セカンドパートナーという言葉を知っていますか?セカンドパートナーは結婚している人が配偶者の他につくる恋愛対象のことを言うと言われています。
そのように言われると、「それは浮気ではないの?」と思う人も多いのではないでしょうか。ではセカンドパートナーと浮気や不倫とは何が違うのでしょうか。
今回はセカンドパートナーについてやどうやってセカンドパートナーになるのか、男性からしたらどのような感覚なのかについてご紹介します。
セカンドパートナーってなに?
「セカンドパートナー」は直訳すると「2番目の相棒、恋人」という意味がありますが、どのようなものなのでしょうか。
セカンドパートナーについて
セカンドパートナーは既に結婚している人がパートナー以外に恋愛関係を持つことを言います。聞いたことがあっても無くてもその言葉の雰囲気から浮気や不倫のことをでしょ?というイメージを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。テレビ番組で取り上げられてから、その存在が世間に知られたセカンドパートナーは浮気や不倫とはまた異なったスタイルの関係です。
しかし、セカンドパートナーと言われると不穏で肉体関係を持ってそう、キスはする関係なのか、結局のところ不倫と何が違うのと思う人が多いのが実態だと言えます。
セカンドパートナーは40代50代を中心に広がる
セカンドパートナーは40代、50代の世代を中心に広がっている、第2のパートナーというものです。既婚者同士がセカンドパートナーになったり、片方が独身していたり、離婚や死別と言う場合もあります。
妻や夫などの法律で婚姻を結んでいるパートナーはいますが、異性を恋愛対象として接するもう1人のパートナーがセカンドパートナーなのです。
正式なパートナーがいるためセカンドなのですが、「それぞれの配偶者と死別したり、何らかの事情で離婚したらい一緒になろう」と約束をしているセカンドパートナーも多いようです。
セカンドパートナー=プラトニックな関係
セカンドパートナーはもう1人のパートナーではあるものの正式なパートナーとは違い、肉体関係を持っていないという特徴があります。つまり基本的にキスをしないのです。
そのため、本人たちからしたら不倫をしている感覚ではありません。お互いの夫婦や家庭を壊したり、危険な恋をする必要は無いと考えているのです。
それは単なる異性の友達なのではないのか?と思われるかもしれませんが、恋愛感情を持っているのがセカンドパートナーです。お互いを男女として意識して、会ったりデートをするのです。
夫婦では行かなくなってしまった、デートスポットにセカンドパートナーと一緒に訪れます。ただし、ホテルで2人きりになることはありません。
恋愛感情はありますが、肉体関係を持たないところがセカンドパートナーと言えるでしょう。
セカンドパートナーを探したい場合はどうしたらいい?
セカンドパートナーを探したい場合はどうしたらいいのでしょうか。ここではセカンドパートナーの探し方についてご紹介します。
セカンドパートナー探しはどこでするのか?
セカンドパートナーを探したい場合、どこでしたらいいのでしょうか。
セカンドパートナーがいる人の多くは趣味や職場で知り合うようです。例えば、上司と部下や、社員とパートさん、ダンスのパートナーやスポーツジムなどさまざまなケースが考えられます。
特に職場や趣味では恋愛の相手を探す目的ではない人も多く、「この人とは何か気が合う」と仲良くしているうちに恋愛感情を抱いて、プライベートでも会うようになっていたというケースがほとんどです。
他にセカンドパートナー探しの場としては同窓会も挙げられます。以前付き合っていた恋人と再会したり、「学生の頃、実は好きだったんだ」などと告白して、当時は叶えらえなかった青春を謳歌しているのです。
セカンドパートナー探しに最も良い場所というのは特には無いようです。一歩間違えれば不倫になってしまい離婚してしまう可能性もありますし、法的責任にも問われてしまいます。プラトニックな恋愛をしようとセカンドパートナー探しが行われるというわけではなく、気が合った2人がちょうどいい距離感になった結果セカンドパートナーになるようです。
元カレとセカンドパートナーになることも
中には元カレがセカンドパートナーという既婚女性もいます。同窓会で再開したり、近年ではSNSの普及により学生時代の知人などを探して簡単に交流することができるようになりました。Facebookなどで元カレについて検索して、今の姿やどんな仕事、どんな生活をしているのかを知って、連絡を取り合って再会するということも簡単になっています。
何かの理由により別れ、お互い別の人と結婚したものの、再会したことで当時の恋愛感情が再び沸いてくることもあります。お互いの生活は壊さないようにしつつ、当時の恋愛感情に浸りセカンドパートナーになるという女性もいるのです。
自分も元カレも結婚していて子供もいるセカンドパートナーも比較的多いです。それぞれの配偶者や子供を不幸にしてまでセカンドパートナーとの恋愛を優先させたいとは思っていません。そのため、基本的には家族との約束が優先になります。
男友達や職場の人と会っていることにして休日に数時間だけデートをして、ちょっとの間青春の懐かしいころに戻ってリフレッシュするというようなあっさりとした関係なのです。
セカンドパートナーで気になるあれこれ
セカンドパートナーについて少し知ったところでみなさんが疑問に思うあれこれについてご紹介していきます。
セックスパートナーは本当に不倫ではないの?
結婚しているのに他の異性に恋愛感情を持ってデートしたり、以前付き合っていた恋人への感情が再燃したりします。そのため、セカンドパートナーはただの不倫ではないのかと思われる方も多いです。しかし、セカンドパートナーを持つ人たちからすると「これは不倫ではない」とはっきりと一線を引いています。
まず先述したように肉体関係は持たないようにしています。基本的にキスもしませんので、表向きは異性の友達と会っているだけということになるのです。これでは法律上では離婚の理由になりません。
中にはお互いの配偶者にセカンドパートナーを紹介して公認の中になっている場合もあるようです。その配偶者たちは「それで満足するのであれば」「ちょっとリフレッシュするためなら」などと納得して受け入れています。
このような関係は結局は男女の関係ですのでどうしても抵抗がある人がいるのは仕方がないことですし、「結局のところ浮気じゃないの?」と思う人もいるでしょう。それでもセカンドパートナーが、心をリフレッシュするためであって肉体関係になるのが目的で無い場合は不倫とは認められにくいのです。
セカンドパートナーとはキスするの?
セカンドパートナーとは基本的に肉体関係を持たないのが特徴です。しかし、実際のところはセカンドパートナーの定義がカップルごとに異なっている場合があります。そのため、「キスまでならOK」とキスは許しているセカンドパートナーもいるのです。
若い人の間でも付き合ってはいないけどキスまではできる「キスフレ」という関係が広がっていますが、それに似ています。
中には「セカンドパートナーではあるけど、肉体関係を持ったことがあります」などというカップルもいます。こうなってしまうと不倫と何が違うのかわからなくなります。
最初はプラトニックな関係で済ませようとしていたものの、肉体関係にならないように我慢する必要があり、セカンドパートナーでは逆にストレスに感じてしまう場合があります。「相手の都合で自分が我慢しないといけないなんて」などとこの関係に飽き飽きしてしまい、関係が壊れることもあるようです。
「男はみんな狼」などと言われますが、男性は恋愛感情と性欲がリンクしています。女性は恋愛感情は持ちつつも、肉体関係にはならなくてもどこかに出かけるだけでも満足しますが、男性は物足りなくなる場合があります。
プラトニックな関係のセカンドパートナーだったのに相手の男性に襲われてしまったというトラブルを避けるために、セカンドパートナーになるときは慎重にしましょう。相手の性格を見極めつつ関係を築いていきましょう。
セカンドパートナーは離婚の原因になるのか
セカンドパートナーは基本的には肉体関係のないお付き合いですので、単に職場の同僚や、異性の友達と会っている分には離婚の理由にはなりません。
ただし、配偶者の考え方は人それぞれです。お互いの配偶者に紹介している公認のセカンドパートナーもいれば、「他の異性に好意を持っただけで浮気、不倫!」などと思う人もいます。配偶者が不愉快に思う可能性がありますので、セカンドパートナーの存在はあまりおおっぴらにしない方がいいでしょう。
セカンドパートナーと言っても間違いが生じれば離婚の原因になる可能性があります。お互い自己責任になって、関係を継続するしかありません。もちろん肉体関係を持ってし合ったら不倫と同じですので、配偶者に離婚を突き付けられても文句を言うことはできません。
「こんなつもりじゃなかったのに…」となる前にセカンドパートナーに理解をしてもらい、自己責任で関係を築いていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はセカンドパートナーについてご紹介していきました。セカンドパートナーは肉体関係もキスすることもないとてもプラトニックな関係で、当事者たちはただの友達であるかのように周りに紹介することが多いでしょう。
ただ、不倫や浮気の境界線は人それぞれですので、配偶者が他の異性とプライベートで遊びにいったらそれはもう浮気だと思う人もいますので、今の家庭を壊したくないのであれば、できれば配偶者と一緒にいる間はセカンドパートナーを作ることはやめたほうがいいでしょう。
もし寛大な配偶者がいる場合は、あえてお互いの配偶者に紹介したほうがお互いうまくいくかもしれません。そこはお互いの価値観を考えながら裁量で考えていくといいでしょう。