あなただったら、寡黙な男性とおしゃべりな男性、どちらを恋人にしたいと思いますが?
明るくてよくしゃべる、コミュニケーション能力が高いタイプの方がモテそうなイメージがありますが、女性がひそかに思いを寄せるタイプとして、寡黙な男性も、年代を問わず一定の人気があります。寡黙な男性は独特の雰囲気がありますよね。
恋人にするなら明るくてお喋りな男性、結婚するなら寡黙な男性が良いという女性もいるくらいです。
寡黙な男性の特徴や心理状態を紹介しますので、好きな人が寡黙なタイプの方は参考にしてみてください。
女性が考える「寡黙な男性」
男性から見ると、口数が少なく上手く女性を口説けない、悪く言えば暗い性格の男性はモテないと思われがちです。が、女性から見るとちょっと印象が違います。女性から見た寡黙な男性の魅力です。
クールで聞き上手
飲み会のような騒がしい場でも、クールに自分を保っているように見えます。騒がしい中でも彼の周りだけちょっと別空間であるような、特別な場所にしてくれます。
女性は男性よりおしゃべりである場合が多いので、女性の話を茶化さず聞いてくれる物静かな男性は包容力があるように感じ、魅力的に映ります。
独特な雰囲気
自分のことをあまり語らないのはちょっと影があり、ミステリアスなものを感じて、女性はもっと相手のことを知りたくなります。いつもクールで感情的にならず、無口なのに仕事はできたり、行動力のある渋いタイプだと男らしさを感じてきゅんとなる女性も多いです。
普段何を考えているかわかりにくいので、心理学でいう「自我関与」が増えて無意識のうちに相手のことを考えることにより、相手を好きになってしまうのです。
真剣なまなざし
女性は男性が何かに熱中している真剣な表情が大好物です。
寡黙で愛想笑いもできないタイプの男性は、誠実で真面目そうな印象を受け、熱中している姿はさらにその印象をアップさせイケメンに見えます。
懐が広そう
あまりしゃべらない男性は、その代わりに相手をよく見ていてくれそうです。人間観察力にすぐれ、女性が何を求めているのかを観察で判断します。
言葉にして愛をささやいたりしませんが、そのぶん態度で愛情を示してくれます。何も言っていないのに相手のために行動してくれることに、女性は感動するのです。「言わなきゃわからないよ」とぼやく男性が多い中、察することのできる男性に女性は惹かれます。
寡黙にしている男性の心理
寡黙な男性の性格特徴は、大きく分けて二つにわけることができます。自分の意思で寡黙であることを選択したタイプと、寡黙になってしまったタイプです。
まずは自分の意思で寡黙にしているタイプの心理状態を紹介します。
考えすぎてしまう
言いたいことが多く、どうまとめて話していいのか考えているうちに、話すタイミングを見失ってしまい、ならばもういいかと思って話すのをやめてしまったりします。
慎重で真面目なタイプなので、自分の意見をじっくり考えてから話そうとする様子が寡黙な人だと周囲に思わせるのでしょう。
不器用
自分が不器用で基本的に話下手であるという自覚がある人です。このタイプは自分の思いを表現するのが苦手なため、結論だけを言ってしまうことがあります。
相手が全く知らないことも突然単語だけで話したり、言葉足らずでも通じると思ってしまいます。喜怒哀楽の感情表現も下手なため、誤解を招いたり、威圧感を与えてしまいます。
朴念仁と呼ばれるのはこのタイプです。
一人でいい
そもそも一人でいる方が好きで、苦にならないタイプもいます。
自分の時間を大切にするので、周囲とあまり関わり会いません。基本的にマイペースで、沈黙が苦になりません。沈黙が苦手な人は彼の前だと息苦しく感じてしまいますが、このタイプは話さなくとも相手と通じていると考えている場合もあります。
背中で語りたい
昔の日本男児のような考え方を持っていて、俺に黙ってついてこい、というタイプです。言葉にしなくても行動で示せばいいと考え、説明などせず、黙って行動して成し遂げることに美学を感じます。
寡黙になってしまったタイプ
自分の意思で寡黙にしているのではなく、多弁になることができずに、黙り込んでしまうことが多く、寡黙になってしまったタイプです。
このタイプは警戒や恐怖心から多弁になることができない人達です。
気が弱い
自分に自信がない人も寡黙になりやすい傾向があります。自分の発言を否定されたり、相手を不愉快にさせて怒らせたりしたらどうしようと考えて、積極的に話すことができないのです。周囲にどう思われるかがとにかく気になるので、相手の顔色をうかがうような発言を慎重に考えています。
あるいはすでに失言から大きな失敗をして、苦手意識を持ってしまっているのかもしれません。
人見知り
初対面や知人程度の人とは、緊張してしまい、上手く話せない人もいます。どんな話題をふったらいいのか、どんな態度をするべきなのか考えすぎて黙ってしまうのです。でもこの場合は信頼関係を築くと普通に話せるようになるケースもあります。
また、集団が苦手であることもあるので、一対一なら話が弾む可能性もあります。
秘密主義
プライベートなことには特に寡黙になるタイプです。仕事の必要事項、普通の世間話などはちゃんと話すことができます。とにかく自分の本心を隠したい心理が働きます。人には言いたくないことがあるのかもしれません。
女性からクールやミステリアスと言われるのはこのタイプです。
寡黙な男性との距離の縮め方
距離感が独特な寡黙な男性と親しくなりたいと思っても、会話で切り込むわけにはいかないので少々工夫が必要です。強引に行くとひかれてしまいます。慎重に進めていきましょう。
挨拶からはじめてみる
寡黙な人は、相手を時間をかけて慎重に吟味します。相手がどんな人なのか、じっくりと観察し、納得したときに初めて心をひらいてくれます。なので強引なアプローチは逆効果です。まずは挨拶から始めましょう。警戒心を解くように、できれば笑顔で、きちんと挨拶をして好感度をあげていきましょう。基本が何より大事です。
ゆっくりと距離を縮める
無理に呑みに誘ったり、雑談しようとしても乗ってくることはまずありません。恋愛において積極性は大切ですが、この場合はガツガツ行くと逆効果です。
最初は絶対に必要な会話から、例えば仕事の話などから始めましょう。ついでのように、少しずつ会話する機会を増やし、話題を増やしていきましょう。警戒心は急に解けることはありません、ゆっくりが大事です。
相手の趣味を知る
少しずつ、仕事などの必然性のある会話から、話題が増えてきたら、次は相手の興味のあることに詳しくなってください。相手の興味のあることに話題を振るのが一番近道です。無理をする必要はありませんが、あなたが頑張って勉強した姿勢に、相手はけなげな印象を持つでしょう。目指すのは気楽なコミュニケーションです。
ラインなどのツールを使う
会話があまり得意ではないタイプの寡黙な男性とは、ラインやメールなどのツールを使用しましょう。いきなりラインなどでつながっても、警戒心の強いタイプは応じてくれません。先に少し好感度を上げてからラインするようにしましょう。
ここで注意することは、ラインになったとたんに馴れ馴れしくなったりするのは厳禁です。会話と同じように、始めは必要事項から徐々に距離をつめていきましょう。
ひくときは引く
人は自分に近いもの、そして持ってないものを持つ相手を好ましく思うものです。寡黙な人は、自分と同種の物静かな女性も好みますが、その逆である明るい気さくな人も無意識に好んでいます。でも、明るい人は好きですが、煩い人は嫌いです。楽しくなってついうるさくしてしまうこともあるでしょうが、彼の前では適度にわきまえるようにしましょう。
また強引な誘いもNGです。寡黙な男性は恋愛に対して受け身になりがちで、なかなか誘ってくることはなく、あなたも不安になってイライラしてしまうかもしれません。ですがしつこく誘っても良くありません。わがままで自分勝手と、ネガティブなイメージを持たれてしまいかねません。
また次回、タイミングをみて誘ってみましょう。
デートの場所選びは慎重に
相手から指定してくれる場所ならいいのですが、あなたから誘う場合、場所選びは慎重にしましょう。例えばテーマパークのような並び時間がある場所は、並んでいる最中に楽しくお喋りができる相手でしょうか。あなたが沈黙が気にならないタイプならいいのですが、もし話が弾まず焦るあなたを見て、相手も気にしてしまうようなら次はありません。
沈黙していても、腕を組んで立っているだけでうれしい楽しいとなるレベルまでは、会話に困るような場所へ行くのは避けておきましょう。映画やライブなど共通の話題ができるような場所がおすすめです。
相手に合わせすぎない
寡黙な男性と付き合うことができてどんなにうれしくても、相手に合わせすぎるあまりあなたの個性を殺しすぎるのもよくありません。女性はそもそも、男性よりおしゃべりなものです。相手に合わせるあまり、言いたいことを言えなくなるのはストレスとなり、二人の関係の寿命を短くしてしまいます。付き合い方を慎重に考えることが必要になってきます。
相手の嫌がることはしない、苦手であろうことは強要しない、それらの線引きをするために、付き合ってからの二人の会話は必要不可欠です。寡黙な彼は、人の話をきくことは優れています。あなたの話もちゃんと聞いて、何を求めているのかがわかればきっと一緒に考えて答えてくれます。
ただし、ここで相手にしゃべることを強要するのは絶対にNGです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。寡黙な男性についての紹介でした。もしあなたの好きな人が寡黙なタイプでしたら、少し攻略の糸口がつかめたでしょうか。
寡黙な人は男性も女性ももちろんいます。寡黙な人と一緒にいると、付き合っている方も無口になりがちです。付き合っていくにつれて一緒にても無言の状態が増えていきます。が、無理にお喋りする必要はありません。沈黙が心地いい空間、それは寡黙な人が求める、落ち着ける空間なのです。そんな付き合い方も、肩の力を抜くことができていいですよね。
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