどの体験談もありました。異性にモテる効果が出た人も多いようです。

しかしこれは、健康的にきれいになったことにより、魅力が増した結果でもあるようです。

ピンク呼吸のやり方

いよいよ実践です。

寝起きや眠る前、お風呂タイムなどの、リラックスした時間に行うとより効果が高いですが、空いた時間があれば、例えば通勤中の電車の中や仕事の休憩中でも効果はあります。道具もいらず、いつでもどこでもできるのが、このピンク呼吸の利点の一つです。

ピンク呼吸法

    まず、体内の毒素・老廃物を吐き出すイメージをしながら、息を完全に吐きだします。

    完全に吐き出し終わったら、目の前にピンク色の空気をイメージして、それを鼻から吸い込みます。体内にピンクの色の空気が入っているのをイメージしましょう。

    思い切り吸い込んだら、一秒息を止めて、ピンクの空気が疲れた心や、身体の治したい部分(痩せたいお腹なら腹部に、消したいシミやシワなら顔に)に行き渡ることをイメージしてください。

    イメージができたら、体内にピンクの色を残したまま、ゆっくり体内の毒素・老廃物を吐き出すイメージで息を吐きます。

    これを3回繰り返し行いましょう。

    最後に、自分の治したいところを改善した理想の自分を思い浮かべ、喜びを味わって、感謝しましょう。

大切なのはイメージ力

ピンク呼吸法はイメージが大切です。しっかりとイメージできるようになりましょう。

ピンク色をイメージするのが難しい人は、始めはピンク色の物を身近において、それを見ながらイメージを膨らませましょう。ピンク呼吸の効果をより早く実感するためには、理想の自分を常に明確に思い描いておくことも大切です。 

ピンク色の持つ効果

ピンクを美しいと感じるときは体調が良いときだと言われています。色は脳や心理にも影響を与え、さまざまな効果があるとされています。中でもピンク色は女性に嬉しい効果がたくさんあります。

女性ホルモンの分泌を促す

ピンク色を見たり感じたりすることで脳が刺激され、女性ホルモンの分泌が活性化するため、美肌やアンチエイジング効果があると言われています。

いわゆる「オス化」してしまいやすい働く女性にはより必要な要素です。

人間関係の円滑化

カラーセラピーの観点からすると、ピンク色は人を幸せな気分にしたり、緊張を和らげたりする効果があるとされています。

自分の中に取り込むだけでなく、さりげなく小物などにピンク色を取り入れると相手に安心感を与えることができ、人間関係を円滑にする効果も期待されます。

リラックス効果

ピンク色を見ると、脳内からストレス解消に効果があるβエンドルフィンが出やすくなるようです。βエンドルフィンは沈痛効果や気分の高揚、幸福感が得られる為、脳内麻薬とも呼ばれます。究極の快楽物質と言われ、沈痛作用としてはモルヒネの6倍以上です。

他に免疫力を上げる、安心感、心地いい感覚を呼び起こす、ドーパミンの抑制を解放し快感を与えるなど、幸せ効果が非常に高い色です。

アメリカのある刑務所で、インテリアにピンク色を使ったり、衣服をピンクで統一したところ、争いが減り再犯率も低下したという実験結果もあります。

美容と女子力の他に、ストレスが多い、疲れが取れない人にもおすすめのカラーです。

その他の色の効果

カラーブリージングはイメージする色の力によって、体に及ぼす影響も変わってきます。ピンクだけでなく、他の色の意味も知って、気分に合わせて使いこなしましょう。

赤のイメージ

赤はエネルギーの色です。活力が欲しいとき、意志力を高めたいときに効果的です。また、性的魅力を取り込みたいときにもイメージしましょう。

勇気を出したいとき、自信をつけたいときにも。どうしてもやる気ができない、元気がでないときには太陽の赤色のカラーブリージングを行ってみましょう。

マゼンダのイメージ

頭にこびりついて離れない、不快な記憶、イメージを忘れ去りたいときに使える色です。思い出したくない失敗、トラウマなどで苦しいときはマゼンダのカラーブリージングをしましょう。マゼンダは愛の色とされています。強烈な幸福感、胸がいっぱいになるような感覚を得ることができます。

マゼンダ、またはマゼンダピンクとも呼ばれる青みのある鮮やかなピンク色、赤紫です。イメージしにくいかもしれませんが、芝桜やバラにもマゼンダはあります。マゼンダエネルギーで検索するとたくさん色見本がでてきます。

オレンジのイメージ

溌剌とした喜び楽しみを得るカ色です。行動力やスタミナが湧いてくるでしょう。悩んでいるとき、悲しい気持ちを振り払いたいときには、オレンジのカラーブリージングです。

黄色のイメージ

客観的な知性を求めるときに使いたい色です。考え方が凝り固まったと感じたとき、試してみあたコミュニケーション能力、ポジティブ思考を促進させてくれます。

レモンのような爽やかな黄色、ヒマワリのような元気な黄色、あなたの好きな黄色で行ってください。

緑色のイメージ

気持ちの浄化、精神を安定させたいときは緑色でカラーブリージングをしましょう。美しい森の中にいるような、清浄なイメージの緑色を吸い込みましょう。

イライラが溜まってしまったとき、悲しみ、不安で苦しいときに効果的です。リセット力も高まります。またストレスが溜まって周囲に八つ当たりしでしまいそうなときにおすすめです。

腫瘍ができたときに効果的と言われています。

藍色のイメージ

濃い青は精神的に落ち着きたい、リラックスを求めている時に効果があります。また、不眠の改善にもおすすめです。精神的に疲れていたり、焦燥感不安があって眠れないときなどに。美しい海の青や、雲一つない空を想像しましょう。

ターコイズブルーは免疫システムを強化すると言われています。

青色のイメージ

薄い青、例えばプールの青などは沈静効果があります。頭に血がのぼってしまったとき、炎症や熱を鎮めたいときに、涼しいプールなどのイメージを吸い込みましょう。

紫色のイメージ

自尊心を高めたいとき、尊厳、気品のある美しさを求めるときには紫色のカラーブリージングです。

紫は昔から高貴な色とされてきました。花の紫、例えば藤やラベンダーなど、綺麗なものをイメージすると効果的です。 

チベット体操と組み合わせる

チベット体操とは、欧米などで50年ほど前から人気がでてきた体操で、「若返りの体操」と言われています。老化の原因となる生命エネルギーの滞りを解消すると効果があると言われています。インドのヨガの基礎になったという説もあるほど、古い歴史があります。日本でも芸能人が実勢されているということで、一時話題になりました。

アンチエイジング効果が抜群で、究極のアンチエイジング法であり、心と身体のバランスがとれると言われています。その体操に入る前の呼吸法にピンク呼吸法が取り入れられています。この呼吸法を行って心と身体を軽くしてからチベット体操を行うと、効果が高まるそうです。

チベット体操、瞑想は今はインターネットで詳しく見ることができます。奥平亜美衣さんのブログなど、多数ありますので詳しく知りたい方は関連キーワードで調べてみてください。 

まとめ

いかがでしたでしょうか、女性に嬉しい効果がたくさんあるピンク呼吸について紹介しました。

現代人の呼吸は、パソコンやスマホなどを使っている間、また、イライラしているとき、落ち込んでいるときは知らず知らずに浅くなりがちです。呼吸が浅いと精神的に不安定になりやすく、その不安定さがネガティブな感情を呼び起こし、それが悪化すると精神からやがて肉体へ悪影響を及ぼします。

色をイメージして呼吸をするだけで、副作用もなければお金もかかりません。今の自分の状態を改善する、理想の自分になるために行る瞑想のようなものなので、デメリットはありません。手軽にどこででもできる呼吸をぜひ実践してみましょう。

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